(CNN) ファッション誌「ヴォーグ」で自身の後任となる編集長を指名した今、アナ・ウィンター氏は少し緊張が解けたようだ。
少なくとも、2006年のヒット映画「プラダを着た悪魔」については、以前よりも積極的に語ってくれるようになった。
映画はアン・ハサウェイ演じる記者志望の女性が、一流ファッション誌での仕事をつかんだものの、厳しい編集者が上司だったという物語だ。
メリル・ストリープ演じるミランダ・プリーストリーはウィンター氏がモデルと考えられている。このキャラクターは、業界を問わず、めったに満足することのない上司の代名詞となり、ストリープはこの役柄でアカデミー賞にノミネートされた。
ウィンター氏はこれまで、この作品について語ることを控えていたようだ。しかし、最近になってポッドキャストに出演した際、「プラダを着てプレミア上映に行ったの。映画のテーマを全然知らなくて」と冗談を飛ばした。
「とにかくメリル・ストリープが素晴らしかった」とウィンター氏は語った。「それから映画を見たんだけど、とても楽しかった」
ウィンター氏は、「ファッション業界の人たちはこの映画のことで私のことをとても優しく気遣ってくれた。映画は私をある種、気むずかしい人物として描くことになるだろうって」と語った。
ウィンター氏は、この映画を魅力的だと感じると同時に受け入れてもいるようだ。
「結局のところ、ユーモアとウィットにあふれた作品だった。なんといってもメリル・ストリープが演じていた」「(シニアアシスタントを演じた)エミリー・ブラントもいた。みんなが素晴らしかった。最終的には公平な撮影だったと思った」(ウィンター氏)

「プラダを着た悪魔」でのメリル・ストリープとアン・ハサウェイ/Moviestore/Shutterstock
ウィンター氏は09年のインタビューで、この映画について「フィクション」だと語り、「映画の中で出版社が言うように、私はいつでも温かくかわいらしいわけではない」と指摘した。
当時、ウィンター氏は「この映画で良かったのは、雑誌を作るのにどれだけ難しい業務が必要かがしっかり描かれていたことだ」と認めていた。
「プラダを着た悪魔」の続編は6月に撮影が開始された。新作でも、ストリープのほか、アン・ハサウェイ、ブラントらが出演する。
