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【新作映画レビュー】52ヘルツのクジラたち【杉咲花】



【新作映画レビュー】52ヘルツのクジラたち【杉咲花】

どうもシジです今回のロクシネマは映画 52hzのクジラたちについてさらっと 語りたいと思います自分の人生を家族に 搾取された過去を持つ三島きこは東京から 海辺の町にある家に移り住む居住先できこ は母親から虐待を受け虫と呼ばれていた 少年に出会う自身のかつての姿と少年を 重ね合わせたきこは聞き逃した声に対する 食材として少年を助け出そうと試みるのだ がという展開です2021年の本屋大賞 受賞作品である町田園子さんの原作を映画 化したものでまたまたま原作本を読んでた し監督がここ20年くらいの日本映画で トップ3に入るくらい大好きな8日目の セミの鳴島イ監督でそして主演が個人的 昨年の日本映画第1位のいこで主演した 杉崎花さんっていうことでねもうこれ完全 にロックシネマ案件ですっていうことでほ がなんだけどま原作が結構面白かったし これをどうやって映画にするんだっていう 興味もあってサクっと見に行ってきました まちなみに杉崎花さんってあの鮭の娘さん なんですね全然知らなかったま高校生の時 にレッドウォリアーズもちょいちょい聞い てたんで小さんのあの派手な大顔からよく こんな品のいい感じの娘さん生まれたよ なってびっくりしてますねまきっと お母さんが美人なんでしょうねでちょっと 原作本読み返そうかなって思ってたんだ けど時間がなくて おげん行ったんですが多分ねその安売が ちょうど良かったのかな忖度抜きでかなり 良かったですで忖度する必要全然ないんだ けどねまこの原作本自体いろんな現代に おける問題をうまく取り入れたよくできた 小説だったんですがこれをどうやって映画 に落とし込んでんのかなっていうところが かなり気になってたんですよねま要は虐待 の問題介護の問題lgbtqの問題で不倫 的なことも絡んでくるしま何より ちょいちょい暴力が挿入されてて再婚家庭 の連れ子問題っていうかまそういう現代 社会の負の部分をうまく絡めて物語にした 小説だったんでこれを2時間でどう表現 すんのっていうのが割と最大の焦点だった んですよねで蓋を開けてみたらお見事 っっていう感じでまいい安梅で映画として 表現されてたと思いますま主人公と母親と の関係を描くところがちょっと薄かったの かなっていう気もしますが基本主人公と アンさんとの物語に焦点を置いた映画的な 作りに仕上げていたところが良かったです ねまこれが10話くらいのドラマだとね 原作みたいにたくさんの問題を絡めた スタイルにできるんだけどやっぱ2時間3

時間で見せなきゃいけないから切り捨てる ところはがっつり切るっていう潔良さが 良かったと思いますま原作本でもやっぱり きなことアンさんのところが一番心を 動かされたところだったしねなんか原作が 好きで見てる映画ってあんまりしっくり来 ないことが多いんだけど この映画は納得できましたねまきなこの お母さんはね映画ではそんなに登場しない んだけどひどい母親だったんだなっていう ことは十々分かると思うし同じように家族 から虐待を受ける少年愛市との繋がりを 語る上で十分主人公の気持ちが踏みとれる ように描かれていたと思いますまでも原作 より主人公に対する母親の愛情もかなり 感じた風に見れましたけどねま主人公も かなり複雑な家庭で育ったんだけど同じ ように複雑な事情を抱えているのがアンサ なんですよねまネタバレになるんであんま 言えないんだけど原作だともっと不正的な 視点できなこのことを見つめていたって いうイメージだったんだけどまこの映画で は出会うべきして出会ったっていう運命的 なものがより出ていた気がしますだから クジラの声が入ったiPodをあげるのが アンさんになっていたっていうのも納得な んですよねこれ確か原作だとルームシェア してた女の子からもらったんじゃなかっ たっけって記憶してんだけどでもアンさん が渡すことでより運命っていうかきなこに 対する思いが見て取れたんであの悲劇的な 末路にすごく直結してる気がしてここの 改変は良かったと思いますねま思ったより アンさんの描写が多かったイメージであと アンさんと母親とのりもねまそこは原作に さほどなかったんでよりアンさんの複雑さ が描写されていて良かったですねていうか アンさんのお母さん役の陽きみこさんが めっちゃリアルに田舎のお母さんぽくて めちゃくちゃ良かったねまあのお母さんの 下りがあったから思っても見ないところで 泣かされましたよでこの映画複雑な要素が 絡み合ってるにも関わらずゴジラマイナス 1みたいに説明方な描写はなくっていうか セリフでの説明がほとんどなくてまあるに はあるんだけどあそこは人に話してるわけ だしねまそういう極めて優秀な映画的な 見せ方なのに感動できる映画として成立し たのってやっぱ役者さんの力なんですよ ねなんか今時の日本映画がダメなのって 役者の問題っていうより演出する側の力量 の問題かなっていう結論だったんだけど やっぱねいい役者がやればいい映画になる わっていうのを改めて証明した映画でした ねってことでとにもかくにも杉崎花さん

