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まんが日本昔ばなし2023 Vol 3536

[音楽] 昔昔ひどい怠け者の男がおったこの男は 人力と言うてちっとも働きもせず金が 欲しい金持ちになりたいと口癖のように 言うとるのじゃっ たあお金じゃ金が湧いてき たなんじゃ夢かたまや悪悪それにしても 気楽に金が手に入らんかのの神様わしの 働かねえで金持ちになりてえ よ欲深で怠け者の人力は神棚だけは ピカピカに磨いておねげだ金が欲しいとお 願いばかりしておっ たまたのややっとるわいよくまあ飽きもせ ず続くもんじゃ働きもせんと神様金が 欲しいよ金持ちにしてくれよ神様こんな ことを毎日繰り返しておったのでさすがの 神様もとうとうこ負けしてしもう たそうして アルバンこれ人だ起きろやうん うわおめえのように毎日金が欲しい言うて 拝まれたんじゃミがもたんありゃこりゃ神 様やっとわしの頼みを聞いてくれる気に なったかねありがてえ わし忙しいんじゃはをどのぐらい欲しいか 言うてみへそりもうえ白の暗いぺ欲しいで ござる白の暗いぱにそんなもんでええのか そんなら明の朝外へ出てみるがええ [音楽] へ [音楽] 彼女彼女ええ神様に願った甲があったぞ 記録のくらいいっぱいの金 が ありゃちょっと待てあの神様ひのらそんな もんでいいの かそんなもんでいいのか じと神様神様お願でございますもうも1度 聞いてくだせだしあお願いですうるさい のわし昼間は寝とるん じゃ一体何事じゃあ神様わしゆは両肩が狭 すぎた本当はもっともっと欲しいと思うて などのぐらいじゃ金の詰まった黒畑ベク だせなんじゃそんなもんでええのかそん ならそうと早い明日の朝までには叶えて [拍手] おくありがとうござい ます うやったやったやっ たよっ よっしゃ じゃ畑いっぱいの [拍手] カゲしかし人力の欲の川はますます つったっ たそんなもんでええのか

神 様様お願えでござい ますうるさいなまた何かよかいえその実は です なわし本当に自分のケチ臭さが嫌になり まし たたった畑いっぱいの暗ぐらいじゃ小さい 小さいどのくらいなら良いのじゃそりも 村中いっぱいごっそりといやいやいやそれ でもけちくさいあっちの山の方までずっと 山の方までかそんなもんでええのかそんな もんああいやいやいやいや神様そんなもん じゃありません本当にわし両が狭くて山の 向こうのそのま向こうの ずっとじゃそんなもんでええのかそんな もんああとまったまったまった神様わしの はそんなもんじゃねもっともっと国中 いっぱいの金じゃ世の中全部 じゃこの世の中の全てのものがわしの金 じゃ世の中全部わしの金にしてくれお願え で ござる分かった人力話せこれ話せ約束して くれなきゃ話さんぞ金じゃ金じゃ全て金 じゃそんなにが欲しいのかなんぼでも 欲しいわかったじゃあお前の望み通りにし てやろう全て金でええのじゃ [拍手] なじゃが世の中全て金言うたは一体どれ ほどの金じゃろう剣闘つかんがとにかく 今日からわしは世界一の金持ちじゃ 人力は神様の言う通りに願いが叶うのを 待っ たじゃがありの様子は変わらんの飯でも 食ってますかのたま や うわあこりゃたげた玉が金になってしも たうあありまた ちゃんそう かわしの手で触ったものが何でも金になる 世の中全て金とはこのこと [音楽] かえ りゃたら着に触るとののになり布団に横に なると金布に なり茶碗に触っても箸に触っても金に [音楽] なっ金の器で飯を食おうとするとご飯は 立ちまち金の 米つぶ こかこれ飯が え腹の減ったが抜くとかまち金になり湯を 食おうとするとこれまた 金かきのみでも食おうとするとかまち基地 のかきのみい てせせめて

[音楽] 水水も金じゃ はあもうこれ か ああもうたくさん金などもいらんうこの まんまじゃわし生きていけ あなんとかして くれ神様よ会いたわしが悪かった金だと 思う いらおねげでござるなんとかしてくだせ なんとかなんと か人力は腹が減って気を失ってしもう た人力が目を覚ましてみるとそこは元の ままの貧乏な家で暗などもどこにもなかっ たあれ夢じゃったのか あいてこのコブは確かやっぱり本当に あれこれ玉それ交番じゃねえかこれ1枚 だけ かこり夢じゃ 本当のじゃったじゃからこのはわしのもの じゃだったらわし白のくらいっぱいの金で 我慢しときゃよかったのじゃと人力は思っ た ほらどうじ神様は金くれたかえ今日はまだ 拝まんの かはよう持ちになれ [音楽] や はやっぱり金は欲しかったが神様はもう 2度と出てきてはくれんかったそう [音楽] じゃ 昔九州は福岡での話 じゃその頃の福岡には黒田班と秋月班が あって2つの班ではいつもいこが耐え ずたちはつつも迷惑を被っている たある年のこと大洪水で黒田班の両地に ある秋月班へ水を送る上西石が流されて しもう [音楽] た何しろ秋月班の百姓たちはこの席から 田んぼに水を引いていたので席がれては水 がて田ができんかっ た流された席を直すには大所の許可がない とできんのじゃっ たそれで上西村の人たちは秋月の大館所に 席の作り直しをさせてもらおうと何べも 頼んだのじゃった えまた席の作り直しの歌えこと かへ 何べも申し訳なですが何しろ水が引けんと たえもできませんしかし流れた口は黒田班 の両地にあるわしら秋月班が何度黒田班に 直しを申し入れても向こうの許しが点以上 扁桃の仕がななの

が [音楽] うというわけで何度頼んでもダメなの じゃっ たそれというのも上西の席からの水が 止まったおかげで黒田班の田んぼにこれ まで以上に水が行くようになり黒田班は これはよかほっとけと上西の席を直す許可 を与えんからじゃっ たそれで神西の田んぼは冷やがってしもう て荒れ放題になってしもう た ところ がこの村には小前丼という大男がござって いつも杖代わりに太い鉄棒をついて歩い とって血もきもったまも人なみ外れたお人 がおっ たこのままじゃ村が上がってしまういよし わしが直接黒の大所へ行くなんとだたった 1人で行くとか丼やめてやめてくれ下手 すると首跳ねられるぞなんのわしが じっくり話せば黒もきっと分かってくれる [音楽] ば [音楽] こうして小前丼は黒田の大所にやってき た神にしの作り直しじゃと言骨は秋月班の 大所として願いでろ秋月の大には何べも 申し入れました バテがあかんそいで直接お願いに来たと ですどうかの作りな させてくさいお願いでございますバカもん べ言うたらわかる言骨は筋を通して願い でろしかし小前丼は諦めんかったべも何べ もお願いに出かけ たお願いでござい ます筋を 通せお願でござい ます おげでござい ますおげでございますどうかくどいいい 加減にしろわかりました今日が最後のお 願いですじゃけ話は聞いて くらしゃたったは幅の溝でよですた 何人幅のみじ とちことはと口もは幅ちゅうことになるが それでよかとじゃ なもちろん一は幅の水口でよかっよかろ じゃったら席の作り直しば 許そうただし一は幅よりちっとでも疲労 なったらお前の首はもらうがよいか もちろんさし上げ ましょうなんとということ か一幅の席なんて作っても上西の田んぼが 潤うわけがなかっ

