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【感動★総集編】部長に騙され20年勤めた会社をクビに。すると息子「やった!」喜ぶ子供。翌日、海外出張から戻った社長が「彼がいないと200億の赤字だぞ!」➡部長「え?」【感動する話】

20年会社で働き続けた俺は上司の部長 から覚えのない罪をなすりつけられた高橋 お前が俺の資料を消したんだな えいくら事情を説明しても佐々木部長は俺 がやったの 一点張りこんな上司の元ではこれ以上働け ないそう判断した俺はは退職届けを提出 することに佐々木部長は満足そうに俺を 見送ったが翌朝とんでもない事態になると は予想もしていなかったの だろう俺の名前は高橋潤恋愛結婚した妻と やんちゃ盛りの息子がいる42歳の会社員 だ妻は俺の2歳下で息子は小学生という ありふれた家庭だが俺にとっては何よりも もけえのない家族だから仕事が忙しくなっ て帰宅時間が遅くなったり休日出勤が増え てきた最近は家族に寂しい思いをさせて 申し訳なく思って いる土日ですら仕事が入ってる日が多いの で息子に会えるのはほぼ深夜だけぐっすり 眠り込んだ寝顔を見るのが俺の習慣になっ てい た今日もパパまだ帰ってこないかなって 言いながら寝たわ そうかごめんなお前にいつも世話をかけ て不在がちな俺の代わりに家のことや息子 の面倒を見ているのは妻だ彼女が俺の仕事 や生き方を理解してくれているおかげで俺 も仕事に全力を出せるだがそれでも俺の 会社に対しては複雑な思いを抱いている ようだった妻は時々不満そうに頬を膨らま せて俺に問いかけてくる ねえ来週も休日出勤なのうんいつも寂しい 思いをさせてごめんなでもそれだけ頼りに されて るってことだよその言葉に嘘はなく俺は 現場で多くの同僚や部下に慕われていた俺 にとっては家族も仕事も大切で少し忙し すぎる面はあったが満足できる生活だった だがそんな日常が突然崩れる日がきた人事 移動で新しい部長が俺の上司になったのだ 新しい部長は佐々木達也といい俺と同世代 の40代随分早い出世なのでよほど優秀な 人なのかと思ったが彼は専務の息子として コで部長になったという噂を聞いて俺は 味方を変えたそんなことがあっていいのか と疑問に思ったが専務が強引に話を通して しまったため現場は受け入れる以外の選択 肢はないたえどんな人物が部長になろうと 自分は自分の仕事をするだけだと割り切っ てなんとか仕事をこなしていただがそうも 言っていられない事態になってきたのだ おい高橋この書類すまでに完成させて おけ佐々木部長は自分の仕事をしようとせ ず代わりに部下の俺たちに割り振ってくる

さすがに上部に義した社員もいたが訴えは 全て専務に握り潰される 始末部長の態度が改まるどころか上司の 補佐をするのが部下の役目だと俺たちの方 が出席を浴びることになりだんだんと オフィスの雰囲気が悪くなって いくそんな状況になっても佐々木部長は 仕事を覚えようとしないで能々と部長の 椅子に座って携帯で遊んでいるようだ さすがに俺も佐々木部長のの行動を 見過ごせなくなりなんとかしなくてはと 焦りを感じていただがその間にも上層部に 直訴した同僚たちは別の部署に飛ばされ たり自主退職したりして現場の人手が足り なくなっていくその埋め合わせのために今 まで以上に働く時間が増えてしまい仕事に 追われて部長への対応は何もできないまま だっ たこのままでは私生活にも悪影響をぼだろ 俺の頭には警報が鳴り響いていたがうまい 対策を思いつけないまま月日は過ぎていっ たその悔しい思いは仕事にぶつけるしか なく気がつくと俺は次々と成果を上げる ことに部長をどうにかできない悔しさを バレにして交渉を進めた結果思わぬ契約 まで取れたの だすごいじゃないか高橋君これほどの 大会社と契約を結んでくるなんて だ他のみも高橋君を見習って 頑張ろう社長直々に褒められたのは俺に とっても予想外で悪いことばかりでもない なと気持ちが上向いたそれもこれも仕事で 忙しい俺を家族が支えてくれているから だありがとうございます社長これからも 一層力を入れてまいりますのでよろしくお 願いいたし ます嬉しくなった俺は社長に頭を下げると 社長も俺の態度に満足したようで今度一緒 に食事をしようと誘われ た佐々木部長について一向に対処してくれ ない上層部には不信感が募っていたが さすがに社長からの誘いは断れない社長は 早速食事会の日時を決めていたがそんな俺 と社長に鋭い視線を向けている人物がいる のにその時の俺は全く気がつかなかった 社長との食事会も終えてさらに仕事に熱を 入れていたある日のこといつも通りに出社 した俺が見たのは予想もしていなかった 光景だったあれ俺のパソコンからデータが 消えてる佐々木部長が焦ったように必死に パソコンを操作していたあまりにも大きな 声に社員みんなが佐々木部長に注目して いる佐々木部長はいつも出社してから定時 で帰宅するまでほとんどずっと携帯を触っ て暇つぶしをしている日頃仕事をする姿

など見たことがない部長が慌てているので 1人の社員が心配そうに近寄っ たあの佐々木部長どかされたんですか昨日 まとめた資料がなくなっているんだよ ワイルごと全て消えている一体誰がそう だ佐々木部長は何かをひらめいたような 表情で立ち上がると急いでタイムカードの 方へ向買うと1人ずつ記録を確認し始めた 誰も部長に声をかけられないままシとした オフィス内にカードをめくる音だけが 響くしばらくして佐々木部長は目当ての カードを見つけたのか喜びに顔を輝かせて 1枚のカードを力いっぱい掲げた高橋お前 が俺の城を消したんだな え急に名前を呼ばれては驚いて目を見開い た全く心当たりがなくてひたすら戸惑って いると佐々木部長はにやりと笑を浮かべ ながら俺の方に近づいてくるそして2枚の タイムカードを俺に突きつけ たこっちが俺のタイムカードでもう1枚が お前のタイムカードだ見れば分かると思う が昨晩はほぼ同じ時間で残業終わらせて いる だろう見せられたタイムカードを確認する と佐々部長が言うようにほぼ同時刻に残業 を切り上げていたそういえば昨夜は毎日 定時で帰っていた部長が珍しく遅まで残っ ていたの だおっしゃる通り昨夜はほぼ同じ時刻に 大金していますねですがこれと佐々木部長 の資料に何の関係があるんでしょうかここ まで言われてもまだ認めないのか昨日残業 していたのは俺とお前しかいないつまり 昨日作成した資料を消せるチャンスがあっ たのは高橋しかいないんだ よ佐々木部長は2枚のタイムカードを デスクに叩きつけて宣言するあまりにも 証拠として根拠が薄い言分に聞きながら俺 は気分がげんなりとしてきたたったこれ だけの情報で俺を犯人扱いするのはどうも 理論的ではない気がするそれに確かに昨夜 部長がに残っていたが特にパソコンを使っ ている様子もなくいつものように携帯を いじっていたはず だそれでは亡くなったという資料はどの ようなものだったでしょうか はあ俺が反論すると思わなかったのだろう 佐々木部長はポカンと口を開けてまけな 表情で俺を見つめ 返すどどんなってそりゃ仕事の資料だよ その内容はのようなものだったかとお聞き しているんです報告書ですかそれとも指示 書何かのマニュアルだったのでしょう か俺は静かに問を重ねたが佐々木部長は 唸るばかりで何も答えようとしないだから

仕事に関係する書類で内容は言えないん ですよねだって昨夜も佐々木部長は パソコンを使っていませんでしたいつも 仕事なんてしていないんだから分かるわ ありませんよね失礼かとは思ったが濡れを 晴らすためにも俺は事実を指摘した そもそもタイムカードの時刻だけで俺を 犯人に仕立てあげようとした部長からは俺 に対する悪意しか感じないここが少年場だ と思い俺は淡々と事実を述べていくすると 佐々木部長はみるみるうちに顔を赤く染め て俺に向かって起り始めたお前女子に 向かってなんて口の聞き方だ失礼だろうが それはこっちの言分です身に覚えがないの に一方的に資料を消した犯人扱いして私の 業務を妨害しているじゃないです か口応えされて怒りが増したのだろう 佐々木部長はますます顔を真っ赤にして 逆上しながら唾を飛ばして怒ってきただが 俺もいくら相手が上司だからと言っても してもいない罪を負うつもりは ない大体部長のあなたがなぜ資料の内容 すら言えないんですかみんなに自分の仕事 をしつけているからそういう事態になって いるんですよ上司の仕事を代わりにやるの が部下のお前らの役割だろうが少しくらい 上司の顔を立ててもバチは当たらん だろう俺がいくら言っても佐々木部長は 反省するどころかさらに言い返してくる俺 もつい感情的になってしまい口調が荒く なってしまっ た仕事を把握しないで部下に丸投げして おいて何が上司だすると次の瞬間佐々木 部長はにやっと笑うともったいぶりながら 口を開い たいやいやいつも落ち着いた高橋がそんな に無きになるのはおかしいたえお前がどう 主張しようと俺の資料を消すチャンスが あったのはお前だけだという事実は変わら ないいくら言っても聞き入れようとしない 佐々木部長に俺はとうとう愛そが尽きた 同時にこんなむちゃくちゃな人物が部長に なっているこの会社そのものにも疑問が 湧いてきたの だ俺が黙り込んだのをどう解釈したのか 佐々木部長はさらに笑いを深めながら言葉 を 続けるさらに上司である俺に対して今回の 暴言これは到底見過ごせないなお前も会社 員なら相当の処分を覚悟することだ ねどこまでも俺を犯人扱いする部長に俺は 無言で自分のデスクに向かったここまで来 たら部長のお望み通りにしてやるそう思い ながら紙を取り出して文章を書きつけて いった佐々木部長は俺の突然の行動を眉を

潜めながら見ていたがを見守っていた他の 社員たちはハラハラした表情で俺に 語りかけて くる高橋さん一体どうするつもり でオフィス中の社員が片を飲んで見守る中 俺は最後まで文章を書き終えると佐々木 部長に手渡した受け取った部長は怪しむ ような表情を浮かべながら最初の文字を 読み上げる退職届け え俺は今日限りで退職を希望し ます佐々木部長の今までの言動がきっかけ で俺はこの会社を退職しようと決めたのだ 無実なのにこれ以上犯人扱いされるのも 我慢できなかったし今回は疑いを張らせた としても会社に残っている限り今後も同じ ような嫌がらせを部長から受け続ける だろうと簡単に想像がつくそれならば一層 こちらから先に退職してやろうと考え たっていないものはやっていませんが信じ ていただけないようなので退職します今 までお世話になりましたそうかそうかこれ は俺から社長に提出しておくから安心して 退職して くれ部長はにんまりと笑うとそくさと俺の 退職届けを懐にしまう俺は最後に深く頭を 下げると自分の荷物をまとめ始めた佐々木 部長は勝ち誇ったように笑ってがその他の 社員は驚いたようにざわめいている高橋 さん待ってください高さんがいなくなっ たら取引先の人たちからなんて言われる か不安そうにすがりつく部下たちには悪い とは思ったが俺はゆっくりと首を横に振っ たお前たちならきっと大丈夫俺が今まで 教えたように実力を出してみろそれに 佐々木部長にはそろそろ責任を取って もらわないとな 責任部下は不思議そうな顔していたが俺は その言葉を最後に会社を後にし たあら忘れ物それとも具合が悪くなって 帰ってきたのその後自宅に戻ったのは昼 過ぎだったあまりにも早い俺の帰宅に妻は 心配そうに駆け寄ってくるいや体調は 大丈夫だだけどさすがに言いづらくて俺は 1度言葉を切るだが隠せることでもないの で覚悟を決めて事実を伝えた実は会社を 辞めてきたんだよえそれってどういう こと妻は言葉が出ないほど驚いたようで 安然として俺を見つめるばかり俺は申し訳 なさといたたまれなさに挟まれながらも 会社を辞めた生殺を説明した全てを聞き 終えると妻はふっ軽くため息を つくそうだったの大変だったわね妻が 小さく呟いた時だったあれもうパパが帰っ てきた の2階から顔を出した息子が俺の顔を見る

なり転げように階段を駆け降りてくる そして俺の腰に力いっぱいしがみついて ニコニコと顔を滅ばせながらお帰りなさい と言ってくれた ただいま言いにくいんだけどパパはお仕事 辞めてきたんだよだから早く帰ってきたん だ小学生の息子に退職の詳しい話をしても 難しいだろうそう思って簡単に事情を説明 すると息子は再び嬉しそうに俺に抱きつい てくるやった最近のパパ疲れた顔してた から心配だったんだ早く帰ってきてくれて 嬉しいよお仕事はたくさんあるんだから パパならきっと大丈夫 息子はいつの間に俺の疲れた様子に気が ついていたのだろうそして小学生とは思え ないほどしっかりと俺を励ますほど成長し ているしばらく会話しないうちにすっかり 息子が成長したように思えて俺の胸に 温かい感情が 込み上げるやはり俺にとって大事なのは 家族 だこの子の言通りねパパは今まで頑張って きたんだからゆっくりするといいわ ありがとう本当にありがとう な家族はいつだって俺の味方でいてくれる その思いを噛みしめながら俺は妻と息子に 何度もお礼を言った俺は2人の言葉に甘え てその日はゆっくりと過ごしたのだっ た自体が変わったのは翌日だった仕事に 行かなくていい俺は久しぶりにゆっくりと 朝食を取っていたすると突然俺の携帯が 鳴り始めたのだ時刻を確認するといつも 仕事を開始している時間発信先はなんと 佐々木部長だ俺はすでに退職届けを提出し たのでいくら元上司と言っても電話に出る 義理はない携帯の呼び出し音を消して しばらく放置していたが10分経っても 30分経っても部長からの呼び出しは 止まらなかったこれでは俺が電話に出る まで佐々木部長はかけ続けるだろうそう 思って仕方なく電話に出た途端に部長の 大声が 響くやっと出た早く会社に来るんだ俺は もう退職届けを提出しましたが佐々木部長 は焦った口調で俺に命令してきたかと思う とその日の朝に起こった出来事をペラペラ と話し 始める修行時間になると急に社長が オフィスを訪れたのだそうだ社長は片手に 俺の退職届けを握りしめて焦りながら 佐々木部長を探し始めたと いう佐々木君はどこにいるのかね先ほど まではデスクにいました がだがその時はオフィスに姿が見えなかっ たので社員はすっかりうえたすると社長は

