まんが日本昔ばなし2023 Vol 3535
[音楽] 昔福井県神中の里に親をなくした幼い兄弟 がおっ た姉は近所の野良仕事の手をし弟は滝を 運ぶという細細とした暮らしじゃった 頑張ろう頑張る ぞ [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] he [拍手] は弟が心配 じゃ弟が心配なんじゃろう早く行ってやれ あがっ [拍手] と お助けて助けて助けて弟が嵐の中から急い で帰ってくると川の中から助けを求める声 が聞こえてきた助てそれは竜に流されて いるしみの子供たちじゃったけて助けて こりゃ大変だ弟は川に手を入れるとみの 子供たを助けようとし たが足をつめなさて川に落ち竜に流されて しもう [拍手] た一方姉はやっと家へ着いたが弟はまだ 帰っていなかったそこで心配になった姉は 今朝弟が出かけた山へと急い [拍手] [音楽] だ弟の だ太郎 [拍手] 太郎 太郎もう大丈夫だしっかりし [音楽] て姉はずぶ濡れになりぐったりしている弟 をせようと嵐の中を家へ急い [拍手] [音楽] だその夜弟は熱を出して苦しんだ 頭が痛いよ腹が痛いよ薬もないしどうし たらいいだろう痛いよ死にそうだ よしっかりするんだ姉ちゃんがついてる だ姉はよろし看病をしたんじゃが弟の病は 重くなず一方じゃった痛いよ 次の日も雨はどしゃぶりじゃった姉は弟の 熱を冷やすために川に水を込みに出 た助けて助け てすると川の音とまって助けを呼ぶ声がし た姉は声のする方を見ると川底にちびっこ ひめの子が流されそうになっておった助て て大変助て助けて海へ流され助海へ流さ
れる助けて助けてまあ海へ流されるそう 信じまう死んじまう海に流されたら信じ まうえしみが海に流されたら信じまう助け て助けて 助け助けて助けて助けて助けて助け よいしょよいしょ助よいしょ助けて よいしょ助け てよいしょよいしょけよいしょ よいしょよいしょ よいしょさあしじみたちこの石の囲いの中 にいれば流されないよ姉は急いで石を川底 に沈めると流されるしたちを助けてやった よかった た助けてもらって ありがとうついでにお願いがあるんだ俺 たちを川の生まれた小さな池に戻してくれ ん か戻してやりたいが今は弟が病気なんで できないのじゃよちょっと待ってくれや姉 は急いで水をみへ帰っ た遅くなってぱだったろう ね川でしみが困っているのに出会ったん じゃほらもう川でそのしみを助けようとし て川に落ちたん だお前も出会ったのかじゃあなおさら 見捨てておけねえなこれからあのしじみを 助けに行ってくるよなすぐ帰ってくるから 辛抱してろな あ [音楽] 雨はいつの間にか止んでおっ たさあ助けに来たよ猿の中にお [音楽] 入り落ちこぼれんようにするんだよったっ たったわせわせわせせせ せせせせはもそっととざに入れると急いで しの子供たちの言う川の生まれた池へと やってきた せせ せ岸にはひの家族が出迎え貝の蓋を カチカチとすり合わせて喜ん だ親にあえてよかった な こうしてざいっぱいのしみたちはみんな 助けられ親の元に帰れたのじゃっ たよかったよかっ た [拍手] 翌朝はすっきり晴れてあったかい日差しが 部屋いっぱいに訪れたじゃが弟の病は一向 に良くならなかっ たその時外で何やらカチャカチャ騒ぐ音と トントンと叩く音が [拍手] あら姉が戸を開けてみるとそこには昨日
助けた子供のしみや大勢のしみがやかに 訪ねてきたのじゃっ た あら おらしみのじじゃ身内のめが命の危ない ところあなた様のおかげでみんな助かり まし たみんな助かってよかったな今度は裏たち が恩返しにいいものを届けに来まし た壺に入っている宝の水と亀の中の味噌を あっためて飲んで ください弟さんの病気も治り姉さんも もっと元気になりますどうかもらって くださいまあ嬉しい しみたちは宝の水と味噌を家の中へ運ぶと カチャカチャ温度を取りながら帰って行っ たしみの言われた通りに味噌汁を作っ た弟は一口飲むと顔色がみるみる生き生き としてき た いい 香り続けて飲むと熱が下がり体が 生まれ変わったように楽になってきた うまい姉も飲んでみると疲れが取れて体中 が生き生きとしてきた おいしいしみにもらった味噌汁のおかげで 2人とも見違えるほど元気になった [音楽] しみにもらった粒の宝の水と亀の味噌で こらえた味噌汁は飲んでも飲んでも減らず その後も兄弟は病気もすることなくよく 働いたので暮らしは見違えるほど良くなり 兄弟揃っていつまでも元気に仲良く暮らし たということ じゃ [音楽] 昔昔のことじゃっ た [音楽] ひや ひじ ひじあるところに1人の大工がおっ たあらいらっしゃいさあ どうぞこの男何のつもりか他の客がいなく なる頃いつも決まって 現れるなあ今夜はもうお店を閉めて2人で 飲みに行こうやあら嬉しいこと行って くれるわねでもまた今度 ねまたいらして ねこの男なんとなく生まれてなんとなく 育ってなんとなく大工になっ たあら いらっしゃいこの男この店にもの客が帰っ たのを見計らって現れるお前さお待ち ながら1人で飲んどったのよちょっと用が
