【無事で帰ってきて】吉川友梨さん行方不明からあすで20年 警察の捜査続く 「些細なことでも」情報提供呼びかけ
大阪府熊取町で、小学4年生だった吉川友梨さんが行方不明になった事件から、20日で20年となります。警察の捜査は今も続き、地元では友梨さんが無事に帰ってくることを祈る人たちがいます。
「平成15年5月20日の出来事なんですけど、そのときここを通過していたとか、記憶にありますか?」
大阪府熊取町七山。小学4年生だった吉川友梨さんが姿を消したとされる場所です。16日午後3時ごろ、行方が分からなくなった同じ時間帯に、警察は情報提供の呼びかけを行いました。
(記者リポート)「吉川友梨さんはこの辺りで目撃されたのを最後に、行方が分からなくなりました。警察は何者かに連れ去られたとみて、捜査しています」
友梨さんが最後に目撃された場所から自宅までの距離は約400m。この間、友梨さんに一体なにがあったのでしょうか。この日、友梨さんは遠足帰りの下校途中でした。
(記者リポート)「遠足から帰宅途中の友梨さんはこの交差点で、友だち3人と別れて、1人で自宅の方へ向かいます」
1人で自宅に向かった友梨さんは同級生の男の子とすれ違い、その後、友梨さんの足取りは途絶えました。
(近所の少年)「ちょっとおとなしくて、でも家では明るくて、そんな子」「真面目な子、礼儀正しい」
当時、警察はあらゆる可能性を考え、付近の山や池などの捜索を徹底的に行いました。しかし、友梨さんの発見につながる手がかりは、見つかりませんでした。その後、行方不明から10年が経った時、警察に新たな目撃情報が入ります。
新たな情報は現場近くに停められた白い「クラウン」に、男と小学生ぐらいの女の子が乗っていたということでした。
警察はこれまで熊取町周辺で登録されていた約900台のクラウンのうち800台ほどの所有者に話を聞くなどしてきました。しかし、有力な手がかりは見つかっていません。
事件は未解決のまま、20日で20年。地元の人たちも、友梨さんが帰ってくるのを待ち続けています。
(新井徹さん)「あれから20年、無事生還祈ります」「無事で帰ってきてもらうことが一番大切という思いで、お母さんという意味でカーネーションをモチーフにした」
熊取町で絵手紙教室を開いている新井徹さん(85)。友梨さんと同世代の孫がいる教室の生徒が、「私たちに何かできることはないか」と話したことがきっかけで、友梨さんへの励ましのメッセージや情報提供を呼びかける絵手紙を書き始め、これまで800点近く、地 元の駅に展示してきました。
(新井徹さん)「やっぱり風化させないということが、僕の一番念頭に置いていますね」「無事であることの祈願であるために、続けていきたいと思います」
友梨さんは絶対に帰ってくると信じて待つ人たち。警察は「些細なことでも発見の糸口になるかもしれない」と、情報提供を呼びかけています。
【情報提供先】
大阪・泉佐野警察署
072ー464ー1234
yuri@police.pref.osaka.jp