顔を青くしながら佐々君に大事な話がある んだよすぐに社長室へ来るよう伝えてくれ わかりまし た合せを書いた社長の慌てっぷりに社員 たちも一生懸命に佐々木部長の姿を探す数 分後休憩室でのんびりと携帯で遊んでいる 部長を発見して社員は慌てて社長からの 伝言を伝え たここにいらっしゃったんですね社長がお 呼びですよ社長室へすぐに行ってください え 社長佐々木部長は一瞬ポカンとしたが一体 何を予想したのかニヤニヤ笑い始め たそれって俺の働きぶりを評価して臨時 ボーナスを出すって話かな俺にとっては 部長の仕事なんて簡単なんだよねいえ大事 な話があると言っていました がもごもごと答える社員を見てさらに 勘違いした佐々木部長はニヤニヤ笑いを 大きくてボーナスに違いないと期待し ながら 立ち上がるとにかくすぐに社長室へ行って ください分かったよ今から行って やる佐々木部長は携帯をゆっくりポケット にしまうと社長室へは足取りで向かって いっ た社長お待たせいたしましたただいま 佐々木が参りまし た社長室に入るとすぐに佐々木部長は陽気 な声をあげる その声に思いきり振り向いた社長は険しい 顔つきのまま怒りに任せて土星を張り上げ た佐々木君君はなんてことをしてくれたん だねえ俺がしたことって臨時ボーナスを もらえるって話です か目の前で社長が怒っているというのに 佐々木部長は空気を読む気もないのかまだ ニヤニヤと笑っている勘違いした佐々部の に社長の怒りはさらに増していっ た何がボーナスだ君は一体何の話をして いるんだボーナスどころか君のせいで会社 は大赤字を抱えそうなんだよえ赤字一体 どういうことです か思っても見なかった話に部長もようやく 焦り始めるすると社長は俺が提出した退職 届けを佐々木部長に見せてこう言い放った そうだ佐々木君は昨日高橋君の退職届けを 上層部に相談もなく勝手に受理したそうだ ねはあそれが何か問題でも聞いてください よ社長高橋は俺の資料を勝手に削除したん ですさらに自分のしたことを認めないまま 自分から退職したんです よ佐々木部長は社長の前でも自分の主張を 繰り広げるに対して主張したのと同じよう に社長も説得しようとしたようだがその

言葉を聞いた途端社長は額に青筋を浮かべ て起り始めた何を言ってるんだ君は君の 部署からしっかり報告を受けているんだよ 佐々木君は普段から仕事をしない上に資料 が消去されたと1人で騒いでいたそうじゃ ない か実は社長は佐々木部長がいない間 オフィスで彼の仕事ぶりをたちに聞き込み していた らしい社長から話を聞いた途端に佐々木 部長は一瞬怯えたように目をキョロキョロ させたが開き直ってきっぱりと言い切った そんな事実はありませんよ俺は部長として 業績をあげています俺が仕事をしていない なんて俺の出世を妬む社員たちの嘘 ですその業績だって全て高橋君のおかげで いや君が仕事をしてるかどうかは今は置い ておく問題なのは高橋君の件だ今すぐ高橋 君を呼び戻し なさい社長の切歯詰まった様子を見ても先 部長は納得いかないようだですから高橋は 俺の書類を削除した責任をとって自主退職 したんですそんなことを言っている場合か 彼がいないと200億の赤字だぞ え佐部長は驚きに目を 見張る何を言っているんですか高橋1人が いなくなったくらいで大げさなせっかく 悪者が自分から会社を辞めてくれたんです よどうやら本当に全く仕事を把握してい ないようだ な佐々木部長の返事を聞いて社長の顔色が 変わる怖いほど真剣な表情でじっと佐々木 部長を睨みつけると社長は言い聞かせる ように低い声で話し始めた 高橋君と一緒に仕事をしていたら彼がどれ ほど優秀か理解しているはず だいくら優秀と言っても部長の私以上に 仕事ができるわけないですよ佐々木部長は むっとしたのかなんと社長に向かって強く 言い返す途端に社長の特大の雷が落ち たいい加減にしないか部長という肩書きが あれば優秀というわけではないどれだけ 会社に貢献したかが重要だろう ひ思いきり叱りつけられて佐々木部長は身 をすめて真っ青になる社長はさらに話を 続け た彼は多くの取引先と深い信頼関係を築い ているんだ丁寧なフォローとこまめな連絡 を取り続けたおかげで我が者は大手企業と も取引していただいて いる社長は一旦言葉を切ると真な顔した佐 部長をじろりと 睨むそれなのに彼が不当な理由で退職した と知って全ての取引先が抗議の電話をして きたんだその日社長がいつものように出社

するとすぐに取引先から怒りに満ちた連絡 が来たそうだ担当である高橋が佐々木と いう部長の言いがかりで退職に追い込まれ たというがそちらの管理体制はどうなって いるのかという内容を問い詰められてで 社長を慌てて事実確認したというそこで 昨日の俺と佐々木部長のやり取りを知った ので ある実はそうなるようにしけたのは俺だっ たすでに退職届けを提出した俺は当然 ながら取引先にも会社を辞める話をし なければならなかったなので家族と ゆっくりした時間を過ごす前に自分が 関わってきた全ての取引先に電話していた のだ取引先の方々は俺の退職に納得しない で理由を話してくれと言ってきたなので俺 はありのままに起きた出来事を告げると俺 の事情に道場してくれたと同時にそれは 不当海子だと俺以上に怒ってくれたのだ そして明日社長に電話して説得するから 退職を思いとまってほしいと言われていた そんなわけで今朝全ての取引先が社長に 怒りの電話をかけてきたのだそしてもし俺 が会社に戻らないなら全ての取引を 打ち切ると宣言したと いう社長から説明を受けた佐々木部長は ようやく事態の深刻差が飲み込めたようだ それじゃあこのままでは本当に会社は大赤 になってしまうだからそう言っている だろう早く高橋君に謝って今すぐ戻って もらうように頼み なさいこうして強く出席された佐々木部長 は朝から何度も俺に電話をかけてきたのだ 事情を全て知った俺は1度は部長からの 電話を切った今更謝られても到底許せる 気持ちにならなかったのだだがその後 佐々木部長は俺の自宅を尋ねてきて玄関先 で深く頭を下げ た本当にすまなかった頼むから会社に戻っ てくれ会社がになって倒産したら自分が 困るから謝りに来たんですよね謝罪する だけマだとは思いますがそれだけでは納得 できません ね俺の指摘を佐々木部長は慌てて否定する それは違う俺は本当に自分が間違っていた と気づいたんだ今まで済まなかった高橋 君いくら謝られても今までの仕事をさって いた佐々木部長の態度を考えるとできない 疑いの目で部長を見ていると家の奥から 息子が顔を出してきた大人の話だからと 部屋へ戻そうとしたが息子が口を開く方が 早かっ たこのおじさん悪いことしちゃったの ああおじさんの考えが間違っていた君の パパにひどい迷惑をかけてしまったんだ

よ俺の息子に素直に頭を下げる佐々木部長 その姿は今まで俺が知っていた部長とは 違うように見えて俺は思わず動きを止め たふーん悪いことをしたら謝りなさいって 学校の先生が言ってたんだおじさんは ちゃんと謝れて偉い ね息子の言葉にはっとしたのは佐々木部長 だけではなく俺もだった確かに部長は今 まで間違ったことをしてきただが自分の 言動反省して自ら頭を下げた部長の姿に俺 は心を揺さぶられたの だ子供でもわかるようなことを大人の 私たちが実行できないと恥ずかしいですよ ねわかりました今回だけは佐々部長の謝罪 を受け入れ ます正直に言うと社長に言われてようやく 謝った佐々木部長の行動は遅すぎると思う だが言われても気づかないよりもずっとマ ではないか俺も退職届けを書いた時は子供 のように一時の感情に振り回されていた気 も するありがとうありがとう高橋君また同じ ようなことがあれば次は許しませんからね もちろんだ高橋君 ありがとうその後話を聞いたところどう やら佐々木部長は自分とは違って部下に 人望のある俺に嫉妬していたらしい親の 都合でいきなりよく知らない部署の部長に なって仕事のやり方さえわからなかった 佐々木部長それに比べて20年の経験で テキパキと仕事をこなしていく俺に対して 眩しいような邪魔のような複雑な感情を 抱いたのだというさらに社長にさえ一緒に 食事を誘われる俺を見た瞬間苛立ちと嫉妬 が止めようもなく溢れてしまったのだと 佐々木部長は打ち明け たそれでパソコンのファイルを削除された なんて嘘をついてしまったんだ本当に済ま なかっ た佐々部長は俺からは許されたものの会社 に大きな危機をもたらしたとして攻殻処分 を受けた次の部長として選ばれたのはなん と俺で佐々木さんは今では俺の部下として 現場の仕事を最初から学び直している同時 にコで部長になったことが問題視されて これからは徹底的に実力主義にすると社長 が宣言会社の体質そのものを変化させよう と社長も日々頑張って いる取引先とはその後も良好な関係を続け させてもらっている俺は恩返しの意味も 込めて今まで以上に丁寧で親切な対応を 心がけて一生懸命仕事に取り組むように元 部長で現在は俺の部下になった佐々木さん も一緒に取引先へ伺って仕事のノウハウを 覚えて

いる佐々木さんは今ではすっかり毒気が 抜けて素直に努力を重ねるようになった このまま成長すればきっと我が者に多くの 取引を取ってくるだろう一方俺は仕事の量 も正しい状態に戻り早く家に戻れるように なっ た ただいまパパお帰りやった今日も早く帰っ てこれれたんだね今では寝顔だけではなく 元気に笑う息子の顔を毎日見られるように なって嬉しい限りだこの嬉しさを胸に俺は 明日も仕事を頑張ろうと心に誓っ [音楽] た会社で階段から落ちてしまい大怪我を 追ってしまった俺心配をしてくれている 社長と同僚に優しく声をかけてもらい涙が 出そうだっ たそこへ妻の教子が遅れてやってきた あろうことか彼女は浮気相手の男と一緒に やってきたので ある無能に用はない の重傷の俺に無慈悲にも離婚届けを 突きつけてくる 教皇それに対して俺は複雑な気持ちになる 何も知らないんだ な俺はそっと つぶやく俺たちは夫婦でありながらお互い に何も理解し合っていなかったの だ俺の名前は石田徹43歳下町の工場に 義姉として務めて25年以上に なる高校生の頃周りのほとんどが大学への 進学を決めていた中俺だけは卒業した後 すぐに下町の工場に就職すること に親は中小企業のサラリーマンと専業主婦 というごく普通の家庭だったので俺が進学 をせずにいきなり仕事を始めるという選択 をしたことについて驚いたようだっ た彼らには手に食をつつけるという概念が ない だ当初今時は大学くらい出ていなければ 恥ずかしいと言われて反対されたが俺は昔 から手先が器用だったこともあり物づくり を仕事にしたいと思ってい たそして何よりそもそも学校の勉強は好き ではなかったという理由が ある成績順位は平均より少し上くらいで その程度の学力で大学へ入ったとしても4 年間が無駄になる だけそれならば早から興味がある仕事に 従事した方がキャリアになる俺は親を説得 してなんとか自分の意見を認めてもらった のだその行動は結果的に正しかったと 思う間もなく就職氷河機が訪れ大学に進ん だ人の多くは就職活動で戦することになっ たから

だ長く続く不景気の時代の始まりで下町の 工場も経営難に見舞われたがそれでも技術 が確かな工場は生き残ることができ た社長は俺のような手先の器用さしか脳が ない人間をとても大事に考えてくくれる人 だったの だそれからばずっと仕事一筋で頑張ってい たと改めて 思う俺は戦盤という金属を加工する機会を 用いて作業をする専門なのだが今では機械 も自動化してきて いる昔ほど勘と器用さが必要というわけで もなくなったがそれでも長年にわって蓄積 された技術力が求められることもあっ た俺は人材の育成をしながらも自分の技術 をまだまだていく必要があるの だそんな風に脇目も振らずずっと仕事に 尽力してきたこともあって私生活はずっと 独身のままだっ たいや仕事のせいにするのは良くない本当 のことを言うと俺は女性が少し苦手だっ たそれは子供の頃からで最後にまともに 女性と会話をしたのは4年生の頃だったと 思う毎日一緒に学校へ行っていたりん ちゃんという名前の女の子がいてそのこと だけはちゃんと喋れてい たしかし彼女が引っ越してしまったことを きっかけにいなくなってからは女子と会話 をする機会を失ってしまったの だ苦手意識のせいで自分から女性に 話しかけることができない俺 仕事上であれば大丈夫なのだが プライベートのことになると全くダメだっ たあまりに女性気のない俺のことを心配し たのは両親と工場の 仲間酒やギャンブルもやらない俺が結婚も せず女性とも付き合わないのは逆に健康に 良くないのではないかと言われて しまうそれで周りに心配をかけるのもよく ないと思い少しは前向きに考えようとした の だそんな時出会ったのが妻の教子だっ た彼女は俺よりも一回り以上若い女性で 職場の後輩と一緒に居酒屋に行った時に 出会ったカウンターの席で飲んでいたら たまたま隣に座っていて1人で来ていた 彼女と仲良くなったの だが入っていたのと喋り好きの後輩がいて くれたのでその席では俺は緊張することも なく会話することができ たと言っても俺は後輩が喋っている横で 合槌を入れたりたまに聞かれたことを話す 程度だっ たしかしその姿がお酒を飲んでも科目な ところが教子に好印象を与えた