あってなわり わりさお前さんどんどんやってちょうだい こや返さない から可愛いなお前はな今度2人で食べにで も行かん か今度ね 今度 また来て [音楽] ねうるせえお前も 寝ろ [音楽] そうしてなんとなく1日が終わってうへ 帰っていっ たあらあんたお帰り [音楽] なさいそうしてなんとなく寝てしもう [音楽] た 次の日もぼんやりと日が暮れ て ひや ひじお店が閉まる頃男の足はまたなんと なく飲み屋へ向かっ たあら いらっしゃい今夜は早いのねじゃ どうぞこの男要するになんとなくの毎日が つまら ないなあ今夜静かなところで一晩中 飲み明かす2人であらそれじゃせっかくだ から明日のにしましょう ねまたいらして [音楽] ねこの男生きていることがつまらない働く ことがつまら ないあら いらしゃいだからつまらない暮らしを ぶち壊したい逃げ出したい お前さんゆんの2人で旅へ行こうっていう 話だけどおめえとだったらどこへでも生き てお前さんさえ良かったら行ってもええよ え本当か可愛いなお前は本気にするぞ本気 に本気にしてもええ よつまらない のぶあるが男は何をどうしてよいかわから ないうるさいお前も [音楽] 寝ろ心が何にも定まら ないその日もなんとなく終わってなんと なくうに帰って行った あらまお帰り なさいこの男女房の気持ちもわから [音楽] ないそのまた次の日もなんとなく日が暮れ て
[笑い] ひよ ひよりこの男つまらないつまらないでその 世もまたなんとなく飲み屋に足を 向けるあら いらっしゃいさあは朝まで飲み明かすや お前さんが一晩中飲みたい相手はこの私 [音楽] かかたかたかたかたシのバ [音楽] う うわ お大変じゃあら [笑い] いらっしゃいお前さんが一緒に旅したいの はこの私 [音楽] かの [音楽] バフ勝つ勝つカ 助けて [音楽] くれ助けて [音楽] くれ死 な [音楽] バ男は走りに走ったの目指してもうこの時 だけは一生懸命やっ [音楽] た助けて [音楽] くれあらまお帰り [笑い] なさいどうしたんじゃ あんたお前はマじゃねよな何変なこと言う とるんじゃ あんた男は初めて女房の顔を穴の開くほど じっと見つめた やがて腹の底から安心してへなへなと気を 失ってしもう たあんたこんなところでねちゃ風邪引いて しまうよ あんた 次の日もまたなんとの世が開け たじゃが男は心のうちに何かほっとする ものがあっ [音楽] たじがあのというのはどういう化け物だっ たの じゃろいずれにしる男はあの番に出会って からというものすりと飲み屋に行かなく なっ たそして河の女房のために働こうと大事に 性を出すようになったということ
[音楽] じゃ 昔 昔 今と変わらぬ昔の話 [音楽] じゃ [音楽] [音楽] り [音楽] [音楽] 昔お民という娘がおったお民の父親は漁師 じゃったが死んでしもうたまた母親とも 早く死に別れておったそれでお民は1人で 漁師をしておったがそんなお民のいいつが 犬のしっぺ [拍手] [拍手] 太郎ああ気持ちよかっ た 失太郎の牙は鋭かったワンと言って 飛びつくともう相手の笛を噛み切っておっ た太郎怖かっ [拍手] たしっぺ太郎の足は素晴らしかった空中に 飛び上がるともう空を飛ぶこりを加えて おっ たそれでお民は木の切り株に座って待って いるだけでよかっ た山の獲物はしっぺ太郎が集めてくれたの じゃっ たところがこのことを聞いた欲深い長者は どうしても七平太郎が欲しくなりある日の ことしっぺ太郎とお民を呼びつけたお民 しっぺ太郎をわしにくれんかそれがダメ ならせめてえ3日だけわしに貸してくれえ ないやじゃとは言わせんぞお前の親父は わしにいっぱい借金を残して死んだんじゃ からないいな3日だけ じゃ長者にそう言われると断るわけにも いかずお民はなくなく七平太郎を置いて 帰ったところが3日経っても長者はしっぺ 太郎を返してくれなかっ た 仕方なくお民は1人で両に出かけ [音楽] [音楽] た [音楽] ああしっぺ太郎がいてくれたら なあ [拍手] [笑い] は
もう だめ たろこれ降りてこん か 一方出平太郎も3日経ってもお民の元に 返してくれんのですっかり腹を立てておっ たこや降りてこんかわしのことを聞かんの か あ怖かったわ太郎絶対にもう離れ ない [音楽] [拍手] お たろ お民おめえはわしに無断でし太郎を連れて 帰ったなそんなやつは村へ置いとくわけに はかん出て いけさあ出ていけ太郎どう [拍手] しよういいかとっとと出ていくんだ [音楽] ぞ [音楽] 山の村を追われて海の村へとやってきた お民もし太郎ももうククタじゃったそれで 海の村のおの前でぐったりになったあれは なんじゃあれ娘じゃな娘じゃ娘があるじゃ うんこの辺の娘じゃなさそうじゃん 娘よ犯人してくれや神様に毎年1人娘子を 捧げんと村が津波でやられるんじゃよもう この村には1人の娘子もおら ん理して くれお前の気持ちも分かるがこれで大勢の 人の命が 助かる [音楽] 太郎開けて開けて太郎開けて開け ておさんここを出てください私が中へ早き ます 太郎お前人間の言葉 [拍手] が人間の口を切っ た [拍手] [音楽] [音楽] あ [音楽] ろ まだ [音楽] ろ [音楽] 化け物の影が消えると海は穏やかになっ [音楽]
