Announcer 女子アナ美人

[邦画] 愉しき哉人生 1944年(昭和19年) 東宝



[邦画] 愉しき哉人生 1944年(昭和19年) 東宝

[音楽] [音楽] お [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] 1 [音楽] [音楽] H ねえまんさんえ今日迎えの頭屋の後 引っ越してくるそうだね ええどんな人が来るのかなさあ ね商売の何かなまだ聞いてないんだよ おおおよねおい見ないぞ おいちまだ膨れてんどうしたんだね ゆね何思ったか急に串のいいのを書いたい 書いたて言うんですよだからね贅沢は敵だ と言ってちゃったんですよお前それが 分からないかとそしたらね急にプンプン ふれあってねグのようならしがあってね スポもも言わないんですよえおおねよね はいいないんじゃないかね何いるんですよ ちょっと外じゃ出きはしません よそれまでこのまんまか やっとお出ましになりました ねおタは仲が良くて結構ですなえさんは 優しいから ねさんも優しいんだよお前とが違うよ 悪かったね何をまあまああああのねまさ あれちょっと寄り上がって急ぐんだかね もう何時か ねなんだよ止まってやろさっき巻いた ばかりのとが変だなおい隣行って来てきな よ あ こんちはあの今何時でしょうかそうですね 今 [拍手] ちょうどおかしい なあどれが本当の時間なんですああみんな それぞれ狂っとおりますんで ね1つもあってないんですかええ こいつはいや確かなんですかねど10時に 2つけならないなんてどすだ なあはですご覧 なさいあの人は雨が降っても風が吹いても 毎日きっちりうちの前を10時に通るんだ よえ時計より確かさそうです か [拍手] でも念のためにごさんに行って聞いて くださいあそこの時計はね私が昨日直した

ばかりです からこんちはすさん10時ですかええそれ が将さん昨日直したばかりなんですよね [音楽] ねいつも明るく元気にまっすぐに暮らして いくそれが一番幸福です しっかり自分の心と体を鍛え少しでもお国 のために役に立とうと勤め励み青空のよう にはらりと晴れた気持ちで包むそれが一番 幸福 です子供たちをしっかりと育て子供たちと 共に語り共に歌い胸に湧き上がる感激を 明日の仕事への力とするそれが一番幸福 です道を通れば町が明るくなりうにいれば 部屋が明るくなる力強く明るい人そんな人 になりたいそういう人になろうそれが一番 幸福 [音楽] です DET [音楽] こんなよ天気なのにうんでしょ なりますね一体何の風だったんでしょうね のあ風だ変ですねなことです ね [音楽] [拍手] かし [拍手] [音楽] [拍手] え今度ちい越して参りましたものです どうぞよろしく 願いなんだねなんだねんて先人な広告だよ ねえわさんああ本のやつが舞い込んで来 やがってうん何が書いてあだうん回転ご 疲労物理的機械類一切修繕大償に変わらず 日常生活品製造販売廃物利用労働力無限に 応ず心理的反問一切引き受け書余興万端 申し込み書音楽教授その他全てこの世の中 に必要なことは何でもござれご相談に応じ ますから くさい主人 越してまいりましたご挨拶に今夜皆さんを うちへお呼びしたいと思いますがはあえ別 にごと言って何もございませんが どうさんぐらいでございましそうです な相談しておきましょうな八さんそうです なではどうぞよろしく [音楽] は あねうるさくて寝られしない ね もいのえじゃ頼む よこんばんはこんばんは禁止ねはい

