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【感動する話】お見合い前日に嫌いな上司から左遷を言い渡された俺。→当日、お見合いに行くと、相手は美人社長で「左遷は取り消しよ」→その後衝撃の事実が明らかになり【いい話・朗読・泣ける話】

お前地方に左戦だってさそれは突然部長に 告げられた決定だった確かに左遷される 理由はあるかもしれない仕事にやる気を 失い営業成績は下がる一方だったから けれどこれを告げられたのは社長に進め られたお見合いの前日もう会者をやめたい ずっと抱いていた思いに拍車がかかる しかし結果的に俺は会社にとまることに なるそれはある女性に思わぬ頼み事をされ たから私の恋人になってくれませんかと俺 の名前は中尾カト28歳とある食品 メーカーで営業をしているつい何ヶ月か前 まで俺は毎月上位の営業成績を記録する 将来を期待された若手社員だったが今はと いえばどうしたんだ最近はが下がりっ ぱなしで今月はとうとうノるまギリギリ お前らしくもないしっかりしてくれよ 全くすみません俺の上司稲原営業部長も頭 を抱える最近の不調その原因はま分からん でもないけどなあんなのが社長になっては 部長あそこに社長がいいんだよ聞かせて やればあああ仙台が戻ってきてくれない もんか 部長の大声が聞こえたのかどうかその人物 はキビスを返してカツカツとヒールの音を 立てながら廊下の向こうに去っていった なんとなく俺はその姿を目で追って内心 部長の言葉に頷くのだった我が者は最近 社長の交代という大きな出来事があった 急病の仙台社長に変わって新社長に就任し たのは仙台の1人 娘のの企業で継者修業をしていた音香さん 25歳だった父に変わってこの会社と皆 さんを守る所存ですよろしくお願いします そう壇上で挨拶する彼女の姿に就任式に 出席した誰もが目を奪われた何しろ ものすごい美人だったのだ遠目からでも 完璧に整った目たちは女優だと言われても おかしくないくらいで特にが長くて大きな 目はライトを浴びて宝石のように輝いてい たすらりと高い長身にパンツスーツをまい 髪を後ろで1つに結んだシンプルないで たちなのに見るものを圧倒するオーラが あるというかこの人のためにもっと仕事を 頑張ろうそう思ったのはきっと俺だけじゃ ないはずだしかし社長って怖いよな1度も 笑ってるのを見たことがないしいつも怒っ てるみたい近寄りがいよねこれが現在社長 に対する同僚たちの評価だ誰の前でも笑顔 を見せずいつも怒ったように眉をしかめて 車内を早足で歩いているだから親しみ づらくて近寄りがい常に微笑みを絶やさず 社員にも家族のように接していたのが先代 社長なので余計にこれだけならまだ仙台の 方が良かったで済んだ話が1番の問題は新

社長は仕事ができないという点だった はあある日大きなため息と共にオフィスへ 戻ってくる部長その様子を見て俺たち営業 部のメンバーに緊張が 走るまさかまたですか嘘勘弁してよザメク 同僚たちの顔を見渡して再びハート大きな ため息そして全員に勢いよく頭を下げた すまん来月の売上は今月の3倍にするよう にとこれは社長命令だそうだ無茶だと説明 したんだが聞く耳を思ってもらえなかった とても悔しそうな表情で部長が顔をあげた その途端ふざけんなよあの無能社長 むちゃくちゃすぎるどれだけ大変なのか 分かってんのかよガタガタと次々に椅子を 立ち上がり同僚たちは感情を爆発させた 俺も立ち上がりこそしなかったがデスクの 下で拳を握りしめていたもっと売上を出せ もっとコストをカットしろいつもそうだ 社長は考えるのは会社の利益だけで社員に は社長命令というなの無理難題ばかり 押し付けてたえ苦労の末に達成できたとし てもその報告に対する返事はそうの一言 そして眉をしかめた冷たい一別だけ社長が これでではやる気がそがれているのは俺 だけじゃないはずだ分かるぞ私もいや私が 一番悔しいんだ部長いつの間にか俺の背後 に来ていた部長が慰めるようにポンポン肩 を叩いてくるそういう部長こそ実は1番 大変な立場だ社長が無理難題を思いつく度 に呼び出されて部下には不満をぶつけられ てお疲れ様です部長分かってくれるな ありがとう部長の信郎をこれ以上増やさ ないためにその思いが俺のやる気を ギリギリのところで保っていたそれに 頑張ってください社長なんかに負けないで はどうも最近廊下で田所の社員に声をかけ られることが増えた今のところ社長の被害 者は営業部だけだという話だが噂はすでに 車内へ広まっていて大半が営業部の味方逆 に社長に対する反感はどんどん強まって いるらしい自業自得だないつもの無表情の 下でどんどん部下が離れていくのに焦って いたりするんだろうかそんな社長を 思い浮かべるだけで少し胸がすっする俺 ところがその時だったあなた営業部の中尾 カトさんはいえ名前を呼ばれて振り向いた 途端ぎょっとして固まる背後に立っていた のは腕を組んでこちらを睨む社長だった今 から社長室に来てください少しお話がある ので え担当直入に言います中尾さんお見合いを しませんか俺が社長室のソファーに座るか 座らないかのタイミングだった冷静その ものな口調で社長は耳を疑うような話を 切り出したえお見合いですかもちろん俺は