た 郎どうやら負けの正体は古きらしかっ [音楽] た しっぺ太郎 太郎しっぺ 太郎 はお民さんもう心配しなくてもいい よしっぺ太郎 [音楽] 太郎化け物を退治した郎は神様が人間の 若者に変え たそうして大好きなお民と一緒に末長く 暮らしたんじゃ [音楽] [拍手] と [音楽] 昔山奥のある村に 古い貧乏なお寺がありました人もめったに やってこない寂しい寺でし [音楽] たさがて2人で寺を守っておりまし たお尚様今日も村の人たちは誰も来ません でしたねああこんかった の寂しいです ねそこで尚さんはお茶でも入れれば村の人 たちもたまには立ち寄ってくれるだろうと 早速茶がまを買いに町まで出かけまし [音楽] たこれはこれはお尚さんいらっしゃいませ 茶がまを探しとるんじゃがそれ色々と 取り揃えてございますささささどうぞ どうぞ中 へこれが10両これが8両これがちょっと 安くて5両でございますいやあ随分高い ものじゃのもっと安いものはないのかね はいま茶がまといえば大体5両や10量は いたしますねじゃあ高すぎてわしの予算で はちょっと手が出せん の困った な うんあれはあああれですかあの茶がまは 用した方がいいですよあれは化け茶釜です 化け 茶釜なんでも夜になると踊り出すという 茶がまでどの家でも君悪られましてそれで うちで引き取ったというわけですそれで縄 であんなにぐるぐる縛ってあるのかあれ なら3問でいいですよえ3 問いくら化け茶がまと言われても3問と いう安さに尚さんは早速古道から茶がまを 買い上げると寺へと帰って行きまし た そして寺に帰ると早速茶がまを小僧さんに
表せまし た 冷たいい今何か声がしたようじゃが気の せいか な痛痛痛 [音楽] 痛 まさかこの茶がま がさておしさんは早速村の人を呼んで茶を 入れることにしました火加減もちょうど 良くなってきたそれじゃあ茶がまを火に 乗せて くれ あちちこの茶がまは長いこと使われて なかったじゃそれが急に日の上にかけられ たんでびっくりしたん じゃろおおおもう湯が湧いたか早い [音楽] な どうぞ あこんな美味しお茶飲んだの初めてじゃ床 加減も暑すぎずぬるすぎずでこりゃいい 茶がま じゃ村の週にもこれからは気楽に茶を飲み に来るように言うてくだされいい茶がまが あるで のそしてみで何倍も何倍もお茶を飲んだの ですが不思議なことにいくら飲んでも 茶がまのお湯がなくなることはありません でし たそしてその [音楽] 夜小さんは何やら身の悪い物音で目を 覚ましまし たこ [音楽] 怖い おしさんこんな夜中に何やら変なもの音と がするので来てみたんじゃ がももしかしてあれは尚さんが買ってきた 茶がまの仕業で は小僧さんの言う通りどうやらその音は 茶がまの置いてある部屋か聞こえてきまし た やっぱり茶がまじゃったか んなんと茶がまはぴょんぴょん跳ねながら 足を出し手を出し尻尾を出してぬきの姿に なったのでした ああ久しぶりに伸び伸びと動けて気持ちが すっとしたわい あ ああそうじゃったのか茶がまの正体は たぬきじゃったのか あいいんじゃいいんじゃ心配することは ないそれにしてもたぬきの茶がまとはの
脅かしたりしてすみませんでした久しぶり に縄をほいてもらったので嬉しくてつい はえでしまったんですなんで縄で縛られて たのはいもうだいぶ前になりますが今夜の ように月の綺麗な夜でした仲良しの狐と街 の神社の兄弟で化け比べしておったんです そうして私が茶がまに化けた 時いきなりノイヌが現れてびっっくりして 慌てて古道具屋に逃げ込んだん ですところがあんまり驚いたんで元の たぬきに戻る術を忘れてそれからという ものフル道具屋をてんてんとなんと かわいそうなじゃが安心しなさい化け 茶がまは承知で買ったのじゃこの寺に ずっといるがえ ええこの寺にずっといていいんですか じゃあ私は礼に色々投げで人を楽しませる ことにいたし ましょうそれは [音楽] ありがたい いいいぞいい [拍手] ぞ ぞいいまくこれは楽しいもん じゃ茶がまだきのゲは立ちまちのうちに 大判になりまし た 人々は茶がまだきの芸を見ていると身も心 も浮かれ嫌なこともすっかり忘れて 大笑いいつの間にか福々しい気持ちになっ てくるのでし た笑う角には服 きる人々はこの茶がまだきが福々しい笑い をみんなに分け与えてくれるというので ブブ茶がまと呼ぶようになりまし [音楽] [拍手] たそうしてめったに人の来なかった山奥の この寺にも大勢の人が 集まり明るい笑いが流れるようになりまし たそうしてその後もブンブク茶がまと尚 さん小僧さんは一緒に楽しく暮らしたそう です [音楽] 昔々埼玉のある村のはれに杉の木の川で 屋根を吹いた古い一軒屋ががありまし [音楽] たこの家にはおじいさんとおばあさんが 2人っきりで住んでおりまし [音楽] たある日のことでし た お腹をすっかり透かせた狼が山から降りて きまし
た腹が減って死にそう じゃ食い物にありつけない狼はここ数日間 というもの水ばかり飲んで上をしんでおり まし た人間 [音楽] じゃようやく食い物に貼り付けたぞこれで 上地にしなくても住む わ [音楽] [音楽] じいさんが鎌を研ぎ出しのを見た狼はこれ はまずいと思いひとまず様子を見ることに しまし たしばらくして2人は畑仕事に出かけまし た狼は2人に気づかれぬようそっと後を 追って行きまし たは草に隠れて木を伺っておりましたが そばでじいさんがカを降っていたのでどう しても近づけませんでし たよしこうなったらうちの床下に隠れて隙 を見て襲って [音楽] やろう ばあさんや 急ごうこの空模様だと一はめきそうじゃぞ そうです なこりは狼の足跡じゃねえ かさん大変じゃ狼がこの辺りをうろついて おるぞ狼があ家の周りに足跡がいっぱい あっ た家の中に入ってきたらどうしよう何心配 ねえよおじいさんうちにはカもクもあるで ねえかそれでおっぱいばいいんじゃ よなるほどそれもそうじゃなそんな狼より も私はもっと怖いものがありますよ狼より も怖いもんじゃ とそれはな無ドンじゃ はあそうじゃの無ドンの方がよっぽど怖え の無理ド はて聞いたことのない名前じゃの狼はこの 辺りに住んでいる獣を色々思い浮かべまし たがムドという名前の獣は1匹も思い出せ ませんでし た狼は何が何だかよくわからなかったがか 役で殺されたらかわんというので2人が ぐっすりと寝込んでしまうまで床の下で 待つことにしまし たひどいぶになってきた のそうじゃなこりゃ今夜は無丼が来るぞ ああ来そうじゃ なリドがこんやこのうに来る俺より怖い ムドとは言ったどんなやつじゃろうムド だけは閉まりをしっかりしても無駄じゃ からな家のどこから入り込むのがさっぱり
