【感動】有名ギタリストであることを隠し無能を演じる俺。ある日、俺を振った元カノに再会「私の彼プロのギターリストなの」しかし、恋人が出演のライブに現れず、代わりに俺が神演奏した結果【朗読まとめ総
タクトごめんねプロのギタリストさんに 告白されたからバイバイ ねある時急に彼女に言われた目の前が 真っ暗になっ た俺には状況がよく見えなかっ た確かに有利は音楽がとても好きで俺との 共通の趣味だでもだからって 俺はかつてのヒットユニットを作った ギタリスト だしかし強心的ストーカーによってひどい 目に合わされ た命の危険を感じてしばらくは活動を 控えることにして いるギターを引いていない時の俺は はっきり言ってダサダサな男だまさか かつての名ギタリストには見えない だろうでも有利と付き合っていくうちに いつかは彼女に打ち明けようとちょっとし た計画ができていっ たしかしそう思っていた矢先突然振られて しまっ た高が失恋かもしれないでも俺には本当に 辛かっ た好きなギター活動を抑えていた時の たった1つの希望だったの に俺は人に知られないようかつての ユニットのメンバーと時々演奏練習をする ようになっ た辛い思いを癒してくれる音楽は俺にとっ てやはり不可欠 だ2ヶ月後元カノから連絡があっ た売り出し中のギタリストの彼のライブが ある らしいチケットなかなか売れなくてたくと 私に免じて買ってくれ ないなんで俺をあれだけ傷つけいて チケットを売りつけることができるの だろう か思いっきり断りたかったが小心者の俺に はできなかった俺は何枚か買ってやった そしてライブ当日待てども待てども ギタリストは現れ ない30分が経過し客席からは怒りの声が 困る会場運営者を見ていて俺と俺の仲間た は たギタリスト到着まで演奏します よそしてかつての名ユニットの紙演奏が 始まったのだっ た俺の名前は前原タト31歳でピアノの 調律師をしている俺の経歴はちょっと複雑 だが父親がギタリスト母親が歌詞という 音楽一家に生まれ た俺は物心ついたからギターをいじってい た父の真似をするのが楽しかっ た父から習ううちにギターが自分の相棒に なっていった御題付属高校御題という感じ でひたすら音楽をやり続けてい たそして大学時代に仲良くなった友達と俺 たちはユニットを組んだ俺はギター全般 どのギターでも 引く学年の金森公明はトランペッター とにかく彼のネロは良かっ た彼はトランペット専門だがトロンボーン やサックスもでき たそして最初は気難しくて付き合い にくかった大きエリとはドラマーだ彼も 父親がドラマーという偽世ミュージシャン で演奏が非常に個性的 だ俺たちはこのユニットをエレジーエレキ と名付けてライブへYouTube配信を してみたすると予想外に爆発的に大ヒット したので あるYouTube配信を中心に活動 しようと思っていたがライブの依頼が どんどん入ってきた俺たちもライブは嫌い じゃ ない観客と一体になって特別な世界に行っ た気分に なれる俺もどんどん曲を作った公明もエリ とも作った ちょっとしたインスピレーションが何か 浮かぶとすぐにみんなで発表し合っ たこうして俺たちのユニットは一躍有名に なっていっ たただ正直言って俺たちはちょっと変わっ てい た音楽をする人特有のおしゃれ感も なく特に俺は地味なやだエリとはかっこ よく見えるがコミでトクが苦手だ公明は センスはいいがやはり主張が苦手で あるそして俺は遠くはできる人付き合いは 嫌ではないがビジュアルに華やかさが なかったまあ仕方ないことだこのメンバー だとライブ中は俺がほとんどトークをして い たそれでも演奏しているみんなはそれぞれ に光るものがあってファンもどんどん増え ていっ たそんなある時 ライブの後あるファンにサインと握手を 求められたいつものことだと思って普通に 接したところなんとナイフで手に傷をつけ てきたのだその場は大騒ぎになっ た俺の右手は演奏に非常に大切で一瞬何が 起こったのか本当に分からなかったその ファンはすぐに警察に捕まり事情を聞くと 俺たちの強敵ファンで他の人たちと握手 するのが許せない自分だけのギタリストで いてほしいという強い思いから事件を 起こしたそう だ俺たちは本気でぞっとし たそして活動を休止し今後の活動の仕方を みんなで考え たしかし多くのファンに励まされまたその 事件を起こした人物も反省を送ってきた ことで俺たちは活動を再開し たしかししばらくすると変なメールが来る ようになった他の人のために演奏しないで くれ私のものになってくれそういった内容 が多かっ たこれって誰かがなりすましてたくさん 出してるのかなでもやばくねえ か例の事件の真似をして何かしようとする いるかもな俺たちは不安になってき たそして自分たちの公式ブログにこのよう なことはやめてほしいと丁寧に書き込んだ ほとんどのファンたちは道場してそんな ストーカーは許せないみんなのために負け ないで欲しいと励ましのメールをくれたが 逆上してくる内容のメールも来 たどうして分かってくれないんです か私はあなたが有名になるずっと前から あなただけを見てきたの にあなたの音楽は私だけの ものあなたがこういうことを続けるなら あなたはジョンレノンになります よだんだんメール内容が脅迫じみてき た警察にも相談しメール送信者の特定を 急いだライブは厳重な警戒の上行われた デビュー1周年ライブが行われ俺は不安も 忘れて必死にギターを演奏したおかげで大 成功だっ たライブ会場のみんなが1つになって 盛り上がっていた俺はやり切った感で ほっとしてい たする と舞台を降りたところで突然現れた女性に 背後から棒のようなもので頭を強く叩かれ たのだった おい何し てる警察が前に出た立ちまち会場は大騒ぎ になったその女性はすぐに捕まったが俺は 頭に激痛が走りすぐに救急車で運ばれ た会場は前となっ た泣いている人や恐怖に震える人たちつい さっきまで喜んでいて盛り上がっていた人 たち は立ちまち恐怖と絶の世界にきすてしまっ た俺は幸い外側に結構出血したので脳内に 強い傷は残らなかっ たしかし会場でかなり出血したことから このことは大事件となってしまっ た捕まった女性は前回のナイフの女性とは 全くの別人だっ た俺たちの熱狂的ファンで部屋中俺たちの ポスターやサイン音楽の記録でいっぱい だっ た俺はすっかり恐ろしくなってしまっ た公明もリヒトも同じだっ たちょっと続けるの難しい ななんかそういう人を引きつけるのか なとにかくこれ以上は目立つことしない方 がいい な3人で真剣に話し合ったそして活動吸収 を宣言した それがもう7年も前のことで あるなかなか再会の話は進まなかっ たそれにユニットを組まなくてもみんな 十分に仕事はあっ た俺は大学時代に勉強していたピアノの立 をすることになっ た俺は専門はギターだがピアノも何年か 習っていたので立師をメインにギター演奏 のスケットも時々していたただ目立つよう な場面では一切演奏しないようにしてい た公明はライブハウスの手伝いをしたり 音楽教室で教えたりしたエリとも同じだっ たメインは音楽教室の講師時々ライブの 手伝いなどをしてい たこうしてエレジーエレは幻のメイ ユニットになってしまったのだ とても楽しかったがあんな命の危機を 味わうのはもうこりごりだと思って いるギターを引いていない時の俺はなんだ か冴えない男だが仕事は一生懸命やってい た俺は基本的にフリーとして音楽教室や 楽器店と契約して調律師の仕事をしてい たあれフューチャーズのCD ある時最近売り出し中のギタユニットの CDが音楽教室に置いてあるのを見 た実はこのユニットは俺たちのかつての ユニットによく似てい た俺も興味深く彼らの曲はよく聞いたりし てい たそのCDは前原さんのです かすると背後から声をかけられ た音楽教室のジムの女性だ山本さんと言っ たはずだいえここに置いてあったのでそう ですか前原さんはフューチャーズを聞くん ですか ええYouTubeなんかでよく聞きます よえどうなんですかこんなマイナーな ユニットよく知ってます ねそれを言うなら山本さんもよく知って ます ね私はギターオタクなんですよギター オタクはいギターの寝がとにかく好きで ギターメインのユニットが大好きなん ですそうです かギターが好きになったきっかけとかある んです かはい学生時代に流行ったユニットで エレジーエレキっていうのがあってあ知っ てますよねはい 俺はヒヤヒヤしながら答え たそのユニットがとにかく最高であのネに いつも癒されていまし たでもね変な事件があって活動休止して しまっ てそうです ね俺は何と言っていいのかとても迷って しまっ たそれにしても俺たちのファンだったのに 目の前にいても分からないもの かまあ俺たちの売りはビジュアルでは なかったから仕方ない かあのゆりとも結構変なファンが多くて 大変みたいでしたよ ね俺は適当に話を合わせ た本当ですよね同じファンとして許せない ですよそういった狂ったファンのせいで 私たちも絶望的ですよ それで今はギターメインのユニットを色々 聞いてるんですねそうなんですよでも フューチャーズに関心を持たれた方は 初めて見ました彼女が言ってきた山本ゆり さんという音楽教室の事務員で子供たちに 明るく接している若い女性だっ たかつて自分たちのファンと聞いて親近感 が湧い たやがて彼女と音楽の話を色々するように なっていっ た彼女は俺が色々と詳しいのでとても 嬉しかったよう だ彼女の方から告白されて俺は彼女と交際 するようになっ たなんだか冗談みたいな話だな公明やエリ とに話すとやはり笑われ たでお前は正体を黙ってるのいやよ俺たち 3人で集まっても分からないかなていうか 演奏していない時の俺たってとにかく地味 だ から3人とも笑ったサプライズするのも いいかもしれない例えば有利の誕生日に 彼女の前でギター演奏のサプライズとか かっこいいことができそうで色々考えると 楽しかった実は俺は女性と付き合ったこと がなかった どうにも地味なビジュアルで自分から積極 的に好きになったこともなく今は完全に 有利に夢中だっ たゆりとは何度かライブにも行った フューチャーズのライブにも行ってみた 熱気に酔ってしまい俺は久しぶりに大満足 したユリもとても喜んでい た俺がギターのある部分を絶賛したらそれ を聞き取れていたことにとても喜んでくれ た とても幸せだっ た彼女とまたライブに行き たい来週の彼女の誕生日にはギター演奏の サプライズを本気でやろうと思っていた そしてその時自分がエレジーエキの メンバーだったと伝えようきっと有りも 喜んでくれるだろうそんなことを1人計画 してい たところがライブ翌日以降 にやたら話しかけてきているある男が目に つくようになった見たことのない男だった がいつもフェンダーのエレキギターを 持ち歩いてい たギタリストか何かだろう か俺はとても気になってしまった調べて みると橋本しという最近プロギタリストと してデビューした人物だっ た少し前までこの音楽教室でギターを教え い た俺は仕事が終わるたびに気になって有利 の席を見 た今は有利はいないようだあのすみません 山本さんはどちらでしょう か橋本が俺に話しかけてき たさあ私も今来たばかりでそうですか じゃあ戻ったら橋元が待っていると伝言し ていただけないですか あの失礼ですかご要件は はああいえ実は山本は私の彼女でして え はそうでした か橋本という男は俺の全身をじっくりと 眺めてい たそして一言勝った な一体この男は何なのだろう随分と失礼な 男 だ橋元は勝ち誇ったように言ってき た山本さんはギタリストである自分に強い 関心をお持ちでなかなか趣味も合うしいい 人でしたから自分もだんだんその気になっ てきまし てこの男は一体何を言っているの だろう有利が自分を裏切るはずがない 俺との時間をあんなに喜んでくれたなんで こんな男に奪われなければいけないんだ そこにユリが現れたあ橋本 さんユリが真先に呼んだ名前は俺ではなく 橋本の名前だっ た結構待ったのに来ないからどこにいるの かと思いました よごめんなさいちょっと接客していて ユリ俺はいたまれなくなって声を出した あ タクトどうしてここに後で連絡する からユリはやっと俺に気づいた らしい一体どういうこと だ俺には本当に理解ができなかっ た有りと俺は付き合っていたし別れた覚え はないそれがなんで今橋本俊の前でこんな 目に会わなければならないのだろう か翌日俺は有利に呼び出された不安で たまらない思いが的中し た たとごめん ね私橋本さんに告白された のタクトも知っているでしょ私ギター オタクだ からギタリストと付き合えるだなんて夢 みたいで嬉しくて えいざ目の前でユリに言われて俺は本当に 信じられなくなっ たユリ待ってくれよ俺の何がいけなかった のだ からあなたが悪いとかじゃなくてプロの ギタリストに付き合ってって言われたの よプロのリストに付き合ってて言われたら 彼氏がいても捨てるのたくと分かって くれる私たちは結婚も婚約もしていないし まだ自由に恋愛して一番いい人を探せば いいのよ私はプロのギタリストと付き合っ てみたかった の俺は何か言えは言うだけ惨めになりそう だったので黙ってしまっ たはそれにほっとしたのかすぐに去って しまっ た確かに結婚も婚約もしていないまだ若い から自由 だでも俺は有利が本当に好きだっ た彼女の憧れのギタリストは俺のはずだ 来週にはサプライズでプレゼントしようと 思っていたのに全てが粉粉に砕け た情けなが俺はその日 を出してしまっ た本当にどうしようもないくらい辛かっ たそして悪夢にうされ たどうして私以外の人と握手する のその声と共にナイフで刺され た情けながあの時のファンの気持ちが少し 分かってしまっ たどうして俺以外の男と付き合うん だそんな思いが有利に向けられ たでももうどうにもならない俺は見た目も 良くないし女性と付き合った経験もない ギターの腕はあるが大きにはでき ないでもどうしてあと1週間待ってくれ なかったん だあと1週間待てば有利をもっと喜ばせて あげられたのに [音楽] 俺は3日間寝込んで色々なことを考えてい た俺のことを心配した公明とエリとが何度 か連絡をくれて熱が引いた時にはお見舞い に来てくれ たたくと辛かった な元気だせきっとまたいいことある よ2人とも励ましてくれ たちなみに障のだが2人にはしっかり恋人 がい たギタリストと付き合いたいってお前の 正体を知ったらがっかりするんじゃ ねまあ元々縁がなかったって思うことにし たよそうそうお前はいい奴なんだから軽薄 な女はやめ とけみんなが色々励ましてくれたので俺は 嬉しかっ たとはいえしばらくはきつかった職場では