ポカンとしながら聞き間違いかと思って 尋ね 社長は無表情で頷きそうですとだけ答えて 俺たちの間にはしばらく沈黙が流れたいや そうですってどういうことですか一体相手 が社長なのも忘れて俺は声をあげながら 立ち上がったそんなブレーにも表情1つ 変えず社長はあなたを気に入ったという 女性がいます是非一度顔を合わせて話がし たいと気に入らなければ断っても構いませ んので似合い会場に足を運ぶだけでも まるで機械音声のように淡々と一方的に話 を進めるのだったそれも命令ですか えほんの少しだけ社長の表情が変わるそれ を見た俺は一瞬で頭にかっと血が登った あんたの社長命令で普段こっちがどれだけ 振り回されているかなのにそんな人言 みたいな顔をするなんて俺たち社員のこと なんて本当に何とも思っていなかったのか 分かりましたどうせこの人に何を言っても 無駄そんな諦めに包まれて俺はお見合い話 を受けることにしたそうですかでは日時 などの詳細はここに失礼します社長が 差し出してきたメモをひったくるようにし て俺は社長室を出ていくのだったそして時 は流れあっという間にお見合いの前日いつ もの外回りから戻るなり俺は部長に別室へ 連れて行かれたそして部長は想像もし なかった話を切り出すのだった実はなお前 には移動の話が出ているんだ えいやはっきり言って左旋だよこんなの 何せ田舎の工場に行けって話なんだから そう吐き捨てるような部長の声が静かな 室内に響いた左ですか ああこれもまたいつもの社長命令だ成績の 悪い社員を追い出して人件費削減だとさ お前は今たまたま調子が悪いだけと抗議し たんだが聞く耳を持ってもらえなかったよ ああショックだよなここまで無能だとは さすがに私も思っていなかった部下を守れ なくて悔しいよすまない中 ああ部長に肩を叩かれたり頭を下げられ たりしている間俺の意識は別のところに あったをやたいお見合いを進めておいて その直前に左の内事なんてこんな社長の 気まぐれに振り回されるのはもうたくさん だ大丈夫です部長俺決めました中尾部長が 軽減そうな顔をする急に俺が笑顔を浮かべ たせいだこれから左になることを明かせば 相手の方から断ってくるはずだそこでお 見合いの話は白死になるどう断ろうかいた ところなのでむしろ公実をくれた社長には 感謝だそして俺は会社を去る決意を固めた 翌日色々と吹っ切れた俺は手持ちで1番 いいスーツを着てお見合い会場に向かった

そこで待っているのが一体誰なのかも知ら ずに社長に指定された会場は会社近くの 高級レストランだったフロントに声を かけるとすぐさま店の奥にある個室へと 案内されるこちらでお待ちですあどどうも そういう店だとしても随分うやうやしい スタッフの態度だ中で待っているのは一体 どれほどのVIP客なのかそもそも社長が 持ってくるお見合い話なんだから相手が 一般人な可能性の方が低い同じ社長か はたまた取引先の令嬢か急に緊張しながら 俺はドアの向こうに足を踏み入れた失礼し ますすると中にいた女性が顔をあげるその 顔を見た途端俺は驚きのありその場で石の ように固まった えこんにちは中尾さん来てくれて ありがとうございますすでにテーブルに ついて俺を待っていた女性とはいつもと 同じパンツスーツに1本結びの髪何を考え ているか分からない無表情の俺に見合いを 持ってきた社長本人だったのだどうして 社長があコードですか相手の方はまだ いいえあなたのお見合い相手は私ですええ て え驚きの事実をさらっと暴露する社長 そして俺を正面に座らせると担当直入に 切り出したあなたにお願いがあります中尾 さんお願いええ実は私の恋人になって もらえませんかえ今日1番の驚きにもはや や俺は言葉も出ないそんな俺に社長はお 見合いの真相を明かした彼女が今日ここに 俺を呼んだ理由は一言で言えばお見合いを したくないからだったこの頃両親が頻繁に お見合い話を持ってきまして今は社長業に 集中したいので正直に言うと鬱陶しくて もう恋人がいると言えばさすがに放って おいてくれると思ったんですはあつまり 正確に言えば人のふりをしてほしいと先代 社長たちを大人しくさせるために自分と人 芝居を打ってほしいと社長は俺に頼んで いるのだったしかしそれなら俺じゃなくて 他の人に頼んだ方がいいのでは今までのう を晴らす意味も込めて皮肉なトーンで俺は 社長に言い返したえもうすぐ無職になるん ですしそうでなくても左遷される人間が 社長の恋人なんて無職左遷一体何の話を 社長じゃないですか俺を地方の工場に作戦 するのはまるで初耳のようにとける社長に 今まで貯めてきた鬱憤が爆発した自分が 会社を辞めるのは社長が無茶な命令ばかり するからだ自分だけではなくみんなが迷惑 している歩譲ってせめて自分の発言には 責任を持ってほしいと立ち上がって声を 荒げる俺を社長は収支きょとんと見上げて いたそれにもますます苛立ちが込み上げて