たそげな席じゃしょうがなかぞ ど元のような半言もある席でなき何の役に も立ちゃせ さあ明日は み家に戻って寝た寝 た村人たちを追い返した丼は鍛えとやって き たちょいと頼みたいことがござって な丼は鍛冶屋の親方と何かこそこそ相談し ておった が 鍛冶屋から響き渡る何か金門を作る音が 一晩中村に響き渡っ たそれで 翌朝みがいこりこりカの前まで来てみる と [音楽] おななんじゃ こりゃう うわ超然丼焦げな化けもみてなくばって土 するとなこれで幅の石場作るたいさあ みんな上西に行って [音楽] くれやっぱし丼はきしにまさる 者あげなでけ幅じゃ幅の広い石が作れる ぞいりじゃり [音楽] じゃこれからわしがこのクでみやら水口は 掘起すでこのクの幅だけできるだけ深く おってくればてん水口も溝もこのクの幅 より疲労しちゃならんぞちょっとでも広 なったらわしの首がときねさあ [音楽] かかしゃ [拍手] [音楽] それ [音楽] [拍手] [音楽] それ ふん神西の百シともめ一は幅の溝作りを 始めよったと 見えるどれひくの幅がちょっとでも広かっ たらばギフと言わせてやる ぞわー席ができたよよかったバよかったば 超然丼のおかげじゃおこれは黒田の大官様 ななんとこれは おおこんな大きな水をおってよいとは勇者 なんぞこれはおかしなことをおっしゃる 大館様は一幅の溝なら掘ってよかと おっしゃいましたしかしクの幅の広さに ついては何もおっしゃらなかっ たそいでわしはこんな大きなクを作ったの で

ござるどうじゃこれで文句はござる前大様 [音楽] ううよかっ たこうして小前丼のひくりは 出来上がり上西村の田んぼは田植もできて 元のような青田に戻ったのじゃったそう して 恵もたも並外れた丼のことはいつまでも 語り継がれたということ [音楽] じゃ 昔昔種ヶ島にスズメ丼がおって巣を作り 子供を育てておったところがこの辺りには 怖い鬼がおって今までにも何度も子供を 取って加われスメどは悲しい思いをしたの じゃっ [音楽] たこの辺りなら大丈夫だべ なあこの高い小の上なら来ないべな さみんな母さんの真似して飛んでみるんだ よほらほらほらほらおっこち た早く飛べるようになって おくれこれこれダメだ よほらほらほら早く母さんにお 捕まり本当に甘えん坊なんだからこれ これれあんまり遠く行ったらだめだよ怖い おが出るよ はたくさん食べて早く大きくなるんだ [音楽] よもう帰ろ鬼が来るといけない [音楽] から自分の力で飛んでおら飛べる飛べる 頑張れ頑張れほら頑張れ 頑張れ あれこれ甘ったれは許しませんよまた 母さんをからかっ [音楽] [拍手] [音楽] て母さんがバをしてるから安心してお休み [拍手] 私を食べてくだせコスは見逃してくだせお 願いします [音楽] が味を閉めたが100年目じゃど かうまそうなコスズたち [音楽] じゃコスズはコスズはああ 鬼のやつまたオラのコスメをみんな食って しもう [音楽] たひか忍者ひか お兄ひか 忍者こうしてスは何日も何日も泣きからし たそしてすっかり涙も枯れはてた

は鬼をする決をし たそうしてわの八巻を閉めて鬼の館へと 出発した途中まち針と出会っ たスメどこへ行くっとな鬼に行くとじゃ コスズをみんな食われてしもうたでな おどんは兄の縫い針が真っにされ無念の 思いのまり です鬼に連れてって [音楽] くだせしばらく行くと待橋のがやってき たどこへ行くとな鬼罰に行くとじゃおどん の一家はあの鬼目に踏みつぶされてしもう たども鬼罰に連れてって [音楽] くだせしばらく行くと向こうからムがやっ てき [音楽] たどこへ行くっとね鬼物に行くっとじゃ わしの仲間ははあの鬼に火に炙られて食わ れてしもう たわしも鬼罰に連れてって [音楽] くだせ次に木津がやってき たスメとどこへ行くとじゃ八巻なんぞ閉め て鬼に行くと じゃ丼がみん食さでなそれはきも涙じゃ供 もあのおにはひどい目にあったお4はなん とか生き残ったが許せん子供お発に連れ てって くだせしばらく行くと牛のベッターがやっ てきたおどんも琉球推しの流れを混む ベッタじゃ一緒に連れてって 仲間が増えて気が強かその話を聞いて荒が やってきた連れてってくれろそこへウスが やってき たおどんもスケット いたすこして総8人が揃いしたええいえい おおそうして全員で鬼の館の方へ向かって 出発し [拍手] たスズメ丼がぴょんぴょんまち針が ちょこちょこちょこマテバのみがコロン ころんムはずるずるずる木津にはひょっこ ひょっこひょっこ牛のべたーはべたんこ べたんこ荒縄はひょんこひょこうはず しんこずしんこといった具合だっ [音楽] た潮風が吹いてきとる鬼のやはもうすぐ じゃ鬼の館 じゃ鬼の館へ行くには荒波を渡らねばなら んかっ たほらおぎができんえラムじゃみんなおい どんの頭の中へ 乗れウドはみんなを頭の中へ乗せて荒波を 渡ったそうして鬼の館へとつい

