【能登半島地震】進まない2次避難…専門家「移動をためらわないで」 高齢者のリスク軽減対策は?
人的被害についてから見ていきますえ今回 の地震で石川県内で亡くなった方は昨日 からお1人増え222人このうち14人は 震災後に亡くなった災害関連士の方です そして未だ22人の方の安否が分かってい ません地域別で見てみますと鈴市では99 人の方が亡くなりこのうち災害関連士の方 は6人確認されています和島市で亡くなっ た方は88人うち災害関連士の方は3人え 県内の安否不明者の多くは和島市で18人 となっていますえそして断水ですが震災 から2週間経った今日も広い範囲で続いて います石川県全体ではおよそ 5万5000円和島市や鈴穴水町など北部 ではほぼ全域でこの断水解消されていませ ん一方下北市の8個の断水は昨日解消され たということです復旧が進まない中多くの 方が避難生活を続けています和島市では およそ6300人鈴市ではおよそ3000 人能町穴水町七尾市でも2000人近くの 方が避難生活を送っています県の1.5時 避難所や2次避難所も含め 石川県内の避難者はおよそ1万8000人 となっています災害関連士を防ぐためにも なるべく環境の整った施設で過ごして 欲しいと県などは積極的な二次避難を 呼びかけています昨日専用の電話相談窓口 も解説されました番号は 0122の755です午前9時から午後6 時まで土日祝日もしているということ ですはいえそれではこちらをご覧いただき たいんですがえ大きな被害を受けました 地域に65歳以上のご高齢の方がどれ ぐらいいらっしゃるのかその割合を表した ものですえノ半島ずっと進んでいきますと 鈴など避難者が多い地域は全国平均の 29.0%を大幅に上回る 50%前後の高齢化率とないますが高野 先生こうした地域で避難生活を送る場合 どんな注意が必要なんでしょうかあのまず 石川県全体で見ても人口の高齢化率って 30.5ですのでこの野半島の地域が いかに高齢化が進んだ地域かということな んですねでその意味では今回の地震という のはえ国内でも特に人口の高齢化率の高い 地域を集中して襲ったそういう地震だと いうことを改めて認識をしておく必要が あると思います1番認識してく必要うんの は例えば熊の震のなんかでもえ災害関連の 方は9割近くが高齢者の方だその高齢者の 方が多く避難してらっしゃる今回の地震に 対して我々がどういう風に支援をするかえ これを考えなきゃいけないはいそういう 行動だと思いますはいでこうした中で石川 県が呼びかけていますのはホテルや旅館
などへの二次避難ということですで長引く 避難生活の環境改善に向けて2次避難を 呼びかけているんですが今日時点では 1083人の方ということで受け入れ可能 数を見てみますと30万20人まで 受け入れることができる中での1000人 を少し上回っている数の避難の方と躊躇さ れている方も多いのかもしれませんが高野 先生はこの2次避難の必要性どのようにお 考えでしょうかはいえ結論から言いますと 躊躇されてる方多いと思いますけどもはい とりわけ介護が必要な高齢者認知症がある 方あれ寿命がある高齢者に関してはできる だけ日次避難所の方に移動された方が 望ましいと思っていますあの高齢者の方 って基本的にですねえ介護や医療の業界で は予備力の低下した人という風に言うん ですね予備力っていうのは環境の変化です 例えば今までなかったウイルスが身近に あるえ今まであったはずの水やご飯が身近 にないあるいは今までえにうん 過ごしていた家がないうんそういう風な 環境の変化にすこぶる弱い存在というのが 高齢者の特徴ですのでせめてえその健康や 日々の暮らしを守るそういう環境のとこに 移られた方が健康の維持やこの後の生活の 継続にはえ重要なポイントになってくる それが日避難だという風に思いますはい はいただですね改めてお伝えしますけれど も3万人を超える受け入れ可能性がある中 で1000人ほどの方しか避難をしてい ないというこの状況をどう見ていますか あの是非高齢者の方にはですね今申し上げ ての方は二次避難所に移っていただきたい んですけどもおそらく今の一時避難所の 生活がそれなりに成り立ち始めたからえ 映らなくてもこのままいけるんじゃないか