きたのだが続く社長の言葉で俺は一気に 東音ダウンすることになったどうして私が あなたを作戦するんですかえありえないわ そんなのそもそも売上目標の話だってどう いうことですか今度は俺が巨とする番だっ たが社長は俺の声など耳に入っていない 様子ぶつぶつと小さな声でつぶやきながら しばらく下を向いて考え込むそして顔を 上げるなり俺の手を突然ぎゅっと握った え中尾さんやめないでください左川の話も なかったことに私がそんなことさせません あなたを守りますその代わりと言っては ずるいかもしれませんがあなたの1ヶ月を 私にくださいその提案は後に人生を大きく 左右するそして騒を巻き起こしている黒幕 が誰なのか知ることになるのだった中尾 さん朝ですよ優しいトの声と寝室のドアを 叩く音ドアを開けると廊下まで漂ってくる 美味しそうな匂いそしておはようござい ます朝ご飯もうすぐできます よおっとりと微笑むエプロン姿の眩しい くらいな美女未だになれなくてまだ夢の中 かと思ってしまう 社長と同棲を始めてからもう今日で1週間 も経つのにおはようございますすみません 毎朝用意してもらってお料理は得意な方 ですからそれに朝早く起きるのもすみませ ん朝が弱くて恐縮しきりな俺を見て社長が よく知ってますとクスクス笑うその笑顔に も未だになれなくてドキドキする俺だった 俺の左の話は社長が認めず 俺は会社にとまることになった今も営業部 で働いている大きく違うことといえば社長 と同棲しているということあくまで恋人の ふりだがお見合いの時に社長から提案され た1ヶ月恋人のふりを遂行しているのだ 同棲については戸惑いがなかったわけじゃ ないが社長の提案ですることになった両親 には恋人と結婚を前提に同棲中と嘘をつい ているため急に訪ねて来られた場合誰かと 暮らしている形跡がなければすぐに嘘が バレてしまうだから彼女は俺に1ヶ月間私 のマンションで同居してくれませんかと 頼んできたのだったあと3週間ですねご 迷惑をおかけしますがよろしくお願いし ますいやそんなこちらこそ社長には頼 りっぱなしでいいんですよ元々私の わがままから始まった話なので喋りながら も社長はと手際よく朝食の準備を進めて いく同居と言っても最初はそれぞれ自分の ことは自分でというルールだったのだが俺 の生活力のなさ特に朝の弱さを見かねて 何かと手助けしてくれるように中でも彼女 が作ってくれる朝食はきっと高級旅館にも 劣らない品数とクオリティで美味しい特に