た鬼はまだ帰っとらんようじゃ なスメとみんなの持ち場の手配りをして くれマチバリ丼はロバタのそばじゃよし わかっ たまいのは灰の中に隠れておくれほい来 たムドは味噌の中多いわかっ た木には水瓶の中じゃ 勝てアナドとウドは岩の上ベッターは あそこでべたっ とれ鬼が帰ってきたぞ ガ ガ腹が減たで魚でも焼いてく [拍手] べ フふ ゃやい鬼いつかお前にコスズメを食われた スメじゃ今日こそ思い知らせて やるをこやろ ねぬり兄の形じゃっ て傷口に水を塗ら にゃ思い知った か 木がじゃ痛た逃げろ 逃げろ [音楽] うわ今までの白の無いじゃ 思い ぎたた助けて命だけはお 助けよ いい 鬼2度と現れるでねえ ぞ鬼は命からがら海を渡り2度とその姿を 荒すことはなかっ [音楽] たそうして鈴丼は再びキを持ち育てること ができ た さあさあいっぱい食べて早く大きくなって おくれ種ヶ島では今も賑やかにスズメたち がさえずっているがあれは昔のいさましい 鬼罰の話を語り伝えているの じゃろう 昔天草の筋の辺りに助けという船のりの頭 がおったええか風はおってじゃ山口に煮を 終えるんじゃぞええなわし忘れもばした けんうちさ蹴ってくる戻ってきたら船で じゃこの風ならさまではひっぱりじゃ頼ん だ ぞい助け丼は大した小盆で今も浜の年寄り に風車をもろても自分で子供に渡したく なって家へ戻るのじゃっ [音楽] た助けどの家には飯のたびに近所の子供が 集まるのじゃった我が子もよその子も一食 じゃっ

[音楽] た あんたなんじゃあんたそろそろ 米もそ着いてきましたぞ買ってきたらいい じゃねえかそんなこと言ったかて不作続き で米も麦もありゃせん心配すんなさまから 麦でもこてきてやる わ父ちゃんまた船乗るんか ああ土産こてきてやるで楽しみに待ってろ やうん気つけてな行ってくる ぞこの2年ほど天草ありはひり続きで畑の 麦も立ちれてしもうておっ た助けの家も近所の子供たちが飯を食う ものだからもうすっかり食うものがそこ ついておっ [音楽] た [音楽] なんとかせにゃ子供たちがかわいそう じゃ助けの船は一路甘草だからさに向かっ [音楽] た やがて船はさの港に着い たさの荷主に荷を届けた助け丼はその晩 荷主の家に泊まることになったうそりゃ 大変でごわすななんとか子供たちには日字 思い場させたくなくてあなたの子供思いに はほとほと関心します おおあんなこりゃ一体なんて食べ物 でそれは珍しいさにしかごせ辛い芋で ごわすへえ辛い芋どれ1 つこりゃは うまいそうでしょうたんと食べて くだせ芋は今で言う芋のことじゃった丼 はめ食う芋のうさに驚いたそうしてなんと かこの辛いを甘草に持ち帰り自分の畑で 育てたいと思ったそりゃダメでごわすえ なぜ天草の子供たちは腹をすかしておる ですどうかお願いします辛いはご金製品で ごわす辛いをその土地の人に渡せばの首が 飛び 申す国の子供たちのこと思えば助けはどう しても持って帰りたかったが合金製品と あってはどうにもならんかっ た次の日さから船を出す時はご金性の品が 他国へ持ち出されないかどうか役人の 取り調べは大変厳しかっ た 別の品はござらんよし船ばして差しいらか ぞおし船を出す [音楽] ぞ助けと助けのだんなどうなさいました 子供さんのお土産の手まりを忘れてこわ そう 手まりそんなこでは子供さんに嫌われます

どお役に様私ともよろしいですかあわしが 投げてやろうそれはそれは え助け丼その手まり子供さんのためよく 育ててくらしゃいよはこれ は叶いもない じゃ助けど無事に天草まで行きんしいよ旦 なありがとうござい ます子供によろしなありがとうございます ありがとうございます必ず立派に育てます たこうしてご金製の空いはさから甘草へ 持ち出された作り方も何もわからんままに 助けはもう夢中で辛いも育て たいいか見てろ今にこの木にカライが できるぞ本当かおっとああすぐに大きな気 に なるそして辛芋が食いきれんほど見なるぞ 早く大きくなるとええ な相変わらず甘草はひり続きじゃったら 辛いばかりは元気に育っていっ [音楽] たおりゃ木でつができるな辛えはつになる んじゃろうかそんなら添木に巻きついて なるんじゃろうかな早く大きくなるとええ な助け丼は竹を立ててやったが巻きつく どころかつは相変わらず血を張っておっ たそれでもいずれ身をつつけるじゃろうと 海に出たが畑一面につは伸びたがはなら ない うん春だというのに花も 盛んあの旦那が嘘つくはずもないし やっぱりひりのせいかなくそやめ だわしも泣き たわい夏になって小さい花をつけたが身は にならんそしてもうたけ丼が辛いのことを 忘れかけていた頃ヨと不作の畑から泣け なしの作物を盗む畑嵐が出たむそ じゃ畑嵐 じゃんまた か まがれさあ柵でみんな困っとるのに待て このワルド観念しろ待て 待て さあ本当の畑の方へ逃げる気じゃ な さあ [音楽] 待て辛いのつが足に絡みおったか許して さい許してさい立たずの芋のつが飛んだ ところで役に立ったわい取ったものは全部 返すに許して使わさい当たり前 じゃ ありゃかか辛いじゃおしよそうかそうだっ たのか辛いは土ん中になるもんじゃったん かぎさんの辛いじゃお泥棒 待てもし悪いことはしませんで主のおかげ

じゃわしは辛いもば土の中で腐らすとこ じゃったへ辛芋ああこの芋のことじゃ主 いくらでも持っていけや [音楽] へえそりゃもう体操な芋が土の中から ゴロゴロと出てき たそれから天草ではどこの家でも辛いを 作ることになったそう [音楽] などうじゃ辛いも味はううまかどじゃ うまかろううまかう [笑い] うまかろ [音楽] [音楽] 昔昔あるところにそれはそれは気のいい じい様とばあ様が住んでおりましたそう なこんなじ様ばあ様に前山のうさぎも すっかりなついて毎日のように遊びにやっ てきましたがじい様ばあ様の方もその うさぎを本当の娘のように可いがっており まし たそこへ評判のいたずらだきがやってき ましたこのたぬき乱暴者でおまけに人波 外れた食心坊と着ておりましたからじい様 もばあ様もしっかり手を焼いておりまし た [音楽] ああこりゃ傘返せクを 返せ ああこのはあたれ目 がう うわこの悪たれたぬき目がさて 翌日アホのじ様く持って豆もないのにほい ささ方のじ様は食持って豆もないのにほさ たあ こらじ様はふとあることを思いつきまし たそして次の日も畑に行っ てあほのじ様豆まきたぬきのポンタが ほじくるぞほのじ様豆まきたぬきのポンタ がほじくるぞ ら石の上にじ様が取持ちを塗っておいたの [音楽] ですば様今夜はたぬき汁としようかなはい はいじゃ汁に入れる白い団子作って待って ましょう のと言ってじ様は畑へ出かけていきました その間になんとかばあ様に縄をそうと考え ておりました泣き落としの手だ わさらはちゅバチだよせめて死ぬ前に今 までも罪滅ぼしをして死にてなばあ様この 名をほいてくれらばあ様の手伝いがして ばあ様お前様年寄りだおらせめてばあ様の 手伝いしてばあ様の高校してから たぬき汁になり