あの2人を見ることも 多い俺はなるべくあの音楽教室との契約を 減らすようにして他の音楽教室や楽器店と の契約を増やすようにし た思い出して目がうむたびに自分が潔よく ないことを嘆い た情けなが本気で好きだっ たそして見るに見かねた友人2人が俺に 行ってきた 3人で久しぶりに演奏してみないか練習上 を借りて音を出してみないかと2人が言っ てきたので ある随分ギターも引いていなかっ た時々1人で引くだけだでも3人で引けば ちょっと元気が出るかもしれ ない俺はその話に乗って3人で集まって 時々練習をした演奏していくうちに全身の の血が踊り騒ぎ出すのを感じ たあの時の感覚が蘇ってきた俺はやはり 音楽が好き だ何もないような人間だが音楽を通して たくさんの表現が できる演奏を通して俺の傷はどんどん癒さ れていっ たそうしてようやく心が落ち着き出した頃 なんと有利から連絡があったの だもう別れてから2ヶ月た た最近全然音楽教室来ない から有理はそう言って俺の家で待っていた ので ある俺はぎょっとしたが彼女がまた信じ られないことを言っ た実はタクトがとても音楽好きだからお 願いがあるんだ けど彼女は彼氏の橋本俊のライブチケット を売ろうとしていた チケットがなかなか売れないので俺に何枚 か買って欲しい らしいおいおい俺をあれだけ傷つけておい てさらにそこまでやる か俺は心の中で思っ た正直言ってもう顔も見たくなかっ たやっと落ち着いてきたのに本当に無神経 な女性だと思った俺の気持ちなどどうでも いい大切なのは彼氏だけじゃないかしかし 俺はそこまで強くは言えなかったそれに 同じギタリストとして橋本俊の演奏に興味 はあっ た分かったよ3部買う よ我れながらバカだと思ったが友達の分も 買い取ってやっ た有りはとても喜んで帰っていっ た有りが去った後また胸がたんだが友達が また励ましてくれ たお前も人がいいよ なこの人売れてるのいやよくわからない デビューしたてみたいだ しでもせっかく参加するんだから楽しま ないと さ本当人がいいよ な公明もエリとも苦笑いしていた仕方ない と自分に言い聞かせた そしてライブ 当日2人の友達が早々に来てくれ た俺は気は乗らなかったが彼らの隣に座っ たタクト来てくれてありがと ねゆりがやってきた公明とエトにも釈した どこかでお会いしたことありましたっ けゆりは気になったらしくって た俺たちは苦笑いするだけだっ たさてライブ開始まであと5分となっ た舞台裏がなんとなくそわそわしているの が伝わってきたどうも橋本俊がまだ現れ ないらしい渋滞に巻き込まれたという連絡 が入ったよう だ会場の皆様橋本ですがただいま渋滞に 巻き込まれていましてライブには間に合い そうもありません申し訳ありませんがもう 少々お待ち くださいアナウンスが流れた渋滞一体どこ を通ってきているのだろう か集品が来ないなんて なあ早起きして準備したのに会場内で ブーイングが起こって いる大事なライブに遅れちゃだめだな公明 が言っ た渋滞するほど遠くにいたのかなエリとも 言った彼がどんな人間かは分からないが 返し時間を守れないのは非常に良くない 20分が経過しただんだん会場の雰囲気が 悪くなってきた今どこにいるんです かこの無駄な時間分返金してくれます か観客たちが次々にスタッフに怒りを ぶつけていっ たゆり さん俺はつい歩き回っているユリに声を かけ た何があった のそれがまるで音信不通なの よ事故にでも巻き込まれてない えそ そんなみんなが不安になっている30分が 経過したスタッフがオロオロしているのが 分かった あのさちょっとやって みるエリとが言い出した何 を俺たちで演奏だよえ マジこの雰囲気だと事務所やばく ないそうだなみんな怒ってるし何局か つなぎの演奏とかどうかな急な話だ な俺はあまり気が乗らなかったが正義官の 強い2人は乗り気でスタッフに提案したの だっ たOkだってつなぎ演奏 やろう俺たち3人は急遽舞台に上がった えー皆様の時間を無駄にしないよう我々で つなぎ演奏をいたします俺がやはり遠く 担当だ舞台にあったフェンダーのギターを 肩にかけた瞬間ほとんどの人が俺たちの 正体を見破っただっ たエレジーエだエレジーエの卓だ俺はコ エリー だ演奏前からバレてしまったが演奏を 始めると会場のみんなが一斉にのりのりに なっ たユリもびっくりした目でこちらを見てい た曲を重ねるごとにどんどん盛り上がり 会場全体が酔いしれたそしてあっという間 に1時間が過ぎてしまっ た古い幻のユニットなのにほとんどの人が 曲を知ってい た嘘みたいだよエレジーエレ キラまさかまたライブに来れた なんて誰もが感動している雰囲気 だ橋本俊には申し訳ないがその時にはもう 彼を思い出す雰囲気はなくなっていた みんな橋本さんに何かあったのかもしれ ないから調べてみて情報提供し合おう 最後に俺が温度を取ると大拍手が起こっ た今度いつライブしてくれる のファンらしき人たちに何度も聞かれ たまあ機会があったらね俺はそうとしか 言えなかっ たこうして最初の仮りの30分を経て後半 には観客は大満足してライブが閉じられた のだっ た本当にありがとうございまし たあのずっと活動休止されていて再開され たんです か事務所の人たちに質問攻めにあっ たすみません今日は勢いでこうしてしまい ましたが今後のことは考えていません 俺がみんなを代表して答え たもし再会大きめになったら是非弊社にご 連絡ください最高のライブになるようお 力添えできたらと思いますありがとう ございまし た事務所の人たちに手厚く礼されシレ金も いいて俺たちは解散し た足元さんどうしたのかねあネット見てよ 出てるよたつき事故に巻き込まれたようだ ええそれは気の毒だ な俺たちは解散し帰宅すると自宅の前に また有利が来てい たタクトひどくないあなたがエレジー エリキのタだったなんて私があなたの大 ファンだって知ってたはずなの に うん君の誕生日にサプライズ演奏する予定 だったんだ ええなんてもったいないね私橋本さんとは 別れるからもう一度付き合わない えなんでなんでって私タの大ファンだった のよタを振ったのは有利だよ知らなかった から よ有利それでもいい人はいいのかもねでも 俺にはちょっと無理だよギタリストだから 付き合うとか自分に都合いいから付き合う とかなんか商品の品定みたいで さタは有利が振ったんだよ橋本さんを大事 にしたら え そんな私はタクトが好きなの にはたがもううんざりだっ た俺は品物じゃ ないその後ゆりは橋本と別れた らしい俺にしつこくメールが来たのでもう ブロックすることにし た俺は俺であり たいあまりおしゃれじゃないが音楽を心 から愛していて一緒に音楽を楽しめる相手 と一緒に成長したい エの活動はまだ決めていないが時が来たら やってもいいと思って いるとにかく音楽と繋がっていたいと思っ て いるそして有名ギタリストのタではなく 前原タとを大切にしてくれる女性と共に 歩んでいきたいと思う娘さんのおりで宿泊 です かそんな貧乏夫婦が来るなんてうちの旅館 のがちで迷惑なんです けど結婚記念日の祝として娘がプレゼント してくれた夫婦での 旅行その旅行の宿泊先の高級旅館で女から 向けられた言葉に俺は安然としてしまった しかしそんな俺をよそに俺の隣にいた妻は 突然高笑いをし始め衝撃的ことをおに 告げる妻の一言に今度は神が安然としたの だが妻の言葉を馬鹿にしたように鼻で 笑うしかしこの一言から妻の制裁が始まり 同時に妻の人生をかけた恩返しが始まっ た俺は57歳で会社役員をしている高橋悟 だ 妻の香と結婚して30年に なる俺たちの間には1人娘で28歳の娘が いて彼女の名前は優香と いう優香は数年前に会社員の男性と結婚し て家を出たと言っても俺たちの家から車で 15分ほどの距離に住んでいるので割と 頻繁に顔を見せに来てくれたりしている 俺とカは元々仕事関係で出会った俺の会社 の取引先がカルの会社で俺たちは担当者 同士だったの だ女性が担当者として相談を一手に受け 負うことは当時としてはかなり珍しく俺は 仕事をテキパキとこなすカの姿をかっこ いいと思いどんどんと惹かれていった は前の恋人の時にひどい別れ方をした らしく恋愛に対しても結婚に対しても かなり消極的な姿勢だったなので俺の アプローチも最初は適当に流されたりして いたのだがそれでもカのことを諦められ なかった俺はもうアタックを続けてなんと か交際にまでこぎつけ数年後に結婚する ことができた そうして結婚して2年が経つ頃に優香が 生まれ優香は香に似たのか子供の頃から とても優秀な娘で俺はそんな祭祀を 誇らしく思い彼女たちのためにできること は何でもしてき たカや優香も俺に対して愛情を持って接し 続けてくれていて自分たちで言うのもなん だが家族関係は だと 思うカは実家が大きな会社を経営していて 裕福な家庭で育ったそして会社を継ぐこと はなかったのだが父親に幼い頃から経営と は経営者とはというのを教えられ45歳の 時に経営コンサルタントとして働き始めた 会社員時代も優秀な女性だったが経営 コンサルタントという仕事でカはその力を 遺憾なく発揮し自他ともにそれが転職だと 認めるほど優秀な経営コンサルタントに なったそんな彼女だが俺と出会う前に 付き合っていた男と結婚寸前まで行ってい たにも関わらず相手の浮気が発覚した あげく別れ際にお前の実家が金持ちだから 付き合ってやっただけ お前に気持ちなんて一切ないと吐き捨て られたことで心に大きな傷を追い一時は 全てを投げ出すとしていたそうだそんな中 ふらりと出た1人での旅行先で香は人生の 恩人とも言える旅館の大将ふみさんと 出会うことになったふさんは女性の1人客 ということで最初からのことをなんとなく 気にかけていたらしくカの部屋の接客を 担当したそうだその中で香りに声をかけて きて天才から周りに元恋人とのことを 打ち明けることもできず1人で抱え込んで いたカはみず知らずのふみさんに 洗いざらい泣きながら話したそうだふさん はそんなの話を聞いて一に慰めてくれたり なんと翌日には大旦那に営業を任せて地元 のおいしい食事所に連れて行ってくれたり 温泉巡りに連れ回してくれたそうだそして その中で変な男にあたったら男なんて コリコリって思うかもしれないでもあんた を振ったその男だけ幸せになってあんたが 不幸で孤独になるのは悔しいじゃないだ から次の幸せを自分で見つけるの男じゃ なくて仕事とか趣味とかわかった自分の 人生を投げちゃだめだよと慰められそれを 聞いたカは確かに悪いのは相手なのに私が 不幸になるのは意味わかんないと 負けず嫌いな性格がいい方向に展開した らしくその結果仕事を楽しめるようになり 元恋人のことも次第に忘れられたそうだカ は再起していく中で恩人であるふみさんに なんとか恩返しがしたいと申し出たのだが たまに思い出した時に泊まりに来て元気な 顔を見せてくれたらそれが1番の恩返しよ どうしても何かしたいのなら今度はあなた が困っている人に優しく寄り添ってあげ なさいと言われたそう だふみさんほどのお人よし本当に見たこと ないくらいな のこの話を聞かせてくれた時そう言って香 は笑っていたそしてふみさんの言葉通りカ は困っている人に率先して手を差し伸べ そんな彼女の周りにはいつも香を慕う人 たちがいた その中にはカと同じく異性関係で深い傷を 負った女性もいてその女性は質のあまり 仕事ができず解雇されてしまっていたのだ がそんな彼女をカは時間をかけてサポート しなんとか立ち直った女性に仕事を紹介し たそう だその女性とは今でもたまに交流があり 連絡があるたには嬉しそうにして いるそんな香を見て育った優香もまた他人 に優しい女性になってくれ3年ほど前に ふみさんの孫である同い年の良司君と結婚 し た俺たちはよく家族旅行でふみさんの旅館 を利用していたのだがその時に優香と良司 君は出会いよく一緒に遊んでい た優香と良司君はその頃から分駐をしてい て2人とも中学に上がった時点で携帯電話 を与えられていたことで何年もの間交流を 続けていたそう だ優香は高校時代に海外留学に行ったのだ がその間も俺たちよりも良司君と頻繁に 連絡を取っていて帰ってきた優花の口から 幼児君のおかげで全然寂しくなかったと 言われた時には良司君に密かに嫉妬して しまいそれを察した香から今からそんなん ね優香がお嫁に行った時は大変ねと笑われ たこともあっ た良司君が優香を追いかけたのか優香が 良司君を追いかけたのかはわからないが 良司君は大学進学を来にこちらの町にやっ てきて2人はそこから的に交を始めあれよ あれよという間に結婚してしまった優香と 司君はそのまま俺たちの町で優香は外資系 の会社に良司君は広告代理店に就職し2人 ともそれぞれ能力が評価され彼らの同世代 の中でも収入はいい方なようだそんなある 日我が家を訪れた良司君からとある相談を 受けた内容にカはかなり驚きつつその相談 を解決するために動き始めたそして忙しく し始めた香を見守りつつ毎日を過ごして いるといつものように優香たちが我が家を 訪れ たもうすぐお父さんたちの結婚30年の 記念日でしょう何か欲しいものとかある 優香は担当直入に聞いてきた優香はバトし 始めた頃から俺たちの記念日には何かしら のプレゼントをくれていて最初のうちこそ サプライズだったのだが次第に希望を聞い てくるようになり俺もカルも遠慮したのだ がじゃあ車とか買ってきちゃうよと脅され て希望をはっきり伝えるようになったのだ 今年はフミさんの旅館に行きたいなふみ さんが大狼を引退してからずっと行けて ない しかおのその言葉に良司君がじゃあおばあ ちゃんに連絡しておきますねと嬉しそうに 答え俺たちの結婚記念日の旅行はふみさん の旅館での宿泊が決定し たついでに引退したふさんにも会いに 行こうということになり優香とり君も一緒 に旅行に行くことになった何でも旅館は ふみさんの長男夫婦が継いでいて良司君の 父親はふみさんの次男で旅館とは全く関係 のない会社を経営しているそうだふみさん は次男夫婦の元で暮らしているそうで良司 君にとっては規制も兼ねる旅行となった そして旅行当日俺たちは4人で移動し ながらその旅路を楽しん だ夕方前に旅館に到着しチェックインを 済ませようとした時良司君お嫁さんと来た のととある女性に声をかけられたそうなん です妻のご両親が結婚記念日でそのお祝い にこの旅館に泊まりたいっててもらったん でお誘いしたんですあらそうなの確かに うちは高級旅館だしなかなかそういう機会 がないと宿泊することもないですもん ねそう言ってその女性は俺たち夫婦を まるで品定めするかのような下品な視線を こちらに送ってき たりじ君こちらはああすみませんこちら