このお味噌汁カツオの出汁ですか大正解お 代わりはあお願いしますすごく優しくて 家庭的それによく喋るしよく笑う会社では 常に無表情で誰に対してもニコリとさえし ない社長が今の彼女だけを見たらとても 社員に理不尽な命令ばかりする人物だとは 思えないなのにこんな時間中尾さん私は先 に会社へ行きますねあはい片付けは俺が ありがとうございますじゃお先にそう言う やいなやエプロンを外して自分の部屋に 戻る社長そして数分後部屋から出てきた時 にはあなたも遅れないようにしてください 中尾さんそれではパンツスーツに1本結び の紙そして無表情ないつもの社長に変身し て早足で玄関を出ていくのだったあの格好 をすると会社モードになっちゃうのか講師 がきっちりしてるというか素顔を知れば きっと誰もが彼女を好きになるのに もったいないようなそれでいて自分だけ 知っていたいような複雑な気持ちで俺も 出社の準備に取りかかったこの日の夜だっ たとうとう我慢できず俺は社長に尋ねた どうして会社でも笑わないんですかえだっ てあんなことを言われてそれは昼間食堂で の出来事だったある社員たちが社長をて血 も涙もない冷たい女だと愚痴を言い合って いたそこに他の社員たちも乗っかって社長 の悪口で大盛りあがりしていてそれが俺は 無償に腹が立って仕方なかったみんな知ら ないから社長が家では笑うことこんな風に 夕飯の支度をする社長が振り向いて にっこりと満面の笑を浮かべる思わぬうち に俺はドキっと心臓が大きく跳ねてかと方 が熱くなるけれどその笑顔はすぐに曇って しまった社長として皆さんと仲良くはでき ないのでそれは本当は仲良くしたいとええ 微笑みながら社長は寂しそうに舞を下げた 若い自分にはどうしても社長としての異言 が足りないからと父に相談すると会社で 笑うなとアドバイスをもらいました無表情 を貫いていれば勝手に社員の方から怖 くれるニコニコして頼りない牌もだとなめ られるよりはその方がずっと会社をまとめ やすいと ああ先代社長は確かに正しかった何があっ てもニコリとすらしない社長を会社の誰も が恐れたそして今会社は見事にまとまって いるけれど娘が会社中の嫌われもになって いることを先代は知っているんだろうか やっぱり優しいですね中尾さんえ あなたこそ会社を辞めたいくらい私が嫌い だったのに今は心配してくれるんですか それはありがとうございますさできました よこの日の夕飯は俺が好きなコロッケだっ た自分こそ社長業で疲れているはずなのに

手間のかかる料理を1から作ってくれる そんな優しさを知っているのは会社の中で 俺だけそれはやはりもったいない気がした それから眠りに着くまで俺は社長のこと ばかり考えていたずっと無表情の下に隠し ていた密かな彼女の苦労を知ってしまった から笑えるといいないつか社長が会社でも その時自分もその場にいたらいいのに俺は すっかり自分が退職しようとしていたこと など忘れていたのだったところがそれから 数日後だから味方なんて誰もいないんだよ いい加減に分かっただろうこちらに背を 向けた男性社員が廊下でスーツ姿の女性と 話しているというより女性が一方的に 攻め立てられているそんな光景にたまたま 俺は遭遇してしまった年長者として教えて あげますここが引き際ですよこれ以上会社 にしがみついていてもあなたの評判が落ち ていくだけですいいえ決して私はやめませ んあなたの好きにもさせませんそうですか まお好きにどうぞそのうちやでもやめたく なりますからねあなたの会社での評判最悪 です から勝ち誇ったように高笑いする男性に俺 は見覚えがあったそして男性を睨みつける 女性にもここにいます俺は男性の背中越し にその女性社長に目線で訴えたけれど社長 はカカに首を振って俺に伝えるのだった何 もしないでと話は終わりですかそれでは くるりとキビスを返して社長が廊下の 向こうに去って行くすると男性は1人で やれやれと大げさなため息をついてこちら を振り返った時初めて俺の存在に気づいた おお中尾いたのなら声をかけないか水臭い ぞすみませんお疲れ様です部長 そう社長を一方的に攻め立てていたのは 稲原部長だったもしかして聞いていたか いやとうとうガツンと言ってやったよあの 無能な社長にお前たちの分もなあ ありがとうございますそれより私の 知り合いが会社を経営している件は話した よなよければその会社に中尾を推薦させて くれないかえ遠慮するなさっさとお見切り をつけた方がいいあんな社長には 移動まで時間もないことだからなそうだろ あはい部長は頼りがいがあって俺たち部下 を常に思ってくれるまさに理想の上司その ものそう考えていたのは今では過去の話だ 疑惑が確信に変わってしまった今では以前 からああなんですか部長はその日の夜着替 から戻ってきた社長に俺は担当直入に尋ね た昼間の話だと発で分かった社長は無言で ソファーに腰を下ろして俺の顔を見て 苦笑いを浮かべたこれで信じてくれました かあなたを会社から追い出そうとしている