わからんあそこから入ったなと思ったら 今度はこっちから飛び込んだりしてあ姉妹 には家の中いっぱいになって暴れ まくり私は無理に背中に飛び込まれただけ で心臓が止まりそうになります よ2人の話を聞いていたはこはももドンと いうのは化け物に違いないと思い急に怖く なってきまし [音楽] た いや 無理が来たら俺の方が食われ ちまうすぐにでもここ逃さなく てじゃが待てよもし無理ドが来なければ じいさんとばあさんは俺が独り占め できるここまであかせて待ってたんだもう ちょっと様子を 見よう そう思い直した狼は怖いのを必死に我慢し てまた元の床下へと戻って行きまし [拍手] た あ 来 たい無の [拍手] た ムドじゃムドが来 [拍手] [音楽] たやあドにやられ [拍手] た狼はとうとう我慢できずお腹をすかした まま慌てて山へと逃げ帰って行きまし た [拍手] [音楽] おじいさん今度天気になったら無理丼が来 ないように屋根を直しといてください よわかっ た無理だのはこの時の言葉で雨森のこと でした昔の人は雨があると家の中が湿って 病の元になるというので大変怖かったもの でし [音楽] たおじいさんは翌朝早速屋根の修理に かかりましたでも何しろボロなもんだから いつなん時また狼よりも怖い無理ドがやっ てくるか分からないので安心はできなかっ たそう [音楽] です 昔あるところに村から村へ法力を売って 歩く1人者の若者がおりました ほ
ほ録はいらか [拍手] ねある日のこと一休みしようと報売りが湖 のそばへやってくると娘たちが水浴びをし ているのに出会いまし [音楽] た気持ち良さそうじゃ の宝売がふと目の前を見ると松の木の枝に 目も覚めるような美しい着物がかけてあり まし たこれはまたなんと綺麗な着物 じゃろう着物からはなんとも言えないよい 香りが漂っていてほはこの珍しい着物が どうしても欲しくなりまし たそこで娘たちが気づかないのを幸いに 1人分の着物を素早く取っていってしまっ たのでし たそしてその日の夕方仕事を 男が先の湖のほりを通りかかると娘が1人 裸のままシクシクと泣いておりまし た娘さん一体どうしたのかね水浴びをして いるうちに着物を盗まれてしまいまし たあの着物がなくては私は帰ることができ ないのです帰れ ない はい男は娘が気の毒になって着物を返して やろうかと思いましたがこの今まで見た こともない美しい娘を一目で好きになって おりましたから帰れねえんだったらオの家 に来て一緒に暮らしてくれと家に連れて 帰り嫁様になってもらったのでした 男は嫁様にとても優しくしたので嫁様も ほりのこと好きになりまし たらほらほらやがて2人の間に子供もでき 親子3人仲良く暮らしていましたがある日 の こと 年 [音楽] こりよ [音楽] カラリア あはって何の包み だろう不思議に思った嫁様がはしごをかけ てその包みを下ろし 中を開くとまあの人は私も着物を盗んで今 まで隠していたんだ わ嫁様は男を恨みましたでもあれから ずっと優しくしてくれている男のことを 思うとその気持ちもやがてういで行きまし た嫁様は着物を早く着替えるとを抱えて外 へ飛び出しまし たする とお前何をしたるそんな着物なんか来て どこへ行こうというの
じゃ私は本当は天女 です歯を取られてしまったのでここで 暮らしていましたが歯が見つかった今天の 国へ帰らなければなりませ ん待って くれお前にいてもらいたいから着物を隠し たん じゃ戻てくれ戻 て私に会いたかったらわらじを専属編んで 竹の根元に植えて ください竹が伸びたらその竹を伝わって 登ってきて ください 同じ セ嫁様えるわり 先嫁様 会えるその夜から男は早速わを作り始め まし た毎日 毎日男は朝から晩まで地を作り続けて やっと 999速のわらじが出来上がりましたそう してあと一速で専属というところまで来た のですが男は嫁様に会いたくて会いたくて もう我慢できなくなってしまいまし [拍手] たほほほおほほお嫁様で言うた通りじゃ これで天の国へ行ける ぞところがあと少しで天の国へつくという のにそれっきり竹が伸びなくなってしまい まし たお お おい [音楽] お あお お まあ嫁様には男がわらじを一足足りない ままに登ってきたことはすぐに分かったの でしたが男をかわいそうに思って手を 差し伸べてあげたのでし た お父様 お母様この人がその子父親です今下の国 からこの国を尋ねてくれたの です嫁様のお父さんとお母さんは自分たち の許しを得ないで娘を嫁にしてしまった男 を心よく思っていないのでし たそうしてある日のことお父さんは男にざ で水を組んでくるように言いつけまし たお父さんはいつもわざとできないような 仕事言いつけるの です男が困っていると嫁様がザルに油紙を 敷いてくれまし
