2026年4月18日、国立代々木競技場 第一体育館にて日本最大級のファッション&音楽イベント『Rakuten GirlsAward 2026 SPRING/SUMMER(ガールズアワード)』が開催された。
リポート第6弾では、乃木坂46のメンバーたちが圧倒的な華と気品を携えたランウェイが会場の空気を支配した。卒業を間近に控え、圧倒的な存在感を放った梅澤美波を筆頭に、柔らかで繊細な空気感を纏った遠藤さくら、弾けるような笑顔で観客を虜にした川﨑桜、洗練されたドーリースタイルで物語の世界へ誘った井上和、愛らしい表情で会場を明るく照らした一ノ瀬美空、独自の透明感でベーシックを特別なものへと昇華させた五百城茉央、儚くも芯のある美しさで視線を独占した筒井あやめ、そして春の風を運ぶように軽やかに歩いた金川紗耶。
彼女たちが歩を進めるたびに、ランウェイには柔らかな光が満ち、その一挙手一投足から目が離せなくなる。乃木坂46が誇る圧倒的な品格と、見る者を翻弄する求心力は、まさに唯一無二の輝きだ。今回は、アーティストライブの口火を切った彼女たちの圧巻のパフォーマンスから、GirlsAward 2026 S/Sで見せたメンバーたちの最新コーデまで、余すところなくお届けする。
【梅澤美波 (rienda)】

今年、ブランド設立10周年という大きな節目を迎えた「rienda」。記念すべきアニバーサリーステージの最後を締めくくるのは、乃木坂46の梅澤美波だ。

それはこの日のGirlsAward、全ファッションステージの最後を飾る、まさに「大トリ」という大役であった。
乃木坂46のキャプテンとして、そして女優として。いま、その輝きを最も強く放つ梅澤美波が、会場中の視線を独占した。ランウェイの頂点に現れた彼女の姿には、そこに立つだけで周囲の空気が一変するような、圧倒的なオーラが満ちていた。

riendaの10周年を祝福するような、白を基調とした神々しい「王道」のスタイル。頭上には純白の花冠、水色のオフショルダートップスが彼女の凛としたデコルテラインを引き立て、そして何より、ワンピースに重ねられた幾重もの白いチュールが、歩くたびにドラマチックな揺れを描く。

その重厚かつ繊細なシルエットは、彼女の持つ圧倒的なスタイルと気品を最高に際立たせていた。ランウェイの先端で見せた、少しだけはにかんだような表情と、モデルとして完璧に計算されたポージング。その一挙手一投足に、これまで積み上げてきた揺るぎない自信と美学が詰まっている。


アイドルとしての集大成を見せながら、女優としてのさらなる飛躍をも予感させる――。多くのファンに見守られながら歩いたこの大トリのステージは、梅澤美波の物語における、もっとも美しく、そして輝かしいひとときとして記憶に刻まれることだろう。


【遠藤さくら (evelyn)】
甘く、上品なフェミニンスタイルを提案する「evelyn」のステージが幕を開ける。その記念すべきトップバッターとしてランウェイに姿を現したのは、乃木坂46の圧倒的エース、遠藤さくらだ。

ステージの幕が上がり、彼女が登場した瞬間、会場の空気がふわりと明るく変わった。evelynの世界観を象徴するように、まさに「天使」が舞い降りたかのような光景。登場したその瞬間から、会場中の視線を一身に浴びながら、とびきりのニコニコ笑顔でランウェイを進む彼女の姿は、見ているだけで心が浄化されるような圧倒的な多幸感に包まれていた。

纏ったのは、アイボリーの柔らかい布地に、春の訪れを告げるようなイエローの可憐な花々が咲き誇るワンピース。肩には大きなリボンが揺れ、羽織った明るいイエローのカーディガンが、彼女の表情をさらに春らしく、愛らしく輝かせている。足元にはトレンドの厚底サンダルを合わせ、甘いスタイルに重厚感をプラス。手に持ったミニボストンバッグは、遠藤の動きに合わせてパールやビジューがキラキラと揺れ、彼女の可憐な魅力を彩る最高のアクセントとなっていた。