のは稲原部長だとはいそれはあのお見合い の日どうも悲が噛み合わない俺に社長は 驚きの事実を明かした営業部に社長命令を 下したことはこれまで1度もないとえ いやいやそんなはずはだって部長が部長 営業部の稲原部長ですね確かにあの方は よく社長室を訪ねてきますいつも社長にご 提案がありますと言ってえそれは売上目標 の大幅な変更だったり営業部の大幅な コストカット案だったり誰の目にもそれは 無理難題だろうという提案ばかりでその 都度見直すようにと却下していたんですが やがて私のところにはよく分からない報告 が上がってくるようになって よくわからない売上目標を達成したとか コストカットに成功したとか私はそんな 指示をした記憶が全くないのにそれって 部長が社長命令を捏造してわざと社長の 評判を下げていたあかも社長が俺たちに 無理難題を押し付けてきたように嘘をつい て俺の中で何かがストンと腑に落ちた就任 挨拶で皆さんを守りますと言った人がそれ と真逆の社長命令を連発するだろうか社長 に失望しながらそんな違和感も抱いていた からそれでもいやでもあの部長がまさか 信じられないのも無理はありませんけれど これだけは信じてください中尾さんあなた はもうすぐ会社を追い出されようとしてい ますこちらを真剣な顔でまっすぐに見 ながらまだ半身半疑の俺に社長はそう告げ たのだったきっと私が社長室に呼んだせい ですそれを知った稲原は中尾さんを私の 味方だとすみませんそんな移動の話も部長 の独断権力を行使して無理やりにでも俺を 左遷しようとしていたようだが社長に 食い止められ計画は白死にそれならばと 最近やけに転職を進めてくるのも納得が いく知り合いの会社なんて存在しているか すら怪しいだけどそこまでしてどうして 部長は私の味方を減らして社長を辞めさせ たがっている理由ですよねそれは自分が 社長になりたいからですえ思わずあ然と する俺びっくりでしょうと苦笑いしながら 社長は立ち上がってリビングを出ていく そしてすぐに戻ってきた俺にあるものを 差し出しながら社長はきっぱりと宣言する のだった会社を守りたいんです父から 譲り受けた大切な会社を今の私には役不足 かもしれないでもあんな卑怯な真似をする 稲原に会社を任せるなんてできない私は何 があっても絶対に社長をやめませんそして あなたたち社員も私は守りますそれから 社長は人一倍働くようになった朝方の社長 がより早く起きて出勤するようになりまた 夜は遅まで残業するようになったからもも

仕事熱心だったのが部長に下げられた評判 を覆すためますます仕事に打ち込むように なったのだそんな一体いつ寝ているか 分からない生活なのに俺が起きるといつも 冷蔵庫には作り置きのおかずが入っていた あれ綺麗になってる掃除してくれたんです かまあできる範囲でありがとうございます 中尾さんせめてもの礼にとをして 帰宅した社長は必ず気づいてくれたそんな 余裕もないくらいヘトヘトに疲れた顔をし ながらだんだん俺は本当の社長がどんな人 なのかを理解していったそんなある日の ことだった営業部で飲み会があり珍しく俺 の方が遅くマンションに帰ると社長 うリビングにはスーツのままソファーに 寝転がる社長俺が電気をつけたことで一瞬 だけそうに顔をしかめたものすぐさま再び 寝を立て始めるその姿はそれまで見たこと がないほど無防でお疲れ様です社長毛布を かけながら俺は彼女の疲れた顔に見入った きっとこれまでずっと気を張っていたん だろう何でも1人で背負ってつい限界まで 頑張りすぎてしまうそれが社長なんだその 時パチリと社長の目が開いた あれ中尾さんやだ私着替えもせずソファー なんかでいいじゃないですかたまにはえ あんまり気を張ってばかりだといつか寝 おちくらいじゃ済まなくなりますよ いきなり倒れてしまうかもそう考えたら寝 おちくらい可愛いものじゃないですかでも 私は社長だからえ社長だから1人で何でも 背負い込んで家でも会社でも頑張らないと いけない そんなことは誰が決めたんですか誰だって 疲れた時は寝してもいいんです大変な時は 他の人に助けを求めてくださいあなたは 1人じゃないんですよ俺にできることを何 でもするんで1人より2人でやった方が できることも増えると思うんですよ俺が 伝えたその途端社長の目から輝く粒が ぽろりとこぼれた あ俺にも協力させてください社長が背負っ ているものを一緒に背負いたいんです今の 俺は社長の恋人じゃないですか中尾さん ええそうでした私がお願いしたんでした 恋人になってってくしゃっと笑いながら 社長はポロポロと涙をこぼし続けたそれは いつまでも止まる気配がなかったきっと ずっと泣くのを我慢して頑張ってきたから そして社長の涙をきっかけに俺は心を 入れ替えた 部長契約が取れました3件あの急にどうし た中尾変なものでも食ったのかいえ新規 一点また頑張ろうかと思いまして社長が 背負うものを一緒に背負える男になりたい