た はあ うーん人間にしてはなかなか知恵がある わい ほよし褒美に売りをやろう畑へ行って好き なだけ食べるが良いただし売りは縦切りに して な珍しいこともあったもんだあのお方が 褒美をくださる なんておっと縦切り縦切り 天の国ではウを決して縦切りにしてはなら ないのでし [音楽] た切ったから吹き出した水は天川となって 男はどんどん遠くされていきまし た おいて様は大声で叫びまし [拍手] たな日な日に会いに来て ください何7だどうし たななかなかです よ ななかです [音楽] よその日から様は毎月7日の日には天川の ほへ来て男の来るのを待っていまし たところがいくら待っても男はやってき ませんでし た男が天川へやってきたのは7月7日の ことでした 嫁様が7日な日と言ったの男が7月7日と 聞き違えたためにこうして2人は年に1度 7月7日にしか会えなくなったということ ですそうしてそれが田端様の始まりだと いうこと です [音楽] 昔ある地方 でそれはもう恐ろしいほどの峠があっ た何しろ登るに十下るに十と言われるほど のすごい峠で普通この峠を越すには丸1日 かかると言われた [音楽] ある夏の日のことじゃった1人の飛脚が殿 様のお使いで走っておった飛脚というのは 手紙をある場所から場所へ走って運ぶもの のことを言うのじゃったがこの飛脚は大殿 様の使いのものとて腰には短い刀を1本 さしておっ たところでこの飛脚が先の峠に差しかかっ た足には自信があるので平気で走っていっ たが峠の中ほどまで来た 時日が暮れてしまうた [音楽] [音楽]
[笑い] 何しろ昼でも暗いような峠のことじゃった それにこの辺りでは狼どが出るという噂 じゃった飛脚はあれこれ探した末やがて1 本の高い木を見つけ たホタル か ここなら狼たちもこんじゃろうというわけ で飛脚はこの高い木の上に登ったそして 今夜一晩この高い木の上で過ごすことにし た ところがしばらくして闇の中にララと光る 目があったしかもその数はだんだんと増し てき た有名な大神たちだった狼たちはぞろぞろ ぞろぞろ木の下に集まっ たその数は数限りなくこれが有名な線引狼 だっ [音楽] たそして木の上の飛脚に向かって一斉に 吠えたて た しばらくすると狼たちはそれの肩に乗り線 のりして犬をみ始め たかい息が飛の顔に降りかかっ た刀を抜いた飛は切って切って切りまくっ たうしてしばらくたが続い [音楽] たちょ今日の魚はえろてえお前どうすれば いい かろうこうなったら鍛冶屋のババに頼む しかねえ だう言うと狼たちは一斉に峠から引き上げ ていっ [音楽] たそれから後半時もして狼たちは再び笑笑 と木の下に戻ってき た今度はの中に誰やら乗せている様子だっ たそして狼たちは再び木の人をびし 取り巻い [音楽] たカのばさ到着いたしましてよろしくお 頼み申し ます人間1人ぐらいに手を焼いちるか 犬 出てきたのは嫁にも恐ろしい一匹の大狼 じゃったどういうわけか頭に鍋をかぶって おった狼はのしのを木の上に登ってき た え切っても切っても刀は鍋の頭を叩く ばかりじゃっ たそれそれ それ えいくそそれ なら
さすがの狼も鍋を外されて頭を切りつけ られると一目間に逃げていったこれを見て いた千匹の狼たちも一斉に逃げ出し たこして飛脚は命だけは助かったのじゃっ た [音楽] さてこうして次の 日飛脚が木の上から降りてみると狼の散 らしい跡が点々と浜辺の村の方へ向かって ついておっ [音楽] た 鍛冶屋の バサという言葉がどうにも気になって仕方 のなかった飛脚は何はとあれ浜辺の村へ 向かって駆け出した人に聞くと確かに浜辺 の村に鍛冶屋が1件あるという話 [音楽] だ [音楽] 土地雨に降られ た客はやっと浜辺の鍛冶屋へたどり着い [音楽] たおらじゃがオタにバサはおるかのバサ なら夕べ鍋洗いに行って頭に怪我して寝 とるだ何頭に怪我と やっぱり何するだこれうちのバさは何も しらせんぞこれこれ何する だやい化け物出て こいうちのバ [音楽] 狼 [音楽] ばばばさ狼 にそれなら本当のばあさはどうしたろうと いうわけで床のスを探してみたら本当の ばあの白いがあったそうな 恐ろしい狼の話じゃっ [音楽] た昔山里に大変仲の良いおじいさんとおば さんがいいまし たある雨降りのことですおじいさんとお ばあさんは畑仕事もできないので久しぶり に家で休んでいまし [音楽] [拍手] [音楽] た [音楽] る く だ ばあさんやかくれん坊 せかかくれんぼじゃよ かくれんぼ何言ってるんですよそんなに
退屈ならおじいさんクでも磨いちゃどう ですいいじゃないかさあ立てたてまおじい さん針が危ないですよさあじゃんけんでお を決めよ一体どうしたんですよ子供みたい に結局おばあさんはこん負けしておじい さんとかくれん坊することになりまし たほい ほいあこではいはいあこでほいはいあらま わしの勝ちだおばあさん鬼だよさあ向こう を向いて100数えるんじゃ 目を開けちゃいかんぞそんなずるはしませ ん よ初めはおばあさんがじゃんけんに負けて 鬼になりました 2122 2321 2597 9899 100大体こんな狭いうちに中で隠れん ぼっていったって隠れるところは知れて ます よ [音楽] おじいさんの姿の見えない座敷はひんやり として嫌に静かだとおばあさんは思いまし たおじい さんどこに隠れたん [音楽] ですおじい さんおじいさんたらお尻出し て長持ちの向こう側におじいさん見つけた なんじゃもう見つかってしまったのかお じいさんの隠れ方が下手なんですよよし 今度はわしがお兄 じゃ次はおじいさんが鬼の番になりました 9394 1959 97989 [拍手] 100さてばあさんどこへ隠れたか な [音楽] やけに静かで君が悪いようだ なそういえば若い頃に向こうして隠れて いるおばあさんを探したことがあった [音楽] ケ [音楽] 1 一体おばあさんどこへ隠れたんじゃうまく 隠れたもんじゃ なあまさかあんなところ にいくら探してもおばあさんが見つから ないのでそのうちおじいさんはなんだか 心細くなってきましたおばあさん