おさん1本頼むだめよ人生1本だけ頼むよ だってまだ来てる ね早く子供を寝かしてちょうだい 美味しかいあの 人酒好きでね1度のことで失敗したのよ それからあの神さんに頭が上がらない へえ昔々あるところにおじいさんとおばあ さんがあったんだおれだなおじいさんが山 へねしりに行ったんだよこんばんは先ほど は結構なものをどうもあら少しばかりで 帰ってお母さんよこさんとこちょっと行っ てきますああんまり遅くならないようにね えよこさんてえば前の本屋の息と何なんで すってうちのきのこなんかが言うにはなん でも大変共鳴してるんですさ共鳴いいえ 共鳴 共鳴こんばんはこんばんはあの戦地を送る んですけどどんな方がいいでしょうご主人 からお便りありましたかええあなたも大変 ですねお1人で いいえ皆さんがご親切にしてくださるんで 本当女だってブラブラしてられないわそう よそれでお母さんあなたが勾配行くこと 承知したのうんまだそこまで行かないの くさんで嫌なっちゃうわ私なんかもうちに 至ってどうせ大したよってないでしょうん どっか働きに出たいって言ったんだ けどやっぱりお母さんがね そう ね本当のお母さんてないだけあなたんとこ なんか余計に ねねえあなたうんぼやが少し風気なんだ けどんそれはいかんなえっとうちの薬で何 が良かったけか な こばおおこば8だな清掃だね え今夜はねぜひ房がくを来てって言うんで ねいつまでもお甘いことで1人もにこの味 はわからないよねはめさんうんよねちょ とって くれところで俺もちょっと立派なところ いやあこれ はこんばんはあこんばんは あんた うん こんばんは こんばんはや これ大変遅くなりましてえ相談の結果私は 隣組の組長を務めておりますこのたさんは 消防の組頭をやっておりますのでえ2人で 町内を代表いたしまして伺いましたあ最 はいそれそれえどうぞああ はいいらっしゃいませはいどうぞどうぞ さあどうぞ どうぞさどうぞどうぞ

はどうぞ どうぞ えそれは今夜のお立て表 ですえどうぞまず1杯ああこの辺は なかなか水がよろしいですなさどうぞさこ 辺になさいやその方は毎日やっております からあそうですか私も水が大好きでしたな ああのさっきビラをいただきました大変 みったご紹介 [音楽] 何え工夫というのが私の商売でしたえ丈夫 な体さえあれば工夫1つ考えよ1つで 世の中は無限に楽しいものですから なははそういうもんですか [音楽] な これはまた大変珍しいものでございますな はあそれはあドイツ語で言えばここに書い てありますがゲブラカルトフェルン シャーレつまり芋の川を油で痛めたという ので1番栄養のあるところを捨てるという ことはのを知らんというわけですから なゲブラゲブラ当ててカルトフェルト シャーレそうす ねこれは日本語で言いますと人参の尻尾の ようですあその通りうまいですよどうぞ どうぞ どうぞ一体どこの家でもゴミというもの 出しすぎますよもう1したらゴミなんて いうものはなくなっちゃいますよなるほど これはいいことを聞きましたうちのやつ なんか毎日バケツにいっぱいもゴミを出し 上がって全く自然の音を知らねえんです [音楽] よどうぞ どう ところでお二方これが今夜1番のご馳走 です目はこれこっちの卵だがこの中には鶏 が1話丸ごと収まっているただ温めて開催 すればそれでいい帰ったやが大きくなれば そいつがまた卵を産むそいつがみんになる かて時代も続いていく地球上に増えた無数 の鶏のうようよしているのが私の目にはさ ながら見えるよう ですところでこの卵を私 が食べるとさも鶏の群れもたちまち私の お腹に消えうせて私のお腹はぱになる ほ地球上の鶏の群れがなるほど [音楽] ね [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] おさん開けたらさっさとお吐くんだよやっ