この旅館の女をしている僕のおば です女の坂本綾乃と申しますごゆっくりし ていってください ね女将はそれだけ言って浅く頭を下げて奥 へと戻って行っ たその態度に俺だけでなく他の3人も違和 感を覚えたようで君はすみませんと小さく てい た良司君のせいじゃないし気にしないで 夕食はお互い自分たちの部屋で食べるのよ ねここのご飯いっつも美味しかったから 本当に楽しみだ わ良司君の暗い表情を笑い飛ばすように香 が笑顔でそう言って俺たちはおのことは気 にせず旅を楽しもうと気持ちを切り替えた おとはそんなに関わることはないと思った のだしかしその予想はあっさりと裏切られ て しまう中井さんに部屋まで案内され夕食の 支度などについて聞かれた後中井さんは頭 を下げて去っていっ た女将さん感じ悪かったね私たちなんかし たのかなうんでも俺たちのこと頭からま までめちゃくちゃ見てたしなんか気に食わ ないところでもあったんじゃ ないまずそもそも宿泊客のことをあんな しなさだめする女将がどこにいるの よまあまあ 移動疲れただろう風呂入ってき たら俺はそう言って少し不機嫌な香を風呂 に促し た優香たちが予約してくれていた部屋は そのの最高級の部屋でなんと露天風呂が ついていたの だ俺は風呂に向かう香の背中を見送り休み の日の贅沢である夕方前からのビールを 嗜みつつテレビを見ていたしばらくすると 香が風呂から上がったので今度は俺が入る 俺が風呂に入っている間香が露天風呂まで 出てきて はここから見る景色が好きだったよねと 話しかけてきたそうだ なあ優香の小さい頃はまさか良司君と結婚 するなんて夢にも思ってなかった なそう言って俺が苦笑いをもらすとあら私 はあの2人は結婚するとあの頃から思って たわよ母親の勘ってやつかしらとが笑返し てきて俺たちはそんな穏やかな会話と時間 を過ごし た翌日は優香たちとは別行動の予定だった のでフミさんが香を連れて行ってくれた 温泉や食事どを巡る計画を立て夕食の時間 を待っていたそしてその夕食の時間に事件 が 起きる部屋の襖がトントンと叩かれ返事を するとそこには女将がい たどうやら夕食を運んできた らしい俺たちは中井さんが運んでくれると 思っていたので意外な人物の登場に驚いた のだが良司君の紹介ということで女が 改めて挨拶に来たのかなという程度にしか 思わなかった部屋に入ってきた女将は連れ てきた中井さんと共に食事を配電して くれる今日は娘さんのおりでこの旅館に来 てくださったんですっ て女将はそう俺たちに話しかけてきたおり そんな場違いな単語に驚きつつはい結婚 記念日ということで妻がこの旅館に来たい と娘にリクエストしたんですよああそうな んですね質問に答えた俺とは全く目を 合わせず女は長々混じりに合槌を打った 正直ロビーでも話した内容だったし何より 話しかけてきたのにこちらを一切見ようと もせずさらには小にした態度の女将に俺は フミさんが大だった頃との接客の違いを はっきりと感じてい た質問してきたのはそちらなのにどうして 目も合わせようとせずヘラヘラして適当な 合槌をするんです かカがそんな質問を女に 投げかけるお言葉ですけどねうちが高級 旅館というのはご存知ですよね娘さんの おりで宿泊ですかそんな貧乏夫婦が来る なんてうちの旅館の品が落ちるので迷惑な んですけど ようやくこちらを見た女将は相変わらずの 俺たちを馬鹿にしたような笑顔をその顔に 浮かべて いる貧乏 夫婦だってそうでしょう安っぽい服を着て 娘にたって高級旅館に泊まってしかも1番 いい部屋を用意させて恥ずかしくないん ですか駅から歩いてくるほど貧乏なの に当日の俺たちの服装は動きやすくする ためにラフなものだった駅からタクシーを 使う手もあったのだが道中に優香が好き だった飲食店があったのでそれなら せっかくだし歩いて行こうということに なりそのために楽な格好をしていたのだ そんな事情を知らない女将が好きかって いうことにさすがに文句を言いそうになっ たのだがそれより先にカが突然あははと 高笑いをし始め たあなたお客様が身につけているものの 価値もちゃんと分かりもしないくせにそう やってしなさめしてたんですか本当下品な 人カがそう言い放つと女将ははという表情 を浮かべ文句があるならお帰りいただいて 結構ですよとさらに顔を挑発したいいえ 帰るのはあなたよ最後の出勤ご苦労様 あなたみたいな人がおなんてこの旅館も 落ちたもの ねお客さん何をわけのわからないこと言っ てるんです か女将は呆れたような軽減そうな表情を 浮かべたがカはそれを無視してどこかに 電話をかけたもしもしジ君やっぱこの人 ダメだわ話してた通りここで解雇にした けど話が理解できてないみたいだから ちょっとこっちに来て説明してあげて くれるそう言って香が電話を切ると数分し た後にり君がやってき たおばさんやっぱりダメだったんですね すみませんお母さんこんなこと願いし ちゃっていいのよこれが私の仕事だ しそんな会話をした後に両子君が事情の 説明を始め た実は以前良司君が相談してきたのはこの 旅館の経営についてだったふみさんの長男 は旅館の後など継ぎたくないと若いうち からふみさんの元を離れ会社員として働い ていたそうだふみさんやふみさんの旦那 さんは別に後継にこだわりはなく他に優秀 な人材を見つけたら自分たちの引退後は その人に任せようと思っていたらしい しかし長男が突然帰ってきて自分が旅館を 継ぐと言い出したそうだそしてその時には 現在のおである綾乃も連れ帰っていた らしい話を聞くと綾乃は昔からお神という 職業に憧れていて長男からのプロポーズを 受けるにあたって旅館を継いで自分を女将 にすることを条件にしたそう ださすがにそんな不純な同機では大切な 旅館を継がせられないとふみさんはこれを 拒否したのだがその直後に旦那さんが体調 を崩し自分も足腰を痛めたことで引退せ ざるを得ず一旦長男夫婦に旅館を任せて 様子を見てみようということになったそう だ経営方針などについては元々優秀な人が 旅館にいたのでその人から経営を学び ながら1人前の旦那女将になることを期待 したのだがその期待は裏切られてしまう 経営自体は以前と変わらないはずなのに なぜか客足が遠いてしまったの だそしてその原因が女将の接客にあると いう報告を受けたフミさんは旅館の再起と 事実確認のために香に手伝ってくれないか と良司君を通して相談してきたそして今回 の旅行の本当の目的は女将の接客態度や 営業状態の確認だったのだ だだからと言ってあなたに私を解雇する 権限なんてないじゃ ない話を聞いた女将は動揺しながらも必死 に抵抗してきたおばさんこの旅館が 株式会社なのを知ってますよねそして大株 主が僕の父親であること も女はその言葉にはっとしたおばちゃんは の関係で旅館をおじさんに株式の大部分を 僕の父親に渡したんですそれがおじさんが 旅館を継ぐ条件でしたよ ね私はふみさんと良司君のお父さんに今回 の件についてある程度の権利を許されてる んです分かりますか私の報告で司君の お父さんは取締り役であるあなたの旦那 さんを会 取締り役代理としてあなたの解雇をする ことができるん ですカの説明に女将は何とか言い返すと するも何も言葉が浮かばないようだった とにかくせっかくの旅行をこれ以上台無し にされたくないんで一旦下がってもらって いいです か香は絶しているおにそう告げてぴしゃり と襖を閉めた その後夕食を食べ終わった頃に女将が慌て た様子で旦那を連れてきて2人揃って俺 たちに頭を下げたのだが当然カがこれを 許すはずもなくこの旅館で宿泊していると 旅行も楽しめないし何よりあなたたちが こうやって自分のことしか考えず私たちの 旅行を邪魔してくるので今日は帰ります 明日お話に参りますが女がいた場合はすぐ に帰るので出勤しないよう にと旦那に笑顔を向けた後優香たちを連れ て旅館を後にし たちなみに大金についてだが受け取れない と旦那から断られたが香が半ば押し付ける ようにして支払いを済ませていたそれから 俺たちは前もって打ち合わせをしておい 君の実家を訪れてこれからのことを 話し合いその後はふさんや司君のご両親と お酒を楽しんだ後俺たち夫婦は近場の ホテルに移動したそしてその翌日良司君の 父親から株主総会を開いて取締り役である 長男を解任すること理由としては散注意し ていたにもも関わらず女の態度が変わらず クレームが多数入った上にその事実確認が できたことそして板前からの聞き取りに よって使用している食材が元々使用してい た食材よりもかなり質が落ちるもので公表 していた高級食材自体一部にしか使用され ていないことを指摘し たこれは俺たちが夕食を食べた時点で違和 感に気がついて良司君の父親に話した結果 板前に確認したことで発覚し たその後長男は解任され当初の予定通り 女将も解任し有料5人表示に関しての措置 を講じてからカは旅館の再建に尽力し た女として新しい人材を起用したのだが 新しい女は 香から経営学を学んでいた上に実家が旅館 を経営している女性でふみさんの指導を 受けながら立派なおへと成長した実はこの 新しいおというのが以前カが新しい仕事を 紹介した女性だというのもカが彼女と 出会った時女性は旅館の長女として無用紙 を取ることを両親に迫られ 事実上の略結婚をさせられそうだった らしいしかし相手の男性の浮気が発覚し さらに浮気相手は妊娠していたそうだそれ でも両家の親同士は無理やり結婚話を 進めようとし相手の男性からはお前さえい なければと毎日のように責められて居場所 がなくなって逃げ出してきたのだとうそれ でお金もなく公園のベンチで呆然としてい たところで彼女の異さに気がついたカが声 をかけしばらく面倒を見ていたの だカが紹介したのはとある企業の事務職 だったのだが女将になるための教育を受け ていた彼女は経理についても優秀さを発揮 しすぐに独り立ちしていった 彼女が旅館の娘だったことを思い出しカが ダメもで聞いてみたところ女の仕事に未練 があったこと とかおさんの助けに少しでもなれるのなら とこの話を承諾してくれ た彼女とふみさんの関係も良好でふみさん も引退して退屈をしていたらしく再び旅館 に関わることができて生き生きとしている そうだ これは優香から聞いた話で優香は数ヶ月前 に妊娠が分かりそれお気に仕事を辞めて 良司君の実家に同居することになったのだ 今後は良司君は実家の会社を継ぐために 勉強を始め優香は良司君やその両親そして ふみさんに見守られながら新たな命の誕生 を今か今かと待つ幸せな日々を送っている らしい俺もカもそんな優香の幸せを聞いて 孫の誕生と彼らのさらなる幸せを願いつつ 2人の時間を大切にこれからも過ごして いきたいと 思う貧乏なブサイクは 首大きな契約が決まりそうになった俺に ブリッコ上司はそう言い放っ たこ人な上司はこ入社で日頃から誰も彼女 に意見できないためやりたい放題で首も 勝手に決定したものだっ たそして俺が長い期間をかけて信頼を得た 大口契約を自分に引き継ぐように言ってき たしかし残念だったなその契約は俺指定の 契約 だ俺の名前はは谷口誠旅行会社に勤務して いる今年で入社3年目 だ俺は元々旅行するのが好きで旅行に 携わる仕事をしたいと思っていただから 旅行会社から内定が出た時本当に嬉しかっ た今では新しい旅行プランを企画したり 旅館ホテルレストなど旅行に関わる施設に 営業をかけたりして いる俺はこの仕事が好きで忙しいながらも 充実感で溢れてい た何より自分が提案した旅行プランが形に なり多くの人に喜んでもらえるのが 嬉しかっ た俺は恵まれたことに同僚もいい人が 多かっ たいつも刺激をもらって切磋琢磨し合って いるいい同僚ばかりの中1人だけ苦手な人 が いるそれは俺の上司で香川愛里という女性 社員 だ香川さんは入社5年目で俺の直属の上司 だ厄介なことに香川さんは者だっ た彼女はなんと専ので就職先がなかった 彼女を専務が斡旋したという形なの だ香川さんは仕事を全くせず人に押し付け てばかりだが専務の名だから誰も注意でき ないでい たさらに目立つことが好きで大きな契約や 派手な仕事は人から奪い自分の手柄にして いる部署内のメンバーも彼女に不満をいが 表だって意見を言える人はいなくて俺たち はただ我慢するしかなかっ た香川さんは仕事態度以外にも問題があっ たそれは自分のお気に入りの社員とそれ 以外の社員との態度の差が激しいこと だ香川さんは特に若いイケメンの社員が お気に入りでイケメンたちにはよりぶ りっこになりいい顔をしようとする 逆に興味のない男性社員や女性社員には 当たりが強く理不尽な要求をして くるもちろん俺に対しても当たりは強く いつも見下されてい た谷口君貧乏なのが顔に出てる よブサなんだから髪型だけでもちゃんとし たら私雑用なんてしてる暇ないからこれ やっておいて ねなどと馬鹿にされて いる俺は仕事自体は好きだしもっと頑張り たいと思っているからこの理不尽上司に 耐えたら何の問題もなかっ たそんな日常を送っている俺は1台 プロジェクトに取りかかって いるそのプロジェクトとは新しい旅行 プランのため死高級定桜と大口契約を獲得 すること だ桜園は創業100年以上続く死の高級旅 で接客店の雰囲気料理など全てがトップ クラスと評判のお店 だ特にお店を切り盛りする女将の接客は超 一流と言われていて多くの著名人がお忍び で通っていると言われて 俺は半年以上前から桜園とコンタクトを 取り営業をかけて いる最初 は旅行プランに組み込まれるほど安い予定 ではありません契約する気はないのでお 帰り くださいと話も聞いてもらえなかっ た俺も格式高い高級亭がすぐに契約して くれるなんて思ってもいなかったからこの 返事は想定内だったでも俺はこの旅行 プランを成功させたかったから簡単に諦め はしなかっ た俺は時間を見つけては何度も桜に足を 運ん だ何度も何度も話する機会をもらえない まま返されることが続い た俺はただ桜園に足を運びを聞いて くださいというだけではダメだと思いやり 方を変えてみることにし た俺は今回の旅行プランを分かりやすく 資料にまとめ契約するメリットデメリット も正直に載せておい た話を聞く時間を取ってもらうよりも資料 を渡してみてもらう方が相手方の時間も 取らないし伝えやすいと思ったから だそして次に桜園に行った時に資料を 渡し興味を持ってもらえるように新しく 資料を作成しました契約に関するメリット デメリットなども隠さず書いてあります 1度でいいので見てもらえません かと言っ た女将さんは俺の言葉を聞くと資料を 受け取り1度見てみますと言ってくれた 俺はそれだけでも一歩前進したようで 嬉しかっ た俺は桜園に足を運んでいる間に自分で 