森七菜の芝居はなぜ“存在感”があるのか 『国宝』『フロントライン』で示した唯一無二の魅力
2016年に地元大分のスカウトを きっかけに芸能界へ進んだ森。19年に 深海誠監督の劇場アニメ天気の子で ヒロインアーマの春名の声を担当し 。続けてNHK連続テレビ小説エール 2020年前期ではヒロインの妹役を演じ さらにこの恋温めますか?2020年 TBSKで連続ドラマ初主演も果たした。 しかし2021年に当時所属していた事務 所対処。その後しばらくは目立った露出は なかったが2023年にコレ田博和監督が 総合演出脚本を務めたNetflix シリーズマ子さん地のマカ内さんで出口 ナツきとW主演。近年は4月になれば彼女 は2024年やファーストキス1STキス など映画への出演が続いている。こんな森 が出演している国報は公開から1ヶ月今も なお注目を集めている話題策だ。本作は 作家吉田一による同盟小説を映画化し、芸 の道に人生を捧げた菊沢涼の反省を書いて いる。監督を務めたのはフラガール 2006年や悪人2010年、ルーの月 2022年を手掛けた理想。吉沢の他に 横浜竜星や渡辺県田中などが出演しており 森は歌舞伎役者あ戦郎中村元次郎の娘あ子 を演じている菊のことをしうあ子森七が 登場するのは物語後半から2代目花次郎 渡辺県が亡くなり血のつがりを持たない菊 は株機会で孤立してしまう自分ではどうに もできない血のつがりを求めあ子と関係を 持つ。そんな菊の思惑に戦郎中村郎は激行 し、あ子の目の前で罵倒。しかしあき子は 家を捨て菊王を選ぶ。そして2人は歌舞伎 の世界から姿を消すことになった。あき子 嫌盛りがすごいのはここからだ。各地の 宴会上でゲを披露して回る菊がどんどん かんでいくのに対しあき子は日に日に たましくなり強さが増していく。甘くて 可愛いまだ要素が残る女の子から強い意思 と覚悟を持った女性へと変化するのだ。 その背景に何があったのかは書かれないの だがあき子の苦悩は想像にたやすい。菊を 見つめる目には愛通しさよりも不安や 悲しみ怒りが見て取れる。それでも菊の そばから離れなかったのはあ子の真の強さ だ。結果的にこれらの経験はその後菊の 血肉となっていく。そんな日々を隣で支え た秋子は本作において重要な役所であった ことは言うまでもない。だからこそその 後子の姿がないのが何とも切ない。防衛 時間3時間の映画で必者の体感としては あ子の登場シーンは20分程度といった ところだろうか。森は限られた時間の中で 1人の女性の成長と変化を見事に演じて 見せたのだ。
6月に公開された『国宝』と『フロントライン』。錚々たるメンバーが肩を並べた両作の舞台挨拶で、森七菜の小柄さに思わず目がいった。両作品に出演する森は、それぞれで物語を動かしていく重要な役を担っている。