らしいこうしての方から連絡を取りたいと 言ってくれたの だそこから半年間もしないうちに俺たちは 結婚をすることに なる自分でもあれよあれよという間の突然 の出来事だったの だ話を聞くと京子は昔から30歳までには 結婚をするという夢があった らしいそして俺と出会ったのが誕生日の 前日だったということで結婚を決めたと いうのだと か真面目そうだったし私も今の仕事をやめ たかったからと彼女は言っ た彼女は夜の仕事をしてい た周りは20代前半の女の子ばかりの 職場30歳を目前にした京子は周りから おばさん扱いされるようになっただと いう理由はどうであれ特に取りえのない俺 と結婚をしてくれるのはありがたいことだ と思っ たそして入籍をしてはや1年間が過ぎよう としている今日この頃夜の仕事を辞めたい と言って辞めた教子が再び夜に働きたいと 言ってきたので ある結婚して分かったのだが実は子はお金 の使い方が派手だった独身の頃から貯金は ほとんどしておらず稼いだ分は使うという 生活をしていたの だしかし自分で稼いだお金をどうしようと それは他人が口を出すことではないと思う ので特別おかしいことだとは思わなかった ただ結婚をした後もお金を使いたがる癖 だけは止められなかったのである 京子は俺が貯めていた貯金にも手を出し 始め たそれでも俺は彼女は専業主婦として家事 をしてくれているわけだしそこに給料を 払っていると思うことにし たそれに頭ごなしにダメだと言っても良く ないと思いとりあえず彼女が落ち着くまで は様子を見ようと思ったので あるしかし京子の買い物壁はエスカレート して いく彼女の普段着や近所に履いていくだけ のサンダルでさえブランドも近所の人も噂 するほど彼女のいで立ちは派手だったのだ その噂を聞いて心配をしてくれたのは近く に住んでいた同僚の吉川だった吉川の奥 さんが町の婦人会に入っておりそういった 噂はすぐに耳に入ってくるのだそう だ教子はおしゃれに気を抜かない性格なん だよと笑いながら吉川に言うと彼はさらに 顔を曇らせ たお前にこんなことを言うのは気が引ける けど奥さん繁華街で若い男と一緒に歩いて

いたって言うんだよ疑うわけじゃないけど 俺はお前のことが心配なんだ 俺だって京子を疑いたくはないが吉川に 心配だと言われてしまっては聞き流して しまうわけにはいかないその夜まずはお金 の使い方のことから教子と話し合うことに したので あるしかし話し合いには全くならなかっ たこの話を持ち出した時点で彼女は目を 吊り上げて鬼のように怒り始めたの だ私は働いていないから自由にお金を使っ ちゃいけないっていう の京子の行りは激しいもので彼女のことを なめるのが精 一杯とても話し合いなどできる状態では なかっ た結局京子にとって専業主婦は退屈で つまらない環境でしかなかったの だ真面目で大人しく仕事ばかりしている俺 との暮らしは彼女の思い描いていた生活と は駆け離れてい ただからまた夜に店で働きたいと言われて もダメだとは言えないどんな仕事を選ぶか は本人の自由だと思っている から俺だって親の反対を押し切って人生を 進めてきた教子の人生を制限する理由は俺 にははないので ある私のやることに不満があるのなら最初 から結婚しなければ良かったの よそう言い放つ彼女に対して何も言い返す ことができなかっ たそれから仕事中にもふとしたことで 考え込むことが多くなってしまった俺今日 こととどういう風に付き合っていけばいい のか正直分からなくなっていた 事故が起きたのはそんな時の こと昼休みに会社の外でみんなと食事する ことになり階段を降りようとして足を 踏み外してしまったの だ俺は階段を上から下まで転げ落ちて しまい気を失っ た幸い命に別状はなかったものの足首と 鎖骨を複雑骨折するという怪我を追って しまうこと に気がついたのは病院で緊急手術を受けた 後だっ た俺に呼びかけるのは吉川の声でうっすら と目を 開ける心配げな吉川と社長が俺の顔を 覗き込んでいたの だよかった気がついたと2人が口々に 言う俺は全く体が動かず目だけで周囲を 見渡す石田お前階段から落ちて大怪我をし たんだぞみんな心配してるでも目が覚めて よかっ

た吉川が泣きそうな声で 言う俺はきっと京子にも心配をかけて しまったと思いきこはと口にしたすると 2人は顔を見合わせて困ったような顔を するそれが奥さんとは連絡が取れなくてさ 手術同一緒も社長が書いてくれたんだ よ俺が社長にお礼を言う ととにかく今は休めと社長が笑顔で言っ たその時である教子が殺そと病室に現れた のは 彼女は俺のベッドのそばに立ち見たことも ない冷たい目で見下ろしながらここに名前 を書いてと言って離婚届けを目の前で広げ て見せたの だ修羅場が始まる前に俺が階段から落ちて 今の間までに見た夢の話を少し話そうと 思うそれは小学生の頃の自分が出てくる夢 でで小さな俺の姿を遠くから俺自身が眺め ているという視点で場面が進んで いく俺は家で朝食を食べ迎えに来たりん ちゃんと一緒に学校へ 向かうりんちゃんは昨日見たアニメの話を 小学生の俺に向かって危機として話してい たあの頃流行っていたロボット アニメちゃんは男まりなところがあり普通 の女の子が好むような少女向けの作品より ロボットに人が乗って戦うような話の方が 好きだったのだりんちゃんは活発で誰とで も楽しそうに話をする子だっ た俺はそんな彼女に憧れを抱いてい たすると場面は切り替わり夕暮れの川辺に 俺とりんちゃんがいる 西が照らしてきて2人とも顔が真っ赤に ほてっているように見え たりんちゃんは珍しく不機嫌そうな顔をし て前を歩いており俺はその後ろから とぼとぼついて いく彼女がどうしてそんな顔をしているの か小学生の俺には分からないの だしかし今の俺には分かったりんちゃんは 両親が離婚することになりお母さんについ て行くことになってしまったの だりんちゃんは突然パッと俺のことを 振り返る とうち離婚するのと言っ た子供の俺はその意味がよくわから ないどういうこと離婚ってと聞き返す 俺知らないのパパとママが別れて暮らすて こと よりんちゃんは少し怒ったような言い方を する小さな俺はそう言われてもよくわから ない自分の親は仲が良かったし離れて 暮らすというイメージが全く当てはまら ないからだだから俺はどうして離れて 暮らすのなどとまけな質問をして

しまうりんちゃんは俺に何を言っても 伝わらないだろうと思ったよう でもういいと言ってそのまま全速力で走っ て帰ってしまっ た俺は追いかけようにも足が遅かったし 突然のことで意味が分からず立ち尽くして いるだけだっ たそしてそれからはりんちゃんは家に来 なくなりそのすぐ後に転校してしまったの だ彼女が急にいなくなってしまったことで ショックを受けてしまっ た自分が何かいけないことをしてしまった のかと思い本当のことを知るまで自分の せいで嫌われていなくなってしまったと 思い込んだの だそれがずっと悔みトラウマになっていた のかもしれないだから子に嫌わしまうこと を恐れていたのだちゃんと話をしようと することを避けてい ただからこんなことになってしまったのか もしれ ない私結婚したい人がいるのずっと前から よ彼女はそう言って病室の入り口に立って いる若い男を 指さす俺とは違ってすらっと背が なかなかイケメンの男だっ たさすがに驚いた社長と吉川はちょっと こんな時に何を言っているんだと京子に 言うしかし教子は2人のことを睨みつけて あなたたちには関係ないわと 言い返すその表編ぶりはなかなかのもの だっ たあの社長も教子の発言を聞いてあけに 取られた表情をして いるこんな怪我をするなんてどくにも程が あるわ医者が好意症が残る可能性があ るって仕事だって復帰できるかどうかは 分からないでしょうだから離婚 よそして口の端をあげて笑いながら無能に 用はないの と言ったのだそれに対し て何も知らないんだなと俺は つぶやく本当に俺たちは夫婦なのに何も 知らないので あるちょっと奥さんそれはむちゃくちゃ すぎるでしょうと京子に物申したのは吉川 だっ た旦那が大怪我をしたのに男を連れてきて 離婚してくれとか非常識を超えていますよ それに今の今まで何をしていたんですか 携帯電話が繋がらないところ ですると京子は吉川の方をぎろっと睨ん だ私がどこで何をしようと他人のあなたに どうこう言われる筋合いはないわこれは 夫婦の問題なのよ口出しをしないで俺は

きこと口にするがその瞬間に激痛が走った うと顔をしかめた俺に社長がさっと寄って くるとるだめだ無理をするな大怪我なんだ ぞ社長はまるで父親のような優しい まなざしで心配してくれて いるいや ずっと社長は俺にとって父親のような存在 だったのだ実の親よりも俺のことを理解し てくれているし何の取りえもなかったのに 才能を見い出してくれたのは彼だっ た実は俺は高校生の頃から工場に足を運ん でいた過去が あるそもそも住んでいた町は工場地帯に 近い場所で幼い頃から工場で働く人を かっこいいと思ってい たそして手や顔を油で黒くしながら機械を 使いこなし硬い金属でいつかロボットを 自分で作りたいというのが夢だっ た本当は工業高校に進みたかった 俺しかし工業高校は男子校で柄が悪いと いうイメージがあり両親は普通かの高校に 行くようにと進めてきたその時は親の言う ことを聞き入れたのだがどうしても工場で 働くことを諦めきれなかったの だそんな悩みを聞いてくれる先生がいた ことが俺にとって幸運だっ た進路相談室というのが学校には設けられ ておりそこでその話をすると工場を見学さ せてくれることになったので あるそこで出会ったのが今の会社の社長 だっ た彼はいつでも工場へ遊びに来ていいと 言ってくれたのをよく覚えて いる私は彼にとって他人ではありません私 の工場を支えてくれた掛け替えのない技術 者であり息子のような存在でもあります私 の本当の息子の代わりに今後工場を石田君 に任せたいとも思ってん ですその言葉を聞いて驚いたのは俺だった 社長がまさかそこまで俺のことを考えて くれていた なんて俺は思わぬ彼の言葉に涙が出そうに なっ た工場を 任せると目を見開く 教子それって彼がゆくゆくは社長にな るってこと 京子は急に目を輝かせたすると遠目でその 様子を伺っていた若い男が病室へと入って くる そしておい早くそれを書いてもらえよと 言って離婚届けを 指さす待ってまだ希望があったようだわ この人思っていたよりすごいのかもしれ ない貯金の切れ目が縁の切れ目だと思って

いたけれどまだ見所がありそう ねそれを聞いた吉川が教子に 詰め寄るあんた一体何言ってんだよ石田を なんだと思っているんだあんたを合有さ せるためにこいつは働いているんじゃない ぞしかも誰だよそいつ は吉川がぎりと若い男をいんだいやメチを 切ったという方がしっくり 来る実は吉川は若い時はかなりやんちゃを しており元暴走族の早朝だったこともある のだとかそんな彼に睨まれた若い男はな なんだよとたじろい だあなたはもう帰っていい わそもそも私はあなたと結婚する気だって 別にないのよ車っていう足が欲しかった だけ京子が若い男に 言うすると彼はくそなと教子に向かって 吐き捨て病室を出て いくなんて女だ石田さっさと離婚届けに 名前をかけよそれで終わり だ吉川が俺に言う しかし俺には今ペンを握る力すらもない やっぱり離婚はやめるわこれは破棄する から京子はそう言うと俺の前に広げた離婚 届けをひったくりビリビリと破り捨て た何勝手なことしてんだよと叫ぶよ 川色々とあったけれどこれからもよろしく ねとる 京子が俺を見て微笑んだ俺はその笑顔に 笑顔で返し たそれから安然として立っている吉川に 言う吉川そこの俺の鞄に封筒が入ってるん だけど取ってくれない かすると吉川はあああと返事をして俺のカ の中からそれを 取り出す中身を出して広げてくれと指示 すると吉川はむに封筒から1枚の 折りたたまれた髪を抜き出し広げあっと いう顔をしたの だそれもそのはずだろう俺が持っていたの は離婚 届けそれも教子の名前を入れるだけにして ある状態のものだっ た お前これと驚いた顔の 吉川俺もずっと悩んでいたんだ人生で こんなに悩んだことは初めてだったよ おかげでぼーっとしてしまって不注意で こんなことになってしまっ たでもこれがいい機会なのかもしれ ない俺はわずかに首を動かして何が起きた のかわからないと言った顔の教子を見 た俺と結婚してくれて ありがとうだけどこんなことになって しまってごめん俺は教子を幸せにはでき

ないと思うだから離婚 しようすると京子は何言ってるのよ私は 離婚しないわよと先ほどとは打って変わっ て怯えたような顔に なるそれで今まで隠れていた京子の知ら ない部分を見たような気がしたの だ確か京子は片親で育ち幼い頃は苦労をし たと言っていただからこれからは生活で 苦労をしたくない とできるだけ円満に終わらせたいから相手 の足を引っ張り合うような裁判はしたく ないんだ慰謝料を請求するならしてくれて いい それを聞いていた吉川が俺に 言う慰謝料なんてこっちが取りたいくらい だろ貯金は食いつかれるわ男と浮気するわ やりたい放題されたんだぞお前って本当に 全人っていうかバカだ なあ俺はそれを聞いてそうかなと言って 笑うでも子は少なからず俺のために時間を 割いてくれたんだそれだけでも ありがたかったし結果的に結婚という経験 ができたん だ離婚もだろうと納得がいかなそうに吉川 が 言う京子は顔を真っ青にして離婚届けを 見つめて いるまた破られてしまったらどうしようか と思ったが彼女は震える手で離婚届けに 自分の名を入れた そしてそれを俺のとへ持ってくると気が 抜けたような様子で病室を出ていったので ある離婚が成立し教子からどれくらいの 請求が来るだろうと俺は身構えてい たしかし待てど暮らせど彼女からの連絡は ない吉川は当たり前だこんな不利な案件は 弁護士だってこと終わるだろうと いう俺は忽然といなくなった京子がいつか 本当に幸せになれることを祈るのみ だ俺の怪我は前地6ヶ月ということで しばらくはベッドの上で暮らし たそんなおり俺に奇跡が訪れ たなんとりんちゃんと再開したので あるしかも彼女は俺のの担当の看護師さん だったの だある時彼女が胸につけていたネーム プレートに目をやるとさきりんとあった俺 はまさかと思いつつも昔近所に住んでいた リンという女の子と友達だったという話を したらどうやら彼女自身だったの だもしかしてとるちゃんと彼女は懐かし そうに言った 俺は頷きながら大好きだったロボット アニメの話をすると彼女は確かに見覚えの ある笑顔を