や [音楽] んおじいさんはひょっとしておばあさんが 自分1人を残してどこかへ消えてしまった んじゃなかろうかなどと思いまし [音楽] たこればあさんやどこへ行くん じゃおばあさん行っちゃだめだわしんとこ へ戻ってこん かいふとあれに帰るとおじいさんは暗い 台所に立っていました雨の音だけが 聞こえるばかりでおばあさんはどこ行った ものかりとも物音がしませんでし たおばあさんわしの負けじゃ出てきてお くれおばあ さんまさか神隠しにでも ああびっっくりしたネズミ かお願いじゃお前さんわしのおばあさんの いるところを教えてくれん か そうかおばあさんは大釜の中 [音楽] かなんとおばあさんは釜の中で 待ちくたびれて寝てしまっていたのです寝 ておえる全くしょうがないばあさんじゃ こればあさん沖縄さん あれおじい さん私はもう来てくれないんじゃないかと 心配しましたよ花人出して心配も何もない もんだ よそこで今度はまたおばあさんが鬼になり ましたどうやら今日は1日おじいさんとお ばあさんはかくれん坊して遊ぶつもり です えこ 沢の 場 えた よ [音楽] き 雨フれ雨フれ雨ふり魚は喜ぶぞ アフれア フレ る [音楽] ぞおか行ってき ま 昔々夫とおっ母の作る傘を売って歩く 働き者のお花という娘がおった雨の日も風 の日も打って歩いたが雨の降らない日が 続くと傘も売れないのでつい遠くまで足を 伸ばして帰るのは遅くなってしまうの じゃったあめフれ雨フれ雨ふりゃ かお花にとって傘を売って歩くことは辛い
ことではなかった 雨降り傘屋が儲かる 雨 降れただお花は暗い夜道を1人歩くのが 怖かっ た後ろからお化けでもついてくるような気 がして恐ろしかっ [音楽] た [音楽] う ううわあうわうわうわうわうわあ うわー [音楽] ややさっき歌ってた歌聞かせろや 雨降れ雨降れって言った俺も雨 大好き じゃそうおばあさんが話しかけてきたそう して寂しい道田で一緒に行こうと言って くれたので1人で心細かったお花は すっかり嬉しくなっ ためふれ雨ふれふやが儲かるぞ雨フれ 雨ふり魚が喜ぶ ぞ雨ふれの川喜ぶぞ雨降れ雨ふれ雨ふり川 も 柔らかおばあさんどこまで一緒に行けるん じゃずっと一緒に行けるぞわしは隣村の黒 かよい遊びに行くんじゃがお前も一緒に 行こう黒川もう雨大好きだでお前の歌 きっと気にいると思うんじゃあめおら父か が待っとるでうちに帰ら にゃそりゃなん ねんとこ行かなきゃだめじゃ家にゃ帰っ ちゃなね [音楽] ぞごごめんくださいまし わあら打ち帰るら打ち帰るんだら打ち帰る 何言ってるんじゃこの可愛い行くんじゃ [音楽] よ うわ ああやあ助けてああうちに返してああやだ らうち帰るん だうう助けてうちに返して だめじゃお前は黒川の主への土産 じゃわしはの目川の主じゃわしの言う通り にせと食ってしまうぞわかったか助けて おっとお花が太ると遠に屋の明りが見えた 浜の塩たき小屋では夜通し塩を炊いている のであそこまで行けば助かるかもしれない と思っ [音楽] たしのねえやつ じ [音楽]
助けておら食わねえで くれろそれよりオの命より大切な子の傘を あげますで食わねえでくれろ傘とはなん じゃそんなに大事なもんか あああおとおっ母がこえた大事な傘じゃ雨 が降るとこうしてパッと広げ てたくさん売れるんです雨降り傘屋が 儲かるとはこのことかこりゃ いいわし雨が大好きじゃでななるほど 雨ふれ雨ふれ雨ふりかやが儲かるぞ雨ふれ 雨ふり 雨ふりかや が塩たき小屋のおじいさんはお花を塩かご の中に隠すとさらにその周りに真の塩を 巻い たしよ じゃわしに小屋に入るなっちゅうこと かバカめ がいくら塩を巻いてもダメじゃ塩に触れ なきゃなんともねえ ぞ [音楽] あり [音楽] がそ [音楽] きし が うわあ 目川の主の腕と頭と胴体は潮に溶けて しまい足だけが真っ暗な夜の道を逃げて いったそう [音楽] なおとか行ってき まメカの主を追い払った塩たき小屋のお じいさんとお花はその後評判になってお花 の傘は体操売れ夫とを喜ばせたでもお花に とって何よりも嬉しかったのは雨の降ら ない日が続いても傘が売れるようになり もう怖い夜道を1人帰らないでも住むよう になったということじゃっ [音楽] た [音楽] 昔あるところにとても貧しい村がありまし た元々は豊かな村だったんですが3年 ばかり前に山が火を吹いたので作物が取れ なくなってしまったんですある時この村に 疲れきってお腹ペコペコの旅人がやってき ましたもう2日も食べていないので フラフラですここの畑のいじけた大根でも それはそれはご馳走に見えましたが人の 作った作物を盗むほどこの旅人は悪い人で はありませんでし た無駄とは知りながらも一口の食べ物を
