人気ヴィンテージショップ『ベルベルジン』ディレクター・藤原裕さんをホストに迎え、藤原さんとゆかりのあるゲストに登場してもらい、“服と人”との関わりを深く掘り下げていく対談連載。今月のゲストは、HIDE(GRe4N BOYZ)さん。知り合って20年以上の間柄であるふたりにとっての“服と人”とは。
第一印象は、かわいい後輩と頼れる先輩
藤原
今回のゲストは、僕の全てを知り尽くしているといっても過言ではないHIDEを指名させてもらいました。HIDEと初めて会ったのは1999年頃だったよね。俺が『ベルベルジン』に入って1年目で、あの時は、まさか20年以上経って、こうして対談することになるなんて思ってもいなかったよ。
HIDE
光栄です、ありがとうございます。本当によく遊んで飲んでいましたよね。まあそれは今もですけど。あとユッタン(藤原裕さんのニックネーム。以下同)のことに関しては“服と人”どころではなく、ここでは書けないことまで知っていますけど(笑)
藤原
まあそこは置いておいて……(笑)。スペシャルコンテンツのテーマが“服と人”ということで、まずHIDEのファッション遍歴から教えてもらおうかな。そういえば京都出身だけど、中高時代は高知の学校に通っていたこと以外は、あまりよく知らないんだよね。
HIDE
確かにそうかもです。ファッションに興味を持ったのは、まさに高知で過ごしていた中学生の頃で、当時は寮に住んでいて地元の帯屋町(おびやまち)にあった『中津商店』に通っていました。
藤原
俺もよく行った! 現在の『ジーンズファクトリー』の前身ね。
HIDE
そうです。当時はリーバイス501が基本でしたけど、702とかも流行っていて。あとダメージだと、膝のアタリがヴィンテージっぽくなっているのが個人的にはすごく好きで、わざと壁にこすってセルフ加工をしたり。中1くらいかな、あれが僕のスタートです。
藤原
俺も同じだわ。中1のときに母親からもらった3,000円を握りしめてブラックジーンズを買いに行って。でも店員さんにすすめられたのがリーバイス501のブラックで、当時6,800円。自分で持っていた貯金を合わせて買って帰ったら母親に超怒られたけど(笑)。