とそういう風にご判断されてる方が多いと 思いますけどもやはりえそのままの生活で はリスクがあるということをしっかりとえ 周りの方々も説明をしなければいけないん じゃないかなと思っていますまたうん特に 野半島の地域ですと生まれ育った地域が この集落だとそこから出たことのないえ 生活をずっとしてきた方が多いと思います のでなのこと躊躇はするだろうし環境の 変化というものが良くないんじゃないかと いうことの様々な意見がありますからえ2 の足を踏んでらっしゃる方が多いんだろう という風に思いますはいうんはいそして ですね2次避難をする際のご高齢の方の リスクを軽減するために野先生に対策を 挙げていただきましたえ昔のアルバムを 見る普段と同じ食器を使う誰かと一緒に 運動会話をすることとありますまあの家が
潰れてしまってなかなか昔のアルバムを 取り出せないという方もいらっしゃるかも しれませんがもしもしお手元にある場合に はまこういうのも見るのもいいのではない かということですがなぜこういうことが 大切だとお考えなんですかはいもちろん この前提としてですねえそれまで受けてい た医療や服役それから必要な介護はいこれ を受け続けることが前提です是非2次避難 先ではそういうことをまずもって考えて いただきたいただそういうものが整ったと しても高齢者の方は先ほど申し上げたよう に環境の変化にすごくすごく弱い方がちな んですねだから環境が変わったことだけで 人と会話をしなくなる環境が変わったこと だけでえ体の動きが悪くなる環境が変わっ ただけで夜寝られなくなるあるいは今まで 判断できていたことが判断できなくなる そういう風なことが普通に起きますまこれ をロダメージというんですけどもまそれを 防ぐためにですね例えば食事え水分えそれ に合わせて対人関係社会関係それまでの 生活リズムこれを保つことが大事なんです けどもその時にとても効果があると言われ てるものが元々馴染みのあるものこれを 身近に置いておくえこれで随分ですねそう いう判断能力が衰えとかですねえ欲が低下 するってことを防ぐことができるという ことが知られていますあの限られた避難と 言っても限られた環境だと思うんですけど もそういう一工夫をしてえ二次避難をさ れることをお勧めしたいという風に思い ますうんはいまこれだけあの今呼びかけて いるのはなぜかと言うと災害関連士がこの 後増えてしまう可能性があるからなんです が改めて災害関連しその犠牲になる方を 出さないようにするためにどんなことが 必要でしょうか先ほど申し上げたえ 2016年の熊本の地震の時にも地震で なくなった直接なくなった方よりも災害 関連の方の方がはいがはかに多いんですよ ねその意味では災害関連省を防ぐことが次 の課題になりますし高齢者の方が多いと いうことになりますうんあの今一時避難書 でえ避難をされてる方おそらく命からがら あの揺れの中津波の中火災の中あ命が救わ れたんだと思っですねその救われた命を 絶対にえ防ぐことができる災害関連士でえ 失わせることがあってはなりませんし失っ てもらってはあ我々のような高齢者支援に あたる人たちにとってうん非常にえ心を 痛めることになります是非え命と暮らしを 守るためにえ二平所への移動というものを 躊躇しないでいただきたいえこういう風に 思っていますはいまたねご高齢の方だと
私たちをこう運んでくれるための車である とか人の手助けていうのは本当に申し訳 ないからいいんだよっていう方も いらっしゃると思いますがこういう時は 頼ってくださいという気持ちですそろ わがままになっていただきたいどうぞ支援 を受けていただきたいただ一方でえ二次 避難所先で新たな自分の役割え高齢者なら ではの元々地域で担っていた役割を果たし つつですねしばらく二次避難所で暮らして いただくこれが健康とこの先の暮らしを 継続するための大事なポイントだと思って いますはい
発生から2週間経った能登半島地震。石川県内で約1万8000人が避難しています。急がれる2次避難は、3万人超の受け入れ可能数に対して1000人ほどにとどまっています。2次避難先でできる対策や、災害関連死を増やさないために必要なことを考えます。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/76e97639ebcf416f86f7a79e2d845945