てるよ [音楽] あらおはようございますおはようござい ますどうもすいませんいえ 不思議な人たちはしっこしてきたもんです な驚きましたね私の見たところ普通の人間 じゃありませんねと言う とどうも少し変です よおはようおはようってます なあおはよう禁止をね はいおはようございます おはよう聞きましたか柏野の後引っ越して きたのは普通の人間たちじゃないという じゃないですか普通でないと言うと少し頭 が変らしいんですよ誰がそんなこと安の親 さんが言うべいや僕は昨日ビラをもらった 時から非常に面白い人だと思ってるんです がね 12345678 123456ありがてえな地球上のりを1 時にペロリと飲んじまうじゃねえか何言っ ててんだよこの人知らねえだろものは 考えよだていうこと考えよって何さうん 日本語でじゃがいものカだってこれは ドイツ語では栄養満点って言うんだよお前 さどうか試合しないか何をゆも帰るのから 帰ってきてから迷なことばっかり言ってる じゃないかうんいいことを教えてもらった んだいいことをね一体なんだねんあの仙人 のような顔した男はあれさんを仙人座 なんて言わんなこいつ世の中は工夫1つだ でもぱなができるなんて言ってお前さあの 仙人につけて私は騙しなんだろ私はね別の いい口が1つどうしても買いたいんだ よしょうがねえな俗人はお前なんかね極楽 へ行けそうでもないぜ行きたかないよその と か トントントコトントコトントントコ トントコトントコトン静かな無駄の 昼下がり今日もとんとこけの音性が出ます ね屋さん屋さんは風の 女楽 し雨の日も風の日も頼み なく暑さにも寒さにもめげもせ ずいつでも元気なけ たことんとこ さけば村が 軽くなります [音楽] とんと屋さんは風の 女 しトントコトントコトントコトントントコ トントコ [音楽]

トントン お前さん何あの歌あてこすりに歌ってるん じゃないおかしなやがきやった [音楽] な なんておかしなやつなんだろうあいつ機械 一修繕だなんて看板出し上がってやちの 修繕もやるしかねねしっかりしてくれよ うちの勝上がったんじゃないか心配すんな よあ野郎に何ができるもんか俺のを信用し てるないから私心配なんだ [音楽] [拍手] [拍手] [音楽] よ [音楽] 閉まり ますあこやちょっとと 待ち どうもありがとうおいい見た [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] か どうするのお前さんうんお迎え持っていく んだよ1度ネジを巻いたら365日も持つ ような時計にしてもらえるかもしれないで おでく なお前さおらんよみんながあいつのうち 時計持ってくじゃないか一体うちはどう なるんだよ心配すんなよあいつに何が できるんだよだって私は心配だよねお前さ どんなことしてるかお前見て早く行って見 といでねさ早く者ああこれもすぐ治ります よああそうですか え こんにちは別に用はなかったんですけど こちらの皆さんがあまり楽しそうにし てらっしゃるので まさあ どうぞ ずどう もいたずらしてましたのよなんです の これ鉛筆ですのえ鉛筆の小さいの集めて 子供の胸飾り まあ それからこれたの川で作ったやっぱり 胸飾りよ あら はいごらん なさい有せのいきれで作ったロソ立てなの よ

これわさび漬けのお土産の相たに砂を 入れるとほらカトせこたてができる でしょ 梅干の種をトの上で磨いてそれに絵の具で 色をつつけるとほら帯止めだとか羽織りの 紐なんかに面白いもんができる でしょそれから子供が表で遊ぶのに どんぐりでコをこいたりまた葉っぱで亀だ とか雑いだとかお魚なんかができるでしょ 面白いですわ ねそから こんなボタン や貝殻やまたどんな小さなボロレでも空1 つで面白いもんができます わこの人形もお作りになりましたのええ みんなマキで作りました [音楽] の [音楽] [音楽] あ こんにちはえお頼みがあってきました が私は昔ただちょっと機械のことを勉強し たことがあるというだけでえどうもこの 時計の修繕の方は専門じゃありませんので この時計ばかりはどうにも手にえませんで こちらで1つご研究願いたいと思いまして ねあえお願いしますじゃ [音楽] どうぞねえあのおもちゃを買ってほしいな と思ってもなかなか買ってもらえない時が あるでしょううんでもそんな時がっかりし たらいけないのよ今買ってもらうよりいつ か買ってもらえると思って待っていた方が 楽しいと思うのよそういう風にしたら どんなことだって喜べでしょそれを喜び がっこってのそうよ誰に教わったの お父さんとお姉さんから面白い遊びだな僕 もやってみようかなやってごらんなさいよ すぐできるようになる [音楽] わでもどうしも喜べないことだってある だろうないわだっ てじゃあもしお友達が手に消したらどう すんのどっちの 手右の手そう ね両方の手じゃなくってよかったなって 思うのよ [音楽] ふうんじゃあ腰の曲がっておじいさんが 苦しい苦しいって言ってたらどうすんの そう ね落ちてるものは拾うのに便利でしょって 言ってあげんのようーん難しいんだなでも すぐできるわよあんたもやってごらん