行ったこともないのに契約してくださいっ ていうのも失礼だなと思い思い切って客と して桜園に行くことにし た正直俺の給料では1回行くのも厳しい くらい値段も高かっ たでもせっかく トップクラスと言われる桜園の接客料理を 自分で味わってみたかったの だ実際に客として行ってみるのと口コミを 見るのとでは感じ方に違いがあっ た雰囲気も味わってみないと分からない ものがあるし料理も感動するほど 美味しかっ た俺は高い値段を払ったけどそれ以上の 価値を感じていた は桜園で料理を堪能している俺を見つけて ものすごく驚いてい た谷口さんどうしてここにあ女将さん今日 はお客としてお邪魔してます契約お願いし ている側の俺が1回も来たことないのは 失礼だなと思ったので思い切って来てみ ました料理も本当に美味しくて接客も とても丁寧で今日桜園さんに来てよかった です女将も俺の諦めの悪さに驚き少し呆れ てい た今まで契約して欲しいとたくさんの人が 言ってきましたがここまで諦めが悪いのは 谷口さんだけですそれに実際に客として来 てくださる担当者もなかなかいません よこの旅行プランを成功せたいんです俺は 旅行が好きでこの仕事もとても好きです 多くの旅行客に喜んでもらえて思い出に 残る旅行を提案したいと思っていますだ から話だけでも聞いていただけません か谷口さんあなたの熱意と諦めない気持ち とても気に入りました話だけでも聞き ましょうなんと将さんは話を聞いてくれる と言ったの だでも今日はせっかくお客さんとして来て いただいているので仕事は忘れて楽しんで いってください後日時間を取って話をし ましょう俺は女将さんの提案に同意しまた 別日に話すことになっ たこの日は桜園を全力で堪能し最後までと して目一ぱい楽しん だその後女将さんは約束通り時間を取って 話す機会をくれ た実際に女将さんと契約の話をすると旅行 プランの欠点も見えてきたそして桜園側の 要求などもあり俺はその度に上司と 話し合いプランを修正改善して桜園に提案 しに行った そして何度目かの提案で女将さんから もこの内容でなら契約してもいいですよで も担当は谷口さんでお願いしますねあなた の熱意と誠実さを気に入っているので最後 まであなたが担当してくれるのでしたら 契約し ますあありがとうございますもちろん俺が をて担当させていただき ますこれから上司に報告して正式な契約書 を作成します契約書ができたら持ってき ますので本当にありがとうござい ます俺はやっと努力が実って叫びそうな くらい嬉しかっ た俺はすぐに会社に戻り上司に報告をし た課長桜との契約取れそう です本当 かはい契約してもいいと言ってくれました これから契約書作り ます谷口よくやったなお前は本当にすごい や だ課長を始め同僚たちは俺が桜エトの契約 を取ってきたことを祝ってくれ た今日はお祝いだ そう言って課長は俺と同僚をご飯に連れて 行ってくれ た俺は同僚に祝われながら本当に今まで 諦めずに桜園に通い続けてよかったと喜び を噛みしめてい た俺が桜園との契約を取ってきてから数日 が経ち契約書の作成も最終段階に入ってい た はいつも通り仕事を進めていると香川さん から急に呼び出され た香川さん一体どうしたんです か谷口君来てくれたのね今日は話しておか ないといけないことがあるの残念だけどね 貧乏ブサイクは首 よはあ貧乏ブサ工って俺のことですか首 ってどういうことです かだ からら言葉の通り首よあなた仕事できない し部署のお荷物だから首になったの よいきなり首なんて納得できませんよ仕事 も成果出しているのに不当な評価 ですごちゃごちゃうるさいわよそんなこと 言ったってもうしたんだからあなたが何 言っても無駄よ首は免れない わそ そんな俺は絶望した明確な理由もなく急に 首になるなんて思っても見なかっ た俺は香川さんと話していても拉致が開か ないと思い課長に相談することにし た課長急にみ さっき香川さんから首だと言われて俺何の 問題も起こしてないですし営業の成果も あげてます首なんて嘘ですよ ね課長は渋い顔をしてい たいや首は本当なんだ俺も今日聞いて何が なんだか分からなかったよ俺も君が頑張っ ていることは分かっているし優秀な社員だ と思っているよでももう首は決定していて 俺はどうすることもできないんだ俺の口 からははっきりと言えないが何かの圧力が かかったのかも なまあ分かる だろう課長にそう言われ俺はどうすること もできなかったそして課長の言葉で香川 さんが俺の首に関わっていることが分かっ た多分彼女は俺が大口の契約を取ってきた ことを気に食わなかったの だろうそして叔父である専務の力を利用し て俺を首にしたんだと 思う俺はもう仕事どころではなかったでも はっと桜園のことを思い出し話をしに行か ないとと慌てて向かっ た移動中もせっかく契約していいと言って くれていたのに担当が変わると言ったら桜 園に迷惑をかけてしまうと憂鬱だっ た俺は桜園に到着し女将さんに話をしに 行っ た谷口さん急にどうされたんですか契約書 の件でしょう かいいや今日は話があってまりまし 話って何 でしょう実は今朝急に首だと言われまして 契約の担当者が変わると思いますそのご 報告に参りまし た本当は最後まで担当したかったのですが 色々とご迷惑をおかけして申し訳ありませ ん担当が変わりましてもよろしくお願い いたします 俺は女将さんに担当が変わることを報告し たどうして首に谷口さんが何かしたんです か正直なことを申しますと私にも理由が 分からないんです上司の気に食わないこと をしてしまったのかもしれませ んそうですかこちらとしましては担当が 谷口さんではないのなら契約はいたしませ ん え私はあなたが何度も諦めないで足を運ん でくれたり資料を作成してきてくれたり客 として来てくれたりした熱意を気に入った から契約しようと思ったのですあなたの 会社を気に入ったわけではありませ んそれにこんな優秀な社員を不なり理由で 雇する会社は最初から信用なりません谷口 さんが担当者じゃなくなったから契約は なしだとお伝え ください そんな俺が言葉につまっていると女将さん は続け て谷口さんあなたも不当な解雇ならもっと 会社に対して怒り なさい俺を首にしたから契約が1つ白死に なったんだぐらい言ったらどうですあまり 人様の会社のことは言えませんがあなたの ような優秀な社員を首にするなんてバカ ですそんな会社やめて正解です よと俺を励ましてくれ た俺は女将さんに励まされて少しずつ元気 を取り戻し たそして次第に会社と香川さんに対する 怒りが湧き出てき た彼女の機嫌で左右されるのももう うんざりだしそんな彼女を注意せず目を つぶるだけの会社にも愛をつかしてい た俺はもう首は撤回されないのだから最後 に一泡吹かせてやろうと思い色々と考えて い た俺は退職の日までにやらないといけない ことが多くかなり忙しかった 引き継ぎもたくさんあり時間もかかったし デスク周りも少しずつ片付けていかないと いけなかっ た同僚たちから は谷口さんがいなくなるのは寂しい ですまだまだ一緒に働きたかっ た何もしてあげられなくてごめん なさいと様々な言葉をかけてもらった 俺は同僚には本当に恵まれていたなと思っ たと同時にこんないい人たちと離れるのは 寂しいという思いも出てき たお世話になった人たちにも挨拶を済ませ 退職を明日に控えてい たそして退職日当日引き継ぎもほとんど 終わり後は残った仕事を終わらすだけだっ た香川さんは足の上司にも関わらず俺の 引き継ぎ状況も確認せずにそれどころか俺 に何の言葉もかけなかっ たまあ元々こういう人だし俺はもう今日で 退職だから関係 ないすると急に香川さんが声をかけてき た谷口君今日で退職だよねあの高級亭との 契約ちゃんと私に引き継いでね私が責任を 持って担当するから安心して ねと言ってきたのだ俺は待ってましたと 言わんばかり に桜園さんとの契約ですかあれなら担当者 が俺じゃなくなったので契約はしないと 言われました よはあ一体どういうことよ意味が分から ないんだけどあなた何かしたん でしょういや何もしてませんよ元々担当者 が俺なら契約すると言ってくれたんです俺 指定の契約なので担当が変わるなら契約し ないと伝えてくれと言われまし たあなたを指定するとかおかしいでしょ 契約を白死にするなんてなんてことしたか 分かってるの 俺が頑張って信頼関係を結んできたので何 もおかしくないですそれに俺は首になった のでもう関係ないですね香川さんは人から 仕事を奪うのではなく自分で契約を取って きて ください俺はもう最後だからとふっきれて 香川さんに嫌みを込めていった ふざけないでよもうあなたじゃ話になら ない私が直接桜園と話すわ本当に最後まで 仕事ができないんだから最終日まで迷惑 かけないでよ早く電話かけて私に変わり なさい香川さんは激怒し桜園に電話しろと 要求してきた俺は女将さん にこの契約のことで何か言われたら私が 対応しますので電話してきて くださいと言われていたので迷わずに電話 をかけ た谷口さんどうされました か実は契約のことで上司が女将さんと話し たいと言っておりまして変わっても よろしいでしょう かわかりました変わって ください俺は電話を香川さんに渡した香川 さんは猫撫で声を出しながら電話を変わっ たお電話変わりました谷口の上司の香川 です谷口から桜園さんとは契約しないと 伺ったんですけどうちと契約した方が桜え さんにもメリットになりますよ谷口は仕事 ができなくて首になったので私が責任を 持って担当させていただき ます谷口さんにお伝えいただいた通り契約 はしません私は谷口さんの頑張りを気に 入り契約してもいいと思ったんです担当者 が変わるのであれば契約する理由もござい ませんそれに優秀な社員を不当な理由で 解雇するあなたの会社は信用できないので 今後も契約することはあります からどうぞ上の方にそうお伝え くださいいやで も何を言われても契約する気はないので もう電話の方切らせていただきます ね女将さんはそう言って電話を終わらせ た香川さんは自分が桜園の担当者になる気 満々だったのか絶望していた 俺は正直スカットし た女将さんがきっぱりと断ったことも聞い ていて気持ちよかっ た電話が切れた後香川さん は谷口君のせいよ大口契約逃したじゃない と発狂していたけど俺は今日退職だから 関係ないし関わらなかっ たその部署は異様な雰囲気に包まれていた が俺は残りの仕事を終わらせさっさと会社 を後にし た俺が退職してからしばらく経つと同僚 から連絡が来 た谷口元気にやってるかお前がいなくなっ てから面白いことが起きたんだ よ元気だよ面白いことって何だよ 実はさあの後香川さん移動になったんだよ え何があったん だ同僚に話を詳しく聞いてみると面白い ことが分かっ た会社は今までどこの旅行会社とも契約し なかった桜園との契約をかなり期待してた みたいだったそのため旅行プランにも力を 入れていて契約で階になったことに会社 全体が喜んでいたのだでも香川さんは俺が 大口契約を取ってきたことが許せないと いう個人の感情で俺を首にした俺を首にし た後に自分が桜園との契約の担当者になり 自分の手柄にしようと思ってた みたいまさか俺指定の契約だとは思わ なかったの だろう桜が契約をると言い出したことで 旅行プランも信になっ たそれもそのはず桜園をプランのメインに 考えていたため旅行プラン自体が成り立た なくなったの だ会社は大口契約を逃したことを問題視し 誰の責任かを追求した らしいそこで会社は桜園が俺を担当者とし て指定していたことと俺が急にされたこと を知った らしい会社は香川さんが俺の解雇に関わっ ていたことを知り香川さんを問い詰めた らしい香川さんはいつもと同じように叔父 である専務に助けてもらおうとしたよう だったが会社としても損益も大きくさすが の専務も庇いきれなかったよう だ香川さんはなんとか首を免れたものの型 部署である今の部署を離れ移動することに なった らしい香川さんの移動先は女性ばかりの 部署で男性は50代の人が1人だけいる 部署 だ今までイケメン目当てで働いていた香川 さんは移動先にイケメンがおらず元々ない やる気もさらになくなっていた らしいそして今まで仕事をしないでも許さ れていたさんだったが移動先の女性社員 たちは気持よくきつい人が多いため香川 さんは仕事をしけられている らしい女性たちが見張っているためさる こともできずなくなく大量の仕事をこなし ている らしい香川さんは専務に部署の人と会わ ないと泣きついたみたいだけど専務 はこれ以上問題をしたら首になるぞ今まで メだからと多めに見てきたがもうかいきれ ないからな首になってないだけありがたい と思いなさいこれからは大人しく真面目に 仕事するんだぞと言われた らしい今ではきつい女性社員たちに みっちりとしごかれながら仕事して見る影 もないくらいヘトヘトになっている らしい方で俺はと言うと退職した後 しばらくゆっくりしていたすると桜園の将 さんから連絡が来 てお久しぶりです谷口さんお仕事退職され て次の就職先は決まりました か女将さんごしてます実はまだ探してるん です よそれはよかった谷口さんが良ければうで 働きませんか えあなたの人柄は知っていますし是非一緒 に働きたいと思っています何より熱意の ある人は好きですからねあなたのような 優秀な人私は手放しません よあありがとうございます是非働かせて ください 俺は女将さんからの申し出をありがたく 受けることにしたそして今俺は桜園で働い て いる両手で働くのなんて初めての経験で 最初は何もできなかったでも俺は女将さん に恩を返したい一心で言葉遣いからシ佐 まで学び直し仕事も覚えていっ た今では1人で仕事を任せらど成長した急 に不当な理由で解雇され絶望していた俺 だったが頑張りを見てくれている人は ちゃんといて報われることもあるのだと 実感して いる俺の著書を評価しその長所を生かせる ように桜園で働かせてくれた女将さんには 感謝してもしきれないそして業界は変わっ たがお客様の喜ぶ顔が近くで見られる今の 仕事もとても充実して いる俺はこの縁を大切にしこれからも桜園 のためにいつでも全力で熱意を持って働い ていきたいみいって本当は嘘よ ねあなたはもし やオーナーはこの店で見習いとして働く俺 の正体に気づいたようだそのきっかけと なったのはお客様からの要望で俺が作った 1つの出し巻き卵だったオーナーにとって その出し巻き卵には何か特別な思い入れが あったようだその一見からオーナーの正体 を知った俺は驚きが隠せなかったそして 淡い初恋に破れた過去を持つ俺に今運命の 再会が待っていたのだっ た俺の名前は田辺雄一 もう50歳にもなるのだが現在東京の高級 