しかし、その可憐な衣装以上に会場を支配していたのは、遠藤さくら自身が放つ圧倒的なオーラだ。登場した瞬間から、会場中の視線を一身に集め、空気が一瞬で「遠藤さくらの空間」へと塗り替えられる。トップバッターとして歩を進めるその姿には、観客を惹きつけて離さない圧倒的なカリスマ性が宿っていた。
同時に、彼女が纏うのは、見る者すべてを包み込むような「癒し」の空気感。美しさと愛らしさが完璧なバランスで調和し、ステージに立つ彼女の周囲だけ、まるで春の陽だまりのような優しい光が満ちているようだった。

ステージ先端にたどり着くと、彼女はその場に満ちる熱気を吸い込み、至高のポージングを披露する。
手に持ったバッグを顔の横に掲げ、バッグに向かってふわりと横向きにキス。その直後、今度は正面を向き、カバンの横から顔を覗かせながら、人差し指を口元に添えて「ヒミツ」のポーズ。


この一連の流れは、あまりに完璧で、「一体どこまでが計算で、どこからが彼女の素なのか」——。私たちは彼女の掌の上で、ただただその魅力に翻弄され、もっと彼女を知りたいという欲求にかられるのだ。
evelynの甘い世界観を、圧倒的な華やかさと、見る者を翻弄する謎めいた求心力で体現したトップバッター。その天性の愛らしさと、観客を虜にして離さない強烈な魅力で、伝説に残るステージの始まりを告げた。
【遠藤さくら (GRAPEFRUIT MOON)】

続いてのステージは、東京・下北沢を中心に展開するヴィンテージショップ「GRAPEFRUIT MOON」。古着ならではの唯一無二の風合いを活かした、個性豊かなスタイリングが披露された。このステージに登場したのは、乃木坂46の遠藤さくらだ。

先ほどのステージで魅せた可愛らしさ全開のイメージを180度覆す、クールでエッジの効いたスタイリングで登場し、会場を驚かせた。

纏うのは、鮮やかなフューシャピンクのフリンジスカートが目を引く、ヴィンテージ感溢れるコーディネート。オーバーサイズのホワイトジャケットには、手書き風のグラフィックや「HAPPY」の文字が描かれ、彼女の持つ天真爛漫な一面を遊び心たっぷりに表現している。インナーに合わせたシアー素材の総柄トップスと、足元の武骨なブラックブーツが、全体の印象をキリッと引き締め、彼女の新たな一面を引き出していた。
ランウェイを歩くその一歩一歩が、その場の空気の正解を塗り替えていく。エッジの効いたファッションを難なく自分の色へと染め上げ、堂々と着こなす姿からは、彼女が纏うことで初めて完成する、そんな唯一無二の輝きが放たれていた。

ステージ先端へたどり着くと、ハットのつばに手をかけ、鋭い眼差しをカメラへ向ける。その一瞬の表情に、会場のボルテージは最高潮に。どんなモードであっても、彼女がそこに立つだけで、そこは彼女だけの独壇場となるのだ。
何色にでも染まり、どんな形にもなれる。その変幻自在な色彩と圧倒的な存在感で、観客を翻弄し、惹きつけてやまない。遠藤さくらの底知れないポテンシャルを、ただ見せつけられた衝撃のステージだった。
【川﨑桜 (An MILLE)】

甘く、上品なフェミニンスタイルを提案する「An MILLE」。ブランドの世界観を体現する、可憐で清楚なスタイリングが披露された。このステージに登場したのは、乃木坂46の5期生、川﨑桜だ。
ステージに現れた川﨑は、An MILLEが掲げる「女の子の憧れ」を、そのまま形にしたような佇まいで会場を魅了した。纏うのは、アイボリーを基調とした、パステルカラーの小花柄ワンピース。胸元の大きなリボン、裾に向かって広がるフレアなシルエット――。その一つひとつが、「あんなふうになってみたい」という、誰もが抱く甘い憧れを丁寧に形にしたかのようだ。手に持った花かごまでが、まるでおとぎ話から抜け出してきたような、まさに「理想の憧れ」そのものだった。

