Search for:



【驚き】しょっぱいはずの生ハムが甘く…がん治療で変わる“味覚”を疑似体験するイベント「味覚障害で治療にも影響が…」

日本人の2人に1人がかかる「がん」。
病気への理解を深めてもらおうと、がん治療で起こる副作用を疑似体験する初めてのイベントが行われました。

スプーンに盛られた生ハム、パスタ、そしてハンバーグ。

生ハムは、ツヤツヤしていておいしそうに見えますが、口に入れるとあまりの甘さに「Live Newsイット!」の生野陽子キャスターはあ然。

パスタは苦く感じ、ハンバーグは何の味もしません。

これらは、抗がん剤治療で起こる「味覚障害」を再現したメニューです。

「“味が変わる”生ハム」は、塩気を抜いて砂糖で味付け。
「“味が変わる”パスタ」は、トマトソースに苦いお茶をプラス。
「“味が変わる”ハンバーグ」は、肉のうま味を取り除きました。

抗がん剤などの治療による副作用で起きる味覚障害。
症状のあるがん患者は、約7割に上るといいます。

味覚障害が患者に及ぼす影響について、国立がん研究センター中央病院・消化管内科長の加藤健さんは「味が違う、おいしくないということだけでなく、栄養が取れなくなり、がん治療全体の成績にも影響する」と話します。

国民病とされる「がん」の理解を深めてもらおうと、民間の保険会社「アフラック」が「『味の変わるレストラン』試食体験会」を開催しました。

イタリア料理界の巨匠・落合務シェフもイベントに賛同。

味覚障害を疑似体験した後に提供される本格派イタリアンのメニューを監修しました。

落合シェフは2021年と2024年の2度、「がん」を経験。
闘病中、味覚障害があったといいます。

「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」オーナーシェフ・落合務さん:
一時退院した時に、家でご飯を自分でちょっと作ってみたんですが、家内がそれを食べて、“しょっぱくて食べられないよ”って。

イベントに参加した人は「母親が、がん治療をしていたので、こういうつらい思いをしていたんだなって。今ならもっと寄り添えたのに」と話していました。

自分自身や身近な人が「がん」になったとき、どう向き合うか。気付きにつながるイベントでした。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

Write A Comment