てなあ死ぬ前のたった1度のお願だなあ ばあ 様気のいいばあ様たぬきの言葉に負けて縄 をほいてやりまし たほれ 手伝えほんじゃつかしてもらおうかのえ さて何つこうかの粉じゃないのかい様を つくんじゃい え ああ はこのあたれはバサをどうかしたんかバサ は寝とるもう起きる気遣いはねえや へえばあ 様ばあ [音楽] 様本当に本当にひどいたぬきでありました 様ばあ様をなくしたじ様はいつまでもばあ 様の墓の前で泣きましたそんなじい様を見 ていた前山のうさぎは可いがってくれた ばあ様の敵はきっと私が打ちますとじ様を 慰めまし たそれからいく日かうさぎはおめかしをし て山の畑の石の上でたぬきが出てくるのを 待ちました 何してんだあんたを待ってたんだ よ焚拾いがしたいんだけどら足が痛くてら に任せろ山ほど勝るで よたぬきはうさぎを嫁さんにしてやろうと 思ったんでしょう騙されているとも知らず 重いを背負山を降り始めまし たどうした足が痛いのよし よしいかいしょと今にうさぎをおらのもん においえおいうさぎ丼カチカチ言うのは 何事じゃカチカチ山のカチカチ取りが泣い たんだよそうかいそうかい おいうさぎどボボ言うのは何事だボボ山の ボボ取りが泣いたんだよそうかいそうか いなんだか暑い な ああああああああああああっちあっち あっちあ あ背中に大やけどを追ったたぬきは方方の 手で山を降りました今度あのうさぎのやつ を見つけたらただじゃおかぞ ありゃやまやまどうして私を はあ人違いしないで私は前山のうさぎだろ 前山のうさぎは前山のうさぎ私は中山の うさぎだよ中山のうさぎ本当 かやうさぎはたぬきを騙すとすました顔で こう言いましたあんた火傷してるよねこの すり味噌は火傷の薬よぴったり治るよお これはありがてえ 塗ってくれや中山のうさぎ どん待ってましたとばかりうさぎはからし の入ったすり味そをべったりと塗ってやり

まし たしみしみしみ [拍手] しみるる [拍手] る 背中の火傷にからし味噌を擦り込まれた たぬきはもうフラフラになって今度うさぎ のやつを見つけたら ありゃかくまくまどうしてぶつのはあ 人違いじゃない私は中山のうさぎだろ中山 のうさぎは中山のうさぎ私は後山のうさぎ よ後山のうさぎ本当かは私 ようさぎはまたもたぬきを騙しにかかり まし たなたぬきど ああんた魚食べたくない魚食いてじゃ船を 作るのよ私はこの板で板を作るのそして 谷川を漕いで行って大きな魚取るのらも 作るだ魚食いてだからな軽いうは軽いでも 重いたぬき丼は重い泥舟でなきゃだめよ 泥舟なるほどはあ泥舟ならすぐ作れるぞ ほしおいしょ ほい騙されているとも知らないで魚が食べ たいばっかりにたぬきはせっせと泥の船を 作り始めまし [音楽] た [拍手] [音楽] [拍手] さ魚取りよそれ行け [拍手] わでも泥の貝は水に濡れるとどろりと溶け てしまいましたどうしたかどいややめて くれそれもっと深いところ行かなきゃだめ ようえどうしよう助けて くればあ様の敵だ思い知れああやっぱり お前は前山のうさぎか知れたことさあ もっと深いところに行って魚を 取れ許して くれ ぎはばあ様を殺したたぬきを許すことが できなかったの です勝ち山のお話これでちゃん [音楽] ちゃん 昔広島の好道に木島というところがあり まし たこの島には久保明人と呼ばれる明人様が ありましたある年の夏この辺りに妙な噂が 炊きました明人様の胃腸の木のところに 幽霊が出るというの です神出 [音楽]

星 出し [音楽] 欲しい た幽霊を見たというのは1人や2人に とまらず町の人たはをりまし たもなんとかせねばと考えておりまし たなんせこうかざし欲しいかざし欲しいと 言われました時には ぞっと うんかざし欲しいと なこれは何かわけがありそうじゃ な噂が立ってしばらくすると数年前までと いう解散ドヤに方向しておった女が寺に 訪ねてきましたでその幽霊に心当たりが あると言われるんじゃなはいあれは今から 7年前のことでございます本に悲しいこと で浜屋さんはあの頃それはまあ商売繁盛で 旦那様と息子の正吉様とは頑張っておられ まし た旦那様は豪快なお方ですが正吉様は そりゃ心のお優しい方でし た旦那様は誠吉様にはよう店の後を継がせ たいと隣町の長者越後屋さんの娘を嫁にと 考えて話を進められておられたんでござい ますそんなある日のことでございます誠吉 様がお得意様からの帰り早道をしようとし て貧乏長屋と呼ばれるところ掘ってこられ まし たここれ は申し訳ございませ んな大したことはありませんこんなに かかってしまって本当にすみませ [音楽] ん様は貧乏長屋に住む娘沖さんを一目見て 好きになられたんでござい ますそれから正吉様は旦那様には内緒で 度々おさんとお会いになるようになりまし [音楽] た こうしてお2人は2分の違う間柄でしたが もはや離れられぬ中となっておられまし た狭い町のこととてお2人のことは町中の 噂となりやがて旦那様のにも入るところと なりまし た正吉お前どういうつもりじゃえぐ屋さん からははようユのの日取りを決めてほしい とやいのやいのと言うてきておるというの におとっさん実は聞いて欲しい話があるら 一緒になりて娘がいるんだ地お前貧乏長屋 に住む娘と月をとるというじゃないかいか んぞそんな貧乏人の娘を嫁にもらうことは 断じて許さんおとったんそう言わずに1回 おさんに会ってみておくれや赤地この浜屋 の後を継ぐにはなそれなりにふさわしい家

