きたろう&武藤十夢、ほろ酔いロケの極意は「あうんの呼吸」 BS―TBS『~癒・笑・涙・夢~夕焼け酒場』
きたろう&武藤十夢、ほろ酔いロケの極意は「あうんの呼吸」 BS―TBS『~癒・笑・涙・夢~夕焼け酒場』
俳優・タレントのきたろう(76)と女優・タレントの武藤十夢(30)が酒場を訪問し、その魅力を紹介するBS―TBS「~癒・笑・涙・夢~夕焼け酒場」(土曜午後6時)。チューハイを傾け、ほろ酔いの2人が織りなす店主らとのトークの居心地の良さが人気の番組だ。息の合ったコンビがこのほど、東京都内の収録先で本紙の取材に応じ、酒場談議に花を咲かせた。 2014年4月にスタートし、11年目に突入した。昨年11月には放送500回を突破した。 きたろうは「11年になると、もう伝説の番組。僕は飽きっぽい性格だけど、お酒を飲むと感じる時間が短くなって飽きないんですよ。お店ごとに全部違う人間がいて興味は尽きない。だから続くんです」と話し、「店の大将、女将(おかみ)も変わるからこそ、(以前から変わらない番組の)マンネリの面白さがあるんだよ」と妙味を解説した。 武藤は22年1月からきたろうとコンビを組んだ。「番組の良さは料理だけでなく、それぞれのお店の人間模様が見られること。だから酒場が続く限り番組は続きますよ」と胸を張った。 収録で訪れた東京都葛飾区立石の「三平」は葛飾区出身の武藤にとってまさにホームグラウンド。カメラが回る前から店主と話が盛り上がっていた。 収録で出される自慢の料理を肴(さかな)にチューハイのお代わりも。きたろうは「店によってチューハイの(焼酎の)濃さが違うんだよね」と明かし、「3杯は飲むかな」とも。武藤も「『濃さは自分で決めて』という店もあれば、お代わりのルールもあったり。空になったグラスを食べています」と告白。これにきたろうは「店主が武藤のネギ嫌いを知り、モツ煮のネギをのせなかったこともあったよな」といじった。2人は店主や店員からペーソスあふれる話題を巧みに引き出していく。きたろうはその極意を「僕は相手をリラックスさせるのが仕事だと思っている。緊張を解くのが大事。そんな雰囲気をつくるよう心掛けている」と説明。武藤は「店の人は普段いろんなお客さんを相手にしているから慣れている部分もあるかもしれないけど、休憩時間に『緊張してますか?』とか、おしゃべりをして緊張を和らげたりする」とムードづくりでも息はぴったり。
「十夢は下町っ子だから酒場に合うんだよ。最初はアイドル(AKB48)だったからどうなるかと思ったけど、本当に信頼しています」ときたろうは相棒を称賛。武藤もきたろうに全幅の信頼を寄せ、「店主の家族が亡くなった話などではきたろうさんがうまく回してくれる。あうんです」と強調した。
きたろうは「あうんになったのは1年ぐらいたってお互いの人柄が分かってきたから。十夢はアイドルぶらないし…」と話すと、元AKB48の武藤は「前の方じゃなかったし」と苦笑した。
気象予報士、ファイナンシャルプランナーとしても活動する武藤。利き酒師などお酒にまつわる資格取得への関心を聞くと、「番組は仕事ですけど、楽しんでやっているところもあって資格を取るとどうかな。お酒の知識を深めることは楽しそう」と勉強家の一面をのぞかせた。
番組で店主に問うお約束の「あなたにとって酒場とは?」の質問を2人にすると、きたろうは「日本の文化」ときっぱり。武藤は「酒場はエンターテインメント。私たちのステージと同じで料理、お酒をお客さまに提供し楽しんでもらうからです」と話したが、「プライベートでお店に行っても、つい『何でお店を始めたんですか?』と聞いてしまうことがある。”職業病”です」と笑った。
中日スポーツ