求めて旅人は村の家々の戸を叩きました [音楽] バカ たれ小夜のわしが大根の雑炊しか食えん ようなところに物をもらいにきよっては峠 の向こうへいんでしまえ山向こうじゃバカ たれハがフラなんだでたらふく食らって やがるよはよいんでしまえバカ [音楽] たれゆとがのみみわしの畑から大根の1本 でも抜いてみろただでは浮かんぞ近頃は村 のもんもちょくちょくわしの畑から盗み よるがみんなひらいて大感性送りじゃ うん足跡でわかるんだ足跡でな作物を 台無しにした火山者が盗を捉えるにには これほど便利なものはねえわかったなバカ [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] たれ [音楽] とうと旅人は村外れで倒れてしまいました 11月の小が吹いて夜が冷たくありに落ち かかってきまし [音楽] [拍手] [音楽] た [音楽] [拍手] [音楽] ne [音楽] おもうねえだおばあさんは自分の夕ご飯を 全部旅人にご馳走してしまったのです たった一口の葉っぱばかりの雑炊でし [拍手] たお腹がごん と う お腹がぐと は 恥ずかしいかわいそうになあんなもんじゃ 足らんかろよいやいやとんでもない たっぷりとご ちそうお腹のやつがどうもすまないこと でこの哀れな旅人にあと一口でも何か食べ させてやりたいとおばあさんは思いました がもうこの家には何1つ食べるものはあり ませんでし [音楽] たしょうがねえだ
う私だけが食べておいて恥ずかしいことだ が ふりみろお前が辛抱が足らないからとうと おばさんを怒らしちまった ああそれにしても腹が減った [音楽] なあ [音楽] お たんと食え味噌でもあればいいがまえい じゃ なおばあ さん ありがたくちだいたします よむしゃむしおいしいむしゃむしゃ はありがてえ 次の朝早くまだも開けぬうちにおばあさん は疲れて眠りこけている旅人を起こし早々 に旅立たせるのでし た本当に世話になりましたな大変なごそに なってしまっ て何の気なしに地面を見た旅人ははっし まし たおばあさんの足跡があの意地悪な小夜の 畑の方に続いているではありませんかお ばあ さんなにせんでええからはよ山を超えるん じゃそれでもおばあ [音楽] さん旅人の足は震えていまし た明け方の寒さのせいばかりではありませ ん木の小さい旅人は後のことを考えないに して夢中で道を急ぎまし たその頃早起きのやはこのとろおりの畑の 見回りに出ていました いやまた誰か盗みやがったええ今し今日は どこのドイツ [音楽] じゃうう寒いひっとらえるのは日の出まで 待つとするかどうせ足跡はけせんからな 確かにその足跡はおばあさんの家に続いて いました世が開ければきっと大感所の役人 を連れた商がドヤドヤとやってくること でしょう [音楽] さて大感所も起きた頃じゃろおい行って くる ぞいや 雪 じゃ雪 で足跡が消えちまっ た誰が降らせた雪なの [音楽] でしょう雪にはまだ一月も早いの にそして空には星が出ていたはずなのに
真っ白な雪が静かに静かに降り続くの ですもう足跡も見えませ [音楽] ん 昔昔うんと昔年を取って使い物にならない 馬がおっ [音楽] たいつものようにうとうとしていると重 からぼそぼそと旦那と神さんの話し声がし た畑起しもできねえ煮運びもできねえ あんな役立たの馬明日にでもぶっ殺して馬 の代わりにで [拍手] もそこで年よりは主人たちが寝静まるのを 待って逃げ出し た [拍手] 逃げても逃げてもどこへ行く当てもない から気のくまま歩き出し [音楽] た朝になってしばらく行くと向こうから 年寄り犬がだらっと長いベをたしあらあら と歩いてき たこれ 犬どこさ行くどこへ行くってあてもねえす 犬は馬にわけを話し たおら年よっ て畑の番も家の番もできねえ から らの主人がこんなパタの犬をぶっ殺して 犬鍋に出もしてやからというもんでらただ 朝も分からず逃げてき たはいそんなら俺と馴染みの 上一緒に旅を すべ馬と犬は当てのない旅を続けた向く ままにどこまでも行くと痩せこけた猫が だらっと尻尾を引きずってとらとらと歩い てきたおれ猫 だんどこ 行くどこへ行くってあてもねす猫は馬と犬 にわを話したあは年よってもとんで寝て ばっかりいるから私の主人がこんな 役立たずの猫ぶっ殺してかさ流すべいもん であたしはただ先も分からず逃げてき たすそなら裏たちと馴染みの 上一緒に食すべ や 馬と犬と猫は当てなしの旅を続けた日の むくままどこまでも行くと坂のだらんと 下がった鳥がひらひらと歩いてき たこれれとりだどこ さくどこさ行くってああてもね 鳥は馬と犬と猫にわを話した おら年よって玉もうまんでらの主人が 役立たずのとりゃ首ひねって羽ひ向いて
鶏鍋にすべやというもんでほらわけも わからず逃げてき たすはいそならた馴染みの 上一緒に旅をすべ や馬と犬と猫と鳥は当てなしの旅を続けた じゃがそのうちみなへってしまっ た はい仕方ねえ すならオのせに 乗れ 馬はそう言ってまず犬を背に乗せその犬の 上に猫を猫の上に鳥を乗せて歩き出し た道中を続けているうちに夜になったので 森の中で寝ることにし たまど腹減ったな ああ明日まで我慢すべえよ ああなあ まど私らこれからどうなるんじゃろう のさあ なあ昨日向くまま旅を続けるしかねえ なあ うどんあたしは若い時は1日にネズミを 30匹もとっ捕まえて村でそりゃ評判なっ たことがある よ昔は良かったよ ねこもう ねよ 明日 もと歩かなく ちゃなんねんだから あみんな旅の疲れで寝込んでいると真中に 人の声がし たねえ聞こえた かあやれやれ人間の声 だなしてこんなところに近いよ ね猫さんお前夜でも目が効くだろう ちょいと様子を見てきてくれ あだめよ年寄てよ見え 犬とあんた行っとくれだめだ俺は鼻まく 聞か庭鶏どん庭鶏どん おら昔から鳥目だ はわは体がでかすぎて目立ちすぎる わやれやれよ と じゃあみんなで様子を見に [音楽] 行こうこうして馬は犬を背に乗せその上に 猫猫の上に鳥を乗せておっかなびっくり 様子を見に出かけ [音楽] たやれやれ よよく見ると2人の泥棒が盗んだ金を前に 酒盛りをしておっ [笑い] た一脅かしてやるべよそうするべよそう