の出のもんでないといかんのじゃ先祖様に 恥ずかしいない身分のもんでのては の誠吉様のたての願いも旦那様は癌として 受け付けなさいませんでし たそれからというもの正吉様は大とお悩み の様子であまり仕事も手につかぬご様子で ございまし [音楽] た 旦那様はこれでは商売にも差し障りがある と考えられたのでしょうかある 日 正吉お前が好きだというその娘に一度会っ てやろうえおに会ってくれるんですか じゃがの正吉言うておくがもしその娘が 先祖様から伝わっておる掟にくようなもの であったらいくらお前が言うても許されん けんのとったんその先祖の掟というのは そんなもん今から言えん わい正吉様は早速おさんを連れて町1番の ご服屋に行かれましたそして飛び切り上等 の着物こて与えておやりになりまし たそしていよいよ旦那様にお主さんを 合わせる日がやってまいりまし [音楽] [音楽] たえい待たせた なおったん これがおさんです初めましておと申し [音楽] ますこらいかんわかざしをさしとらん かざしをさしとらん女じゃ話にならん 浜屋ではな先祖代々かざしを刺しとらの名 は嫁にしちゃいかんという掟がありますの じゃせっかくのことじゃがおさんとやら どうかせがれのことは忘れて くだされとっちゃんちょっと待って くれととっちゃんえ [音楽] なんということでござい ましょう先祖の掟てと言うて患をさして おらんことを理由にさんはんとの結婚断ら れてしまったんでござい ます悲しみにくれたおさんはとうと海に身 を投げて死んでしまいまし たこれを知った正吉様は自分も死んで旦那 様の目を覚ましてやるとおさんが見なされ たと同じところでご自分も身を投げて しまわれたんでござい ますそれで沖さんは今もかざし欲しいと 言うて [音楽] 神哀れな話よ の1人息子をなくした浜屋の主人は すっかり力を落としてやがて間もなく店も

落ちぶれていったそう ですそして宝庫しておった女の話を聞いた 住職はおさんを哀れんで早速町の人と相談 をしましたそうして沖さんが身を投げた 胃腸の木の横にかざしの形をした灯ろを 建てることにしまし たおさんどうかこれで迷わず成仏して おくれあの世で吉さんと一緒になって おくれ 町の人々によって立てられた神型の老は神 老と呼ばれて今も木島の久保明人に立って おるということ [音楽] です 昔ある村に1人のおっかとその息子が住ん でおっ たちょうどその日は息子がお嫁さんを もらう日でなおっ母は朝から霊の支に 大忙しちゃっ [音楽] た息子は峠のところまで嫁さを迎えに出て なうまっこの背中に揺られている嫁さを ちらっと見てはニちらっと見てはニコっと しておっ た夜になっ ていよいよ礼の儀式が始まったが33の ずきをかわしながらまたちらっと見ては ニコっとしておっ [音楽] たところでこの嫁さが体操な働きもんでな 朝から晩までよう働いたその上なかなか 高校な嫁さでなもたんとったそう [音楽] なところでじゃったこの嫁さが10日経ち 20日経ちするうちに何やら急に元気がの なってき た家の中におっても何やら体の具合は悪い ような様子じゃったそこでおっかが嫁子に 尋ねてみたこれこれれ嫁小屋おめえどこぞ 体に具合の悪いとこでもあるでねえ かあるんなら遠慮せずにおっかに言うて くれや うんおらおっか屁がひり て嫁子の言うこと にゃ嫁入りしてから今日まで屁がひりたく てひりたくてそれでも嫁がなんかひっては ならんと思うて今日まで我慢してきてそれ で体の様子がおかしいというのじゃっ たへえぐらい誰でもするわなさっさと遠慮 せずに出したらええ出したらええすると 嫁子は初めてにっこりわろうでおっ母さん どこぞえ捕まっとっておくれそう言うと 嫁子は勢いよ裾まくった [音楽] [拍手]

嫁子の手のすごいことその勢いでおっ母と 猫は迎えの大根畑まで飛ばされてしもうた おーいこれではたまらねえでや1つ引きに してくれやそう言われると嫁子はエっらと 今度は引きというものを [音楽] [拍手] [音楽] だおっ母 さん大丈夫かやああおらまたひひりたく なっ たこうしてまたまたおっ母は大根畑まで 飛ばされたちょうどその時息子が野良から 帰ってきた お お母さんところが今度は息子も引きに 引きずりこまれてしもう た ふうちの嫁語の部は低したもんだや焦げな 嫁を置いとくわけにはいかさっさと出て いってもらうぞおっ母が必死になって 取りなしたが息子はどうしても言うことを 聞かなかった こうして嫁子は荷物をまとめて国へ帰る ことになりましたそうな来る時と地合て 嫁子の気持ちは悲しかっ [音楽] た [音楽] ある川の渡まで来た時のことじゃった ちょうど先導たちが常に米だをいっぱい 積んでこぎだそうとしているところじゃっ たところは風がピタっとやんで頬は 垂れ下がり先導たちが押しても恋でも ピコっともごか 先導集がそんなに揃うて船も出せねえだか オラならへ1つで出すでよこれこれれ屋 いい加減なこと言うと承知しねえぞそんな ことができたらこの米だわら何秒でもやる わい本当にくれるだかそんならら出すで よ嫁はそう言うとくるっと裾まくって ボ発に待っ た船は子に風はんであれよあれよという間 にえ出ていったところでこの先導たちは船 が起きえ出てしまうと約束のものを渡さ ないでそのまま逃げていったこれ戻ってこ ねえだか嫁子は今度は引きを放ったあっと いう間に騎に米が 戻っ これで里への土産もできた兄さすまがしっ てきて [音楽] くだせそれ から峠に差しかかった嫁子はもう悲して ならなんだこの峠を越したらもう兄とも

別れねばなら ぬさも何か悲しいような表情じゃっ た峠の頂上に差しかかっ [音楽] た柿の木が1本経っておって端物売り らしい男が馬のせに乗ってかきのみを 取ろうとしておったじがなかなか手が届か ん らしい おらなら火1つでかきのみ落とすでよ何何 いい加減なことを抜かすなそんなことが できたらこのタム全部 やら本当にくれるだかやいやいその代わり このかの実全部落とすんじゃ [拍手] ぞ かのは1つ残らず落ちてしもう た嫁子は約束の物をもらうと峠を下って いった兄は1人先に降りていく嫁子の 後ろ姿を見ていると無償に悲しくなっ [音楽] た 嫁 [音楽] が焦げな宝房をどうして里へなんか返せる もんからと一緒にまたうへ戻ってくれら こんなこともあろうかと思って兄さに特別 なのを残しといただいいよい嫁おめえ まさかオをひゃやめて てれ 最後の手は特別でかかっ た兄は山を超え川を超えて自分の家まで 吹っ飛んで帰ってき たおっ か果たして嫁が戻ってくれるかどうか兄も も心配で仕方なかっ た帰っ帰ってき たというもの親子3人いつまでも幸せに 暮らしたそう なそれからもう1つこの家では庭に平屋と いうものをえて嫁子が屁をこきたくなると ここでやらせたそう なそれが部屋というものの始まりじゃと [音楽] 昔日は1年中絶してはいけないものでした そしてその日を絶やさないようにすること はその家の女将さんの大事な仕事だったの [音楽] です [音楽] こえるように冷える大晦日の晩のこと ですある一件の貧しい農家で姑とさんが まだその家に来てから間もい若いお嫁さん に話をしていまし たのこれからはあんたがいりの日を絶やさ