ホテル内にある日本料理店で見習い料理人 として働いている母子家庭で育った俺は 元々は田舎で生まれ育ったしかし女で1つ で育ててくれた母にこれ以上迷惑をかけ まいと思い中学を卒業後日本一の料理人に なるそんな心ざしを持って状況しとある両 で板前として働いていただが 働き始めてまもなくその亭の1人娘である 子さんが若神となった子さんは当時俺より 5歳年上の二十歳だった気立てがよく すっきりとした上品な顔立ちの人だ俺は 密かに行為を持ってしまったが板前の修行 を始めたばかりだったため近づくことすら ままならなかったそうしている間に若には 家の次男との団が持ち上がり の後として無用紙を取ることになっ た俺にとっての淡い初恋はそんな結末を 迎えたのだっ た俺は気を取り直し料理の道一筋に 目覚めようとしたがやはり完全に思いは 立ちきれなかっ たこの若女がいる亭のためにも早く1人前 になり腕によをかけて最高の料理を客に 提供し たいそのようにを改め俺はガムに努力をし てきたところが何年か経って俺もようやく 1人前になろうとしていた頃田舎の病院 から突然連絡が入った母が急病で倒れたの だ俺は急いで一度田舎に戻ったが母の容大 は悪く介護が必要だった当時施設に入れる お金もなかった俺は母を東京に呼んで介護 をしようとしたが母は自分が生まれ育った 場所から離れたくないと言い俺は悩んだ 挙句店を辞めて田舎に帰ることにし た日本一の料理人になる夢は諦められない でも今は俺が母さんのそばにいてあげない とそれが俺が出した決断だっ た俺は店のみんなに事情を話しおしまれ ながらも次表を提出した若も悲しそうな顔 で俺を見送ってくれたしかし俺は正直この 若といることがずっと辛かったという 気持ちも心の片隅にはあったのかもしれ ない俺の田舎には本格的な日本料理の店は なく自分で店を出す資金もなかったために 母の介護をする間は料理人を辞め別の仕事 に着いたまたいつか必ず料理の仕事がし たい そう思いながら俺は母の介護を続けてい たそれから数十年の月日が流れた母は介護 の買いも虚しく先日帰らぬ人となって しまっ た母なき後俺は生まれ故郷で1人になって しまったこのままこの町にいても仕方が ないと思った俺はまた東京に戻り料理の道 に戻りたいと思っていたとはいえもう50 歳になる俺を料理人として雇ってくれる ところなどあるとも思えないましてや かなりのブランクもある俺には東京で1人 だけ頼れる親戚がいるホテルチェーンを 経営する父方の王子だ実は中学を出て東京 に就職した時にもその叔父を頼って状況し てきたのだった俺は叔父に連絡をして東京 にどこか働き口がないか訪ねたすると叔父 は知り合いが経営する某級ホテルの中に ある日本料理店を紹介してくれた数十年も のブランクがあったため最初は見習いと いう形になるだが東京の日本料理店で 働けるならありがたいことだと思った早速 叔父から紹介場を送ってもらい俺は状況し た面接は女性オーナーと料理長が担当だっ たオーナーの塩谷まさんはご夫婦で日本 料理店を経営されていてこの店舗は主に奥 様が担当されているということだったまだ 20代後半ぐらいの綺麗な奥様だオーナー が俺に質問してきた履歴書を拝見しました が中学を卒業してからの直撃が10年以上 何もないようですがこの間はどうされたん です かそう俺は今回見習いとしてここに入る ため板前としての経験はなかったことに しようとしていた ちょうど中学を卒業する頃に母が倒れまし て自宅で介護に専念していましたうちは母 1人子1人で身よりも少なく私自身も当時 まだ15歳でしたので慣れない介護と仕事 の両立はなかなか難しかったもの で俺は冷を書きそうになりながら少し 苦しい言訳をしたがオーナーは俺を哀れむ ようにこう言ってくれた大変だったんです ね わかりまし た随分苦労をされているようですので今回 採用とさせていただき ますオーナーがそう言うと隣にいた男性 料理長が少し苦い顔で首をかしげたいや まあクロはともかく年齢的にはどう でしょうかね調理の経験もないようです し料理長はどうも俺の採用が納得できない 様子だ しかしオーナーは気前とした態度でこう 言い返した小久保さん当店のMODを忘れ たんですか料理は真心私はこの田辺さんと いう方にはそんな真心のある人間性を感じ まし たオーナーのあまりにも堂々たる発言に 料理長は黙ってしまったオーナーは笑顔で 俺に行った田辺さん早速明日から大丈夫 ですかはいありがとうござい ます俺は無事この店での採用が決まったの だっ た朝7時に仕込み作業に入るため心マの俺 は15分前に出勤したするとそこに出勤し てきた料理長が俺をじろりと睨みつけてき たおおはようございます俺は慌てて挨拶を したが小久保さんは俺を睨んだままだった おいおはようじゃないだろう心マはまず 30分前には来て厨房の掃除くらいするの が常識だろうえああのマニュアルには15 分前出勤だとありましたがそれは他の スタッフのことだろう心マはその15分前 だから30分前だよあはい料理長の荻久保 レジさんは面接でもきつそうな人だと思っ ていたが実際には思った以上に手ごわい人 のようだそう言っている間に他のスタッフ も出勤してきたほとんどが20代くらいの 若い調理師で50代は俺1人だった小久保 さんはさすがに料理長というだけのことは ありかなりの腕前のようだ他の若い スタッフにも丁寧に指導し手際よく周りを まとめているだから周りのスタッフも彼を 信頼してついていって いるただ小久保さんは俺にだけはやたらと 厳しい習いだから仕方ないとはいえ雑用 全般は全て俺1人に 押し付けおっさん使えねえなと言いながら 散々コキ使ってくるさらに店には直接関係 のない仕事なのになぜかホテルの従業員が 使っている大きなポリのゴミ箱まで洗えと いうのだ俺が理由を聞くと小久保さんは こう答えたこんないいホテルに店舗を持た せてもらってるんだこれぐらいの雑用は うちの店がやるのが当たり前だろう 確かにそう言われると納得 できる俺はそう思い裏口の外で毎日ゴミ箱 を洗ったそのように言われるがままに雑用 をする俺に小久保さんはこんな小言まで 行って くる全くなんで50歳にもなって今更 見習いの料理人なんだよあんたどうせ前の 会社をリストラでもされたんだろうそれと もか急に田舎から都会に出てくるなんて 悪いことでもして逃げてきたのかいつもは そんな感じで俺にひどい罵声を浴びせて くるのだそれでも俺は適当に聞き流し黙々 と仕事に専念していた小久保さんはそんな 俺を見 てと下を鳴らししめらをする俺はこれまで に幾度となくこのような経験を重ねてきた 以前アルバイトで入ったでも年下の司に きつく当たられたこともあるどこに行って もやはり同じような上司はいるもの だそんなある日俺に天気が訪れる出来事が 起こったそれは当店の常連客である70歳 の男性が来店した時のことだった彼は テレビの料理番組で有名なグルメ評論家の 最上構造という方 だ来店されたのは回転前だったために人や パート従業員はまだ準備中そのため西城様 への接客は俺が行うこととなった西城様は 予約してあった席に座るとこのような注文 をされたこの店のメニューには出し巻き卵 がないようだが日本職の基本は出し巻き卵 だとわしは思うそこでなんだが今すぐに 用意してもらえないだろうかそしてこの わしが納得行く味ならばメニューに 取り入れて ほしい出し巻き卵ですか少々お待ち ください俺はそう言ってすぐに厨房へ聞き に行ったちょうど厨房の入り口にオーナー がいたのでその胸を伝えるとオーナーは 少し思い詰めたような顔で言っ た出し巻き 卵何やら俯いたまま過去を思い出そうとし ているよう だあの 出し巻き卵がどうかしたんです か俺が聞くとオーナーはふと我に帰った ように答え たいえなんでもないわそれより早く料理長 にこのことをオーナーはすぐに厨房に入り 小久保さんや他の料理人にその胸を伝えた すると小久保さんは自信満々といった表情 で答えた出し巻き卵それぐらい俺に任せ といてくださいよきっと西城様にご満足 いただけること間違いないです よそう言って小久保さんは手はよく 出し巻き卵を作り上げた見るからに綺麗な 出来栄えだその後西城様への接客は オーナーが行っ た西城様お待たせいたしました当店の料理 長が作りました出し巻き卵でござい ます俺たちスタッフも皆厨房から城様のを 見ていた西城様はまずはその出し巻き卵を じっと見つめてい た焼き具合などをご覧になっているん だろう か俺がそう思っていると今度はお箸で一口 台に切りそれを口に入れた西城様は目を 閉じたままゆっくりと噛みしめている そして目を開けるとこうつぶやい た うんこんな味には真心がこもっていない これでは客には出せない な申し訳ございません西城 様オーナーは深深と頭を下げたそれを見て いた荻久保さんはかなりショックを受けて いるよう だそんな一体どこが悪いってんだ客席には 聞こえない程度の小さな声で保さんはそう 呟いていたオーナーは一度料理を下げ厨房 へ戻ってきたそして他の料理人たちにも 出し巻き卵を作ってくれるよう頼んだ中に は専門学校を出たばかりの新卒者もいる それでもみんなは真剣な表情で各自の腕を 振った見習いの雑用がりである俺はみんな が使った用具をただひたすら洗うオナーは 1つずつ味見をしたが料理長の味を上回る ようなものは1つもなかったようだ [音楽] どうしましょうこのままではうちの メニューにできるものはお出しできないか もオーナーは困った表情を浮かべて いるどうやらこの店にとっては西城様の 評価だけではなくこの出し巻き卵という ものに何か特別な思い入れがあるようだ そう感じた俺は意を決してオーナーに頼ん だ あの オーナもしよろしければこの俺に出し巻き 卵を作らせていただけません か周りのスタッフはみんなア然としていた そして小久保さんは呆れたような顔で俺に こう言ったあのなこの一大時に何ふざけた こと言ってんだよあんたみたいな見習いの おっさんにプロ波の出し巻き卵が作れる わけない だろうしかし は俺の頼みに目を輝かせながら答えてくれ た田辺さん是非ともお願いし ます荻久保さんや他のスタッフは信じられ ないといった顔をしていたが俺はすぐに 作る準備を始め た俺が出し巻き卵を作る段取りを見ていて 周りはみんな驚いた表情で見ているそして 焼き上がった卵をオーナーが試食して驚き の声をあげた ここの味と舌触り は何やらかつて食べたことがあると言い たげな顔で目を輝かせて いる早速お出しすると西城様もまた驚きの 声をあげてい たこれは以前どこかで食べたことのある 懐かしい味だ滑らかで舌触りがよく何より 作る人の真心が込められて いる西城様のお言葉にオーナーも賛同する ように言っ たそうなんです私も先ほど何と言いますか 子供の頃に食べた優しく懐かしい味だと 感じまし たオーナーの一言一言に西城様は深く頷い ていたうんこの出し巻き卵ならここの看板 メニューとなる だろう西城様はそう言い残し会計を済ませ て店を後にした若い料理人たち はすっげえ 西城様に認められました よと俺を尊敬のまなざしで見てくれた 小久保さんは悔しそうな表情で俯いて いるその翌日俺はオーナーに呼び出された 田辺さん あなたオーナーはとても神妙なおちだった あのどうかなさいました か俺がそう尋ねるとオーナーからは意外な 答えが返ってき た見習いて本当は嘘よ ねあなたはもしや私の実家両水沢で1番の 腕を持つ板前だったさんという方なのでは 俺はオーナーからのその問いに驚きが隠せ なかっ たあ あのオーナーは水沢の若尾神のはい私は あなたが辞めてすぐ女将になった水沢翔子 の娘 ですこの塩谷オーナーがまさか俺が心引か れていた翔子さんの娘だったとは 俺は一瞬耳を疑いそうになったが確かに よく見ると顔立ちが似ていたオナーは結婚 して苗字が変わっていたために俺は今まで それに気がつかなかったの だそうでしたかオーナーがまさか翔子さん の娘さんだったとは驚きまし た確かにオーナーが言った通り俺は昔水沢 で板前をやっていまし たしかししなぜお気づきになったんです か俺がそう言うとオーナーいやまりさんは 小さかった頃の記憶を話してくれ たまりさんは幼い頃風で高熱を出して 寝込み何も喉を通らないほど食欲もない ことがあったそうだその時に母が経営して いた両手の若い板前が作ってくれた 出し巻き卵がふわふわとした食感でそれ ならおいしく食べられた らしいマリさんはその時に食べた出し巻き 卵の味が今でも忘れられなかったそう だあの時に母から聞きましたこの卵を焼い てくれたのはうちで1番の腕を持つ板前の ゆさだっていうことをそれで昨日田辺さん の出し巻き卵を食べた時すぐにあなたが その時のゆさんだって分かったん ですまりさんはそう言ってくれた 俺は女が今元気にしているのかと尋ねたが まりさんはただはい まあと静かに答えるだけだったもしかし たら女将に何かあったのではと心配になり 両は今どうなっているのかを尋ねてみた するとまりさんはこう答えた本当は私実家 の亭を継ぎたかったでも20年ほど前から うちはの評判が落ち客足が遠のきました それで母は私の将来を心配して店を継が せるわけにはいかない と20年前と言うと俺がすでに店を辞めて からのことだ俺は店の役に立てなかった ことを悔みまりさんにも申し訳ない気持ち でいっぱいになっ た俺が母の介護のために店を辞めてその せいでお役に立てず本当に申し訳ありませ んでしたいえ田辺さんが悪いわけではあり ませんそれよりもこれからはこの店でその 料理の腕を振ってくれませんか俺たちが そんな会話をしている途中入り口から ガタッと音が聞こえたどうやら荻久保さん がドアの向こうで立ち木をしていたよう だ オナすいません聞くつもりはなかったん ですがついに入ってしまっ て小久保さんは慌てて言い訳をしていた そして俺の方を向きふぶかと頭を下げ た田辺さん今まで偉そうなことばっかり 言って本当にすいませんでした昨日の 出し巻き卵の件俺の乾杯でしたしまさか あなたがそんなベテランの料理人だった なんて俺偉そうにしてたのが本当に情けな ですそうながら謝ってくれる小久保さんに 俺は頭をあげるように言ったいえ俺が言わ なかったのも悪かったんですよどうかお気 になさらないで ください俺がそう言うと荻久保さんは今度 は弟子にしてほしいと懇願してきたそんな 俺たちのやり取りを横で見ていたまりさん は今後は2人で協力してこの店を盛り立て てほしいと頼んでくれ たそれから俺は副料理長として料理長の 小久保さんをサポートし たさらにしばらくたったある日のこと当店 にある1人の女性が来店してきたそれは両 