音楽に合わせてランウェイを歩く川﨑は、終始、会場中を幸せにするような輝く笑顔を振りまいている。その無防備で愛らしい姿は、見ている私たちに「可愛い」の魔法をかけてくれるかのよう。

ステージ先端へたどり着くと、大切そうに抱えた花かごを胸元へ。会場の視線を一身に集めながら、とびきりのスマイルを向ける。その瞬間の彼女は、まさに女の子たちの憧れの象徴であり、夢そのものだった。

「可愛い」のすべてを纏い、女の子の願いをランウェイという舞台で体現した川﨑桜。彼女の存在そのものが、会場にいるすべての女の子に「もっと自分を愛していいんだ」と思わせてくれる、最高に幸せなステージとなった。
【川﨑桜 (GRAPEFRUIT MOON)】

ステージに現れた川﨑は、普段の愛らしいイメージを良い意味で裏切る、個性的なスタイリングで観客の視線を釘付けにした。

纏うのは、ピュアな白のレースワンピースに、光沢のあるカーキのアウターを羽織った甘辛ミックスコーデ。アウターの袖や裏地から覗くシルバーがフューチャリスティックなアクセントとなり、クラシカルなレースと見事な対比を描いている。さらに、フリンジが施されたブラックのベストと編み込みベルトでウエストをマークし、ウエスタンなニュアンスもプラス。足元は厚底のブラックブーツで引き締め、全体のバランスを完璧に整えていた。

髪型は、ツインテールに近い位置でまとめたハーフアップ。そのアレンジは、どこか茶目っ気を感じさせるキュートな遊び心に満ちている。

ステージ先端へたどり着くと、ジャケットの襟元に手をかけ、少し気だるげなクールな表情を見せたかと思えば、その直後にふっと見せる表情には、隠しきれない高揚感が宿っている。キュートな髪型とエッジの効いた衣装のコントラストが、彼女の持つ天真爛漫な魅力をより一層際立たせていた。

甘いレース、武骨なミリタリー、ウエスタンなフリンジ。一見バラバラに見える要素を、持ち前の遊び心で軽やかに乗りこなした川﨑桜。彼女の新しい可能性を感じさせる、最高にキュートでエッジィなステージとなった。
【井上和 (evelyn)】

甘いディテールに、乙女心を重ねて。可憐なレースやリボンを愛するすべての女の子へ向けて、evelynは今日もとびきりフェミニンな世界を届けてくれる。そんな心躍るブランドのランウェイに、乃木坂46の5期生、井上和が登場した。

柔らかい光に包まれながら登場すると、まるでお姫様がお花畑へピクニックに来たかのような、可憐で純真無垢な佇まいで会場を魅了した。

纏うのは、ピュアな白のコットンワンピース。全体に施されたアイレットレースと、裾に向かって広がるティアードシルエットが、彼女の持つ圧倒的な透明感を最大限に引き立てている。手に持った大きなオレンジ色の花が、白一色のワンピースに鮮やかなアクセントを加え、会場に春の爽やかな風を運んでいた。

ステージ先端へたどり着くと、抱えた大きな花を胸元へ寄せ、会場中を見渡しながらとびきりのスマイルを披露。その姿は、春を楽しむお姫様そのものだ。彼女がそこに立つだけで会場全体が温かな空気に包まれる、まさに「可愛い」の魔法がかけられた瞬間だった。

甘いワンピース、清楚なハーフアップ、そしてオレンジの花ととびきりの笑顔。evelynの世界観を、持ち前の圧倒的な透明感と親しみやすいアイドル性で完璧に表現した井上和。彼女の存在そのものが、会場にいるすべての人に「春の日の幸せ」を届けてくれた、最高にキュートでハッピーなステージとなった。