なさいよ うんもうできましたあまあなんと か まあこんなに綺麗になって ざみろ相馬さんの手にかかれは何だって1 回あるんで終電量はいかほですかいやあ このぐらいのことは金はいらんですでも あなたえじゃああのその代わりと言っては 変ですがしげでも当たってもらいましょう かそれはおしかったこ言ってこんな汚い店 でかも椅子も壊れかかってやるし洗面機は はけてどは全く面ありませんよ私が新しい の顔を買おうって言ってんのにお前さん 行かないんじゃないか黙ってろお前のは何 でもる病気じゃねえかあまきさん失礼だが このお店でも心の持を1つでとても 素晴らしいものになる本当ですか相馬さん あまずここへ綺麗な花を置く花 [拍手] を 花と共に春が訪れて くる楽しいホロの春がです よ洗面台のそばにある手桶には井くである 手に組めば立ちまち夏の涼しさが思い出さ [音楽] れるに向かったお客様の頭の中 にの白を発見すれば心の閉まるようなえ秋 が身内に染って くるそこに使い捨ててあるストーブに目を 移せば氷たる冬の景色が浮かんで くる自然の恵み深い春化周の変化がこの店 にいて入りにあえるというわけですさ こんな楽しいことは他にありますかえマキ たなるほどね春化秋冬の変化ねこいつは 大したこですなああ人間不平を言うもんで はない楽しさはどこにもあるそうです ね おや木さん珍しいね私だってたまに は静かさんだってそう毎日写真ばかし見て 楽しんでもいれないもんね静かさんこ1つ 多いにやりましょうかねはおさん頼む あんたいいの さんよしときなよおまたそんなこと言わ ないで1本それはうちは商売だからねくれ ていくらでも出すけどね将さんがまた うるさいからねあたじさんと来たには1本 のとバカに気が強くなっちゃうんでね 大丈夫だよ1本だけねしょうがないね本当 じゃ1本切りだよじさんとこさんどうして うちみたいにうまくいかないんだろうねね 変わらず お前さんのように飾りまの写真をに10年 もしてまだわからないよね生きてる来て みる思い知るぞあんなうるせえおあり しね