んように気つけてくだされよ決して絶やし たらいかんで [音楽] へこうしてこの世から日を絶やさんという 習わしはこの家のお嫁さんの手に預けられ まし た 若いお嫁さんはそのよ色の日が消えて しまわないかと心配で寝つかれませんでし た 心配で肺を駆けのけてみると火は塔に消え てしまって冷たい牌の中には日は一かけら もありませんでし た [音楽] 来こっ ちゃんどない [音楽] しよう偉いこっ ちゃどなん しようお嫁さんはどこか近所で日をもらえ ないかと外に出てみましたが隣近所は寝 しまっていてどの家も暗い闇の中に ひっそりとうまっていましたお嫁さんは いい考えも思いつかず悲しい思いだけが 込み上げてきてじっとしていられず真中の 道を歩き出しまし [音楽] た 誰か火たいてあるあの火もろって こ ああの本にすまんけど火種を絶してしもう たし火を分けてもらえんやろ かひだねえ かしてしもたて かそんでこの火を欲しいて かこの 夜中そんなに欲しいて か火を切らしてしもたらもう家におられ へんもうおられへんよしよしわかった日は やろその 代わり その 代わりその代わり我らの言うこと聞いて くれる か左さえもらえたらもらえ たらどんなことでも聞き ます ついたの宮 で実はわしらの仲間の1人が死んだ市街を 怒ないしようかと困ってた明日明後日その 次と3日したら取りに行くのであんたん とこで預かってくれん [音楽] か

[音楽] わかりました預からしてもらい ますお嫁さんは日星さに君の悪い死骸を 預かることにしました家に戻っても死骸を 隠すようなところはありませ ん仕方がないので牛屋の上の置場の中に 隠しまし た男たちからもらい受けた日をいりに用人 深く行けると嫁さんはほっとしてとに着き まし [音楽] た 翌朝年も開けてみんなで雑煮を祝っており まし た 嫁さんはさっきからむこさんがしきりと 牛小屋の方を気にかけている様子で雑煮が 喉に入りませんでし たどしはったどうもあそこにおかしなもの がある でちと見てくる わ ここれはどうしたもんだあれまそそれ はすみませんそれは私が言う べ何お前が言う べこんなものお前どこでこれ はた確かに夕べはしやったの に嫁さんは夕べ自分が日を切らしてしまっ たことから川のそばで火を炊いていた男 たちにへを分けてもらったことそして死骸 を預かってきたことまで正直に話しまし たそうやったんか そんならそのしさんが金の塊になったん や髭ずらをしてはったお人さんたちは きっと七福人 や大晦の晩に七福人さんが年越しに来 なはったとこへあんたが生きよって服を もろたんや よかったよかったあんたはんの真心に服が ついたんやあんたは宝嫁 やそれからのというものがこの家は道いる ように安楽な暮らしができたということで [音楽] 昔白い鍵の姿にも似た美しい城姫路城には 不思議な言い伝えがありまし たある秋の夜のことでした外は冷たい雨が 吹きつけて時折り雷名の轟く暗い夜でし た殿の侍たちが長い夜の連れに誰言うとも なくの話をし始めましたおいお主知って いるかこの城の天使角にはこの城の主とも 言われる妖怪が住んでいるという噂を何を 言うお天主には妖怪が住むなどという話は 噂に決まっておる わいどうじゃただこうやって夜を過ごすの ももったいない誰か天使までってを

確かめるというのはどうじゃここにこより を3本用意した度胸試しというわけ かこよりの日が先に消えたものが1人で 天主角に登るいい [音楽] な3人のいの侍は各々ちょろちょろと 燃える小よりをかし消えぬようにと願い まし [音楽] たえ車のが消える ぞいやじゃいやじゃわしはかるぞ妖怪が 住むという天主など絶対にいかの ぞ勘弁してくれ妖怪はごめん ややめにしよう3人のうち誰が行くにしる 天使に登って万が一何かが起きたら上から 音が あるやめじゃやめ じゃ私が参りますと立ち上がったのは 先ほどから3人の話を聞いていた年以の 森田ずという若者でし た私が天まで行ってき ましょう天主角にはこの城の主とも言わ れる妖怪が住んでいると恐れられて山階 より上は誰も登ったことがないそうじゃ お主には無理じゃいや参り ます都の侍たちにしてみればほんの遊び でしたそれがまだ年もの故障の書が城の主 も住むと言われる天主に登ると言い出した の [音楽] です森田書は都の侍たちを後にすると階段 を登りたった1人暗い天主閣に向かって いきまし [音楽] [拍手] [音楽] た [音楽] 図書は2階の部屋をすぎると3階に向かう 階段を登り始めまし [音楽] た そして3階には城の侍たちが言うように 長い間人の入った気配もなく不気味な暗闇 が広がっていまし [音楽] た頭書は4階の重い扉を開けまし た [音楽] そこには古びた血の匂いのする鎧や兜が 図書を阻むように立ち並んでおりまし た4回5階6階とずはハラハラする思いで 通りすぎるととうとう7階の戸口まで来て しまいまし たはを殺すとのが住むという7階の重い扉

をゆっくり開けまし た図書は部屋に入ると扉が音を立てて しまり暗闇の中に図書は閉じ込められて しまいまし たそしてどこからともなく白玉が現れまし [音楽] た [音楽] [拍手] さらに年の頃は345の肌の色の透き通る ように 青白く目は釣り上がって髪は長く背の高い 女が現れまし た お前は誰 じゃはい私は森田図書というものでござい ますしてそなたはなぜここへ来 た図書は包まずに殿のの出来事を述べ拙者 がと名乗り出てここに参りましたと言い まし た ほうそちはよよ気が強い [音楽] のそれではこれを [拍手] やろう戻って皆のものに確かに行ったと いう証拠が欲しかろそれを使わすほどに 持っていき あれそれは引きちぎられたカブのひでした シコとは首から襟にかけて防御するところ のものです頭書とやらここは人間の来る ところではない決して2度と来てはならん [音楽] [拍手] [音楽] ぞう [音楽] 海岸の方で激しい物事のするのに気がつい た殿の侍たちは速をかし階段打を見ました そこには図が倒れていました無事戸の部屋 に戻った図書は侍たちに天主で起こった 出来事を1つ1つ話して聞かせましたそれ を聞いた侍たちは震え上がりまし た次の日その話が殿様の耳に入り早速図書 が呼ばれカブのシを差し出したところそれ は殿様が宝として物子にしまっておいたカ のとのことでしたすぐさ殿様は宝の兜を 改めるため大物子にケを走らせまし [音楽] [笑い] た書が持ってきたシコは間違いなく殿様の 宝のカブのシコロでしたそのシコがどうし たわけか引きちぎられていたのでし たやっぱり天主に主が住むという噂は本当 じゃったの