その第1歩として俺は再び仕事に情熱を 燃やし始めた元々営業は得意だった方だ これまで無意に過ごしてきた時間を 取り戻すように毎日朝から夕方まで 走り回った結果 俺は下から数えた方が早い順位から一気に 成績トップへ踊り出たこれに焦ったのは俺 を会社から追い出したい部長だったなお なあ少しくらいサボってもバチは当たら ないぞあんな社長のためにここまで頑張る 必要はないんだぞもうすぐ会社を去ります からその前に最後くらい爪跡を残していき たいんですそそうかあやっぱりそうなんだ なよかった良かったああいいや部長が焦る ほど何か変だなという空気が周囲に広がっ ていった突然ぱったりと社長が無理なんだ を言ってこなくなったからもちろんそれは 部長が俺を追い出すことしか見えなくなっ て社長命令の捏造をストップしたからだ どうしたんだろうな最近の社長私見ちゃっ たこないだの社長廊下を歩きながら笑って た何それ スクープちょっといいか少し聞いて欲しい 話があって俺は外回りの合間を塗って こっそりと行動を開始したそしてそれから 半月ほど経った頃突然久々の社長命令が 下っ た2泊3日で出張だと全くどうして私が 散々ぼやきながら部長は飛行機の距離へ 旅立っていったそして出張から戻り部長が 出社した日すでに車内の空気は一変してい たおおはようどうした君たち挨拶をしても どこかよそよそしい態度それどころか自分 の姿を見てひそひそさき合い冷たい視線 すら起こしてくる奇妙な社員たちの様子に 部長の顔には困惑の色が浮かんだおはよう ございます部長中尾私がいない間に何か あったのかどいつもこいつも変なんだよ いやありましたね何かはポカンとする部長 に俺はありのままの事実を告げたこの会社 にもう部長の味方はいないとは実は部長が 出張の間緊急で社員総会がありましてそこ で思い出すのは昨日の午後の出来事部長 以外の全社員が集まったホールでまず社長 は訴えた自分がどれだけこのの会を大切に 思っているかこれからも私はこの会社を 守っていきたいけれどそれには皆さんの 協力が必要だと気づきましたどうか私に力 を貸してください社内中の嫌われもである 社長の演説初めは白けた雰囲気が漂い 真面目に聞いている社員の方が少なかった しかし社長があるものを取り出したことで 全員の顔色が変わった皆さんに集まって もらったのははこれを聞いてもらうためで もありますそう言って社長は手に持った

ものをマイクに近づけたそしてずっと肌身 話さず持ち歩いていたボイスレコーダーの スイッチを押したえ一気にざわめき始める 社員たちそれもそのはずマイクを通して ホール中に響き渡ったのはその場にいない 稲原部長の声だったからだお前なんて誰に も信用されていないたた年そこらしか生き ていない人間に大勢の社員をまとめられる はずがないさっさとふさわしい人間に社長 の椅子を譲ってやっぱり自分には無理でし たと先代に泣きつくんだなそんな社長を 否定する発言の数々そしてそれらが永遠と 続いた後は部長が自分から社長に無理難題 を提案する音声また次の社長にふさわしい のは自分と部長が自がするまでもが流れた 後の判断は皆さんにお任せしますその一言 を残して社長は丈を降りたもちろんホール は大騒ぎでしばらく収集がつかなかった 総会が解散になった後も昨日の車内はこの 話題で持ち切りだったこうして部長の悪事 は全ての社員が漏れなく知るところとなっ たのだったな中尾ちなみに俺もやめる つもりはありませんよ はこれからも会社に残って誰よりも社長の 味方をしますということは俺も部長の味方 じゃないですねその言葉が聞いたのかどう かその時社長が姿を表した稲原部長大事な お話がありますので社長室にいらして くださいとうと部長は膝から崩れ落ちたの だったその夜俺と社長はマンションで宿を あげ たん様でした乾杯社長こそすごくかっこ よかったです乾杯あの時の部長の香ったら グラスをカチンと合わせて2人同時に ビールを煽る社長は結構お酒に強いこれも 一緒に暮らし始めて知ったことだった しかし協力したいなんて言っておきながら 全然役に立てませんでしたねそんなことは ありません中尾さんが社中を回って私のを てくれたのは知っていますそれがすごく 嬉しかったですそれが何よりも勇気を与え てくれましたアルコールのせいか頬を赤く して目をうませながらそんなことを社長が 言うので俺はドキッとしてしまっ たそそういえば明日でちょうど1ヶ月です ね社長に頼まれた同棲期間は1ヶ月の約束 最初はどうなることかと思ったが結構 楽しかったような明日で終わりかと思うと 少し寂しいようなえっと荷物まとめないと ええ明日で終わりだと気づいた途端なぜか 社長の顔が見られなくなったそれはどう やら社長も同じだったようでお互い速歩を 向いたままリビングには気まずい空気が 流れた1ヶ月が終わる時仙台社長に挨拶を するそれは同棲をスタートさせる際の約束