せか たなんだか普通とは変わってるよだけど私 あの奥さんと話をしてるうちに妙に心打た れちゃったわあの方奥さんなのええ旦那様 出世なさっていらっしゃるんですって そうあんたも一度お尋ねしてみるといいわ 何か大切なものがあんのよあの人たちには 随分関心しちゃった ため私まだよくは分からなかったけど物は 考えよだということどこにも幸せは見つけ 出せるということやればなんだってできる ということこんなことを身につけて世の中 で働いてみたいような気がしてきたわ私に は結婚なんかそれからのことだって私たち はまだ若いんだものその後でなら結婚生活 も充実する気がして郎さんには話してみる つもり よこんばんはいらっしゃい ましこれを1つ取り寄せてくれませんか はい失礼です があの一度ゆっっくりお話を伺いたいん ですがええいつでも来てくださいあすい ませんまた来てるね来てたわれるかい酒が 入るとれやがってささ帰って子供を寝かし てくれよそうじゃないったらいやそうだっ たら冗談っちゃいけませんよ八部さん聞い てください よきさんはね相馬さんのことを語れだって 言うんだよそうじゃねえかえ何もできもし ねくにくだけめと言ってごしてさお前さん に分からないんだよあの方はね私にとっ ちゃはね神様みたいに思えるくらいなんだ からねバカバカしいあんなきいや聞きに なりませんねきたなんだちんだえおいこし たって怖くないよいでも言ってやらあいつ はねの大 たああしばらくしばらくだった こんなとこで良かったのかなああ結構結構 色々お世話になって一向に事情が分から なくてね会社の方はあやめたおおこんな とこへ落ち着くつもりなのかねえそうなる かもしれん君みたいな人が惜しいじゃない かなんか意見でも合んやつがおったかな まあ当分は呑気に暮らすつもりだそうかま 事情はゆっくり聞こみんなああ今買い物に 出かけたがもう帰るだろうんなんねだった かなうもう10年になるだろうそうなるか なあそうだまだかが丈夫だった頃だった からな奥さんが亡くなって何年になる今年 が七会ですおそうか君のとこはそうけ ありがとう丈夫だ子供はほら知らせたろお 生まれたあれ1人だよ さあしかしよかったな子供だけは金で買え んからなうん だがわも15の国民としていさか責任を

果たせたゅうわけだお互いに数においては 言れないがねそらしかし年を取ってからの 子供だしちょうどか体を悪くしうんおさん には心配したよ俺は心配したろだが生まれ た子供は丈夫だあそりはよかったうん 何しろ子供が生れるというものは心配な ものだの上の子供が生まれる時もんだはく が考えに悩まされてえつまりそのかは足が 片っぽなかったろ足があいやえ短いという のが本当かなつまりびっこだあそうだった かねそれ気がつかなかった歩方が自ずべえ ちょっと分からないくらいだったんだが わしにはもう点でそんなものは見えなかっ たとも言えるん だ何しろわしはあれの目に取れたんだしえ それからあれの心に参ったんだしえそれ からあれの親切に果たされたんだしそれ からあれの優しい目にえいやまとにかく天 の使いみたいな女だったからわしは愛して いたわけだがそのかがねえつまりびっこが 子供に遺伝ししないかってわしが寝ている と見てとるときっとししやっとるんだ ところがいざ子供がれでおさばが赤ん坊を 渡すと早速この足を見たねでまよかった ありがたい私は幸せだ幸せだと言って泣き 出したんだうん女ってそうだろうねうちの かもね ただいまああ秀子がおい新着だ よひたくんだ覚えてるかないらっしゃいま も大きくなりましたがお母さんそっくり だこっちが恵あご挨拶なさいいらっしゃい ませ いや可愛い ねひこそのくにうんとご馳走してないや 構わんでくれたいやこれは実に料理が上手 でね お ひょっこりこの町越してきた人たちが君に そんな大きな影響を与えるとは面白いな だってしかしあの人はきっと立派な人だ どんな事情でこんな町に越してこられたか 知らないがこんな町に住む人じゃないと 思うそうよ きっと僕も一度話を聞きたいと思ってるん だそれがいい わ ちょっと伺いますがは相馬太郎さんのお家 はこちらでございますかええおすのよです がえ今日注文が来ましてね注文あなた一体 どなったですいや私はまた伺います がなるほどこちらでこんな商売を始めて いらしたんですか [拍手] ああ [音楽]