浮かべるどうやらあの後引っ越しをした 彼女は看護師になり結婚をして幸せに 暮らしていたのだと かしかし幸せは長くは続かずに 離婚子供を連れて実家に帰り家から通える この病院にことにしたのだと いう俺はりんちゃんにずっと言いたかった ことを言おうと思っ たああの時は気持ちを分かってあげられ なくて ごめんするとりんちゃんは驚いた顔をした 後また優しい笑顔に戻っ た私もずっと謝りたかったあんな風に別れ たことを本当は離れても手紙をちょうだ いって言いたかったのよでも恥ずかしくて 住所を描いた紙を渡せなかっ た俺は今こそ言わなきゃと覚悟を 決めるここの怪我が治ったらい一緒に食事 でもししません かするとりんちゃんはふふっと吹き出す ように笑いながら言う 私子供がいるのよももちろんお子さんも 一緒 にりんちゃんいやりんさんが 笑う俺はその温かい笑顔を見るだけで怪我 をしたことさえ幸せだと思えたの だ課長になるからって調子に乗るな別れる 気がないのならそれなりの覚悟をして おけよ俺がある事実確認をすると山田部長 は鬼の行走で俺にそう言ってきた覚悟って 一体何をするつもりですか俺が尋ねると 山田部長は不敵な笑を浮かべてその場を 去ってしまったどうせ口だけだろうと思っ ていた俺だったがまさかあんな目に合わさ れることになるとは想像もしていなかっ た同僚から連絡をもらった俺が車庫に 向かうと無惨な姿の俺の車が呆然と 立ち尽くす俺に向かって社長が声をかけて き た松本君今すぐ警察を呼びなさい警察です かでも躊躇する俺にもう一度警察を呼ぶ ように言う社長社長の言いつけ通りに警察 を呼んだ結果部長は自ら地獄へと落ちて いくのだ 俺の名前は松本誠治33歳食品メーカーで 働いている高校卒業と共にこの会社に就職 し営業部に配属され早いもので15年に なる俺の務める会社は地元ではそれなりに 有名な会社で規模も 大きい入社当初はなかなかうまく営業でき なくて悩んだ時期もあったが今では顧客も つき年々成績を伸ばしていっているこれも 全て努力した結果ださすがうちのエースだ な政治は努力家だからな俺らも見習わない とな同僚や上司も俺の頑張りを評価して

くれている営業部の人はいい人ばかりで 古株の社員などには入社当初から可いがっ てもらっているまた沢村社長も俺に期待し てくれているようで顔せるたに激励して くれる松本君最近頑張っているねこれから も君の成長に期待しているよ社長にそう 言われてしまうとより一層頑張らないと いけないと思って しまう仕事で充実している俺だが私生活で もそれなりに充実した日々を送っている1 年ほど前から同じ会社の企画部で働く田村 理沙という女性と交際をしているのだ がリサは俺よりも7歳と下下の26歳で 美人で 優しい社内1美人と言われていてリサを 狙っている社員は少なく ない俺もその中の1人でダメもでリサに 告白したところ友達からならと言って もらえ友人機関を得て交際することとなっ た誠治君の優しくて誠実なところが 好きをして1年になるがリサはよくそう 言ってくれる仕事もプライベートも充実し ていて順風満々な生活を送っていた俺らが まさかあんな事態に巻き込まれてしまう ことになると は恵まれた環境にいる俺だが1つだけ 気がかりなことがあるそれは俺の直属の 上司である山田部長のことだ部長はなぜか 俺を適ししている入社当初から嫌われて いるのなら俺のことが気に入らないと 思えるのだが敵を向けられ始めたのは半年 ほど前からだ挨拶をしても無視をされ仕事 の件で話しかけてもそっけな態度を取られ てしまうまた俺が小さなミスでもしよう ものなら劣化のごとく起って くるこのくが仕事ぐらいまともにできない のか他の人がミスしても次から気をつけろ よなどというだけだが俺に対してはどんな 小さなミスでも怒鳴りつけてくるの だミスをする俺が悪いのだが同僚と違う 扱いをされることに違和感を感じて いる松本部長に何かしたのかお前にだけ なんか当たり強くない かそう思っているのは俺だけでなく同僚も 気にしているようだっ た何かしたとしか思えないと同僚に言われ た俺だが部長に失礼なことを言ったりそそ した覚えが一切ないあまりにも他の人との 態度が違いすぎるので俺は一度部長本人に 何か失礼なことをしましたかと尋ねたこと があるすると部長は鋭く俺を睨みつけ ちっと小さくしうちをした足りない頭で 考えろそう言われてしまい返す言葉が 見つからなかっ た田所で働く理沙にも部長のことを相談し

たのだが山田部長っていつもニコニコして ていい人そうなのにね人って見かけによら ないなと言ってい た田所の人間にも優しく接すると聞くと 部長がきつく当たるのはやはり俺だけの よう だ気にしてもどうすることもできないので 部長の件はなるべく考えないように過ごし てある日社長時々に俺は社長室に呼び出さ れた部長の次は社長かという不安を抱え ながら俺は社長室に向かった仕事中に悪い ねいえお話って一体何でしょうか僕何かし てしまったんでしょう か俺が恐る恐る社長に尋ねるとそんな固く ならなくて大丈夫だ社長は大きな声で笑い 出し た実は課長が独立するため退職することに なったんだその後釜に松本君に入って ほしいと思っているんだがどうかな後釜 って僕が課長になるっていうことですか ああその通りだ幹部の間でも話し合ったん だが万城一で君がいいという話になったん だ君の返事次第なんだがとかな突然俺に 小心の話が舞い込んできたのだまだ30代 前半で未熟者の俺より優れている人なんて 他にもっといると思うでもせっかく 舞い込んできたチャンスを無駄にするわけ にはいかない俺はその場ですぐよろしくお 願いしますと返事をすると社長は笑顔で 頷いてくれたのだっ た社長から小心の話をされた翌日か長の口 から部署のみんなに退職の件と俺が課長に 昇進する話がされたすると同僚たちは喜ん でくれ松本なら適任だなと声を揃えていっ てくれ たしかしお祝いムードの中たった1人だけ 苦虫を噛みついたような顔をしている人物 がいたそれは部長だ部長の顔が少し 引っかかったが小心が嬉しくてそれを気に していなかった初心の件はすぐにリサにも 報告おめでとう政治君すごく頑張ってた もんねリサは俺の正心を喜んでくれたが どことなく表情が暗い何か仕事で嫌なこと でもあったのかと思い俺は理沙に何かあっ たのかと尋ね たこんな時にごめん実は最近誰かにつけ られているの リサは涙を流しながら自分の置かれている 現状について話し始めた1ヶ月ほど前から 誰かに見られている気がしていたそうなの だが最近はひどくなり家までつけられて いるとのことだ自宅のポストの手紙を入れ たりしているのに気がつき家がバレている ことが分かったと理沙は 言う手紙の内容は好きや可愛いなどの行為

的なものもあれば松本と別れろいや松本は 最低な男だなどという攻撃的なものもある そう だ職場でもたまに視線を感じるし政治君の 名前を知っているところを見ると会社の人 だと思うの私怖くて怖く て顔を負って涙を流すリサを俺は優しく 抱きしめた俺が必ず守るから安心し てリサは俺の腕の中で深く頷いたリサの家 がバレている以上自宅に返すわけにはいか ないそう思った俺はリサとしばらく一緒に 暮らすことにし出退近事などもなるべく 一緒にいることにしたそうすることでリサ が安心すると思ったからだしかしそんな 矢先に誤算が起きてしまう今まで俺のこと を無視していた部長が突然俺に大量の仕事 を押し付けてくるようになったのだしかも 代謝直前にだ時期課長ならこのくらい浅め しまだろ今中に仕上げて おけよ部長にそう言われてしまうと断れ ないため残業して仕上げるしかなかっ たそうなるとリサとは一緒に帰れないので 同僚と一緒に帰ってもらうようにし たしかし同僚と大金する時もやはりけ られるそうで仕事に行くのが怖いリサに涙 ながらにそう訴えかけられるとどうにかし てやらないとという気持ちになるリサの ために何かできないかと考えていた時俺は ある作戦を思いついた定時になり続々と 社員が帰り自宅を始める中部長はいつもの ように俺に仕事を押しつけキについ た部長が出ていったのを確認すると俺は スマホと財布だけを手に持ち部署を後にし ロビーに向かっ たロビーの物に隠れて待機しているとリサ が同僚とエレベーターから降りてきた俺が 思いついた作戦とは俺もリサの後をつける という作戦だったリサの後をつければ おのずと犯人が特定できると思ったから だそして俺の作戦はこうそうしたリサと 同僚が会社を出ると俺のように物影に隠れ ていた男性が理沙たちの跡を追って会社 から出ていったのだっ たその男性は見覚えのある人物で先ほど まで俺と一緒にいた人物だっ た部長がなん で理沙たちの後を追っていったのは部長 だったのだ俺も後を負うように会社を出る と案の定部長は理沙たちと一定感覚をた 持ちながらリサたちの跡を追ってい たなぜ部長がリサの跡をつけているのか 分からなかったが部長がリサに突きまって いるのは確かだ俺はスマホで一緒にいる人 とタクシーを拾って帰ってリサに メッセージを送っ

たリサはすぐにメッセージを確認し俺の 言いつけ通りタクシーをひり同僚と共に タクシーに乗り込みその場を後にした部長 も急いでたを拾おうとしたがうまく 捕まえることができず部長はその場で時田 を踏んでい たニサは無事に逃したことを確認すると俺 は仕事が残っているため会社へと トンボ帰りするのだっ たその翌日のお昼休み俺は部長を別室に 呼び出した来てくれる保証はなかったが 部長はけだるそうな感じで現れ たこんなとにびして何のつもりだ俺はお前 と違って忙しいんだよ部屋に来るなり部長 は俺に悪をついてきた部長少し聞きたい ことがあるんですがなぜ企画部の田村理沙 さんの後つけているんです か俺がそう尋ねるとな何を言っているんだ 俺がそんなことをするわけがと言ってきた が俺は昨日スマホで撮影した部長が時を 踏んでい写真を見せたさすがにいい逃れ できないと思ったのか部長はちっと下打ち をするととんでもない言葉を口に するお前みたいなくずにリサちゃんはふ つり合いなんだよ大卒で俺みたいな ダディーな男の方が彼女に会っているのに 横取りしやがっ て部長の話を聞く限り部長もリサのことを ずっと狙っていたそうだ最初は可愛い子が いるくらいにしか思っていなかったそうだ が半年ほど前に仕事で関わることがあり その際にリサに行為を抱くようになったと いうそしてリサを食事にでも誘おうと思っ ていた矢先俺とリサが付き合っていると いう話を聞いたそう だ部長が俺を適しし出した理由はおそらく これ だろうしかしなぜ今になってつきまとい 行為を始めたのかだけは謎だった部長に そのことを尋ねるとお前と別れさせるため だいろんな手を使って別れさせるつもり だったのにお前が邪魔をしてきたんだよと 部長は声を張り上げていってき たもしあの時リサが相談せずに1人で 抱え込んでいたらと考えると血の気が引く 思いだっ た自分の娘でもおかしくない年の子に何 考えているんですかあなたのせいでリサは いざと部長は20歳以上年が離れている 親子ほど年が違う相手につきまとい行為を するなんてどうかしているとしか思えない 恋愛に年なんて関係ないお前みたいな男 よりも俺の方がいいに決まっている さっさとリサちゃんと 別れろ何を言われようと彼女と別れる気は

ありませんおいおいは結婚するつもりでい ます俺が相単価を切ると部長は鬼の行走に なり怒鳴りつけてきた課長になるからて 調子に乗るな別れる気がないのならそれ なりの覚悟をして おけよ覚悟って一体何をするつもりですか 俺がそう尋ねると部長は不敵な笑を浮かべ てその場を後にし たそしてその日を境いに俺の地獄のような 日々が始まるのだっ た爆な仕事に加え部長は嫌がらせを始めた の だ普段は一切と言っていいほど電話を取ら ないのに新人よりも早く電話に出ては俺 あての電話をわざと伝えなかったりする そのせいで先方から何度お叱りを受けた こと かまた会議の時間なども俺だけ違う時間を 伝えられるなどといった小さな嫌がらせを されている部長の嫌がらせは会社だけでは 止まらず最近は別れろなどと必要に メッセージを送ってきたりロッカを荒らさ れたりしている部長に何度も辞めるように 言ったのだが別れないお前が悪いと言わ れるだけで一向に辞めようとしないみぎは 一応つきまとい行為をしていたのは部長で あることは伝えたのだが現在俺が嫌がらせ を受けていることだけは言えなかっ た優しい人だから俺が嫌がらせを受けて いると知るときっと別れを切り出すだろう から俺さえ我慢すればいいと思ってい たしかしそんな生活を続けているとさすが に俺にも限界が訪れた嫌がらせのせいで 神経を張り詰めた生活を送っていたからか 食欲もだんだんとなくなり睡眠もまともに 取れなくなってしまったそうなるとまとも に物事を考えることもできないなり仕事 などでもミスをすることが多くなるその せいで部長や社長から注意を受けることも あり大好きな仕事がどんどん嫌いになって いっ た心配した同僚からは何か悩みでもあるの かと尋ねられることがあったが宇宙の報復 が怖くて相談することができなかっ たこんな状態じゃ大切な彼女を守ること なんて到底無理だまともな思考帰路を 持ち合わせていなかった俺はリザに理由を 話して別れを告げることにし た分かった最近政治君様子変だったもんね 私のせいで嫌がらせされてた なんてリサは涙を流しながら別れを 受け入れてくれた私とさえ付き合ってい なければと涙を流す理沙を抱きしめて あげることさえ俺はできなかった お互い好き同士なのにこんな別れは

