比較的天候良好な10月のNYに、雨が降った日。お笑い界の日本代表とアイドル日本代表が、NYで初対面を果たした。2017年以来、8年ぶりに表紙を飾ってくれた直美さんと、直美さんが上京する前年に生まれた天ちゃん。キュート、ヴィヴィッド、ハッピー、ポジティヴ、キャッチー&ファッショナブル、スイート&ポエティック&グラマラス。女の子の魅力が全て詰まったシューティング・デートは、笑顔と愛に溢れていた! ここでは、直美さんと天ちゃんのガールズトークをお届けします!
トーキョーを制する2人の
ガールズトーク in ニューヨーク

――楽しいハプニング満載の撮影、お疲れ様でした! 今回の撮影に「トーキョーを制する2人」というキャッチをつけさせてもらっているのは、天ちゃんは今年の7月に櫻坂46として東京ドーム公演を成功させていて、直美さんも来年の2月、ソロで東京ドーム公演を開催するからです。「東京ドーム」という共通点にちなんで、ぜひ、天ちゃんから直美さんへアドバイスをお願いします。
天:ええー! 無理です、できないです。
直美:ぜひお願いしたいです!! 絶対に普通の会場とは違うと思うので、その違いを知りたいの。ドームのステージに立っている女性は、そんなに多くはないと思うし。やっぱり、他のどの会場よりも広く感じますか?
天:はい。とにかく会場が広いので、走ったりすると、かなりきついです。あとは、歓声で会場が揺れる感じがあります。ドドドドーッていう地響きを感じたのは、東京ドームが初めてでした。約5万人が一斉に上げた歓声は、イヤモニ越しにもはっきり聞こえて、むしろイヤモニの音が聞こえなくなっちゃったり。ふふふ。
直美:へえ。冷静と情熱のバランスを取るのが大変そう。
天:あとは、舞台監督さんから、「ドームでは2階席も意識して」って言われました。2階席の人が「全然見てくれない」って思うことがないように、なるべく視線を上に向けたり、「めっちゃ見えてるからね!」と声をかけたりしました。実際に、上のほうも結構見えるんです。
直美:すごーい! ステージが始まる前の緊張感も普段と違う?天 はい。緊張感もすごいんですが、私の場合、緊張する日のほうがうまくいくので。「来た来た~っ」って思うんですけど(笑)。
直美:なんてカッコいい! ヒューヒュー!
ーー直美さんはお笑いで、天ちゃんはアイドルとして。この先の未来にどんな夢を描いていますか?
直美:私は、アメリカでツアーがしたいです。第二言語でのお笑いみたいなものにフォーカスしていきたくて。
天:グループでは海外のフェスにも出させていただいたんですが、単独ライブは、まだ海外ではしたことがないので、やってみたいです。世界の方に櫻坂46の音楽を届けたいなっていう夢はあります。
直美:何か個人的にやってみたいことは?
天:演技のお仕事も今年やらせていただいて、来年も、できればいっぱい挑戦してみたいと思いました。
直美:えー素敵! 昔から器用だったの? 何でも並行してできちゃうような?
天:何にもできなかったです。公園で遊んでばっかりいる子供でした。何か一つのことを続けたり極めたり、というのがなくて。
直美:アイドルがいちばん続いてる?
天:はい。せっかく続けられるものに出会えたからには頑張りたいです。

ーーでは、全ての人が生きやすくなるために、もっとこういう世の中になってほしいと思うことは?
直美:誰うちら? ギャハハ(爆笑)!! 急に何ですか(笑)? まぁでも、あれだよね、勝手に(天ちゃんと)ニコイチで答えようとしてますけど、みんなが明るい生活、楽しい人生を送れるようにうちらは頑張ってね、エンタメを届けますから! 誰だって、毎日明るく生きられてるわけじゃなくて、落ち込むこともある。だから、落ち込んだときは私たちを見て、元気になってもらえたらいいなって思います。
天:思います~!
――ネガティブな意見が届いたときの、マインドセットの仕方は?
直美:人は人、自分は自分って思うこと。頭の中に情報を詰め込みすぎると、自分の意見がわからなくなっちゃうので。「いろんな声はあるけど、私はこれでいいんだ」って、何事もポジティブに考えるようにしてます。
天:私も、批判的なご意見を受けたりするときは、「注目されてる証拠だ!」って思って、悪意のある言葉はストレートに受け取らないようにしてます。
直美:今は、何事も、真に受けすぎないスキルが大事。例えば、最近って生成AIが進化しすぎてるから、たとえば現実にはありえない設定のペット動画に、真剣にコメントしてる人がいたりして。それを見るたびに「この人はAIが作り出したものを本物だと思い込んでるんだ」って悲しくなります。このままじゃ、本物を見抜けない世の中になってしまう。
天:私はYouTubeを見て育った世代なので、そういう出来すぎた動画は割とすぐ疑っちゃいますね。小さい頃は、スライムを作る動画をずっと見てました(笑)。
直美:そっか、今の人たちのほうが見極める能力はあるかもね。頼もしい!
天:個人的には、昔のSNSのほうが好きだったなって思います。
直美:うちらの上の世代が「昔のテレビはよかった」っていうみたいな(笑)。
天:今は、ちょっと過激なことをするといろんなこと言われちゃうから、考えすぎて、がんじがらめになっている人が多い印象です。
ーー最後に、直美さんから見たジャパニーズガールの魅力は?
直美:魅力だらけですよ。みんな独自のセンスを持っていて、めっちゃクリエイティブ、それでいて、協調性もあるじゃないですか。最近はよく多様性云々って言われるけど、日本のカルチャーって自由で、何でもありなところがすごい。女の子はみんなキラキラして見えます。アンチのコメントなんか気にせず、トレンドとリアルの両方をいっぱい発信してほしいです!



2026年2月11日渡辺直美東京ドーム公演開催!
芸歴20年を記念したスペシャルな公演、「渡辺直美(20)in 東京ドーム」の一般チケットが11月15日より発売中。東京ドームでのピン芸人お笑いライブは史上初! 直美さんの挑戦を、絶対に見逃さないで♡
(先着のため、お席がなくなり次第終了となります。詳しくは「渡辺直美 東京ドーム」で検索、特設サイトにてご確認ください)
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Starring:NAOMI WATANABE x TEN YAMASAKI(ViVi exclusive) Photo:SARAI MARI Styling:KIE FUJII(for NAOMI-THYMON Inc.)&KANA TANAKA(for TEN) Hair&Make-up(for NAOMI)+Hair(for TEN):ASAMI NEMOTO Make-up:AYAKA NIHEI(for TEN) Text:YOKO KIKUCHI Coordinate:YUKIKO(Fshoot,inc)