[拍手] [音楽] [拍手] OG ほれ影響難民法蓮影響難法蓮営業難みほれ 営業難 ほれ さん本当あをどう思いますね少しうるさ すぎると思いませんか私はよそのことは あんまり気にしないたちなんであそうです かそんなうるさいです かさんさんあんたどう思うねのあの うるさい男なかなかやかです なかがじゃありませんかがいあんたあれを やかましいとは思わないのかねやかましい と言ったってあた桶を叩くのは商売だし それにお目だってやめてくれなんて言え ませんから ねお隣だからあの屋のうるさいのはよく わかるでしょ うるさいなかなかいいじありませんかて ごんなさい なかた ね沖ですなこの楽しい音楽が分からない なんてあなたに分かりますかえ私はもう すっかりあそうそうそさんつお願いがある んですよねああなんです実はこの間隣組の 金で国際を勝った残りが少あるんですが なんか有効な使い道を考えていただきたい と思いましてねははいくらぐらいえ3円 85戦 ですあそれだけあればなんですねえ何か 考えた気にしどうかよろしくお願いし ます相馬さん実はちょっとお願いがほお何 ですかなすいませんが私のうちまでほうあ お伺いしましょうやすぐ帰るからね はい 実 はこの件 でうんそうですかあ伺いましょうそれいり ます その頃から私は貧乏向こうも貧乏この世に たった1人の女と思いつめた人を不幸せに したくありません幸せにできる目当てが つくまで待ってくれと私は言いましたいさ さんもそれを承知してくれましたがこんな 田舎町な写真や稼ぎと言っても知れたもの です しさんはもう10年でも待っていると言っ てくれますがいつまでたっても私は毎日前 を思い詰めたあの人幸せにする当てはつき そうもありませんまだもう少しだまだもう 少しだと思ってるうちに棺桶の中へ入って しまうようなことになりゃしないかと思う と私は

もうあんたはいい人だ ないえ私はただ木さん夫婦の幸せはもでは ない心だ は あなたは大きなうへ住むことや綺麗な着物 を着ることや美味しいものを食べることが 人間の幸せだと思いますかいえそう でしょう人間の幸福はもっと他にあるはず だあなた方だったらそれが必ず得られる そうでしょうかすぐいさ子さんに来て もらいなさい当日のお世話一切がさせて もらいますそうですかありがとうござい ますそんなさとこ今晩なんかあるのかねお 嬢さんの民とかでなんかお祝いがあるん でしょへえ なんだね ありゃ楽しい音楽ですぞ楽っと聞い [拍手] [音楽] て [音楽] あれ 松虫が泣いて いるちんちろちんちろちんちろりん あれ すず虫も泣きだし た デンデンデデンデン 秋のよな のきとす 白い虫の 声 キリキリ キリキリ こぎ よごちゃごちゃごちゃごちゃ靴虫音から うい追いつい てちょんちょんちょん ちょ秋の夜長を泣き 通すあ 面白い虫の [音楽] 声おいいたかいた かお父さんさが迎えに来たん でしょ豊か早くお帰りさあ豊君お帰りね また明日おじさんたて遊ぼ な豊か君は少年航空兵になるんだったろ それならまずお父さんやお母さんの言う ことはすぐはいと聞くような子供出なく ちゃいかそう だろさえじゃあお帰りおじさんさようなら はいはい帰ん だこんばんはすいません1人お願いします ああ どうぞあ子供は大事なものですからな

楽しみはどんな中にもあるということを よく感じさせなければいけませんそうです ね大人だってそうだと思いますえ皆さん さあ今度は見部です [拍手] よ [音楽] 先生夜川 を 渡る赤月 に見る先兵 の の 様子 いこん なり10 年一見 [音楽] を 磨く 流星 [音楽] 長 [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] H [拍手] T [音楽] あのもうちょっとこちら へどうもありがとうござい ますしゃがんでいただきます しゃがん で立ってくださいいこちらだけしゃがんで いただい [音楽] たらしえ皆さんちょっとお集まり [音楽] [拍手] ください え皆さんもご承知のようにえこには古い 歴史が待っていますなえ色々のものが地下 に隠されているに違いないと思うんですえ これはこの城のミ図ですが私の研究の結果 春は花の屋え秋は月の縁が様された本丸の 後が確かこの辺だとおお思うんですがつ 試してみますか なこと こら あ何かあります かお父さんこんなものがうん串が出てきた

