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掲載日

2025年6月16日

世界のファッション産業では、年間800億から1500億着の衣料品が生産されていますが、その40%が売れ残り、埋め立てや焼却、あるいは値下げのゴミ箱行きとなっています。

Image: Pexels

そこで、責任ある調達のショーであるSource Fashionは、その「画期的な」報告書「ファッションの隠れた危機」の中で、業界の「最も差し迫った、しかし最も対処されていない問題」のひとつである「過剰生産」に取り組んでいます。

ファッションブランドのうち、生産量の削減に積極的に取り組んでいるのはわずか1%に過ぎないと主張する同報告書は、一流ブランドや小売業者がすでに試験的に導入している実行可能なモデルを紹介。

例えば、「必要な時に必要なものだけを生産し、余分な在庫をなくす」オンデマンド生産、「再利用、修理、リサイクルを想定した衣服を作り、ライフサイクルを延長する」サーキュラーデザイン、「所有から、レンタル、再販、サブスクリプションなどのアクセスモデルへ移行する」リテール・アズ・ア・サービス、「消費者と共同デザインすることで、関連性を確保し、無駄を省く」コラボレーティブ・クリエイションなど。

「ブランドは利益を減らすことなく生産量を減らすことができます。実際、多くの場合、利益を増やし、消費者の信頼を強化します。」本書には、こうしたアプローチをすでに実践しているブランドのケーススタディが掲載されており、持続可能性の向上と同時に商業的な実行可能性も実証しています」と報告書。

ファッション業界は、消費者の期待の変化、経済の不確実性、規制当局と投資家の両方からの圧力の高まりに直面しています。

Source社のソーシング・ディレクター、スザンヌ・エリンガム氏は、この報告書について「小売業の成功の裏にある不快な真実、つまり、過剰生産がモデルに組み込まれ、大量生産が利益を増やす唯一の方法であることを浮き彫りにしている」と指摘。

「2025年に近づくにつれ、企業は生産方法だけでなく、生産量や過剰生産への対処方法についても問い直さなければなりません。過剰生産と過剰が現実に存在するのです。よりスリムで、よりスマートで、より循環的な未来を受け入れようとする企業にはチャンスです。」

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