改めて思った素晴らしいいい役者さんだ この人はま昨年見たい子ともね状況的に 被るキャラ設定だったっていうこともある んだけどでも一子は感情めっちゃトロする シーンが少なくてまどちらかっていうと 淡々とした表情なのに今っていうか恐ろし さが見える役でしたからねま表情が出て ないのに感情が伝わる演技ができるって すごいことなんだけどね今回のキナゴって いうキャラクターはもうその真逆っって いう感じでめっちゃ泣きじゃくりますま その泣き方がさリアルなんだわあんた絶対 そういう境遇に陥ったことあるでしょって いうくらい本当リアルゆに泣かされました ま杉崎さんがほぼノーメイク状態だっ たっていうこともあったけどキャラクター 本人にしか見えないですからねで親から 彼氏からめっちゃ殴られて不幸のどん底 みたいな表情からでも少年に対しての接し 方とかはリンとした感じが出てるしなんか 1本の映画でいろんな表情境遇をこなして も全く違和感なく演技できるしねなんか ものすごく大げさに分かりやすい演技をし てるわけではなく我々庶民の目線で演技し てるっていうか本当須野杉崎花っていう 女性の延長戦上でこれだけ感動を与える 演技ができるわけじゃないですかまその 普通さ自然さが彼女の最大の武器だと思う しゆえにこんなひねくれたおっさんにもね 素直に感動させてくれるんですよま当然 ながらこの映画は彼女抜きでは成立しない 映画だしまこの年齢で映画全体をせを得る 俳優さんなんてねなかなかいないですから ねいや本当日本映画の宝だと思うし事務所 の人もね変な映画の話持ち出さないように これからもいい作品に出てほしいですね あとアサ役のシソじさんなんか小説の イメージだとあんまりイケメンのイメージ なかったんだけどきなこに対する思いが より見え隠れするていうこの映画でのアン さんのキャラクターだと良かったと思い ますま映画のレトリックとしてもこんな 優しそうないい男なのにキナコへの接し方 が食物系すぎるぞって思ってたらえそう いうことだったのっていう展開も含めて いいキャスティングだったと思いますま そんなアンサンと退避する意味でも力役は ねもうちょっとぱっと見で男臭い人の方が 良かったのかなま宮沢さんだと中的な感じ だしねまでもるとことかはその変貌ぶりが 逆に怖かったかなあと愛の母親のことが想 以上にクソ女に描かれていたのもちょっと 笑ったかななんかあっという間にいなく なっちゃうんだけど今時の勘違い女って いう感じのキャラクター描写で良かった

ですねま尺の問題もあって田舎のシーンが あんまり描かれてなくてま原作のファンだ と会長のじいちゃんが出てこないじゃない かとかなんとかの描写期待してたのに出て こないじゃないかとか言いそうですがま 映画として素晴らしかったんで見逃して やってくださいまさすが妖狼のセミの鳴島 監督っていうことでいや神のセミ見たく なってきちゃったな本当恋稽古最高です からねま予告編の作りだとねあんまり見る 気になれない映画かもしれませんが いろんな要素が絡んだ面白い映画ですし 何より杉崎花さん最高なんでご覧になって いただきたい映画ですねおすめです今回は 52hzのクジラたちについてさらっと 語りましたよかったらチャンネル登録高 評価コメントもよろしくお願いしますでは 今回この辺で さ

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#52ヘルツのクジラたち #杉咲花 #志尊淳 #西野七瀬 #宮沢氷魚 #成島出

予告編



HP
https://gaga.ne.jp/52hz-movie/

『52ヘルツのクジラたち』杉咲花&志尊淳インタビュー映像

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