するべ よにゃにゃにゃ にゃ [音楽] ここにゃにゃにゃー にゃこうしてヒンヒンワンワン にゃんにゃんコケここと泣き出したので 泥棒たちは驚いた わ泥棒たちは金も何も置き去りにして逃げ ていった にゃにゃにゃにゃにゃ けか金 [音楽] だ酒も食べ物もある [拍手] ぞそれで馬も犬も猫も鳥もにわかに 大金持ちになったからこれからもこうして 歩くに限ると馬の背に犬を犬の背に猫を猫 の背に鳥を乗せてひわんにゃんこけこっこ と泣き泣き旅を続けたそう じゃ [音楽] [拍手] 昔あるところにそれは君の悪いお寺が ございましたそう なこれはそのお寺にまつわる怖い お話でござい [音楽] ますその寺にはいろんな化け物が住んでい てな中でもまあなんだな1に怖いのが 人玉2に怖いのがみの フルイド3番目といえば1本足のカが こんばんは こんばんは 怖い病もどもね こんばんは [音楽] こんばんは こんばんはった やおばであすなんじゃひ会 の変な格好するなよもうオなげたの花が 切れたもんで変な声出すなよもうほら腹 減ってるもん でなんとも人騒がせな兵力さんでござい ますみんな落ち着きを取り戻すとまた村の おじいさんの幽霊話に耳を傾けたので ございますほらなんともねえ ねまな強力はちとたらんから波の1よい 感じが鈍いんじゃんじがなこれだけはお前 でも怖いはずじゃよ ええしきしきしきあんだそりゃあずきトの お化けじゃよあとうんだこいつは本道に 救うお化けの本尊でなこの村のものも誰 1人正体を見たものがおら ん初期初期初期あきとぎましょうか人取っ
て食いましょうか初期初期初期声だけじゃ そうなこれが一番怖い へえ怖く ねえおらなんとも ねえせっかくの話を兵さんがぶち壊した ものですから仲間たちはすっかり腹を立て てよしそれなら兵六丼に本当に度胸がある ものかどうか実際にあのお寺に行って 肝試しをしようということになってしまい まし [音楽] たほらなんとも [音楽] ねえらんとも [音楽] きほらなんとも ね [音楽] う ンスせっかく北田で本土までちょっくら 取らしてくんろ [音楽] ああえおば ディアンス [拍手] でおばで アンス よいしょおばであんぜずっと取らして もらいますよ あーなんとあろうことか兵力は本道の 真ん中に座り込んでしまったのでござい ますさてどうなることやらなんせ本道の主 はあの長い あとえでやんすあき時の旦那兵力でやんす みの主が旦那のことおっかねおっかね言う もんだからんだば俺もちょっくら人なみに 怖がらしてもらおうと思ってこうして来て みたでやんすご苦労だどもあき時の旦那 ちょっくら顔見せてやってくだせお願えで やん すもだな怖がらしてくだせよ いや出ますねいよいよ え出るでやんす ね稲妻が静まると何やら静かで陰気な物音 がこれでございますこれがなかあき研ぎ 幽霊のあきを研ぐ音なのでございますあき とぎましょうか人を取ってくいましょうか 初初初 初あきとぎましょうか人取ってこましょう か初期初期 初期初期初期初期人取って食いましょうか シキシキ シキ他に はきとぎましょうか人取ってくいましょう かしししリアンスから他に
は好きとぎましょうかし ししし [音楽] ししアスから他には あましょうかしし人とってえましょう かならが足りねえと思って手してるなもう 少し頑張って怖がらせてくださいよずけ といまし か も これ出たでヤンス ね [音楽] どれ ん あま はいなんとそれは大きな牛のように大きな あずきの案でできたぼたもちでございまし たそう なそれからというものひろさんは腹ごなし のために昼は畑仕事にせを 出し夜ともなるとおばんでやんすはい気を つけ てはいおば [音楽] ディアンスではいただく ディアンスはいおばでや [音楽] んすヨのことで無理もございません落ちて くるぼたもちもだんだん小ぶりになってき てある日さんはそれまで隠してきたボタの ことのについ喋ってしまいましたそうな嘘 つけ嘘だあとは世にも恐ろしい幽霊のはず じゃそんなことはあるわけはねえぞそれが そうでねえだ証拠を見せるで今夜オと一緒 に行ってみ [音楽] べはい でん あのはいおばで アンス えーあとの旦那お番アンス今夜は1つ でっかい方のボタ持ちをお願します だその晩に限って何の声もなく1つまみの アコも降ってこなかったそう で 旦那今夜はら1人でねえですよお客人がお 見えだモテなしがねえとは侵害ですだお ねげです一靴でいい [音楽] からあんだ稲妻だけかだんな客人は持て なすもんでやんすよいいよもいいよ ゃよさねえこのままじゃら嘘つきになるだ さあ旦那どうして くれるなんだやこれ
[音楽] はこりゃナスの漬け物でねえかだんなもの が違うだボタ持ちはどうした毎度毎度ボタ 持ちはないわたにはナスの漬け物でお茶も 飲ん でナスが出たからこれが本当のモテナス じゃ の
まんが日本昔ばなし2023 Vol 3535
