話題の成分レチノール。副作用を気にせず、美肌を叶える方法を専門家に取材 | Vogue Japan

話題の成分レチノール。副作用を気にせず、美肌を叶える方法を専門家に取材 | Vogue Japan

種類ごとの研究量や承認された効能は同じではない。期待できる働きを、肌悩み別に見ていこう。

ハリを与えてシワをケア
コラーゲンの産生を促し、その分解を抑える働きを持つのがビタミンA。皮膚の弾力を支えるコラーゲンが増えることで、ハリが戻り、シワが浅くなっていく。ターンオーバーを整えて肌を内側から押し上げる作用もあり、長く使い続けるほど実感しやすい。

シミ・色ムラ・色素沈着の改善
ターンオーバーを促すことで、メラニンが沈着した古い細胞が排出されやすくなる。とくにトレチノインはハイドロキノンとの組み合わせでメラニン生成を抑えながら代謝を上げるため、パワフルなシミへのアプローチが期待できる。

ニキビや毛穴の詰まりの解消
ビタミンAには皮脂腺の働きを抑え、毛穴の詰まりを防ぐ作用がある。ニキビ跡の色素沈着にも働きかけるため、ニキビに悩んでいるなら、若い世代でも積極的に取り入れたい成分だ。また、皮脂分泌が整うことで毛穴が詰まりにくくなり、開き毛穴や黒ずみが目立ちにくくなる。

紫外線による肌の老化防止
パルミチン酸レチノールのような蓄積型の守りのビタミンAを補い続けることで、日焼けによるシミやくすみを未然に防ぐことができる。

使い始めはどうする? 刺激、朝夜、併用の疑問

SNSなどでもたびたび目にする「レチノールは朝使っていいのか?」という疑問。Mieさんの答えはシンプルだ。

「守りと攻めで分けて考えるといいと思います。守りのビタミンAであるパルミチン酸レチノールは、朝・夜どちらに使ってもOK。紫外線から肌を守る働きを持つため、朝のケアに取り入れることも理にかなっています。レチノールは夜メインに使うのがおすすめ。レチナールとトレチノインは夜のみ。特にトレチノインは医療機関の指示のもとで使うことが前提です。成分表示がふわっとしている場合は、夜をメインにするのが安心です」(Mieさん)