水沢の狼翔子さんだっ た翔子さんはまりさんから俺がこの店に いると連絡をもらいわざわざ会いに来て くれたのだっ たゆさんぶりねお元気そうで何よりだ わ翔子さんは相変わらず綺麗だっただが 以前に比べると随分とやれてしまった気も するそれは次第に客足が遠のき赤字続きの 中1人で店を切りもりしているのが原因の ようだご主人は3年前に多したらしい店の 規模はかなり縮小したようだがそれでも店 の看板は下ろさないとと子さんは言って いる俺は翔子さんには本当に力になれ なかったことを申し訳なく思っ た俺がずっと店を辞めなければあなたの力 になれたのに本当に何の役にも立てないで 申し訳ありませんでしたそう言って謝罪 すると翔子さんは笑顔で答えてくれ たゆさんが悪いわけじゃないわただあの時 は私もあなたの気持ちに気づいていない わけではなかった の翔子さんのその言葉に俺はドキッとした 翔子さんは俺が密かに行為を抱いていた ことに気づいていたのだそして彼女は少し 顔をわかめていっ たごめんなさい私も主人とすでに婚約して いたもんだからあの時は自分の気持ちに 正直になれなかったの ゆさんはいつも優しくて私にとっては本当 に心の支えだった わ俺は驚いたあの時の俺はまだ修行中だっ たために若女将である翔子さんにどんなに 心引かれていたとしてもどうすることも できないと思っていたの だしかしまさか翔子さんの方も俺のことを 密かに慕ってくれていたとは全く想像もし ていなかった翔子さんは俺の目を見つめて こう言っ たゆさんお願いあなたさえよければまた うちの両手に戻ってきてほしいのそして 板前として私と一緒にあの頃のような活気 のある店を取り戻して ほしい翔子さんはそう言いながら目に涙を 浮かべている俺は迷っていた俺が抜けると この店にも迷惑がかかるからだ すると厨房から聞いていたマリーオーナー と久保さんが入ってきたマリーさんはこう 言った田辺さん母はずっとあなたのことを 待っていたのうちの店なら心配いりません だから田辺さんさえよかったら母の力に なっていただけません かそして小久保さんもこう言うそうですよ 田辺さん俺田辺さんに色々教わってまた腕 をあげましたからあの田辺さんの出し巻き 卵も俺何度も特訓したんですよ今ではもう 完璧ですだからあなたがいなくてもそれを 店の看板メニューにします よ2人がそう言ってくれたことで俺の決心 も固まっ たしこさん俺なんかでよければあの亭で またからいえとして頑張らせていただき ますそして俺は翔子さんと共に両手水沢を 立て直していくと誓っ たそしてある日うちの両手に驚くべき来客 が訪れたそれはテレビ局からの取材の オファーだった実は俺がこの店の板前に なったことをマリさんがあのぐるめ評論家 最上高蔵様に伝えたらしく西城様が是非と もこの店をグルメ番組で紹介したいと言っ てくださったのだ俺の運命を変えて くださった西城様の頼みであるのなら俺と 神は心よく受けることにした西城様は番組 内でも俺の料理には真心がこもっていると 言ってくださった実は西城様はかつて栄え ていた頃の両水沢を訪れたことがあるよう であの俺が作った出し巻き もその時に食べて官命を受けたそう だだからあの時あんなにも出し巻き卵に こだわりを持たれていたの か俺はそう思うと西城様との運命的な 出会いに感謝の気持ちでいっぱいになった おかげで店はまた琢に人気点となり今では この両水沢はかつてのような活気を 取り戻してき た結局 と子さんは一緒になるということはなかっ たがこの店の料理長と女将としていつまで も充実した日々を共に過ごしていくのだっ た彼氏はヤザ早く100万払い なさい手渡された領収書の金額にア然と する 俺その場に立ち尽くす俺をキャバ嬢が 指さし あざ笑うさっさと払いなさいよあ何もしか して無理な の最速されようとこんなに不尽な支払いに 答えてやる義理も義務もない間違っている のはあいつ だこんなことになるとは思わなかったが こらしめてやるにはちょうど良かっ た尻尾を出した奴がどんな目に会うか 吹き出しそうになるのをこらえて内心で北 エ だ俺の名前は田川 敬一ブラック企業から転職して食品会社の 開発部門でチク菓子を作って いる仕事は前の職場に負けず劣らず大変 だ毎日毎日試作品を食べないといけない それも何から何まで全部甘い歌詞 だやめてしまったは虫歯が治らず業務に 師匠が出たせいで転職した らしい俺ももう40を過ぎたせいか正直 甘いものが きつい一応食べられないことはないが 気持ちの面で来るものが あるそれでも今の仕事が続いているのは 子供たちがメインターゲットだからだもも 子供好きで親戚の小さい子たちの面倒もも よく見て いるいつかの俺を笑顔にしてくれた歌詞が 今を生きる子供の笑顔に なるその気持ちだけでどんな仕事もやり こなせる自信があっ たところが同じ開発部門に1人問題時が いる佐野かえ20代高半の女性でいわゆる おつぼ 様早い話 の俺はいびられて いる本来自分が食べるべき試作品を俺に 押し付けるのはもちろんのことグループの 開発品ではいつもご丁寧に俺の試食分を 周囲の倍は用意して くれるそう多く取ってくださらなくても 少しの量で味は分かります よとそれとなく遠慮したのだ が残すともったいないじゃないですかと 正論で俺を黙ら せる本人はそういう割に他の人の試食は 無理に増やそうとし ないその上自分はもうお腹いっぱいと食べ なかった分を平気で捨てるの だこれだけなら単なるわがままだろうだが それだけではなかっ たいつも通り出社したあるのことだったや だ変な匂いしませ ん競合他者商品の試食会で顔をしかめて 佐野さんが俺を見る佐野さんは立ち上がっ て俺に近づくと顔を近づけたくっと 吹き出すと彼女は席に戻り上司の宮下さん に話しかけ たお菓子の考量って大衆に聞きますかない よりマだと思うです けど試食会って商品の香りも確認するのに 余計な匂いがして本当困りますよ ねまた始まったと周囲も俺もうんざり する匂いがどうこう言うのならまずは佐野 さんのきつすぎる香水をなんとかしろと 思う怒りたいがこの場を仕切る上司を 立てるべきだとこらえる だがかん高い声で笑う佐野さんを宮下さん は止めようとし ないちらと視線を送るが宮下さんは俺の方 を見向きもしなかったちょっと食べ物を 変えてなんとかなるなら誰も苦労しない よ距離を縮める佐野さんに宮下さんは鼻の 下を伸ばすばかり だ誰もが呆れて何も言えずにいるのを2人 はいい気になって楽しんで いる直接の上司がこんな調子で頼りになら ない周囲の進めもあって人事部に相談した が人事部長と佐野さんは好いなことが 判明相談は一周されて俺は相手にもされ なかっ た再度転職も考えたが今から新しい職場を 探すのは空 だそもそも俺は悪いことをしてい ないなぜ俺が職場を去らねばならないの か子供じみた意地みたいなものかもしれ ないが納得いかなかっ た30代で辞めたタバコもストレスのせい で再び吸うようになっ た喫煙所にいたところを見られて佐野さん のいびりも悪化して いるこの前なんてひどい言われよだった 食品開発なのにタバコで舌をバカにするん です か誰のせいだと思ってるん だそれに俺は少なくともあんたよりは全頭 に仕事をこなしている よもう潮どき だそう思った時ある人物に声をかけられ た背を言や俺と年の近い人事部の 先輩さんは演者で喫煙所で会うといつも 話しかけて くれるなんでも俺が人事部長の山沢さんに 相談した一部四重を見ていた らしいセオさんから見れば山沢さんは直接 の上司だ上司の存在な対応に疑問を持ち 以来何かと気にかけてもらって いる最近様子どう です今日も喫煙所であったせさんがにに声 を かける相変わらず印出ですよと俺は苦笑い しか返せ ないアドバイス通りボイスレコーダーは 持ち歩いてるんです けど俺はスーツの打ちポケットに入れた ボイスレコーダーを確認 する佐野さんの問題行動は俺が入社する前 からあった らしい何でも前に辞めた人も佐野さんの 被害者だったとの噂だった しかし噂止まりで決定的な証拠がなく助け に入ることができなかった らしいその人は会社をやめて佐野さんは 残りそして俺がやってき たこんなこと2度と会っちゃいけないん ですセオさんは悔しそうに煙を 吐くそれからすぐそういえばとせさんが俺 にファイルを手渡し た代わりに根回ししました よそれは俺が宮下さんに出して跳ねられた 新規開発の計画書だっ た正確には宮下さんのそばにいた佐野さん に拒否されただ が宮下さんは上司にも関わらず佐野さんの 言いなりになって いるいつもありがとうございます 先輩お気になさらず困った時はお互い様 です からセオ先輩は人事部の人間だが驚くほど に顔が 広い俺はボイスレコーダーを常に仕込んで 佐野さんの悪業の決定的証拠を 得る代わりにセオ先輩が俺の仕事に少し手 を貸して くれる俺たちはちょっとした協力関係だっ た 関係なんて言っても実際は俺が助けられて ばっかり だ申し訳ないと思いつつもしょっちゅう 頼りにさせてもらって いる誰に対しても丁寧で物越も 柔らかいいつでも相談に乗ってくれるし 鬼作で穏やかな人 だ年齢は俺とさほど変わらないのに比べ物 にならないほどできた人だから全く頭が 上がら ない遅かれ早かれそのうちボロを出して 佐野さんは左になると俺もセオ先輩も話し ていたのだがこれが予想以上に しぶい宮下さんか山沢さんの入れか佐野 さんの勘が鋭いのか俺がボイスレコーダー を持って以降パタリと嫌がらせが止まっ たこれはこれで平和で助かるのだがなんと も気味が 悪い最初は嵐の前のしけさに思えて連日 警戒してい たしかし俺が不安に思うようなことは何も 起きなかっ たかじて変わったことといえば佐野さんの 化粧が派手になったことと時々酒臭い日が あるくらい だ午前中から飲酒とはいいゴ未分でと思わ ないでもなかったがある年のせクリスマス に年末年始で何かと飲み会や集まりことも 多いそういうこともあるかと俺はあまり気 にしないようにしてい たと言っても佐野さんが酒臭い日に今日 調子悪くて仕事できませ んとか言われて俺の仕事が増えた時は さすがにせを先輩に愚痴らせてもらっ た上司も上司で甘やかすばっかりで注意 しようともし ないいい加減にしてくれよと思うが宮下 さん諸とも左遷される佐野さんを思い描い て瀬尾先輩を頼りつつなんとか仕事を こなしてい たいよいよ年末が間近に迫った頃車内で 忘年会が開かれ た自宅でのんびりテレビでも見たいのにと 思わないでもないが馬鹿正直に家で ゆっくり休みたいなどと伝えて言及されて はたまら ない何せ上司がいっつも佐野さんの方を 持つ宮下さんだその上人事部のお偉いさん とも仲がいいと 聞くこれも仕事の一貫社交辞令と割り切っ て参加した忘年会には意外なことに佐野 さんの姿が見えなかっ たそれとなく周囲に伺見ると佐野さんは1 か月前に車内で忘年会の知らせが回った時 から欠席する胸を主催に伝えていた らしい普段俺をいびる佐野さんがいない その事実だけで体が軽くなる気がし た忘年会など大勢の集まりは苦手な方だが その日は安心して酒も食事も楽しめ たなんせ忘年会の費用は会社持ちだ堪能し なくては損だと腹いっぱいになるまで 飲み食いし た途中俺は橋の方で1人で飲んでいるセオ 先輩の姿を見つけ た今のうちに挨拶をしておこうと思って 近づけばすぐに気がついてくれ たお疲れさんお疲れ様ですセオ 先輩2人で今年1年どうだったかと愛の ない話をする 俺は転職してようやく1年ですから来年は もっと楽になるよう願って ます仕事の慣れ的にも人間関係にも二重の 意味を込めて話せばセオ先輩は笑ってい たどうだろうな部下が増えて今より忙しく なってるかもしれない ぞ給料が見合ってくれるなら忙しいくらい どってことないですよ 俺としては嘘のない正直な気持ちだがセオ 先輩にどう聞こえたかは分から ないだが実際佐野さんが職場におらず今 あるストレスがない状態ならばより仕事に 打ち込めていたはず だ現実問題佐野さんがこの場にいないと 分かっている今この時間はとても気が楽で 仕事は治めたがどれだけでも働けそうな 心地がし た会場全体が程よく酔いも回ってお開きに なった後のことだっ た家に帰ったら風呂に入ってテレビを見 ながらゆっくりしようとぼんやり考えて いると不に後ろから肩を叩かれたよう田川 おめえもう帰るのか宮下さん顔だいぶ赤い です よ帰ろうとする俺に宮下さんが肩を組んで 並んで歩こうとする さっさと帰りたかったのに飛んだ酔っ払い に絡まれてしまっ た振り払うこともできず俺は大人しく宮下 さんに従っ た2次会だ飲み直す ぞ宮下さんの足取りはしっかりしているが 振る舞いは酔っ払いそのもの だなんとか断って帰ろうとした時反対側 からも声をかけられ たいい店知ってるんだよ田川君 君さえよければ是非連れて行く よ宮下さん以上に顔を真っ赤にした山沢 さんがい た山沢さんの足取りがあまりに頼りない せいでこっちはさっさと帰りたいのにこの 人たちが帰れるか心配になってき たこうなったらこの人たちをタクシーに 任せて自分は帰るぞと決意したのだが しつこく誘われて俺も二次会に行くことに なってしまっ たサクっと飲んで適当に話を聞いたらすぐ に帰ると心に 決める繁華街でタクシーを降りてすぐ宮下 さんと山沢さんは話しかけてきたキャッチ の男性に声をかけられるまま歩き出し たこんなに怪しくて仕方がないのにと俺は うんざりだったが抜け出せそうになかった のでしぶしぶ 宮下さんと山沢さんについて行った キャッチの男性に連れて行かれたのは キャバクラだっ たキャバクラに足を運ぶなんていつぶり だろうか久しぶりすぎて記憶がはっきりし ない若い頃に1度だけ誘われていったが どうにも肌に合わなくて実際にキバに足を 運んだのはその時の1回切り だ宮下さんたちに進められるままやたら 眩しいネオンの店に 入るいらっしゃいませ当店は初めてお越し です か小さな照明がいくつか出ている他 ほとんど真っ暗な店内に目が慣れると目の 前にいる女性の顔がはっきりと見て取れた え佐野 さん女性のボディラインを強調する竹の 短いドレスにパーマをかけたが胸の谷間に かかっている会社での姿からは想像もつか ないほどあやかな姿に俺は思わずたい だ俺が何も言えないでいると佐野さんは俺 に笑いかけ たあら田君じゃないわざわざ来てくれたん な宮下さんも山沢さんも ありがとう語尾にハートがつきそうなほど 佐野さんは甘ったるい声で話しかける 普段そっけないどころか冷たく当たられて いるせいで俺は佐野さんの温度さに戸惑っ たけれど宮下さんと山沢さんは変わらない 様子だから2人はいつもこんな感じで佐野 さんと接していたことを 