眠るラブソング/大島玄理
書きかけの歌がある
きみのために書いた歌
だけどきみには歌えなくて
眠るラブソング
読みかけの本がある
きみが好きだと言っていた
だけどぼくには分からなくて
眠るジュブナイル
きっとぼくときみの相性は
あんまり良くなくて
だけどぼくにはきみだけだよ
眠るラブソング
言いかけて言えないな
ぼくの歌を聴いてほしい
だけどぼくには勇気がない
眠るラブソング
大切なことだけど
大切過ぎて手放せない
心の奥にしまいこんで
眠るラブソング
きっときみはぼくのことをいつか
忘れてしまうけれど
忘れた頃に歌いだすよ
眠ってたラブソング
きっとぼくときみのことをいつか
全部歌にするよ
出会ってくれてどうもありがとう
今はおやすみ
いつか思い出になるまでは
眠るラブソング