■222人死亡、北部で断水解消されず
徳島えりかアナウンサー
「人的被害について、今回の地震で石川県内で亡くなった方は14日から1人増えて222人、このうち14人は震災後に亡くなった災害関連死です。いまだ22人の安否が分かっていません」
「地域別では珠洲市で99人が亡くなり、このうち災害関連死は6人確認されています。輪島市で亡くなった方は88人、うち災害関連死は3人。県内の安否不明者の多くは輪島市で18人となっています」
「断水は、震災から2週間経った15日も広い範囲で続いています。午後2時時点で、石川県全体で約5万5510戸。輪島市や珠洲市、穴水町など北部ではほぼ全域で解消されていません。一方、かほく市の8戸の断水は14日に解消されました」
■積極的な 2 次避難へ「電話相談窓口」
徳島アナウンサー
「復旧が進まない中、多くの方が避難生活を続けています。輪島市では6355人、珠洲市では3170人。能登町、穴水町、七尾市でも2000人近くの方が避難しています。石川県の1.5次避難所や2次避難所も含め、県内の避難者は15日午後2時時点で1万8064人です」
「災害関連死を防ぐためにも、なるべく環境の整った施設で過ごしてほしいと、県などは積極的な2次避難を呼びかけています。14日に専用の電話相談窓口も開設されました。番号は0120-266-755です。午前9時~午後6時、土日祝日も対応しています」
■高齢化率5割前後…避難生活の注意点
藤井貴彦アナウンサー
「大きな被害を受けた地域に 65 歳以上の高齢の方がどれくらいいるのか、高齢化率(一昨年10月1日時点、石川県/内閣府高齢社会白書より)を見てみます」
「珠洲市など避難者が多い地域は、全国平均の29.0%を大幅に上回る50%前後となっています。こうした地域で避難生活を送る場合、どんな注意が必要でしょうか?」
高野龍昭・東洋大学福祉社会デザイン学部教授(高齢者介護など専門)
「石川県全体で見ても人口の高齢化率は 30.5%なので、能登半島の地域がいかに高齢化が進んだ地域かということです。その意味では今回は、国内でも特に高齢化率が高い地域を集中して襲った地震だということを、改めて認識しておく必要があると思います」
「例えば2016年の熊本地震では災害関連死は9割近くが高齢者でした。最も認識しておくべきなのは、その高齢者の方が多く避難している今回の地震に対して、我々がどういう支援をするか考えないといけない、という構造だと思います」
■躊躇か…環境の変化に弱いお年寄り
藤井アナウンサー
「こうした中、長引く避難生活の環境改善に向けて石川県が呼びかけているのが、ホテルや旅館などへの2次避難です。995施設で3万20人まで受け入れることができる一方、現状は15日時点で1083人となっています」
「躊躇(ちゅうちょ)されている方も多いのかもしれませんが、2 次避難の必要性はどのように考えますか?」
高野教授
「結論から言うと、躊躇されている方が多いと思いますが、とりわけ介護が必要な高齢者、認知症や持病のある高齢者は、できるだけ 2 次避難所に移動された方が望ましいと思っています」
■高野教授「周囲もリスク説明を」
藤井アナウンサー
「3万人を超える受け入れ可能数がある中で、1000人ほどの方しか避難していないという現状をどう見ますか?」
高野教授
「今申し上げたような高齢者の方にはぜひ2次避難所に移っていただきたいですが、おそらく今の1次避難所の生活がそれなりに成り立ち始めたから、移らなくてもこのままいけるのではないか、と判断されている方が多いと思います」
「ただ、やはりそのままの生活ではリスクがあるということを、しっかりと周りの方々も説明をしなければいけないのではないかと思っています」
「特に能登半島の地域ですと、生まれ育った集落から出たことのない生活をずっとしてきた方が多いでしょうから、なおさら躊躇するでしょうし、環境の変化が良くないのではないか、といったさまざまな意見があるので、二の足を踏む方が多いのだろうと思います」
■「リロケーション・ダメージ」とは?