かその姫路城の天主の主は姫神でおさ姫と 呼ばれ遠い神々の昔この城のある山は姫路 丘と呼ばれやがて姫山と呼ばれた春には桜 が先におったので桜山とも呼ばれた酒姫は この山に住む国つみであったそう です遠い遠い昔の話でし た 昔々ある町の長屋の一軒にそれはもうアホ な息子が1人住んでおった毎日仕事もせず ブラブラしておったが年頃になって嫁さん をもろうたそれでも相変わらずブラブラ する癖は抜けんかっ [拍手] た 腹減ったけど 飯まだかなさっき食べたばかりじゃないの 何もしないのによくお腹がすくね俺ら仕事 もないし夜までは長いし昼寝でもする か嫁さんはとうとうたまりかねてこう言う た お前さ毎日ブラブラしてたんじゃ体に毒だ し一層何か思い切って飽きないでもしたら どうかね飽きないたって俺にできるか なそうね魚屋さんなんかどうかしら 手っ取り早いと思うけど 魚屋いやいやいややっぱりは無理 だそんなことないよ私が教えてあげるから さやってごらんよ嫁さんは嫌がる亭主を 無理やり押し立て てへそくりで魚と道具を買ってなんとか 魚屋にし立てあげたお前さん人の大勢いる ところ行って取り立ての魚はいらんかね って言うんだよ ほそれじゃちくら行って くら取りたての魚はいらんか ねするとちょうど葬式の家に出くわし [音楽] たここは景気が良さそうだちくらごめん なすってちくらごめんなすっ て です魚はいらんかねえー取り立ての魚は いらんか ねして魚はない けんどわしのことか ねそれ じゃあめでたい大下たこいやてめえなん だって葬式の席に乗り込んできて魚はいら ねえかなんて抜かし上がるんだよとっとと うろお前さんそういう時はこのうちのお じいさんかおばあさんが悪かったんだねと 言うて悔みの1つも言うもんよそうすれば 魚の1匹も買ってくれる よそうかお悔みを言えばいいんじゃな明日 からそ しようそうして次の日

魚今度は結婚式に出し た今日はここで諦をしようえごめんなて ごめんなてごめんな てんここでみえばいいんだ な えこの家のおじいさんかおばあさんが 悪かったんだってね本当に惜しい人をなく してしもう たさお悔みの1つも言うたでお酒の1杯も 呼ばれるかこれはこれはどうもありがたく 頂戴しし ます きゃあうめえ駆け付け3倍とか申しまし て本当に惜しい 人やいてめえなんだってこんなめでたい席 でみなんぞ言いやがるんだよ へ お前さそういう時は高サゴの1つも歌う もいよそうすれば魚の1匹も買ってくれる よはそうか高砂を歌えばいいんだな高 や くらよし明日からそう しよそして次の日えー取り立ての魚はいら んか ね今度は上場に出会ったうやっとるやっ とるこいつは賑やか じゃ高 やこの裏布に頬あげ て高さん いやこの裏にほげてどどど邪魔だ邪魔だ 高この裏にげておす様でしたいやいやいや てめえなんの恨みがあって人が困ってる 時高なんぞ歌うんだよえと うせろちょちょちょちょっと待ってらただ 魚を買ってもらうと思ってよいさだよ どか来たんです かとっととうせろこの [音楽] ノお前さそういう時は水の1杯もかけて火 を消してあげるもんよそうすれば魚の1匹 も買ってくれるよそうか水をかければいい のか よし明日からそう しようそうして次の日えー取り立ての魚は いらんかねと今度は鍛冶屋の前を通り たかっ たふ鍵だ水だ水だぞ へいいここここでなんてことをしてくれる だえそれじゃ話が違うんじゃないかよ とっとと [音楽] せろお前さそういう時は向こう槌の1つも 打ってあげるもんだよそうすれば魚の1匹 も買ってくれるよそうか向こう槌の1つも 打ってやればいいんだ

なよしあさ しよさてまた次の日え魚 はんか今度は夫婦喧嘩をしている家に 出くわし [音楽] たの [音楽] ひょおさんの人になんてことをするんだよ これでも くらえうちの人の悲だこして やるちょちょ出て うせ男は待たしても失敗してそのことを嫁 さんに訴えたお前さんそういう時は まあまあどちらさんも言い分があり ましょうがここはわしにじてお取り くださいて言えばいい宝の1匹も買って くれる よそうかそういえばいいのかそうしたら 明日からそう しようさてその次の日魚 は です今度は牛がニめっこしているのに 出くわしたああこれはいいところに出した さてと まあまあまあまあお互いにどちらも分は ありましょうが今日のところはわしに免じ て おしたり よしそんなに睨まないでくれ よ助け て助け て助けて 助け [音楽] てまあバカな息子もいたもん [音楽] じゃこうしてアホ息子はいつまでだっても 魚屋ができんかったそう [音楽] じゃ [拍手] [音楽] 昔昔永明寺山という山の麓にそれはもう おかしな小僧が住んでおったいつもいつも ふんどし一丁でな あああんこ持ちが食いてな アンコロ餅が大好きじゃったおっか アンコロ餅が食いて よいつもおっかにセガではあんこ餅を作っ てもらっておっ たおっ母も可愛い子供のこととて毎日 あんこの餅を作ってやっては食べさせて やっておっ た [音楽]

ところ がそんなおっかもある日のこと年を取って 死んでしもう た あこの餅が食い [音楽] てそれでもやっぱり小僧はアンコロ餅が 食いてえのでアンコロ餅が食いてえ アンコロ餅が食いてアンコロ餅が食いてと 言って村の中を歩き回っておった村の人 たちもはめは道場してアンコロ餅を食べ させてやっておった そのうち誰もやらんようになったそれでも 小僧は毎日雨の日も風の日もアンコロ持が 食いてアンコロ持が食いてアンコロ持ちが 食いてと歩いておっ たアコロ持ちが食いてえ よその日も小僧はアコロ持が1つももらえ なかったので仕方なく永明寺山の上へと 出かけたああんこ持が食い [音楽] てそのうちうとうと眠ってしもうたすると 夢の中におかが現れ たはか我はまだ心持ちが食いてと言うとる か うんそんならあと2回だけ食べさせて やろうおっかは今天国にいる天に向かって ふんどしを投げろやそしたらその中に入れ てやるでええかあと2回だけじゃ ぞ小僧は 朝になって目が覚めた ありゃ夢を見ておったか やでもおっかが嘘をつくはずはねえだうわ これであんこ餅が食える ぞ小僧はふんどしを外しておっかアコロ持 くる よ 思いっきり空へ向かって投げつけ たするとなん と空からスルスルっと本年が降りてき てにぶら下がった あれえ そしてその中には重箱が入っており重箱の 中にはアンコロ餅がいっぱい詰まっておっ た うわ もう夢中になって食べに食べた そして あ おかありがとよありがとよおっ かこだまがおっかの返事のように聞こえ [音楽] た ある日のこと殿様が村の見回りにやってこ られ

