オーレム(AUREME)は、2026-27年秋冬コレクションを東京・九段下の科学技術館にて2026年4月21日(火)に発表した。
新ブランド「オーレム」始動、2100年を見据えた”第2の肌”
ユニセックスウェアブランド「オーレム(AUREME)」は、2026年秋冬シーズンより始動した新ブランドだ。ブランド名はAURA(気配)とME(自分)を組み合わせた造語で、2100年には平均気温が4℃上昇するとも言われる環境変化を見据え、身体と環境を「循環」させる”第2の肌”としての日常着を提案する。
クリエイティブディレクターには、ファッションブランド・カオス(Chaos)のディレクターを務めた経歴を持ち、素材開発とプロダクト設計を得意とする櫛部美佐子を起用。トレンドに左右されない”静かな前衛”をテーマに、心地よさとニュートラルな美を求めるすべての人へ向けたファッションのあり方を提示する。
柔らかさと硬さ、対照的な素材使い
ショーを通して目に留まるのは、異なる質感を大胆に対比させた素材使いだ。たとえば、ウールのような風合いのコートは、歩みに合わせて裾がゆったりと揺れる姿が特徴的。上質な空気感をまといつつも全体にゆとりを持たせた仕立てで、肩の力を抜いた佇まいに仕上げた。
対して、ハリ感のある硬質な素材を用いたルックでは、直線的なフォルムが目を引く仕上がりに。ブラックのワントーンでまとめることで、モードな緊張感を保ちながら、洗練された印象に導いている。
このほかにも、もこもことしたベストや軽やかなダウンジャケットも登場。多彩な素材のウェアを提案することで着る人の気分や体感に寄り添い、着こなしの選択肢を広げている。
ニュートラルカラーに差し込むブルー
カラーは、ブラックやブラウン、ホワイトを中心としたベーシックな色使いで構成。そのなかで目に留まったのが、ブルーを取り入れたスタイリングだ。ペールブルーのアウターにトーンの異なるブルーのタートルネックニットを重ねたルックや、深みのあるブルーのニットにストライプパンツを合わせたコーディネートが差し込まれ、落ち着いたトーンの中に鮮やかな抜け感をもたらしていた。
揺れるヘッドピース&ボリュームマフラー
スタイリングに変化を加えるアイテムも随所に散見された。長めのタッセルを配したヘッドピースは動きに応じて揺れ、視線を引きつける。
首元を飾るのは、布団のようにボリュームを持たせたマフラー。ふっくらとした厚みが、コーディネートのアクセントになっていた。