あんまりだと思いながらも現実を 受け止めるしかなかっ たしかしそんな俺にある天気が 訪れる課長が退職し俺が家長に就任する日 がやってき たあんなに嬉しくてたまらなかった小心だ が今ではこんな状態の俺が課長になっても いいのかとすら 思えるたくさんの花を抱えた課長から よろしく頼むなと言われ同僚からは小心 祝いに飲みに行こうと声をかけられる俺は 精一杯の愛そ笑いをして頷い た松本君これから今まで以上にバリバリ 働いてくれ社長にそう言われた俺は力ない 声ではいと返事を返したそんな俺の元へ ニコニコした表情の部長が近づいてきて俺 に小包を渡してきた さやかだが俺からの商人祝だ特別なものだ から家であげて くれ部長の笑顔が俺には怪しい笑に見えた のだがみんながいる手前受け取らないわけ にもいかないので俺は部長にお礼を言って 小包を受け取っ た山田君なかなか気が聞くじゃない か社長にそう言われた部長はざでもない 表情を浮かべながら大事な部下ですからね と答えてい た部長のその言葉に俺はヘが出そうに なる課長を見送り俺は小包を持って旧等室 に向かった急等室には俺だけだったので 先ほど受け取った小包の風をあげたのだが 中身を確認した後俺はすぐに小を糖室の ゴミ箱に投げ捨てた松本君君は一体何をし てるん だ俺が急糖室を後にしようとすると決勝を 変えた社長が近寄ってきたのだどうやら 社長は俺が部長からもらった小包を捨てて いるところを見てしまった らしいせっかく部長がくれたというのに 捨てるなんて何を考えているんだ礼儀知ら んのか小包を拾い上げた社長が俺に向かっ てそう言ってきたので中身確認されました かと俺は力な声でそう答えたすると社長は 小包の中身を確認し始めたのだが開けた 瞬間小さな悲鳴をあげたここれは一体何な んだなんでわにんに がまさな顔で社長は俺に尋ねてきた部長 から渡された小包に入っていたのは首の ないわラギよとA4用紙に赤字で別れない とお前も同じ目に合わすと書かれた紙が 入ってい た状況がつめない社長は戸惑うばかりで 小包の中身を見たまま固まって いるなので俺と社長は社長室に移動し今 までの部長の嫌がらせ行為やリサへの月間

とい行為などについて詳しく説明をし た最初こそなかなかは信じようとしなかっ た社長だが写真やメッセージなどの証拠を 見せると納得してくれ た社長がリサからも詳しい話を聞きたいと 言ったこともあり社長室に来てもらいリサ からも説明をしてもらったのだが話を聞い ているうちに社長の顔はどんどんとハニの ように変わっていったのだっ たそしてそんな会話をしているさ中俺の元 に同僚が慌てた様子で電話をかけてきた 松本今どこだ焦った様子の同僚に俺は社長 室で社長と話していると伝えたするとお前 の車が大変なことになっている今すぐ車庫 に来て くれ電話を切ってすぐに俺は社長とリサと 共に車庫へと向かったのだがそこにはなん とも無惨な姿の俺の愛紗が止まってい た普段電車通勤をしている俺だがたまに 動かさないと車が動かなくなるため週に 12回は車で通勤をしているそして今日は たまたま車通勤だっ たうちの会社には車通勤の人が3割程度 いるため社用者と一緒に自用者を車庫に 止めているのだが俺の車だけが傷つけられ て いるたまたま営業に出かける予定だった 同僚が社用者に乗ろうとした時に無惨な姿 の俺の車を発見したとのこと らしい何かで引っかけられた傷や工具で やられたのかあちらこちらへこんでいて 見るに絶えない状態 だ朝出勤した時には傷1つすらついてい なかったのでおそらく傷をつけたのは車内 の人間 だろう車を見つめ固まる俺だったが俺の車 に危害を加えたのは武上以外に考えられ ないが証拠がなければどうすることもでき ない松本君警察を呼びなさい頭を抱える俺 に社長は警察を呼ぶようにと言ってきたの だしかし社長証拠 が敷地内なので証拠がなければ警察が動い てくれないと思った俺は社長にそう 伝えようとしたのだがいいからすぐに呼び なさい社長に力強くそう言われたので俺は スマホから警察に電話を入れた10分ほど で警察がやってきて現場を確認してもらい 諸々の手続きが終了警察ともやり取りを 終えた後俺は営業部へと戻っ た課長になってすぐにさりか一体どこで油 売っていたん だ戻ってすぐに部長は俺に悪をついてきた のだ こんなやつを課長にするなんて社長も見る 目ねえな自分のデスクで俺に聞こえるよう

に口汚い言葉を浴びせて くるちょっと車庫に行っていたので俺が そう言うと部長は不敵な笑みを浮かべた 調子になって自己用者なんかで出勤する から傷つけられるんだよお前みたいなくは 電車で十分だなんで部長が俺の車が傷つけ られたことを知っているんです か部長の言葉に俺がそう返すと部長は焦っ た声でえ今お前がと言葉を漏らし た俺は車庫に行ったとしか言っていない はずです俺がいつ車を傷つけられたって 言いましたうそんなの聞かなくても分かる だろ車なんて傷つけられるくらいだから な部長は自信満々にそういうが焦っている のか声が震えているぶつけたり自分から 当てたりなど色々あるでしょう傷つけた長 本人だから分かるんじゃないですか前まで はこんなに部長に向かってはっきりと物事 を言える状態ではなかったが今の俺には 怖いものなんてない俺はしっかりと部長を 見据えてそう言ったすると部長は真っ赤顔 して証拠もないのに名誉きんだぞと言って 俺に立ついてきたなので俺は武上にある 事実を伝えてやることにしたのだっ た証拠ならありますよ車庫の防犯カメラに 部長が俺の車を傷つけるところがちゃんと 映っていましたよ防犯カメラ車庫にそんな もの部長の言う通り車庫に防犯カメラなど はなかった 2日前まで は最近この辺り一体で車上嵐が多発して いるということで社長が2日前に業者に 依頼をし防犯カメラを車庫に設置したの だっ た2日前のことでまだ社員には伝えられて おらず社長と経理の人間だけが知っている 状態だったの だ警察を呼んだ後後社長はすぐに防犯 カメラの存在を警察に伝え警察立ち会いの も映像を確認すると部長が俺の車に危害を 加えているところが鮮明に映し出され た社長がすぐに警察を呼ぶように行ったの は防犯カメラの存在があったからかもしれ ないその事実を伝えると部長は途端に口数 が少なくなるまさか証拠を抑えられている なんて夢にも思っていなかったこと だろう少し青いか顔した部長に俺は理由を 尋ねることにしたのだっ たなんでこんなことをしたんですか警察に 通報されるかもしれないとか考えなかった んですか俺がそう言うと部長は他の社員が いるにも関わらず真っ赤な顔で俺に 掴みかかってき たお前がリサちゃんと別れないからだろう が俺の方がお似合いなのにいつまでもお前

がリサちゃん縛りつけるが お前の大事な車を傷つけてやったんだ全部 お前が悪いんだ よ部長は俺の趣味が車なのを知っていて 大事な車を傷つけたら俺がショックを受け てリサと別れるとでも思っていたの だろう俺は部長から受け取った小包の中身 を床に叩きつけるとこれも別れさせるため に渡してたんですかと部長に尋ねたすると 部署内に悲鳴が飛びかそれもそのはずだ首 のないわ人魚が床に転がっていれば誰でも 怖いと思うそうだ同じ目に会いたくなけれ ばリサちゃんと直に分れて俺に 譲れ分外する部長に俺がすでにいざと別れ ている事実を告げると部長は鳩が豆鉄砲を 食らったような顔をした別れているなら さっさと言えよ別れていることを知った途 に急に上期限になる部長そんな部長に俺は 現実を突きつけてやることにし た俺と別れたところであなたと一緒になる ことなんてありえませんけどね誰が自分の ことを付け回している人間と付き合いたい と思いますかしかも自分の親ほど年の離れ たおっさん と俺がそう言うと再び劣化のごとく怒り 出す 部長お前誰に向かって口を聞いているんだ お前のような人間はすぐに首にしてやる俺 が社長にお願いすればお前みたいなクは すぐに首が切れるんだから な部長は俺に向かってそう言ってきたのだ が部長の言葉と同時に営業部のドアが開い たドアが開いて入ってきた人物を見た瞬間 部長の顔は真っ青に変わったのだった 首になるのは君だ入ってきたのは社長と リサだった社長にリサちゃん社長とリサは 冷やかな目で部長を見る君には失望した 田村君に突きまえ行為し松本君に印出な 嫌がらせをしていたとしかも犯罪にまで手 を出すとは社長これには深いわが俺はリサ ちゃんをクから救うために部長は社長に 意味の分からない言い訳をしようとしたの だがリサがそれを制した気持ち悪いんです よ誰があなたみたいな人と付き合うんです かあなたみたいな人大嫌いですつきまとい 行為をしていた件に関しては証拠をもに 訴えを起こすつもりなんで覚悟していて ください ねリサに嫌われている事実を知った部長は このの終わりのような表情を浮かべその場 に うれるしかし部長の地獄はこれから だあとは警察にお任せしますのでちゃんと 反省してくださいね俺がそう言うとおい 警察って部長はさらに顔を青くさ

せるそしてそれと同時にドアの向こうで 待機させていた数名の警察官を社長が中に 呼び寄せた警察官に取り囲まれた部長は 警察官相手に暴れ始め たその結果公務執行妨害まで罪を重ねて しまった部長は抱き抱えられるように警察 に連行されていっ た部長のその姿を見て俺は少しほっとし た部長はリサへのつきまとい行為俺への 迷惑行為と車を傷つけた剣などでいろんな 罪を重ねてしまったが部長のご両親が田舎 から出てきて時男に応じてほしいと頭を 下げてきたので今回はご両親に免じて時男 に応じることにし た70代のご両親が必死に頭を下げる姿を 見て俺も社長も胸が苦しくなっ た俺とリサへの迷惑量と俺の車の修理代は ご両親が建てる形で一括で支払ってもらっ たのだが結構金額だったので苦労して かき集めたこと だろうその後部長は田舎に帰りご両親の 監視かで働かされ建て替えたお金の返済を していくそうだ近い将来ご両親の介護を することにもなるだろうし借金を返せたと しても部長に待ち受けている未来は相当 大変なものだろう自分の行いを食いて 頑張って欲しいもの だ その後の俺は前のような元気を取り戻した 課長として新しい部長と切磋琢し頑張って 仕事に取り組んでいるまた1度別れた理沙 と寄りを戻すことになっ た部長の件がなければ別れていなかった はずだと勇気を出して俺の方から2度目の 告白をした嬉しい私にはやっぱり誠治君 しかいない2回目の告白をした時リサは 嬉し涙を浮かべそう言ってくれたもう2度 とこの手を話さないと心に誓っ たこれから先どんなこなに見舞われても リサとなら乗りこえていける だろうち邪魔で迷惑なんだよなんで車椅で こんな満員電車に乗るかな普通邪魔になる こと考えて乗らない だろうマンモス病院の面接に行く途中満員 電車の中で車椅子の美女が困っていた すかさず手を差し伸べると近くにいた男性 から心ない言葉を浴びせられるいくら何で もひどすぎるこの女性だって車椅子生活に なりたくてなったわけじゃない人には様々 な事情があるというのに人の気持ちを考え られないこの男に怒りを覚えた すみません次の駅で降りるそうなので私も 一緒に降ります からこれ以上女性も目立ちたくないだろう し俺は怒りで震えながら女性の車椅子の

後ろに立ち次の駅で下車した先ほどの男も 同じ駅で降り通りすがりに舌打ちをしてき たがもう関係ないどうかこの女性が心ない 言葉で傷つきませんようにそう願いながら 俺は女性と別れ面接会場へと向かうその後 面接会場で浴びせられた面接官の言葉に そこにいた人物は触れ上がっ た俺の名前は田中あや24歳だ俺には6つ 年の離れた兄の達也がいて俺はいつも兄の 後をついて回っていた勉強や部活で忙しい のによく遊んでくれた自慢の兄だそんな ある日小学6年生になった俺は遊んできた 帰りに兄の姿を発見した嬉しくて兄に駆け よろうとしたその時 危ないほんの一瞬の出来事だった世界が スローモーションに動いて見えてそのまま 俺は意識を失った兄の元へ駆け寄った俺に トラックが突っ込んできたの だ手は携帯電話を見ていたこともあり横断 ほどを渡っていた俺に気がつかなかった らしい俺は目が覚めると全身が痛くてもえ た両親は意識を取り戻した俺を見て涙を 流しているそして知らされた事実はあまり にも残酷だっ た俺を守ろうとかった兄は俺よりも重症で 赤損傷となり関心が動かなくなってしまっ た らしいその後兄はかかな希望にかけて リハビリにもチャレンジしたがなかなか 回復せず車椅子生活となってしまった俺は 泣きながら何度も兄に謝るでもその度に兄 は俺の頭を撫でて気にするなあやが無事で 本当に良かったと笑うのだ本当は辛いはず なのに俺に心配をかけさせないようにと 必死で明るく振る舞う兄を見て子供ながら にずっと胸が痛かっ たなので俺は少しでも兄のためになりたい と毎日病室に通ったしリハにも付き合う 前向きな兄は車椅子生活になれたいと 1人暮らしを始めると言い出した黒マス 生活となったからこそ自立して生活したい という兄が俺は誇らしかっ たそしてその6年後お年玉やアルバイトを したお金で自動車学校に通い免許をしとく 念願の新車を手に入れたのだ俺は新車に 乗って真っ先に兄の元へと向かったあれ お前はもっとスポーツカーとかそういうの が好きなのかと思ってたけど意外に家族 向けみたいな車にしたんだなちゃん今から ドライブ行こうよそう言って車のボタンを 押す助手席の椅子がゆっくりと動き出し兄 は目を丸くした俺は兄が気軽に乗れるよう に車椅子対応の福祉車両を購入したのだ 普通の車に比べカスタムになるので値段は 上がるがどうしても兄とドライブするため