な うんこれは奥方様がさしていた勇者ある串 だ [音楽] うんどうぞまあ私に本当ですかこいつ とんだ出し物いただいてえさて皆さんこの 調子だと私の いると思います え うんとあごし [音楽] [音楽] たおいいてこ はい [音楽] お父さん おおお昔もビールがあったのか な家庭 よえこれはゆちゃんにねええそうですか えま神様が外で飲むなというおつかもしれ ませ んでは皆さんこれから私が印をつけた ところを目目掘ってくださいまし [音楽] た [拍手] [拍手] H [音楽] H いつの間に意されたのがうしい福でした ね今日は大功でした私は町の人たがこんな 嬉しそうな顔をしているのは初めて見まし たよ ええ今日時計屋さんが見えませんでしたな えなんでも子供が病気だからっましたね うんそれいけませんな うん何でも欲しいもがあったらてこだね あげるから何にもいらないよお医者様もう すぐ来てくださるからなうんめぐちゃん 遊びに来てくんないかな回の子 か来るといいん なねお前さん行って頼んで来てもらったら 俺かうんあどくいなお前行ってこいよあっ た私だっ ていいんだよ来なく [音楽] たってゆたか [拍手] ちゃんよおこらいらっしゃいゆたかちゃん お見前に来たのよ そうですかそれどうさ どうぞゆたかめちゃん来てくれたよよく来 てくれたわねいらっしゃいおちゃお母さん たちあっち行ってて

[音楽] [拍手] よみちゃん僕病気になっちゃったでも 喜べるわね喜べ でしょだってだめねゆたかちゃんはどうし たら喜びがくはできるそれはねそれ は病気になったらね病気じゃない時は 楽しいなって思う でしょ うんだからね早く病気を直したらね楽しい ことがやってくるのよ うん ねえゆたかちゃん見てごらんなさい 水溜まりに雨が降ってるでしょあそこで雨 が踊ってるように見える [音楽] [拍手] わ [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] B [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] 1 [音楽] お [音楽] [拍手] [音楽] 何言ってんだらないんだよだけど豊かな顔 あんなによくだっておかしなかった [音楽] [拍手] [音楽] ね来たわよ来たわ よ [音楽] た いさ子さんもうちょっとこっち向いてあ 結果 ですお願いいたします はこれを押せばいいんですなははじゃやり ます よ この頃町の人たちの様子がなんとなく 変わってきたと思わないそうね確かに買っ てきたわさんて人がひょっこりこの町越し てきてみんながなんだか普通の人とは違う と思っていながらいつの間にかあの人柄の 影響を受けてき始めたんじゃないかなそう だ私もそう思う

わ私たちもあの人たが考えてらっしゃる ようなことをにつけてい出てかなきゃそれ は尊いことだと思うしそしたらそうだよ そうしたらその経験を持ち寄ったらお互い が結びついた生活ももっと充実するような 気がするねそう [音楽] [拍手] [音楽] よ [音楽] よこ さん私やっとお母さんの許したらコバ行く のよそうよかったわ ねうちでもお母さんだいぶ考えを変えてき たの よ こんばんはこんばんはあこんばんはすい ませんがなこれを1つ直してくれませんか えそこ置いてって ください今日は将さん見えませんでしたが ええ風を引いて寝ておりますんですあそれ はいけませんなええあそうそう何かいい薬 ないでしょうかありますよよく聞くのが ねうちの赤坊もしまいましてね赤ちゃんは ええそうです よなんだね材料はなし1つそまなとこ行っ て何か変わった料理でも教えてもらおうか 人参の尻尾かいまそう簡単に言うなよ何か 安くっても前もの さこんばんはいらっしゃいあのすいません がうちのが来たらこれを飲ましてやって くれませんかハキです のいいんですかじさん飲んでええもう飲ま ないて言ってんですけどね飲んだって 大丈夫です わじゃお願いし ますあのそれからもし飲みに来ませんでし たらいただきに来ますから じゃあこんばんはいらっしゃい まこれつまらないもんですが旦那さんに 送ってあげてくださいまあなんですかすい ませんセチは大変でしょうな年も断然酒と タバコやめましてねまあこれがその代わり の3日分なんですよまそんなことして いただいていや下手そなと考えたら年の酒 なんか飲んじゃやられません [音楽] やあんた豊かすっかり元気になりましたよ よかった ななよこれあの相馬さんのお嬢さんに あげようと思うんだけどね治るのかい何 あうんいいねきっと喜ぶよあんたジャブの 顔こは切ったけどそれからどうすんのそれ がさっきのスープでねグラグラよく似るん

