──新聞の見出しに本名ではなく「ツイッギー」が使われたことで、世間に大きなインパクトを与えることになりましたが、そもそもこの名前はどのようにして誕生したんですか?
最初のボーイフレンドの兄が、私の脚がとても細かったので「ツイッギー(小枝のように華奢な)」と呼び始めたんです。ただのニックネームでした。その後、美容院に飾られていた私の髪型を記事にしたいという記者に名前を聞かれ、「ツイッギー」と答えたんです。一度活字になったら、それで決まり。歴史に刻まれてしまいました。
──SNSもない時代に、わずか数週間で世界的に有名になりました。そのスピードはどのように感じていましたか?
圧倒的でした。それまで私は学校に通っていただけの少女だったのに、突然パリやニューヨーク、日本へと旅するようになったんです。信じられない経験でした。何も計画していなかったし、若かったからこそ、ただ流れに身を任せていました。
──ツイッギーを象徴するアイコニックなアイメイクは、ご自宅にあった人形が元ネタだったとは驚きでした。
10代の女の子がメイクや服で遊ぶのは、今も昔も同じです。当時のイギリスにはティーン向けのスタイリッシュな服がほとんどなかったので、ベルボトムやミニスカートなど、私は自分で作っていました。メイクもお手本になるものがなかったので、いろいろ試していたのですが、たまたま部屋にまつ毛が強調されたラガディ・アンの人形があったので、その目をヒントにあのメイクが生まれたんです。

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──初めて日本を訪れたときのシーンも印象的でした。空港に集まった大勢の観衆に驚いて涙したそうですが、特に心に残っている思い出は?