にこの車が欲しくて必死でお金を貯めてき た 俺の夢の1つが叶い兄は目をうませながら 助手席に座って いるまさかあやの運転する車に乗るなんて 想像もしていなかったよそう言って微笑も 兄を横目に俺は両手でハンドルを持ち安全 運転で車を走らせ た夢だった兄とのドライブはとても楽しく いろんなところへ出かけることが月に1度 の楽しみ だ兄は1人暮らしを始めてから少し元気が なかったように見えた車椅子生活になった 現実と向き合っていたのだろう俺はそんな 兄が心配でどうにか定期的に会う口実を 作りたかったそして思いついたのが ドライブだ初めは俺の行きたい場所に兄を 連れて行っていたのだが次第に兄も行き たい場所を行ってくれるようになり兄は 以前のようにに元気を取り戻していった 最近は車椅子バスケを始めたらしく同じ車 椅子生活の友達ができたり支援者と繋がっ たり毎日が楽しいと 話す兄は障害者枠で一般企業に務めている 今年就活の始まる俺に兄は就活のポイント や有料企業の見分け方など細かいところ まで教えてくれたそして兄から送られたの は皮靴だったほら俺はこんな足だから かっこよく吐きこなせないけどお前に ぴったりだと思って濃い茶色のデザインを 選んだんだ兄にも十分似合うのにそう思っ たが兄が俺のために皮靴を送ってくれた ことを考えると簡単には口にできなかっ たお店に行くのも勇気が言っただろうし いつもスニーカーの兄なので選ぶも 難しかったと思うそれでも俺のために店に 足を運んでくれたことが心から嬉しかっ たたくさん準備してきたんだ頑張ってこい よな兄ちゃんありがとう頑張ってくれ よそして今日俺は兄にもらった皮靴を履い て死亡しているマンモス病院の最終面接へ と向かう朝一からの面接なので通勤時間と がっつりかる 通勤ラッシュの満員電車の中俺の横に車 椅子の女性がいた申し訳なさそうにうき ながら時折り携帯電話を除く女性すると 電車の揺れに驚いたのか手元から携帯電話 を落としてしまった車椅子なのですぐに 取れず困っていたので俺は近くにいた人に 一言すみませんと声をかけ女性の携帯電話 を拾ったありがとうございます俺に何度も お礼を言う女性その表情はほっとしていて 拾って良かったと思ったそれによく見ると 女性はとても綺麗な顔立ちでロングヘアの よくに合う美人だ次の駅に着くと

入れ替わりで人が少し吐けて奥の車椅子用 のスペースが開いたあのあちらに移動し ませんか 私にお手伝いさせてくださいいいんです かそう言って頭を下げる女性の車椅子をし て車椅子スペースに移動する女性はあね さんと言って今日は用事があってどうして もこの時間帯の電車に乗るしかなかったん だと かいつもはもう少し遅い時間に乗るんです あやさんは車椅子を扱うのに慣れてるん ですねそう言われ兄が車椅子生活である ことを伝えると納得してい たこんな弟さんがいるなんて羨ましい お兄さんは幸せ者です ね柔らかく微笑も綾さんに思わず見れて しまった話していると同じ駅で降りること が分かったので下車するまでご一緒させて もらうことに俺たちの降りる駅が近づくに つれてだんだん車内も混雑してきた 次第にあねさんとの会話も減っていく周り にはリクルートスーツに身を包んだ学生 らしき人も何名かいてもしかすると同じ 面接会場へと向かうのかもしれ ない込み合う社内で近くの学生たち3人組 から舌打ちが聞こえた聞き間違いかもしれ ないがなんだかとても嫌な感じがして俺も 綾さんもその学生たちから顔を背けていた しかしその下打ちはまた聞こえてきたち 邪魔で迷惑なんだよなんで車椅子でこんな 満員電車に乗るかな普通邪魔になること 考えて乗らない だろうしかも今度は心ない言葉つきだ いくら何でもひどすぎるあねさんは気にし てたことを言われ下を向いてしまっ たあの男も何 道場で一緒にいるんだろうな俺らと同じ 大学生だし就活の点数稼ぎかなんか だろう明らかに俺たちに向かって投げられ た言葉気持ちが落ち着かなくてそういえば 下車する駅のところに新しいお店ができた そうですよと綾さんに話しかけるも気にし なくて大丈夫よよくあることだから私に 構わず自分の時間を過ごしてねと言われて しまうどうやら綾さんにも彼らの言葉は しっかりと聞こえていたようだ俺は綾さん の言葉に甘え最後の面接の確認をすること にしたそして面接時間の書かれた紙を見て 場所と時間を再確認 する今日は 面接手元に持っていた他の資料に目を 向ける綾さんそれ死亡先のパンフレット かしら少し見せてもらっても いい断る理由がないので俺は綾さんに病院 のパンフレットを見せた根さんは

パンフレットに目を通しあるページを 指さしたそれは経営理念や委員長の言葉で はなく委員長の写真に写っている延長室に 飾られている言葉だったこの言葉が ポイントねしっかり覚えておくといいわ よじっくり病院のことは調べたしホーム ページやこのパンフレットの隅々まで見た 俺もさすがに写真の中の文字にまで目を 通していなかっ た綾さんのその言葉は俺の中にすぐに入っ てきて彼女を信じてこの言葉を忘れない ようにと何度も頭の中で繰り返し たこうして静かに綾さんと会話していると また学生の声が聞こえてくる3人いるが 毎回嫌なことを言ってくるのは1人 だけあいつらがいなければあのスペースに 倍の人数乗れるのにな本当 邪魔存在を否定する最低な言葉だこの女性 だって車椅子生活になりたくてなったわけ じゃない人には様々な事情があるというの に人の気持ちを考えられないこの男に怒り を覚え たすみません次の駅で降りるそうなので私 も一緒に降ります からこれ以上女性も目立ちたくないだろう し俺は怒りで震えながら綾さんの車椅子の 後ろに立ち学生たちの四角になるよう移動 したそして次の駅で下車したのだが先ほど の男も同じ駅で降り通りすがりに舌打ちを してきた本当に腹立たしい男だでももう 関係ないあさんも普段は違う時間帯の電車 に乗ると言っていたしあの男と顔合わす ことはもうない だろうどうか綾さんがこの先も心ない言葉 で傷つきませんようにそう願いながら俺は 綾さんに別れを 告げる色々ありがとうございましたあなた ならきっと大丈夫だから張頑張ってね素敵 な靴がいい方向に導いてくれる わ車椅子で視線が低いからか綾さんは俺の 靴を見て新しいことに気づいてくれた らしい兄の買ってくれた靴を褒められ気分 が 上がるそして俺は根さんと別れ面接会場へ と 向かう面接の時間には少し時間があったの で近くの喫茶店に入り最後の確認として もう一度資料に目を通した綾さんの言って いた委員長の大切にしている言葉を 読み返すもうしっかり覚えてい た よし気合いを入れて面接会場へと足を 踏み入れると運悪くそこに先ほどひどい 言葉を浴びせてきた学生たちと待ち合わせ たしかも面接グループが同じで先行きが

かなり不安 だ俺の順番は彼らの後で自己紹介を聞くと 彼らは名門医科大学の学生だった偉大生 なら誰もが知る有名大学で俺の通う偉大と は比べ物にならない偏差値だそのため俺を 見下しているのが表情からすぐに読み取れ た俺が自己紹介をして大学名を行った時に 明らかに笑った気がしたのだに答える形式 の面接で彼らの完璧な面接の受け答えを 聞いて俺は自信がなくなってしまう たくさん練習したのに本領を発揮できず 確実に不合格だと思っ たところが最後の質問を聞いて俺の背筋が 伸びたしかも今度は反対から聞こうかなと 言った面接感最後の最後で俺から答え られるチャンスが来た面官の質問は満員 電車で困っている人がいたらどのような 行動を取るかというものだった俺は迷わず に先ほどの出来事の話をし た迷わずに声をかけますそう答え綾さんの 教えてくれた委員長の写真に載っていた 言葉についても触れ た私はパンフレットにあった委員長の言葉 はもちろんですがお写真の中にあった委長 室に飾られている言葉優しい心を大切にと いうフレーズが印象に残ってい ます誰しもが持ち合わせている優しい心は 表に出ないと意味がないそれを常に相手に 出せるような自分でありたいそのためには 自分の心の余裕を作り相手のことを考え られる人間でいられるよう努力している ことを丁寧に話すことができ たすると面接官はににっこりと 微笑みそうですねではもしあなたがあや さんと同じ状況であればどんな行動を取り ます かと彼らに聞いたすると綾さんに心ない 言葉を言った彼は自信満々に 答えるもちろん私も田中さんと同じく手を 差し伸べます困っている人を見てみぬふり なんてできませんからね舌打ちをしたくせ にそうになんだと思ったがまさかこの場で そのことは言えないので彼の言葉を聞き ながら唇を噛みしめるしかできずにいた その他の2人も俺がしていたことをまるで 自分の行動かのように話し満足げに質問に 答えるしかしこの後面接官は深い笑を 浮かべ てそれは本当ですかと言っ たまさかのの返答に彼らの笑顔は引きつっ ていたいやあなたたちの行動と言葉が伴っ ていないと思いましてねあなたたちは今朝 車椅子の女性に迷惑だとか邪魔だとか 心ない言葉を浴びせましたよ ね俺も驚いて目を

見開く田中さんの話は本当ですでもあなた たちの先ほどの話は作り話でしかない あなたたちは先ほど田中さんの言った委長 の大切にしている優しい心を持ち合わせて いない舌打ちをしてハデのある人に対して 暴言を吐くようなあなたたちは一体どんな 医者になれるというのですか相変わらず 深い笑を浮かべる面接官に彼らは顔面蒼白 になり震え上がっていたそしてまさかの 面接会場で不合格が伝えられる あなた方3人は党員にはふさわしくあり ません有名な大学に通っていることが ステータスなのかもしれませんが党員は 人柄を優先に考えますのであなたたちは不 合格です彼らはこれ以上何も言えず俯いた まま面接室を出ていっ た帰りの電車で俺はなぜ面接官がこと細か に今朝のことを知っていたのか不思議に 思い考えてたのだがあの現場にいたとしか 思えなかっ たかなりスカッとしたがその後俺にできる のはひたすら面接の合否を待つことなので 帰宅してゆっくりとお風呂に入り疲れを 癒したそして翌週俺の手元に封筒が届いた それは先日受験したマンモス病院からの 採用通知俺は飛び跳ねて喜びすぐに兄の元 へ向かった おおよくやったさすが俺の弟だ なその日は兄のおりで焼肉に連れて行って くれてお腹いっぱいご飯を食べ たそして春が来て出席した入社式で 忘れかけていた面接時の俺の疑問が明らか になっ た新人職員の皆様この旅は入社おめでとう ございますこれから末長くよろしくお願い します一緒に素敵な病院を作っていき ましょう挨拶する委員長の横にあの日が 助けた女性綾さんがいたのだどうやら彼女 は委長の秘書をしている らしい入社式が終わり会場から出る タイミングで俺だけなぜか職員に別室に 案内された部屋に入るとそこには面接官が 待っていた俺はまた面接されるのかと ビクビクしていたが面接官の女性リナさん は笑って俺を椅子に座るように促した あなたがうちの病院に来てくれてよかった わリナさんから聞いた話によると綾さんは 委長の娘で兄と同じく交通事故で車椅子 生活になってしまった らしい俺があの日綾さんを助けた後電車を 降りた綾さんはさんに電話をかけたそうだ そこで電車内での話を聞いてわざと俺たち を同じ面接グループに組み替えたと聞いて 俺は驚いたああ安心してね彼らは不採用だ からまあ面接の時に行っちゃったけどね

リナさんの言葉に思わず苦笑いで 返すあなたのようなしっかりした心出しの ある入植者は久しぶりなの期待している から頑張ってね はい今後ともよろしくお願いいたし ます大きな声で返事をして頭を下げたこの 病院で1人前の意思となり働いたお金は 両親と兄と旅行に行ったり思い出を作る ことに使いたいと考えている数年は研修意 として勉強しなければいけないし大変な ことが多いと思うけど夢があれば 頑張れる毎日懸命に働き患者さんと 向き合う日々に俺はやりがいを感じていた 入社してしばらく立って昼休みの休憩中に 根さんを発見した中庭の浅い速攻にタイヤ がはまってしまったらしく抜けられない 様子だ俺はすぐに 駆け寄るあねさん振り返った綾さんは俺の 顔を見てほっとしたような表情を浮かべた よかったこのそままずっとここにいるはめ になるかと思っちゃった本当に ありがとう根さんはどちらに向かわれるの ですか俺の問いかけに綾さんは駅の方を 指差したまだ昼休みは始まったばかりだし 駅まで綾さんを送ることにてっきり委長の 秘書ともなれば車通勤で家族か誰かに送迎 してもらっていると思っていたので綾さん が電車通勤をしていたに驚きを隠せなかっ たそんなに驚かないでよ私人よりできない ことが多いのだからできることは全力で 取り組みたい障害者雇用じゃなくて一般 雇用で働かせてもらってる分他の人と同じ ようにしたいの よそう言って微笑も綾さん委長の娘だから という目線では見られたくないと 話す綾さんは俺の3歳上の27歳で国立 大学を卒業する優秀な人だ幼い頃事故に 会い車椅子生活となった綾さんは今まで たくさんの人に助けられてきたその中でも 1番病院関係者にお世話になったそうで 自分も誰かの役に立ちたいと医療現場で 働くことを考えたしかし自分の体でできる ことは限られているや意になることは 難しいそう悩んでいた時に偶然父親の病院 で秘書を募集するという話を聞いた根さん はコ入社ではなく俺と同じく一般入社で他 の人と同じように面接や筆記試験を受けて 入社した らしいそのことを職員も知っているので綾 さんを妬んだりする人はいないし明るい 職場 だ始めははね親の病院に入るの嫌だったの でもこんなチャンスはめったにないし今は 父の病院に入社してよかったと思ってる 職員の方や患者さんだけでなくこれまで