知るびというか気持ちが悪いというかなん となく落ち着かない気持ちだっ た俺はこっそりスーツの内ポケットに手を てボイスレコーダーをオンにしておい たまさか仕事を納めて車内忘年会まで済ま せたのに佐野さんがこれ以上問題を起こす はずもないだろうとは思っていたがなんと なくいつもの癖でこの行動を取ってい た俺と宮下さんと山沢さんの3人は店の奥 のボックス席に通され た大体どの席も似たようなソファーと テーブルが並んでいるので空いている奥 から入れられたのだと 思う今日忘年会だったんでしょいいな本当 は私も出たかったのに な佐野さんは宮下さんと山沢さんの間に 座る2人は慣れた様子で飲み物を注文する と俺にメニュー表をよし た田川君好きなものを注文しなさいそうだ ぞ田川今日は経費で飲めるから な佐野さんが作ったお酒を宮下さんと山沢 さんが飲み干して いくその横で俺は2人の発言に耳を疑って ア然としてしまい動けずにい たこの2次会が経費で落ちるはずが ない商品の情報交換をしたとでも報すれば 経費にざされるのかもしれないが今日は すでに車内全体で仕事めの忘年会をした後 なの だ嘘をつくのは論外だがこの飲食代金を 会社の経費にできる起点も確証もない今 すぐにでも店を出て何もなかったことにし たかったが早く注文しろと視線の圧を感じ て逃げるわけにいかずメニュー表を 見るカクテルにワイン日本酒ソフト ドリンク 一体どんな価格が表示されているのかと 内心ドキドキしながら見て目を疑っ た価格が表記されていないの だメニューの裏表隅から隅までどれだけ 確認しても書かれてい ないこれはきな臭い店に入ってしまったの かと急に怖くなっ たちょっとさっさと注文しなさいよさ が不機嫌そうに俺を見てい た俺は財布に痛手を受けないものをと一番 安そうなウロ茶を注文し た佐野さんも宮下さんも山沢さんも せっかくなんだからと俺に酒を注文さ せようとしたが車内忘年会で飲みすぎた ことを言い訳になんとか酒を注文すること は断っ たうっかりシャンパンやドンペリを入れ られてはたまったものじゃない その後は何かと理由をつけて俺の文を勝手 に注文されないように3人を監視しながら 運ばれてきたうろ茶を飲んでい たはっきり言って何も楽しく ない何かに気を張って警戒して好きでも ないものを飲むのは苦痛だっ たこんなことなら最初から言及覚悟で2 次会を断ればと後悔した時だった山さん 大丈夫 ちょっと誰か来て山沢さんの顔色が悪く なったと思うと突然王とし始めた酒と グラスの乗ったテーブルはあっという間に 汚れてひどい匂いがし た山沢さんは汚いテーブルにつぷしてその ままびくりとも動か ない ぎゃー救急 車佐野さんと宮下さんが叫んで俺は我に 帰っ た急いでスマホを取り出して119に連絡 するふと山沢さんのご家族にも連絡した方 がいいのではと 思い当たるだがそもそもタ所の上司である 山沢さんと親しくもないのに親戚周りの 連絡先など知っているはずも ない一応会社にも連絡してみたが電話は 繋がらなかっ たそこで何を思ったが俺はせ先輩に山沢 さんのことを連絡し たわざわざ知らせる必要も義務もない多分 俺もパニックになっていたの だろう誰かに知らせなくちゃいけない気が してとにかく焦っていたんだと 思うどこで何があったのか俺はセオ先輩に メールを送っておい たまもなくやってきた救急者が山沢さんを 運ぶ時宮下さんが俺をを見た山沢さんは 急性アルコール中毒らしい念のためだが俺 も病院について いくそれなら俺が付き添いに行きます宮下 さんはここでゆっくりして ください倒れた山沢さんを気の毒に思い ながらも適当に見舞ってようやく家に 帰れると俺は内心浮き足だってい たところがいいよいい大丈夫だ から宮下さんは俺を店に追いやると 付き添いで救急車に乗り込んでしまった ちょ宮下さん店の支払いはどうなるんです かいいから領収書でも取っておけとにかく お前はここに残っ てろ宮下さんは怒鳴るみたいに俺に 言いつけて去ってしまっ た酒で人が倒れることはよくあるらしい店 も救急隊員も落ち着き払っていた救急者が 行ってしまった頃にはテーブルもすでに 片付けられていて最初に店に来た時となん ら変わりない様子になってい たなんだかどっと疲れ たさっさと帰ってしまおうとそう思った時 だっ たねえねえ田川君せっかくなんだし飲んで いきな よ人が倒れたのに一体何がせっかくなのか 意味がわから ない佐野さんは俺が怒っている理由が 分からない様子で笑顔のままだったたえ 佐野さんが美人であってもわざわざこの人 と飲みたいと思え ない悪いんですけど明日用事があっていい じゃん別にほらさっさと席に 座る佐野さんが強引に俺の腕を引っ張って 席に座らせ 俺は自分のカを取ってすぐに席を立っ たお会計お願いし ます佐野さんに言っても仕方がないと思っ て別の店員に声をかけた佐野さんは怒って いるに違いない少し気まずくなりながら 様子を見ると佐野さんは意地悪な顔で笑っ ていた ああ仕方ないなま売上あった方だしいっ か店に入って30分も経っていないのに何 を言っているんだと不思議に 思う注文したのはソフトドリンク1杯宮下 さんと山沢さんの文を入れてもたった3倍 しか飲んでいない大した金額にはならない だろうそう思いながら伝票を見て俺は全と し た合計 300万なん見してもそこには300万の 数字が並んでい たお買い上げありがとうござい ます佐野さんがケラケラと笑って いるたった30分たった3倍のドリンクで こんな金額になるなんてありえない絶対に 何かおかしいととにかく俺は伝票を確認し たする とこれテーブルチャージが2回になってる んです けど俺が聞くと佐野さんはあらさにうざ そうな顔をするそりゃそうでしょ2回分 必要に決まってるじゃないだって1度席を 立って座り直していたじゃ ない佐野さんの受け答えに俺はあ然と する佐野さんは救急車を呼んだ騒ぎで俺が 一度席を立っていたことを言って いるそんな馬鹿げたことあってたま 信じられないあまり俺は思わず大きな声を 出してしまっ たもし俺がトイレに席を立っても料金を 請求するって言うんですか知らないでも するんじゃ ないそんなことがあってたまるかと心底 から 思うそんなことよりさっさと料金払って ください よ無理ですよこんな大金俺が持ってるわけ ない です貯金はあることにはあるが親の介護や 老後に残さないといけない無理やり連れて 来られた店なんかで散在している余裕は なかっ たじゃあこうしましょうよ宮下さんと山沢 さんと割り勘しますよね私がお2人の料金 を売り掛けにしとくんでとりあえず 100万払って ください100万 もあのさこっちは200万なの よそれにね土佐野さんは俺を見下す笑を 浮かべる私の彼氏はヤザなの早く100万 払いなさいあそうだもしお金がないなら 彼氏から利しつきで借りなよ気づけば 出入口に男が立って道が塞がれて いる佐野さんは誰かに電話をかけている おそらく彼氏を呼んでいるのだろ ヤザから金を借りるなんてとんでもないに も程が ある更新したばかりのクレジットカードを 財布から取り出した時だっ たものすごい勢いで誰かが店に入ってきた 田川 さんセオ先輩だった出しかけていた クレジットカードをセオ先輩が財布に 押し込むちょっと誰よ あんた事部のセオです佐野さんですよねお 噂は 金金セオさんは手早く伝票を確認すると 佐野さんに向い合っ たあなた料金体系の説明はきちんと行い ましたよねはそそんなのもちろん行って ませんよね見たところ店のどこにも料金表 が ない言われて確かにと気がつく開か れっぱなしのメはもちろん店のどこにも 料金表の類いがなかっ た説明したわよ店に入って説明して了承し てから席に座った でしょう席代に1人15万ソフトドリンク に4000円これだけで相当な価格になり ますよねさらにはサービス量が加わる そんな店に一体誰が喜んで足を運ぶんです か ね説明があっても行くもかと話すセオ先輩 に佐野さんは 黙り込むセオ先輩そもそもなんですけど俺 説明受けてないですは嘘ついてんじゃない わよ証拠でも出してみなさいよ 証拠目新しい俺の反抗に佐野さんが顔を 真っ赤にして怒鳴る俺はスーツのうち ポケットからボイスレコーダーを取り出し た動き用のない証拠にさのさの顔から血の 毛が 引くそんなものが何よとにかく100万 払いなさい よ霧がない なわめき立てる佐野さんに俺もセオ先輩も 呆れを隠せ ないそんな時店の出入り口が開いて1人の 男が入ってき た男を見るなり佐野さんは表情を明るく するおそらくこの男がザの彼氏なの だろう勝ち誇った顔をする佐野 さんところが彼氏はセオ先輩を見るなり顔 をまさにしたああなた はガタガタ震え出す彼氏に佐野さんはわけ が分からない様子だっ た久しぶりじゃねえかこの店違法でやっ てんの知らねえと思う か荒々しい口調で話すせ先輩に驚いた彼氏 の方はヤザとは思えないほど小さくなって 震えて いる何してんのよあんたヤザでしょこんな やつ さっさと佐野さんが食ってかかると彼氏は 彼女の頭を抑えて一緒にその場に土下座を し たこの人誰だと思ってんだ俺らの元締めの お孫さんだ ぞ事態を飲み込んだのか佐野さんも真っ青 に なるセオ先輩は佐野さんの前に伝票を 叩きつけ た佐野さん左川で住んだらいいですね えセオ先輩は普段の穏やかな口調に戻って い たうちチク菓子作ってるでしょう親が子供 に与えるものなんです よわかりますよねと聞くせ先輩は穏やかな のに迫力満点だっ た会社の評判を下げるような副業をされ たら困るんです よセオ先輩のとどめのような一言に佐野 さんが凍りついたのが分かっ たややめますやめますから首だけは田川君 帰ります よ泣きわめく佐野さんは道場する気も起き ないほど惨めだった 高君助けて私悪くないよ ね一体どの口がと 思う店を出る直前に俺は佐野さんに笑顔を 向け た自業自得です よその後佐野さんは首になったため1度も 姿を見てい ない宮下さんと山さんはせ俺は宮下さんの 穴を埋める形で せ先輩に手伝ってもらっていた企画が うまくいってマをじしての心だったセオ 先輩も今は山沢さんがいたポジションに ついているこれは後から聞いたのだがセオ 先輩は本当にヤザの元締めの孫 らしい何年もかけて足を洗って苦労して 社会復帰した人 らしい聞いてすぐは驚いたし怖かったが あの事件の後も友人のままだキャバクラ なんて2度とごめんだと思っていたがセオ 先輩に遊び方を教わっておすめの店であっ た女性と結婚できた昼は俺と同じように 普通に働いて小学金返済のために夜も働い ている熱心な女性だっ たキャバクラでは散々な目にあったが結婚 といういいこともあっ た俺は今日も仕事を終えて愛する妻の待つ 家に帰る本当なんです公園で親父がりを 見かけて俺は必死に説明したが社長の答え は冷たかった嘘をつくなお前は首だ遅刻を したのは本当に申し訳ないと思っている こちらの会社にも謝罪をするでも竹内社長 には嘘だと思われ首を宣告されてしまった 俺このま首になっちゃうのか な俺の名前は遠藤健太中堅企業で営業をし ているサラリーマンだコモテと言われる顔 とそこそこ筋肉がついた体のため怖そうと 言われるが中身はただの清の男 だ元々学生時代はスポーツをしていたし 中年ぶりも嫌だったので日々筋トレをして いるそのためこんな見たになっのだ見た目 にふさわしい強さがあればと思うことも 多々ある今の会社に就職して営業職となり なんとか今までやってきた小のため営業を 始めた頃は見た目だけで営業を断れたこと もあっ たそれでもくじけずひたすら誠意を持って 取引先に通い続けた数年が経つと担当に俺 を指名してくれる取引も増えてきた何事に も誠意が大切なのだと 思う今日は大手取引先との相談だ社長自ら が相談に出向くほどの気合いの入れをで俺 は念入りに準備をした遅れることがあって はならないなんとしても成功させなければ ならない相談だ取引先のすぐ近で待つ くらいの時間の余裕を持って俺は家を出た 団の資料のコピもあるメインは社長で俺が サポート今日の相談内容を シミュレーションしながら歩いていると 物騒な声が聞こえてきたおらおっさん財布 出せよ思わず声の方を見ると5人ほどの 少年が男性を取り囲んでいた男性の見た目 は俺より年上で一見して上品な真士といっ た感じだまだ早い時間の公演なので周囲に 人はいないうわ親父がりってやつか俺は 思わず立ち止まって様子を見た少年は全部 で5人見たところ狂気はなさそう だ男性は突き飛ばされたのか地面に知り 持ちをついた状態で怯えているうわどう しよう警察に連絡しなきゃ俺は慌てて スマホを取り出しただが少年のうちの1人 が男性の胸ぐらを掴んで引き寄せたあいつ 男性を殴る気だ俺は無が夢中で男性と少年 たちの間に割って入っ たよってたかって何してるやめない かできるだけ低い声で平成を よう男性の胸ぐらを掴んでいた少年の腕を 払ってこれは男性を庇うようにだった実は 見た目に関して俺はかなりのビビりだ割っ て入ったのはいいものの今だって怖くて たまらない足が震えているし割って入った ことを早くも後悔しているしかしここで 下がることもできない気合を入れ直し少年 たちを睨みつけるななんだよ先ほどの異性 はどこへやら少年たはなんだかを引いて いるもしかして俺の小にビビったなら俺 だけでも追い払えか俺は大きく息を 吸い込んで一括した うせろ少年たちは初めて叱られたのかの ように飛び上がり雲の子を散らすように 逃げていっただが1人は腰を抜かしたのか 転んだまま波でこちらを見ていた俺は 取り残された少年に顔を近づけにっこり 笑った警察が来るまでこのまま待ってろ 逃げたらどうなるか分かる な俺の笑顔が怖かったのか少年は泣き ながらコクコクと頷いた俺は100当番 通報をした後と男性に声をかけた大丈夫 ですか何か取られたものとかありません か男性は手足に少し怪我をしていた 俺は男性をすぐ横のベンチに座らせ男性の 砂汚れをはき落とし たもうすぐ警察が来ますからね安心して くださいあありがとうございます突然絡ま れて逃げることもでき ず答える男性の手はまだ震えていたそりゃ そうだ無が夢中で飛び込んだけど何するか わからない少年グループなん俺も怖い よ俺は男性の砂汚れをはきながら男性に声 をかけ続けたまもなく警察が来て腰を 抜かしていた少年を連行していった俺も 警察から事情聴取を受けた少し増えた通行 人の注目を浴びているのが わかる外で警察と話している俺ってもしか して犯人に間違われてるそん心配が頭を よぎる小だと必ず犯人だと思われるんだよ な男性もその場で簡単な事情聴取を受けて いた怪我をしているのでこの後の念のため 病院に 暮らし男性は手のすり傷が痛むのかしきり