スキージャンプ髙梨選手、蔵王の自然守る活動に参加
スキージャンプ女子の髙梨沙羅選手が立ち上げた雪山の自然を守るための活動が、この週末蔵王で行われました。
髙梨選手が発起人のこの取り組みへの背景にはある危機感があります。
【髙梨沙羅選手】
「ジャンプフォーザアースプロジェクトという活動の第一回目の活動を山形でできたことを本当に嬉しく思います」
6月24日のイベントには県内外の親子連れなどおよそ200人が参加。憧れの髙梨選手とトレッキングコースを歩き、落ちているゴミなどを拾っていきました。
【山形市から】
「(Q髙梨選手どうだった?)お美人。あんな風に有名になってみたい」
【山形市から】
「気さくでとても世界で戦っている方と思えないような方でした」
このプロジェクトを立ち上げた背景には、幼いころから世界中で競技を続けてきた高梨選手ならではの危機感があります。
【髙梨選手】
「年々ジャンプ台に人工雪をはりつけて競技が成り立つ比率が多くなっていることに不安を感じたところから始まった」
蔵王は髙梨選手にとってワールドカップで初優勝した思い出の地でもあり、この活動の一回目の場所に選びました。
今後も全国でこうした活動を続ける考えです。
【髙梨選手】
「この活動を通して環境問題であったりいろんな地球上の背景に興味を持ってもらえることが一番だと思うので、素晴らしいこの蔵王の自然を50年後も100年後も同じように残していきたい。つなげていきたい」
【山形テレビニュース】
https://www.yts.co.jp/news/