藤井アナウンサー
「2次避難をする際のご高齢の方のリスクを軽減するための対策を、高野教授に挙げていただきました。昔のアルバムを見る、普段と同じ食器を使う、誰かと一緒に運動や会話をすることがあります」
「家がつぶれてしまってなかなか昔のアルバムを取り出せないという人もいらっしゃるかもしれませんが、もしお手元にある場合には見るのも良いのではないかということです。なぜこうしたことが大切なのでしょうか?」
高野教授
「もちろん、それまで受けていた医療や服薬、必要な介護を受け続けることが前提です。ぜひ、2次避難先ではそうしたことをまずもって考えていただきたい」
「ただそういったものが整ったとしても、高齢者は環境の変化にとても弱いため、環境が変わったことだけで人と会話しなくなる、体の動きが悪くなる、夜寝られなくなる、今まで判断できていたことができなくなる、ということが普通に起きます」
「これを『リロケーション・ダメージ』と言います。これを防ぐために、食事、水分、対人・社会関係、それまでの生活リズムを保つことが大事なのですが、その時にとても効果があると言われるのが、もともとなじみのある物を身近に置いておくことです」
「これで随分、判断能力の衰えや意欲の低下を防げるということが知られています。2次避難所といっても限られた環境だと思いますが、こういうひと工夫をして 2次避難をされることをお勧めしたいと思います」
■「関連死」防ぐためにできること
藤井アナウンサー
「これだけ呼び掛けているのはなぜかというと、災害関連死がこの後増えてしまう可能性があるからです。災害関連死で犠牲になる方を出さないようにするために、どんなことが必要でしょうか?」
高野教授
「熊本地震でも、地震で直接亡くなった方よりも、災害関連死の方がはるかに多いです。その意味では(今回の被災地域では高齢者が多いため)災害関連死を防ぐことが次の課題になります」
「今1次避難所で避難されている方はおそらく、命からがら、揺れや津波や火災の中、命が救われたと思います。絶対に防ぐことができる災害関連死で、その救われた命を失わせることがあってはなりません」
「命を失ってもらっては、我々のような高齢者支援にあたる人たちにとっては非常に心を痛めることになります。ぜひ、命と暮らしを守るために 2 次避難所への移動を躊躇しないでいただきたいと思っています」
藤井アナウンサー
「ご高齢の方だと、自分たちを運んでくれる車や人の手助けを『申し訳ないからいいんだよ』という方もいらっしゃると思いますが、こういう時は頼ってください、という気持ちですね」
高野教授
「そこはむしろ、わがままになっていただきたい。どうぞ支援を受けていただきたい」
「一方で2次避難先で新たな自分の役割、高齢者ならではの、もともと地域で担っていた役割を果たしつつ、しばらく2次避難所で暮らしていただく、これが健康とこの先の暮らしを継続するための大事なポイントだと思っています」
(2024年1月15日放送「news every.」より)
📌チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCuTAXTexrhetbOe3zgskJBQ?sub_confirmation=1
◇日本テレビ報道局のSNS
X https://x.com/news24ntv
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS NNN HP
https://news.ntv.co.jp
#能登半島地震 #2次避難 #災害関連死 #高齢者 #日テレ #newsevery #ニュース