だった恋人がいる実際にせば見合いを 持ち込まれる可能性は完全になくなるから これが恋人役をしてきた俺にとって最後の 役目になるあの今更なんですが明日中尾 さんはまずくないですかえ他人行義という か恋人なのにそれを言うなら社長こそ恋人 を職業では呼ばないかとですよねじゃあ 明日はさんでいいいと思います俺はかお さんではいあの練習しておきますか明日に 備えていいいと思いますせいのではい じゃあせいの息を合わせて同時に振り向い て俺と社長は初めてお互いを名前で 呼び合ったかおさんカトさんその瞬間俺は 心臓が止まりかけて息をするのも忘れたあ あ想像以上に近かったせいだ耳まで真っ赤 になった社長いやかおさんの顔が中さカト さんどうしたんですかえ震える声で指摘さ れて俺はようやく気づくのだった自分の顔 もまた彼女と同じく真っ赤に染まっている ことにやがてほとんど眠れないまま夜が 開けて俺はさんに連れられ彼女のを 私が父と話をするのでそのカトさんは隣に いてもらえたらきっと大丈夫なので分かり ましたすごく緊張するしかおさんとは昨晩 からずっと気まずいけどやっぱり少し 寂しいなどうぞ入ってくださいあはい複雑 な気持ちで促されるまま豪華な一見屋に足 を踏み入れるあはさんの恋人として仙台に 挨拶をするだけだったはずなのだがそれで 君は何の目的で私の娘に近づいた金か社長 の坂リビングに入りソファーに腰かけた 瞬間俺は仙台に鋭く睨まれるまるで尋問 さがに問い詰められることになった私の 遺産ならまだ当分は手に入る予定がないぞ 残念だったかお父さんやめてさんはそんな 人じゃカは黙っていなさいさあ答えなさい 君の目的は何だなぜ娘に近づいた重々しい 声でかおさんを制すと仙台は俺の顔を まっすぐに見据えたあそそれは俺はかお さんのことが俺がそう言おうとした瞬間 恋人のふりをしてほしいと娘に頼まれたか ええ俺とかおさんは同時に息を飲んだ仙台 はいいしげに分からないとでも思ったかと 吐き捨てるとこの日1番の土星を張り上げ たよくも私を騙そうと思ったものだこの ままで住むと思うなよお前たち あその怒り迫力に圧倒されながら俺は何を 言えば先代が納得してくれるのか懸命に頭 を動かして考えた考えて考えて結局 まっすぐ正直に話そうと決めた すみません確かにおっしゃる通りです俺は カさんの恋人のふりをしていましたふん 今更認めたところでですが 何今は本当の恋人になりたいと思ってい ますえなんだと目を丸くするかおさん軽減

な顔をする仙台を順に見て俺は続けた初め は単に恋人のふりだったのに次々と本当の 彼女を知るうちにどんどん本当に惹かれて いった今ではこれからもそばで支えていき たいほど好きだと改めてかおさんとのお 付き合いを許してもらえないでしょうかお 願いします 貴様私もそう言って立ち上がったカさんは 頬に涙を光らせていた嘘をついてごめん なさいお父さんだけど今は私もカイトさん を大切に思っているのえ一番驚いたのは俺 だっただっててっきり自分の片思いだと 思っていたから恋人のふりをして欲しいっ て頼んだのは私彼を巻き込んだのは私なの 怒るなら私だけにしてカイトさんを責め ない で娘の涙ながらの訴えにも仙台は腕組みを したまま反応がなかった思いが通じなかっ たのかとカさんが不安そうな顔で俺を見る ところがそのだった私たちが何度も見合い を進めたのはなぜだと思う香るえわから ないかそれは会社にとっていい縁を結ぶ ため若者カさんを一括すると仙台は勢い よく顔をあげたそこに先ほどまでの険しさ はかけらもなくて俺たちの前にいたのは娘 を優しく見つめる父親だったお前が幸せに なくれるようにそのために決まっている だろうがお父さん全く見合いが嫌なら素直 にそう言えばいいもの話の通じない人間だ と思われたようで私は悲しいぞきっと 母さんもなごめんなさいしと肩を落とすカ さんの頭にほんの小さな現国を落とす仙台 そして急な代わり用に戸惑う俺をじっと 見つめたカト君と言ったかそうだ営業部の 中を描いとくんだな君はあはい覚えている 誠実で将来が楽しみな若者だと君のような 男性が娘と結婚すればきっと幸せにして くれると お父さんお前が連れてきたのが彼でよかっ た信頼できる男だよ私には分かるきっと何 があってもお前を支え続けてくれる 何せ私に怒鳴られても逃げ出さなかったの だからそう言って仙台はわと豪快な笑い声 をあげたお父さんカイトさんを試したのえ 人聞きの悪い私を騙してくれたほんの し返しだよあけに取られた俺に仙台は右手 を差し出す娘をよろしく頼む幸せにでき なければその時はただで済まさないぞあ はいビシっと背筋を伸ばして返事をする俺 仙台が豪快に笑うと別室に控えていた仙台 夫人も呆れたように笑いながら姿を表した そこでようやく俺の緊張も解けやかな団欒 の時間が始まるのだっ たそういえばどうして俺を恋人役に選んで くれたんですか帰り道ふと俺はさんに尋ね