だおい え身の方はどうしたあら身の方もいるのか 捨てちゃったけど捨てちゃったバカだね どんなお野菜でも出たお汁は必ず取って おいてそれで煮るなりまた味をつけておち にして飲むなりいたしますお汁の中には とても栄養分があるんですよそうですか それからりんごの皮や芯なんかもですね あれを捨てないであるお粥の中入れまして ね一緒にいますと大変美味しいお粥ができ ますああそうですかね捨てるとこなんか なくなっちゃいますねく1つで経済で 美味しいものがいただけますわよく書い てきなさいええ から食べるものだけではなしに日常生活に 必要なことやまた身の回りのことなんかも ちょっとした工夫で経済にも感よもやって いけるんですよ面白いですなそういう風に 工してったら楽しみですわボロレ1枚でも 経済ってことよりもこれで一体何を越らる かしらそれを考えのが楽しみなんですそう でしょうなうちも明日から早速やりますね え [拍手] あんた ちょっとなん だなんだろうこの前も来た人だ で [音楽] あおはようございますおはようございます 気しましたはいあ奥さんお戻りなんですて ね申し出てるんです [音楽] か [音楽] どこしよう僕やろいいわおかしいわ構わ ないよおかしいよだってじゃあ相馬さんの 方もずっと吐いといてね [音楽] えとても満なんですって ねおはようございますおはようございます きございますおはようございますあの私に き ますおはようございます [音楽] おはようさんはね東京に戻っちゃいました よ [音楽] どうしたんでしょうね急にどうしたん でしょう ねいや不思議なことあるもさんどうしたん だうちの時計がね6時に1つきなら [音楽] ない [音楽]

[拍手] H [音楽] K

楽しき哉人生 Enjoy life

ある日、つむじ風とともにある町に荷馬車に乗った3人の家族が東京から引越して来る。この一家「よろず工夫屋」を営み始めるが、豊かでもないのに家族仲良く、毎日を楽しく自由な暮らしぶりで過ごしている。
一家の主人は、貧しくてギスギスしている町内の人々に「貧乏でも考え方によっては、こんなふうに幸福になれるんだ」という話を機会あるごとに説き……。

監督     成瀬巳喜男
製作     伊藤基彦
脚本     八住利雄 成瀬巳喜男
撮影     伊藤武夫
美術     北川恵司
編集     後藤敏男
音楽     鈴木静一
公開     1944年1月27日(木)

柳家金語楼  相馬太郎
山根寿子   娘・英子
中村メイコ  娘・めぐみ
横山エンタツ 理髪店・万吉
花岡菊子   妻・よね
渡辺篤    時計屋・秀吉
清川玉枝   妻・はつ
小高たかし  息子・豊
鳥羽陽之助  たこ安
三條利喜江  妻・まさ
清川荘司   下駄屋
田中筆子   妻
杉寛     薬屋
滝鈴子    妻
西川寿美   娘・洋子
生方明    本屋・修一郎
清水将夫   呉服屋
大崎時一郎  写真館
一ノ瀬綾子  妻
嶺恵美子   洋品店
永井柳筰   桶屋
原緋紗子   妻・たみ
川田晶子   たばこ屋
広町トキ子  娘
菅井一郎   佐野さん

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