たそんなことお構いなしに小僧は相変わら ずアンコロ持ち食いてと言っておった あんこ持ち食いてあんこ持ち食いて アンコロもち食いてアンコロ もちと様もアンコロ餅が大好きなのじゃっ たアンコロ餅 か どもわしもアンコロ餅が食いたいぞ村探し て まれらとこでは今日作らんねえ [音楽] だねえ だありはしねだアンクルアンクルもアンク 餅アンク餅食べたい な何 ないないとなったらマスマス食べ たいアンコロ餅探してまれアンコロ待 アンコロ待 じゃアンコロ町じゃ アンコ アンコロアンコロ 待ちこれを聞いて小僧はすっかりお殿様が 気になったなんと言ってもアンコロ餅を 食いて気持ちはよくわかるそうだおっは 2度と言っていたもう1回やってみるかお 様 やい殿様 やい 殿様はふんどし一の姿で現れた小子に すっかり驚いたこりゃ殿様の前に何という 姿でおるかとケたちはカンカンになって 怒ったが小はへっちゃら 殿様にアコロ持ちをぜますそう言うと殿様 の前でふを脱ぎ始めた おっかアンコロ持ち来る よそうて思いっきり空へ向かってふんどし を投げつけたするとスルスルっとふんどし は天まで上がっていっ た そうし てなん と夕方になってやっと空から降りてき たこうして開いてみる とやっぱり重箱が入っておったアンクル 持ちかや殿様食べてくんだ あっ たあんこ持ちじゃあんこ持ちじゃあんこ じゃ ぞこんな梅アンコロ持ち初めてだ ぞ 殿様はよほどアンコロ餅が食べたかったと 見えてまたたにアコロ持をげていっ [音楽] [拍手] [音楽]

[拍手] [音楽] た そうして殿様は最後に重箱の隅にくっつい ておった暗光指ですってプっと舐めたそう な うみゃこっこに褒美を取ら せろこうしてこっこは殿様から褒をたんと もらい一生冬せにアコロを食べて暮らす ことができたそう じゃおかし なこじゃ [音楽] な 昔昔鹿児島の桜島の麓に兄と弟の兄弟が 2人別々な家に住んどっ [拍手] た1番取り じゃ よ ふ よし人働きして [音楽] こよおとは働きもんじゃっ た毎朝暗いうちから起きて鍋に大根をかけ て働い たそれに比べてアドは大変ななけもじゃっ た [音楽] 兄どんにも困ったもんじゃ負けてばっかり いたんじゃ牛が腹すかしてかわいそう じゃそろそろデコン汁が見えたよう じゃやがて畑で一仕事終える頃にはは汁が うまそうな匂いをプンプンさせておった デコン汁とは大根汁のこと [音楽] じゃぎゃあにんまたデコン汁もらいに来た ぞおうかんじるできちるぞも食べなそい ごしそうになろう [拍手] かうまかこれいつ食うてもうまかがおどん どうすればコゲ馬かでこ汁ができるん じゃいあんさんわしが鍋はなベコンを 仕掛けておけば個になるんじゃこりゃまた 便利鍋じゃ なそいならこの鍋をわしに貸してくれや うんただし朝はに起きてやらんとだめ じゃこりゃよかったこいで明日は馬が出 こんじるができ [音楽] ぞ そうして次の日の朝アニョドは朝はから デコンを切っては鍋に入れ たこれでよしと はあ眠か眠かアニョはそれからぐーぐー

寝って やがてお様が天に登った [音楽] 頃鍋の中はうかでこ汁ができているどころ ではなデコンは生のままカリカリ鍋の中に 浮かんでおっ た見えちらんよなんでじゃろうナメドの 機嫌が悪かったのじゃろうか ある日またアニョどんはおとどに教わった ように朝はに起きてデコンを切って鍋に 仕掛け [音楽] たそしてまた昨日と同じようにぐぐ大きを 描いて寝てしもう たてまたお様が点高く登っ たああよく寝たドラデコン汁でも食べるか なありゃありゃ ありゃ鍋の中を見たが昨日と同じように デコンは生のままプカリプカリ浮かんどっ たニドはがっくりしてしもうた あアニョはどうもデコンの煮方が悪いのだ と気づきおとっとんのところへ走っ たおどっとんおいはコゲこげしたぞドゲし てもデコンは煮えんがどうすればデコンは 煮えるんじゃニョどんいくらよか鍋でも デコンを切って仕掛けておくだけじゃ デコンは煮えんぞ え確か仕掛けておくだけでよか言うたがの あんなどん を起きて鍋にデコンを仕掛けてから枝を くべやんせうんうんそいが住んだら川の 土手行ってかいっぱいの牛の草を切って きせうんそうして帰ってくるとデコンが 煮えとるから うんこれはよこと聞いたえと鍋を仕掛けて からえっと小枝をくべて うん うんそれから小田とりにいやあ草に行くん じゃったなうんその通りじゃ どんよしおいも明日はそげにしてみ だアニョどは機嫌よく家へ戻っ た次の朝アニョどは早を起きてデコンを 切って鍋を仕掛け たそれから が教えてくれたように小枝に火を つけこれでよかよかおとどが教えてくれた ようにしたぞどらまた一眠りじゃちごた ちごた草に行くんじゃっ たアニョどはかを背負ってカを持って草に 出かけ た 眠 かアニョドは朝早く草切りをするのは 初めてなのであびをしながら草切りを始め た

[拍手] [拍手] あきつ か一眠りしよう か はじゃけんどデコンが2円で頑張らねば なら ね ああきつ かおどんが言うた通り草いっぱい切った [音楽] ぞだ けんどベコンは本当に煮えちるかいねえ アニョドンは草がいっぱい入っているかを 重そうに背負って家へ向かったそれを見て おとどは大きく頷いてにっこりと笑っ た今日はおとどが言うた通りにしたから きっとちる [音楽] ぞでこんじる じゃ できちょっ たおいがでこんじるが見えちゃった ぞおいがでこんじるが見えちょった [音楽] [拍手] [音楽] ぞこら馬か [音楽] [拍手] こらうま か働いた後のデコン汁の味はまた格別 うまい わいこうしてアニョドンは働いた後の デコン汁の味を覚え [拍手] たそれから先のアニョは朝は早を起きて デコの鍋をかけ草切りに出かけることが 毎日の癖になっ た牛丼は毎日草が食えて安心したそして どんどん太っていっ [拍手] たおとどもよく働くようになったの様子に ほっと安心し [音楽] たそうしてやがてアニョドンは村で1番の 働きもになりおとどは村で1番の金持ちに なって2人ともよ暮らしをしたということ じゃ

まんが日本昔ばなし2023 Vol 3536

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