【井上和 (An MILLE)】

続いて登場したのは、乃木坂46の5期生、井上和。淡いピンクのチェック柄ワンピースを纏った彼女がランウェイに現れた。
彼女が登場した瞬間、会場には可愛らしい空気が一気に満ちた。纏ったのは、An MILLEらしいピンクを基調とした大振りなチェック柄のワンピース。繊細なフリルやレースを主役にするブランドが多い中で、あえて大胆なチェック柄を選んだ今回のスタイリングは、井上の持つ可憐さを一段と引き立てていた。

落ち着いたトーンのピンクが、チェックというカジュアルな要素を極上の甘さへと昇華させている。胸元で結ばれた存在感のあるリボンは、彼女の凛とした顔立ちに柔らかな華やぎを添え、歩くたびに重なり合って広がるフレアシルエットは、まさに物語から抜け出してきたお人形そのもの。甘いディテールを完璧に調和させ、上品な気品を損なわないその着こなしは、女の子が憧れる「理想のドーリースタイル」を具現化したようだった。

特筆すべきは、ステージを支配する彼女の求心力だ。ランウェイの中盤、手にした花かごを大切そうに抱え、客席へ向けた視線には、誰もが惹きつけられる強烈な意志が宿っていた。
ステージ先端へたどり着くと、彼女は一瞬で表情を変える。あどけなさを残した笑顔から、ふとした瞬間に見せる大人びた眼差し。その揺らぎが、見る者の視線を決して離さない。花かごを胸元に寄せ、会場中のファン一人ひとりと目を合わせるように微笑む姿は、ただ可愛らしいだけではなく、観客を自らの世界観へと引きずり込むような圧倒的な「アイドルとしての芯」を感じさせた。

An MILLEが掲げる「女の子の憧れ」というブランドコンセプトを、井上和というフィルターを通して完璧に体現したステージ。彼女の存在そのものが、その場の空気感を一瞬で甘く、華やかなものへと塗り替えていた。
【一ノ瀬美空 (Daniel Wellington)】

シックで洗練された空気に包まれ、スポットライトが交差するDaniel Wellingtonのステージ。その中心に、一ノ瀬美空が颯爽と登場した。
都会的なムードの中で、彼女はひときわ透明感を放っている。いつもの親しみやすい表情を一度封印し、凛としたモデルの顔で観客の視線を釘付けにした。

オフホワイトのワッフル素材を、上下で軽やかに着こなす。足元の黒いヒールブーツが引き締め役となり、被ったロゴキャップが、絶妙な抜け感を添えていた。歩くたびに柔らかく波打つロングスカートは、彼女の所作に優雅な余韻を残し、素材の持つ温かみと洗練されたシルエットが見事な調和を生み出している。

ランウェイに現れた瞬間、会場の空気が彼女のリズムに染まっていく。素材の美しさが際立つ装いだからこそ、その凛とした横顔や一歩一歩の所作から目が離せなくなる。穏やかでありながら、確かな存在感。

しかし、彼女の魅力はそれだけでは終わらない。ステージの最先端、最も注目が集まる場所で、彼女は見事に観客の意表を突く。凛とした表情をふわりと緩ませ、右手の人差し指を唇にそっと寄せて、小首を傾げるポーズ。その瞬間、会場は彼女が放つ甘く、チャーミングな「あざとかわいさ」に一気に包み込まれた。都会的なシックさと、彼女が持つ天性の愛らしさ。その二面性が、Daniel Wellingtonの研ぎ澄まされた世界観を鮮やかに彩る、劇的な瞬間であった。
【一ノ瀬美空 (rienda)】