たずっと気になっていたはにやる気も失っ ていて成績面でも落ちこぼれだった俺の 一体どこに目をつけたのかをすると彼女は 急に懐かしそうな顔をした覚えていません か2年前私が働いていた会社にカトさんが 相談で訪れたこと2年前あ蘇ってきたのは ある大企業を訪れた時の記憶だった談の 直前たまたま若い社員が上司らしい人物に 叱られている場面に遭遇してその叱り方が あまりにも理不尽でどすぎていると感じた から俺はついその辺りにしておいた方が いいのではって自分には何の関係もない人 のために声をあげられるなんてすごく まっすぐで自分の気持ちに正直な方だと 思ったんです見ていたんですかあれをはい 見ていました夕日を背にしながらかおさん がはにかむようには笑うあの時自分はこの 人がいいと思ったのだとそれは恋人役とし てだでしょうもしかしたら本当の恋人とし てだったかもえドキっと心臓を跳ねさせる 俺その手をかおさんはそっと握ったカイト さんで本当に良かった今はそう思います俺 もありがとうございます選んでくれてその まま手をついで俺たちは帰って行くのだっ た これからも一緒にたくさんの時間を過ごし ていくあのマンションへその後車内に居 場所を失った稲原部長は最後の頼みの綱と して仙台に泣きついた自分は未熟な社長に 変わって会社を守ろうとしただけだと けれど待っていたのは大の大人が泣いて しまうほどの大玉むしろ立ち直れないほど のダメージを追ったところへカさんは解雇 通知を突きつけた 部長は抵抗する気力もなくひっそりと会社 を去っていったのだった部長の一見が 片付いてからかおさんは俺に新しい目標を 語ったそれは社員のみんなに頼りながら 一緒に会社を大きくしていくことそれが 自分なりに見つけ出した社長像1人で何で も背負うよりも誰かに力を借りた方が ずっと気持ちが楽なのに気づいたのだと今 は少しずつ社員たちと打ち解けようと努力 しているのが伝わってくるマンションでも スーツを着た状態のまま懸命に笑顔を作る 練習をしたりしていて正直すごく可愛い そんな彼女を支えたくて俺は会社で積極的 に他の社員との仲立ちを引き受けている まさしく講師共にパートナーの関係だ いずれは人生のパートナーにもなりたいと 思っていたりまあ焦らなくてもいいか今で 十分幸せだから何か言ったカイトさんうん これからも据え長くよろしくってことなに 改まってかおさんがクスクスと笑い声を あげる夕食の後に2人でお茶をしながら

たいない話をするそしてこうして彼女の 笑顔を見るそれが今の俺にとって1番の 幸せだあそうだお母さんが子供はなるべく 早い方がいいって きカイトさん大丈夫 いきなり何をかおさんが急に爆弾発言を するから想像してしまったじゃないか子供 たちに囲まれて笑う今よりもっと幸せそう な俺たちの姿をそしてそう遠くない未来に かおさんにプロポーズする自分の姿を結婚 しようか俺たちえ思わずこぼれた言葉で かおさんは顔を真っ赤に染めたそして最高 の笑顔で大きく頷いてくれるのだっ た

☆彡ご視聴ありがとうございます☆彡

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https://www.youtube.com/channel/UCgoljeMmA1c4e9pjIGEEPRA

☆あらすじ

「お前、地方に左遷だってさ」

それは突然、部長に告げられた決定だった。
確かに、左遷される理由はあるかもしれない。
仕事にやる気を失い、営業成績は下がる一方だったから。
けれど…これを告げられたのは、社長に勧められたお見合いの前日。

もう会社を辞めたい。
ずっと抱いていた思いに拍車がかかる。

しかし結果的に、俺は会社に留まることになる。
それは、ある女性に思わぬ頼み事をされたから。
「私の恋人になってくれませんか」と――。

☆感動さくらを
いつも視聴いただきましてありがとうございます!

ありふれた生活にある感動を
毎日18時にお届けします。

みなさまからのあたたかいコメントや
チャンネル登録が励みになります。

※登場する人物は仮名です。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※今回の動画はBGMなしでお届けします。

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