育ててくれた父にも恩返しができるから ね素敵な女性だと思ったしかしそんな話は 長くはできずあっという間に駅に着いて しまう俺は駅のエレベーターに入るまで綾 さんを見送り病院へと戻ったなんとなく根 さんに惹かれている自分に気づきながらも これまで勉強一筋で生きてきた俺には恋愛 に発展させる方法が分からないもちろん これまでに彼女がいなかったわけではない がつまらないとか勉強ばっかだねとか言わ れて振られてしまい女心もよく分かってい ない俺にはかなりハードルの高い事案だっ た正直大学学生時代にもっと遊んでいたら 恋愛経験があればと後悔したが偉大生に そんな暇はなかったとにかく勉強実習で 女性との関わりを持つなら睡眠を取りたい くらいに毎日目し過ぎていく日々そんな俺 がようやく時間と心に余裕ができて1人の 女性に惹かれたのだこの気持ちを大切にし たい発展させたいという気持ちはどんどん 膨らむ 職場であねさんを見かけるたびに目で追っ てしまうし惹かれていると自覚してからは あねさんを意識するようになったそんな ある日俺は久しぶりに兄とドライブに 出かけた病院に就職してからは毎月行け なくなってしまいかなり久しぶりの ドライブとなったしかも今日は兄の運転だ 兄は俺の運転する車に乗りながらいつか 自分も車を運転したいと教習所に通い車 椅子でも乗れる車を購入し たなんか毎日楽しそうだ なあ意味しな言葉と磨ける兄の顔を見たら 兄にはすぐにバレたとわかった俺は嬉しい よようやくお前も自分のことに目を向け られる余裕ができたんだなこれまで俺に ばかり気を使ってくれてありがとうな就職 もしてうまくいっんだこれからは自分の ために時間を 使えよ最近兄は俺にとても気を使っている ように 感じるお前も忙しいんだからたまにの休み に俺のとこに来なくてもいいんだぞ別に 母さんたちと会う時に集まれば俺はそれで 満足だし なそう言って笑う兄だがどこか悲しげな 表情に見えた免許を取ってから俺の楽しみ はは兄とのドライブそれを今更辞める なんてできないしもはや俺の生活の一部と なって いる入社して半年も過ぎると任せて もらえる仕事も増えてきたそしてこの頃 から俺の直属の上司である6歳と仕上の 医師鈴木和敏先生からきつい態度を取ら れることが増え

た田中これ コピー別にできないことではないし先輩 からの指示だということで俺は特に気にせ ず言われるままに対応してきたのだが最近 はこまごまとした指示が多い気がする俺も 医師免許を持つ意思であるわけでこういっ た作業は事務員に頼むべきではないかと 思い始めているそれにどうしてもすぐに できない時も あるこれ3時間後に使う資料だからコピー してホチキス止めしといて えっとこれから会心が入ってるのでそう 断るとか医は舌打ちをして机を叩いた そんなもの他の医師に頼めばいいじゃない かお前は俺の部下だぞ俺の言うことを優先 しろすると事務員が見かねて手を貸して くれ た私今手が開いてるのでその仕事させて いただきますねそう言って俺に後で会心に 行くよう言った俺はお礼を言って会心に 向かおうとしたのだが気に食わなかったの かか石は事務員の持っていた資料を奪い 大声を出した俺は田中にやるように言った んだ事務員は驚いて固まってしまっている さすがに申し訳なく思い事務員に仕事に 戻るよう伝え言われた通りコピーと ホチキス止めを担うこととなっ そのせいで会心に15分も遅れ看護師長 から大目玉を食らったが俺は何も言い返せ なかっ たその後も同じような日々が続いてけが 刺す中庭でため息をつきながら昼食を取っ ているとあの時助けようとしてくれた事務 員が俺にあることを教えてくれたそれは 半年前のちょうど俺が入した頃に医師が綾 さんに告白したとのことだった結果は残念 に終わったらしくそこに突然現れた俺が 彼女と仲良くしているものだから嫉妬して 腹が立ったのだろうでもそんなことは俺に 関係ないし嫉妬されて嫌がらせされるから と言ってあねさんを避けたくない俺の最近 の唯一の楽しみがあさんと話すことなのだ からそのためさんとの交流は続けながらか 医師の嫌がらせにも耐えてい たそして1年目が終わる頃俺は人事家に 呼び出されたどうやら上司であるか一が俺 の人事評価をかなり低く評価したらしい 驚いたことにか医師の1しか患者を持って いないことになっていた俺は会いた口が 塞がらないまだ仕事になれない時期は確か に任される患者数は少なかっ たでも半年経った頃からは他の意思と同様 の患者数を任せられている人事課長にその 数はおかしいと訴えたのだがカルテから 計算した数値だから間違いないと言いのけ

られてしまうそれでも納得できない俺は 名前のところだけ変えられていることを 主張し最終編集者を突き止めてほしいと 懇願した 人事課長はそこまでする必要はないと言っ たが横で話を聞いていた綾さんがそれなら 私が調べます本人から訴えがある以上 きっちり調べます人事評価はお給料や ボーナスにも関わってくるので大切なこと ですからそう言って情報システム室に確認 しに行ってくれた頼りになる彼女に俺は また引かれた数時間後び人家に呼び出され た俺は綾さんの調べてくれた資料に目を 通してい た担当医師の欄が編集されてますね元 データは全て田中医師になってます俺は やはりそうかと眉間にしが寄ったこれか医 が上書きしたってことになりますよね自分 の実績を上げるため にこうして石の不正は綾さんの手によって みになっ たその後文書改ざんに当たるとしてか医師 は謹慎処分と攻殻処分を受けることが決定 謹慎期間中に和医師は逃げるように病院を 退職した らしい俺の担当していた患者数はデータ上 元に戻り人事課長からも所在を受けた誤解 が解けた俺はほっとして綾さんにお礼を 言いに行くあねさん本当にありがとう ございましたようやく私もあやさんの役に 立てた神様は見ているのね悪いものには さきがあるの よ数日後俺はお礼としてあさんを食事に 誘った兄とよく通うフレンチレストランを 予約バリアフリーでスタッフも車椅の扱い に慣れているのでとてもいい店だ俺は アルコールに弱いのでお酒は飲まないのだ が今日はお酒を飲んでるかのように同機が 早く緊張してばんでいるそう今日は綾さん に告白をすると決めていた女性との関わり 方は分からないけどこの気持ちを抑える ことができなくなっていたこのチャンスを 逃したら次いつ彼女を食事に誘えるか わからないそして食事を食べ終え夜景を 眺めていた根さんの横がを見たら俺は自然 とその言葉を言っていたあさん好きです俺 と付き合ってください根さんは口を開けて 言葉を返せないほど驚いた様子俺は間違え たと思った今じゃなかったのかもしれない 気まずい時間が流れもしかすると今後も 気まずい空気が流れる関係になるのかも しれないと怖くなってきたすると焦る俺が おかしかったのか綾さんは薬と笑い頷いた はい私でよければよろしくお願いし ますまさかいい返事が帰ってくるとは思わ

なかったので今度は俺がポカンとして しまったその後半年間順調に愛を育んで俺 たちはゴールインした綾を紹介した時家族 の誰もが泣いて喜んでくれた特に兄なんか は声をあげて泣いて喜んでくれた結婚式や 披露宴全てをバリアフリーの会場で行い兄 も綾も誰にも気を使わずに楽しい式となっ た本当に良かった俺とばかりドライブに 行くもんだから友達もいないしこのまま 一生俺の世話をしてくれるのかと心配して たん だ明らかに彼女の友人の方が多い会場で兄 はこんなスピーチをした俺は笑いながらも 涙を流し綾も静かに涙を流していた幸せに 包まれながら大切な人たちに見送られた俺 たちはこれから優しい心を持ってお互いに 支え合う素敵な家庭を作っていきたいと 思って いる社長たちに騙され課長の内田は俺を 置いて会社を去った 2人揃ってどうしたん だ内田を落とし入れた長本人である前原 部長は口元に笑を浮かべているその表情を 見て内田が退職したことを良かったと前原 が発言した時の怒りが 蘇るお前は人の人生を何だと思ってるんだ 内田さんは15年以上この会社のために 頑張ってきたんだ ぞ人生の目標を失いどうしたらいいか 分からなくなっていた俺を内田は救って くれた彼女を落とし入れた人物を絶対に 許すことはできないちょっと待て何の話 だあくまで白を切るつもりかとさらに怒り が込み上げたが内田の口から衝撃の真実を 知ることに なるそれから1年後俺と内田はとある人物 の元へ向かった 1年前は俺を入れようとしてくれて ありがとうございましたおかげで今俺たち は年少に100億の会社の社長と副社長 ですあいつは逃げるように会議室を 飛び出したの だ俺の名前は運の豊か食品の放送容器など を製造する会社で働き出してもうすぐ1年 になる高校卒業してから10年以上業を 手伝っていたのだが社長になる予定の兄 より俺の方が社員たちから慕われてしまっ た兄は経営の才能はあったものの厳しい人 で何かトラブルがあったとして柔軟に対応 する俺と違い徹底的に原因を追求しようと するそのせいで若い社員やパート社員から 煙たがられていた最終的には俺を社長に 押す派閥と兄社長に押す派閥が出来かけ俺 は内部分裂を起こさないために退職生涯 家業を手伝い続けるのだと思っていた俺は

突然目標を失い途方にくれたそんな俺を 採用してくれたのが今の会社だ特に課長の 内里には感謝している彼女は俺に新しい 目標を与えてくれたあれうの君よね内田と 仲良くなったきっかけはたまたま入った 近所の居酒屋に行った時のこと俺は兄たち から離れるために状況したはいいが慣れ ない生活によるストレスを解消するため 毎日のように飲み歩くようになっていた 新たな店を開拓していくうちに内田が通う 居酒屋にたどり着いたの だ内田課長どうしてここにそれはこっちの セリフよ この辺に住んでるのはい内田町もこの辺り にええ大学の時から同じ場所に住み続けて いるの正確な年数は年齢がバレちゃうから 教えられませ ん内田はかなり酔っていて結局すぐに俺 より3つ上の38歳だと教えてくれたそれ から何度もその居酒屋で彼女と会うように なるいや話を聞いてもらいたくて俺から 会いに行ったのだろう恋愛感情ではなく 明るく聞き上手な彼女に部下として頼って しまっていたからだ彼女に話を聞いて もらった日は心地よく眠れるその恩を返す ためにも頑張ろうと思うと仕事が楽しく なったとはいえ男と女なので少しでも嫌 そうな顔をされたら居酒屋に通うのを やめようと思ったが嫌がられるどころか 向こうからもプライベートの相談をさ れる入社したばかりの運の君に言うのも 申し訳ないんだけどしつこくつきまとって くる人がいてどうしたらいいか な何度も告白されて何度も振っているのに 諦めてもらえずアプローチを続けられて いるというなかなかに思い 相談偶然見かけたのかもしれないが休日に 出かけた場所も把握されていたと言われ俺 はさすがに夜道を1人では歩かせられない と思った仕事帰りに内田を家の前まで送る ことになり俺たちは上司と部下として仲を 深めていっ たずっとこんな関係が続くと思っていたの に内田は突然俺の前からいなくなった出社 するとみんながざわついていたので理由を 聞くと彼女が退職したと言わ みんなは事情を知らなかったが仲のいい俺 は理由を知っていると思っていたようで どうしてやめてしまったのかと変わる 変わる聞いてくる知らないと答えると かわいそうなものを見る目で見られた内田 は良かった なあ精神的な支えだった内田がいなくなっ てしまったことが辛くその日は全く仕事が 手につかなかっ

ただから部長の前原にそう言われてつい かっっとなってしまうよかったなんてこと を言うんですかなぜ怒るんだお前だって そう思ってるだろうはあいなくなって よかったなんて思うわけないじゃないです か俺は今にも前原に手を出しそうに見えた ようで同僚に無理やり休憩室まで連れて 行かれる奢ってもらった缶コーヒーは何の 味もしなかった 居酒屋に行けば内田に会えるかもしれない と思いあの店に通い続けたがあれだけ遭遇 していたのが嘘のように彼女が来店する ことはなかっ たもしかして俺も内田の話に出てきた男の ように彼女に迷惑がられるようになって しまったのだろうかだとしたら俺だけ働き 続けるのは彼女に申し訳ない内田が退職し てから一月後を退職することにお前には 失望したよ他にも何か前原は口にしていた が何も頭に入ってこなかっ たもうどうでもいい です退職してからは次の仕事を探す気に なれず無気力に過ごす日々これからどう しようかと考えながらスーパーに出かけた 時だった内田 さん目の前に買い物かごを抱えた内田がい たのだどうしてこの時間にここにいるの 今日平日だよ ね一つきぶりに見た内田はすっかりやれて いた会社はやめましたそう伝えると内田は 肩を 落とすそれじゃあ私がうの君のために辞め た意味がないじゃない俺のため首をかげて いると時間はあるかと聞かれた もちろん退職した俺は暇を持て余していた ので内田に連れられるまま近くのカフェに 入っ たうの君まで責任を取らなくてもよかった のよ社長たちは私が責任を取ればうの君は そのまま働かせてくれるって言っていたの 少し怒った様子の内田に俺はますます意味 がわからなくなる責任とは何に対する責任 なの あの何の話ですか責任を取らないといけ ないようなことがあったんです か東関東工場で数百1円の損失が出た県の ことなんだけど聞いてない の今度は俺以上に内田が戸惑っている数百 1円の損失何が原因だったんですかうの君 が作った発注書が間違っていて納品して いざ中身のカレーを詰めようとしたら サイズが足りなくて記載の容量が入ら なかったそうなの損失の額以上にそのミス の内容に驚かされるそんな初歩的なミスが ありえますか社長たちに呼び出されて言わ