に手を気にしていたあすりむいているから 痛いですよねちょっとだけ待ってください 俺は鞄に入れていた絆創屋ウエット ティッシュなので男性の傷の応急処置をし た俺が見た限り殴られたとかはなさそう でしたが大丈夫でしたかああはい 突き飛ばされただけですの で男性に話を聞いてみたが幸い殴られたり 頭を打ったりはしていないようでほっとし たん何か忘れてるよう な俺はとなくモヤモヤしていた何かとても 大切なことがあったよう な何気なく腕時計を見た時刻は9時35分 しまった相談 が男性を助けるのに夢中で相談のことを すっかり忘れていた先方との約束は9時 遅刻の上連絡すら入れていない大失態だ 俺は慌てて鞄を閉じ立ち上がったあのお 仕事でしたか男性が俺を気遣い声をかけて くれただがとても不安そうな顔をしていた 怖い目にあって警察の中に1人取り残さ れるのは大人でも不安だろう男性の顔を見 て俺は胸がいんだごめんなさい本当に ごめんなさい本来ならご家族が来るまで 一緒にいたかったんですけどけどどうして も外せない用事がありましてもしこの後 まだ何かを力になれるようなことがあれば ここに電話して ください俺は名刺を取り出し裏に携帯番号 を書いて男性に渡した本当に申し訳ない 失礼し ます男性を残して俺は駅に向かって走り 出し た道中何度か携帯で竹内社長に電話するも 応答がないもしかしたら社長が1人で商談 に挑んでくれているのか事前の打ち合わせ や練習もしたしそれにかけるしか ない10時過ぎ俺は先方の会社に着いた ロビーのソファーに竹内社長を見つけた9 時からの相談で先方と約束をしていたから 相談はこの時間に終わっているはずは なかったやばい相談がキャンセルされたか 最悪の結果が頭をよぎる俺は息を切らした まま竹内社長に声をかけた社長申し訳 ございませんただいま到着しまし た竹内社長がゆっくりと俺を 見るこの社長も俺以上の小で克服もいい見 た目だけなら完全にヤザだドスの聞いた 低い声が俺に届く 遠藤連絡もなしに遅刻とはいい度胸じゃ ねえ か竹内社長の表情や声から怒っているのが 分かる誠に申し訳ございませ ん俺が頭を下げていると先方の会社の人が 竹内社長に声をかけてきたこの会社でよく 見かける可愛らしい女性社員さんだあお 連れ様も来られたですね竹内様お待たせし て申し訳ございませんこちらの都合で大変 恐縮ですが今日の相談をまた後日にして いただきたいとのことでしたん商談が先方 の都合でまた 後日竹内社長は豪快に笑って答え たはむしろありがたいお話です事情は 分かりませんが何やら大事のようでしたし またにしましょう 日程についてはまたご連絡差し上げます どうぞ皆様によろしくお伝え ください女性社員さんが笑顔で頭を下げた こちらこそありがとうございますお飲み物 を用意しますのでお連れ様もゆっくりして いって ください俺と竹内社長は先方からコーヒー をいいたコーヒーの香りが漂う中俺は宅内 社長と向い合って座ったうちの会社的には ラッキーな感じ俺が遅刻したのになぜか 先方の都合で商談が延期になったよう だお前が来ねえから1人で相談を始めたん だがな先方の社長と名刺交換してすぐに トラブルの連絡があったみたいでよ一旦 相談を中断して少し待ってから再開するか キャンセルするか先方の判断を待ってたん だよその結果今日はキャンセルしたいって ことになったん だ竹内社長は不機嫌そうに話したこの不 機嫌は間違いなく俺に向けたもの だそうかそういうことだったんだ俺が遅刻 した事実は消えないがうちの会社としては ラッキーだ竹内社長1人で相談に挑んで くれたんだ慣れている俺たちでさえ大口 取引の談は緊張するのに社長は1人で挑ん でくれた俺はコーヒーカップを机に置き 立ち上がっ た自分の遅刻で社長には本当にご迷惑お かけしました社長お1人で相談に挑んで くださって本当にありがとうございました ほぼ直角まで体を曲げ俺は精一ぱいの謝罪 と感謝を述べ た竹内社長は回りくどい言い方を嫌う人間 自分の誤ちを率直に謝るのが1番だ竹内 社長はコーヒーを飲みながら俺を睨ん だ遅刻の理由は何だ一応聞いて やる竹内社長の言葉に俺は再び頭を下げた ありがとうござい ます実 は自宅近くの公園で親父狩り と言いますか少年たちに絡まれていた男性 を見つけまして少年を追い払いましたその 後警察に通報して事情聴取を受けていまし たただ社長への連絡は完全に忘れており ました本当に申し訳ございませんでし た完結明瞭事実のみそして自分の失敗点と 謝罪俺の説明を竹内社長は笑い飛ばした もっと真しな言い訳を考えられるのか そんな都合のいい話がある かそんな本当なんです公園で親父狩りを 見かけて俺は必死に説明したが竹内社長の 答えは冷たかった嘘つくなお前は首 だ竹内社長の言う通りにわかには信じられ ない話だろう遅刻したのは本当に申し訳 ないと思っている大切な相談を忘れて連絡 を怠ったのも事実だ当然こちらの会社にも 謝罪を するでも竹内社長には嘘だと思われ首を 宣告されてしまっ た信じてもらえず嘘と判断されてしまった ことが悲しかっ た俺このまま首になっちゃうのかな 俺は絶望に襲われソファに座り込んだその 直後玄関前に黒塗りの高級者が止まった 周囲の社員が何人も玄関に向かって走って いく俺と竹内社長も釣られて玄関を見た 企業の重要人物なのは間違いない高級者 から降りてきた人物を見て俺は驚いた さっきの被害者の人だ男性が玄関に入ると ほぼ同時に俺は思わず立ち上がった男性も すぐに俺に気づき笑顔になったおや遠藤 さんこちらにいらしたんです か男性が俺に声をかけてくれたはい今日は こちらで相談だったものであのお怪我は 大丈夫でしたか俺は男性の怪我気にかかっ ていた袖口から覗く男性の手には俺がが 貼った絆創膏がまだあるおかげ様で遠藤 さんに処置してもらった傷だけでしたよ俺 はほっとした本当に良かったです途中で 離れてしまったから気になっていました 喜んでいる俺の横に竹内社長がやってきた エンドこちらの方はあ先ほど助けた方です 少し怪我があったので心配でしたが大丈夫 そうです 何やら驚いた顔をしている竹内社長に俺は 笑顔で答え た遠藤の人助けは本当だったのかしかし この方 は竹内社長がそう言いかけた時今日の相談 相手だった社長が駆け込んできた会長心配 したんですよえ 会長俺は男性を見つめてしまった は俺の自然に気づいてまたにっこり笑った 申し訳ない助けてもらったのに名乗ってい ませんでしたね私は大泉洋三と申します 肩書きは一応この大泉産業の会長となって おります ええ俺はロビーで大声をあげてしまっ た大泉産業の社長も他の社員も俺の大声に 驚いていた [音楽] エドを知らずに助けていたのか下心は なかったということだ な竹内社長が呆れたような顔でぼそっと つぶやい た竹内社長の言葉を聞いて大泉会長も笑顔 で説明してくれ た社長みんなこの遠藤さんが先ほど私を 助けてくれたんだ大切なお仕事のなのに ずっと私に付き添ってくれたんだ よその言葉を聞いて大泉産業の社長が背筋 を伸ばしたなんと遠藤さんの遅刻は会長を 助けてくださったからでしたか会長は私の 父でもあり ます朝1人で外に散歩に出た後警察から 連絡がありまして被害にあったと言われ 同点してしまいをキャンセルとさせて いただきました秘書たちに父を迎えに行か せたところ父を助けてくれた方はすでに 仕事に向かわれたと報告を受けておりまし たここでお会いできて良かった です父を助けていただき本当にありがとう ございまし た大泉産業の社長に頭を下げられてしまっ た俺は慌てて大泉産業の社長に言葉を返す そそんな頭をあげてください会長がごだっ たのならそれでいいん ですその時俺たちにコーヒーを出してくれ た女性社員さんが会長に何やら耳打ちをし た大泉会長が心配そうな顔で俺に声をかけ たうん遠藤さん私を助けてくださったため に会社を首にされてしまった とさっきの社長との 聞かれていたのか俺は恥ずかしくなり頭を 書きながら答えた人助けとはいえ相談の ことをすっかり忘れてしまいまして連絡 すらしていなかったんです社会人として 失格です ね俺の言葉を聞いた会長と大泉産業の社長 が顔を見合わせ頷いたそれでは遠藤さん 是非大泉産業にいらしてくださいえ 何を言われたのか分からず俺はすっときな 声をあげてしまったこれまでの相談の対応 などから遠藤さんをこちらに引き抜きたい という意見が社内に出ておりましたみず 知らずの男性を助け仕事に遅れても言い訳 をしないその誠実さで是非我が者に務めて いただきたいのです大泉産業の社長の言葉 に俺は口をパクパクさせていたその俺の 背中を竹内社長がバンと叩いた何を儲け てるんだいいお話をいいたじゃねえかえ 社長いいんです か俺は戸惑ってしまったお前の遅刻の理由 を信じずに首を言い渡したのは俺 だ首の手続きはまだしていないが今後どう するかをお前が決めろ 竹内社長がにやっと 笑う竹内社長は自分にも言い訳を許さない 自分が言ったことはちゃんとやり直す人 だ豪快すぎるでしょう社長俺は少し考えた ここまで俺を育ててくれた竹内社長に恩義 を感じているしかし一流企業の大泉産業 から声をかけてもらえた会長を助けたと いうきっかけではが社内に引き抜きの意見 が出ていたというこ入社には違いないが 自分の力を認めてもらえているということ だ俺は大泉産業で自分の力を試してみ たいそれで は大泉産業さんのお世話になりたいと思い ます俺は顔を上げてきっちりと言った大泉 会長が笑顔になったありがとう遠藤さん 歓迎します よそうと決まればとばかりに大泉産業の 社長がテキパキと指示を出す早速ですが 竹内社長と遠藤さんは社長室へ どうぞできるだけ竹内社長の会社への影響 が少ないよう調整しましょう人事部長と 総務部長を社長室へ呼び こうしてあっという間に俺の遺跡が決まっ た次々に手続きが進んでいく中でコーヒー を出してくれた女性社員さんから声をかけ られた実は駅前を必死の行走で走る遠藤 さんを見かけておりました何をそんなに 必死になってと思っていたら弊社との団に 向かっておられたのですね責任感を持って 仕事に向かうさんはとても素敵です 可愛らしい女性社員さんにそう言われ俺は 真っ赤になってしまったおお恥ずかしい 限り ですそんなに必死の行走をしていたの だろうかコモが必死の行走なんて本当に 怖いだけ だ大泉産業に移籍してきたら色々お話し 聞かせてくださいね え可愛らしい女性社員さんは頭を下げると 社長室を出ていったなんだかとても華やか な予感がする俺は柄にもなくドキドキして いた横で竹内社長がぼそっとつぶやく表 ヒーローに遅い春が来た か竹内社長にからかわれる俺はまた真っ赤 な顔になっていた余談だが大泉会長を襲っ た少年たちはその日のうちに全員 腰を抜かして逃げそこねた少年から全員の 身元が割れたのだ少年たちはみ口を揃えて こう言ったらしい怖い顔のおっさんに 怒鳴りつけられて本当に怖かっ た本当の俺はビビリだし俺の方が少年たち を怖いと思っていたんだ けど俺は自分の怖に今日だけは感謝した誰 も傷つけずに害を防ぐことができた幸い 金品を歌手していなかったこと大泉会長 から簡要な処分を求める意見があったこと などから警察署で2時間お説教の系となっ た らしい聞くところによると女性の少年歩道 職員さんがハニャのような顔でお説教し 続けたそうだ俺の見た目にビビった少年 たちだから犯のような顔の女性からの説教 はさかし怖かっただろう なそれから1か月後俺は大泉産業で営業を 担う新人の教育と大口の営業を任される ことになった営業の教育は大泉産業の将来 の業務を左右する仕事だから責任重大だ俺 は小ということもあり若い頃はなな営業の 成績が伸びなかった一生懸命研究し世の中 の話題も調べなおかつ誠意を持って営業に 挑むことで少しずつ契約数を伸ばしてきた 新人の育成では必ずその話をする自分が 駆け出しの頃は見た目で嫌われ営業の話 すらできないことも多々あっただからこそ 自分の利益だけでなく先にもメリットの ある商品や契約を用意した人助けをして 大切な相談に遅刻し首を言い渡されて しまったこともあるでも謝罪と感謝だけは 忘れなかった失敗の理由は述べても言い訳 はしない成功にも失敗にもきちんと 向き合うことが大切だそうやって私は少し ずつ認められるようになっ た新しく営業に入る人は最初の契約を得る まで本当に苦労すると思うだがどんなに 辛くても性質であることを忘れずにいて ほしい俺が抗議をする時は新人だけでなく 受験社員や事務職員も聞きにくるそうして 俺は今ここにいる竹内社長の会社とも取引 をしているちょっと略的だが豪華性格の 社長の営業は意外と好評だった らしい遠藤が大泉産業本社の課長様ね大 出世だな おい今日は久しぶりに竹内社長とのみに出 たその大出世を後押ししてくださったのは 竹内社長ですよそうあの時竹内社長の下に 残るか大泉産業にするかを俺に選ばせて くれた首宣告はあんまりだと思ったが俺の 遺跡の話になっても自分の言葉を撤回し なかった会長を助けたことが本当だと 分かってもしかしたら首戦国を撤回する つもりだったのかもしれないでも俺に遺跡 の話が出たから撤回しなかっ た俺が大泉産業を選ぶことができるように 本当に豪快な人だ俺も部下にいい話が出 たら背中を押してやれる上司になり たいまだまだですが俺は竹内社長のような 男になりたいです竹内社長の逆月に酒を 注ぎながら俺は言ったうまいこと言うじゃ ねえか立てても何もでんぞ竹内社長も笑顔 で答えてくれる出会いとは不思議なものだ ちょっとしたきっかけで出会った人が自分 の人生に大きな影響を与える存在になる俺 はこれからも人との出会いを大切にして いきたい
▼チャンネル登録はこちら
チャンネル登録をしていただくと最新動画を確認することができます。
今後もスカッとする話や感動する話を随時更新していきますので、よろしければチャンネル登録よろしくお願いいたします!
※登場する人物は仮名です。実在する人物・団体などとは一切関係ありません。
※当チャンネルにて公開されているお話の内容は、実際のエピソードや視聴者から寄せられたお話を参考に独自で作成したオリジナルストーリーです。
※当チャンネルで公開されている動画の権利につきましては、当チャンネルが有しているものです。
当チャンネルの許可なく二次利用や転載、複製、文字起こしなどの行為は全て禁止しております。万が一無断転載を発見した場合、しかるべき対応をさせていただきます。
画像や映像は著作権フリーの素材、あるいは当チャンネルの著作物を使用しています。BGMはYouTube Audio Libraryより使用しております。
#スカッとする話 #スカッと #朗読 #修羅場