れたんだから間違いないはずよでも俺は何 もその話を聞いていません車内で噂になっ ている様子もなかったですよレトルト カレーと聞いて俺は思い そもそもその発注書を作ったの俺じゃない ですようの君じゃないだってあの会社の 担当はうの君でしょう俺が担当なんです けどレンジでそのまま温められるように 素材も形状も特殊で発注がややこしかった んです入社1年でやらせるには複雑すぎる からって前原部長が作成することになり ました俺は部長が作るのを横で見て勉強し ていただけですだって私社長からうの君が 作成したって聞いたわよチェック者の欄は 俺になってますけど作成者は前原部長に なっているはずですよ俺と内田は同じこと を考えたまさか前原部長がうの君にミスを なすりつけようとしたって こと前原部長は社長の親戚そして社長の 息子は会社をつきがないので次期社長は 前原と目されていた言われてみれば部長で ある前原が何の音もなしでうち田だけ責任 を取らされたのは おかしい変だとは思っていたのよ損失の話 を聞かされた後に社長にどうすればいいか 分かるよなって言われて退職届けが用意さ れていたからその場で記入して提出したの 退職届がすでにに用意されていた ものすごくおかしいじゃないですかだって あの時はうの君を助けなきゃって必死 だっったの私が責任を取ればうの君はまだ 入社2年目だから責任を取らせるつもりは ないって言われてだったら退職届けを書く しかないって思った の俺のためだと言われこんな時なのに 嬉しくなってしまうこういう人だから俺 たち部下はみんのことが大好きだったああ 社長がその時に損失の剣は全て前原部長 からうの君に説明させるから私からは何も 話さないようにって言われたんだった私が うの君に伝えたら嘘がバレるかっ てこそういうことでしょうね前原部長に 会いに行き ましょう内田がいることで影が薄くなり がちだが前原は仕事のできる人だった特に 何かあった時の判断力は兄のように ずば抜けており時期社長と言われていたの も 頷ける俺は内田の次に前原を尊敬していた から内田が退職した後の発言と言い前原に 裏切られたことが悲しかっ た俺たちは会社に向かい受付に前原を呼ん でくれるように頼んだ断られたら会社の前 で待ち伏せすることも考いたが前原はすぐ に俺たちの前にやって

くる2人揃ってどうしたん だ口元にはエミが浮かんでいたその表情を 見て内田が退職したことを良かったと前原 が発言した時の怒りが 蘇るお前は人の人生を何だと思ってるんだ 内田さんは15年以上この会社のために 頑張ってきたんだ ぞどうして怒るんだ怒るに決まってる だろう時社長だからって自分のミスを内田 さんに押し付けるなんて許されることじゃ ないちょっと待てミスを内田に押し付ける 何の話 だ周りに人がいるからか前原はあくまで白 を切るつもりのようだったそれならこちら にも考えが ある俺たちが発注所の作成をしていた時 後報用の動画を撮影していたんです もちろんパソコンの画面は映らない画格で 撮られていますが完成した動画を見たら俺 たちが映り込んでいましたその撮影時間と 契約書の作成時間が一致すればパソコンを 操作していたのは前原部長だと分かるはず ですこれで言い逃れはできないだろうと 思ったが前原が同じ様子は ない本当に何の話をしているんだ俺は結婚 か振りかけの報告だと思ったんだが 振りかけふざけないでください今は真面目 な話をしてるんです話を続けようとしたら 慌てた様子の内田に止められたすみません 会議室お借りできますかあまり話を聞かれ たくないんです内田はまさになっていた ただならない様子に前原は会社を出ようと 提案する ちょうどこの後取引先に挨拶に行く予定 だったんだ挨拶に行ってそのまま直記する ことにして くる俺たちは会社の前で前原を待ち会話を 聞かれないようにカラオケに入っ た一体何があったんだ俺は内田が退職した のはやりたいことが叶いそうで急いで やめる必要があったからだと聞いたんだが え内田さんが退職したのはは俺たちが作成 した発注書のミスによって損失が出たので その責任を取ったからですほらあの レトルトカレーのなんでうち田が責任を 取るのは発注書を作った俺だろうそもそも 損失の話なんて聞いてない ぞ内田を入れようとしたのは前原だと思っ ていたのにどういうことだこの様子だと 前原まで騙されているようだった 発注ミスでかなりの損失が出てしまったの でうの君の上司である私が責任を取るよう に社長に言われたん です内田が退職までの経緯を説明すると 前原は考え込ん

だ俺の小心に響くから社長がもみ消し たってことか後々この剣が騒ぎになっても 直属の上司である内田に責任は取らせ たって言い逃れできるからな 前原の言う通りなのだろうだとしたら内田 は完全な被害者だ何も悪いことはしてい ないのにかわいそ すぎるにしてもなんでそんなミスが試作品 の通りに作るだけ だろうその言葉に俺も前原も顔を見合わせ たそうですよ同じ発注所で試作品を作った 時は何も問題がなかったんだからおかしい です よ内田が俺に何も言わずに退職した ショックと尊敬する前原に裏切られた ショックでそんな簡単なことにも気づけ なかった何が起きているん だそういや試作品の確認に行った時に妻 からもらったボールペンを工場に忘れて数 日後に取りに行ったんだそしたらなぜか みよがいたんだよ美義というのは総務部長 だ総務部長自ら下請けの工場に出向く なんてそうあることではないだろう試作品 が完成した直後に工場に来ていたというの も気に なる何があったのか大体分かりました内田 は深くため息をつくうの君月間取ってくる 人がいて困っているって話をしたじゃない あれ美義部長のことなの俺も前原も驚きを 隠せなかっ た相手は会社の人かって聞いた時違うって 言ったじゃないですか会社の人だって答え たら具体的に誰かって聞くでしょう相手が 分かったらうの君は直接注意しに行きそう だから言わない方がいいと思ったの前原に 至っては内田がつきまとわれて困っていた ことも知らなかったそうだそういうことは 俺に相談しろよなんととかしてやったのに すみませんでしたこんなことで前原部長の 手を患わせたくなかったんですじゃあ美が 振られた逆恨みでお前を落とし入れようと したってこと か俺は少し違う気がした多分落とし 入れようとしたのは俺です俺が内田さんと 仲良くしてるから付き合ってると勘違いし たんじゃないですかえ付き合ってるんじゃ ないのか 付き合ってませんよただの上司と部下です 前原部長も勘違いするくらいですから美 部長も俺と内田さんが付き合っていると 考えたそれで俺が担当している案件を調べ てミスが起こるように誘導したん ですただ誤算があった発注症を作成したの は前原部長で社長はなんとかこの件を もみ消すとする事体はがしていなかった

方向へ進み内田が責任を取らされてしまっ たこんなところ だろう私が原因だったんだからこれで 良かったのようの君が巻き込まれなくて よかっ た心から良かったと言っている様子の内田 に俺はモヤモヤして しまういいわけないじゃないですか内田 さんは何も悪くないんですようの言う通り だよなんだよもう俺はてっきり結婚し たって報告か振りかけが完成したって報告 に来たんだと思っていたのに裏でこんな 大事になっていたことに全く気づかなかっ た自分が 恥ずかしいまた前原は振りかけと口にした 何かの陰語なのだろうか俺が不思議そうに しているのを見て内田が教えてくれ た私振りかけを取り寄せるのが趣味なのよ それでいつかオリジナルの振りかけを販売 できたらって思っていたの何か仕事で嫌な ことがあると私は振りかけで億万長者に なってこんな会社やめてやるんだからって よく言ってたもんな悪かったですねでも 前原部長ひどいのようちは副業禁止だから 無理だなって酔っ払いに本気の回答して くるの少しは乗っかってくれたっていいと 思わない俺は2人の話を聞いて思いついた ことがあっ た本当に億万長者になっちゃいましょう か俺の計画に内田はポカンと するもしその計画通りにするとしてもうの 君を巻き込むのは申し訳ないわやるなら私 だけでやるからそういうわけにはいきませ ん内田さんは人生の目標を失った俺を救っ てくれたんです俺は一てきますからこうし て俺と内田は美へ報復するための計画を 開始し たそれから1年後俺と内田は未だに総務 部長の座に座り続ける身の元へ向かった 内田が自分に会いに来てくれたと思い美は 閉まりのない表情で会議室に入ってくる しかし俺と前原がいるのを見て固まった なんでお前たがここにいる この2人は1年前のお礼を言いに来たん です よ前原は高の見物とばかりに足を組んで 椅子に座り楽しそうにしている1年前は俺 を入れようとしてくれてありがとうござい ましたおかげで今俺たちは年少200億の 会社の社長と副社長 です1年前俺たちは社長だ俺として内田の 夢を叶えるための会社を立ち上げた彼女は いつかのためにアイディアを貯めており その中からできるだけすぐに作れそうな ものを選んで俺たちは製造に

取りかかる袋1000円近くする振りかけ ではあったが製造を依頼した会社が有名 水産加工会社だったのであの会社が作った 振りかけならおいしいだろうとすぐに手に 取ってもらえたさえもらえればこっちの ものだ内田のアイデアは完璧で味は間違い ないあっという間にSNSで話題になり 生産が追いつかないと一時販売休止になる ほどの人気ぶりだった俺が一時的に販売 休止にするしかないと伝えた時内田は呆然 としてい た人気すぎて製造が間に合わなくて販売 休止はいさすが内田さんですね私はあなた の言う通りに動いただけよあなた何者な の俺はずっと隠していたことを内田に 伝えることにし た製造を依頼しているあの会社なんですが 俺の実家なん です俺の実家は有名水産加工会社で着物や 振りかけの製造を主に行っている1から 全て自分たちで作ってもよかったがそれで は時間とコストがかかってしまうそれに兄 たちなら俺たちが思い描く通りの商品を 作ってくれるという自信があったやはり みんなに任せて正解だ美義部長会社で噂に なっているそうじゃないですか1年くらい 前からスーツはよれよれだしお昼は塩結び 1個しか食べないお金に相当困っている ようだってよかったらお金を貸しますよ 俺は美がお金に困っている理由になんと なく予想がついていた発注ミスという状況 を作り出すために工場の誰かにお金を渡し て協力させたんでしょう大方その人物から 真実をばらしてもいいのかと言われお金を 渡し続けるはめになっている違いますか うるさい俺に自慢しに来ただけなら とっとと帰れ否定しないということはの 予測は当たっていたということですねお前 らはもう無害者だろう警察を呼ぶ ぞ警察を呼ばれて詳細を聞かれたら困るの は自分だろうに俺はそんな判断力すら失っ ている身にもう1つ大事な報告をし たそれから俺たち入籍したんです結婚式は 半年後なのでよかったら来て くださいみさの左手を持ち上げ見に見せた そこには俺とお揃いの指輪が光って いる今すぐ離婚しろどうせ今売っている 振りかけはすぐに飽きられる結婚したこと を後悔するぞ今なら総務部長で将来安泰な 俺が再婚してやるから なこんなやにずっと内田はつきまとわれて いたのかと思うと腹立たし話が全く通じず さぞ相当怖い思いをしたことだろう お前の将来は全く安泰なんかじゃねえよ 来年には俺と交代するということで社長は

準備を進めている今はまだ証拠が見つかっ てないが俺が社長になったら絶対にお前が やったという証拠を見つけ出してやる覚え てろ よ前原の圧に耐切れず美は震えながら会議 室を飛び出し た翌年前原は長に就任宣言通り美と工場長 が凶暴して損害を発生させた証拠を見つけ 出した前原としては大にしたかったそうだ がメディアで騒がれて従業員たちにかかる 負担や俺たちの会社にまで影響が出ること を恐れ公表はしなかった2人が退職し会社 としてはそれで手打ちとしたしかし話は ここで終わらない現工場長である元副工場 長が面白半分で連絡を取ったところ面白い 情報が手に入ったそうだ貯金も仕事も失っ た美は金を返してもらおうと元工場長に つきまとうように引っ越すお金がないので 元工場長は逃げられず相当怖い思いをして いるらしいそして美義はゾンビのように元 工場長を追いかける生活を続けるうちに 表情がゾンビ化しているそうでそのせいか アルバイトの面接にも受からないのだと いう2人とも独身だから寂しくなさそうで 良かったじゃないみさはその話を聞くと家 のワインセラーから1番高いワインを開け て宿をあげ た半年後俺たちの結婚式が取りれた園では 今の会社の若い社員が笑いを取ろうと騒ぎ 出しそれに乗っかる形で実家の会社の人 たちも俺たちに愛のあるヤジを飛ばす みんなずっと笑っているそんな楽しい披露 宴だったただ1人兄を覗い て俺のせいで家を出ることになって悪かっ た な高から人がいなくなるのを見計らってき た兄はそんなことを口にしたでは色々と あったが俺たちは仲のいい兄弟だった俺の ことを気にかけてくれていたの だろう家を出たおかげで俺はみさと結婚し て前原さんっていう尊敬する人とも出会え た何も後悔はしていないよそう かようやくわずかに笑顔を見せた兄を じっとみさが見て いるお兄さんて前原さんに似てますよねだ から豊かは前原さんのことが大好きなん だみさの言葉に俺たちは2人とも顔が 真っ赤になる俺たちはやっと普通の兄弟に 戻れそう だ

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