「女性らしさに甘えて、生きる」をコンセプトに、強さと色気を兼ね備えた女性像を提案するrienda。
その世界観を、一ノ瀬美空は自身の持つ天真爛漫な輝きで鮮やかに昇華してみせた。
先ほどのクールな表情から一変、彼女の真骨頂である「あざとかわいい」魅力がステージで炸裂する。

頭上には春の訪れを告げるように花冠を戴き、首元には大きな水色のリボン。今季のトレンドである「シアーな軽やかさ」と「繊細なフェミニン」を掛け合わせたパステルカラーのニットは、程よい透け感と柔らかい質感で春の空気感を纏っている。ふわりと揺れるフリルのミニスカートは軽快なシルエットで女性らしい脚のラインを引き立て、あえてダークブラウンの厚底ヒールを合わせることで、甘いディテールを強調しつつ、足元で全体をキュッと引き締めた、計算されたバランスに仕上げていた。

メイクは目元に淡いピンクのグリッターを忍ばせて、春の陽光を反射するような透明感を演出。つややかなリップが、彼女の愛らしい表情をより一層際立たせている。

ステージ先端へとたどり着いた一ノ瀬は、ここで観客のハートを射抜くポーズを披露。
両手を顎の下に添える「小顔ポーズ」で可愛らしく小首を傾げたかと思えば、その直後、ふわりと手を口元へ。とびきりの笑顔とともに観客席へ向けた「投げキス」は、まさにアイドルの真骨頂。
あざとかわいさの愛らしいコンボに、会場からは歓声が巻き起こった。トレンドを纏った可憐なスタイルと、彼女自身の天性の愛らしさ。その絶妙な調和を見せつけた、実に彼女らしい華やかなステージとなった。
【五百城茉央 (MONO-MART)】

都会的なエッセンスと、日常に溶け込むベーシックを。MONO-MARTは、洗練されたユニセックススタイルを提案し、幅広い層から支持を集めるブランドだ。そのステージに現れたのは、乃木坂46の5期生、五百城茉央。

纏ったのは、カジュアルながらも都会的な気品を漂わせるコーディネート。まず目を引くのは、インディゴブルーが美しいデニムジャケットだ。襟部分にあしらわれたフェイクレザーの切り替えが、デニムのカジュアルさを品よく引き締め、大人の都会的なエッセンスをプラスしている。
そのインナーには、グレーとホワイトの細幅ボーダー柄のニットを着用。主張しすぎない控えめな柄が、全体のコーディネートに心地よいリズムとアクセントを与えている。ボトムスには、くすんだベージュが洗練された印象のワイドスラックスを選択。ジャケットのボリューム感に対し、スラックスの流れるようなシルエットが完璧なコントラストを生み出し、彼女の抜群のスタイルをより一層際立たせていた。

しかし、その都会的なスタイリング以上に会場を圧倒したのは、五百城茉央自身が放つ、ナチュラルで圧倒的な「透明感」だ。彼女がランウェイを一歩踏み出すたびに、都会の雑踏さえもクリーンに塗り替えられていくかのような、爽やかな風が吹く。
爽やかな表情で歩を進めるその姿には、観客を惹きつけて離さない圧倒的なカリスマ性が宿る。それは、計算された美しさではなく、彼女が本来持っている、自然体で飾らないオーラから生まれるものだ。美しさと愛らしさが完璧なバランスで調和し、ステージに立つ彼女の周囲だけ、まるで春の陽だまりのような優しい光が満ちているようだった。

ステージ先端へたどり着くと、彼女はその場に満ちる熱気を吸い込み、至高のポージングを披露する。
肩にかけた鮮やかなピンク色のトートバッグを、愛おしそうに胸元へ。その瞬間、都会的なモノトーンの世界に、鮮烈な「ときめき」のピンクが咲き誇る。カバンの横から顔を覗かせ、とびきりの笑顔で客席を見渡す彼女。そのあどけなく、純真無垢な表情は、誰もが惹きつけられる強烈な意志が宿っていた。
【筒井あやめ (An MILLE)】
An MILLEのステージに登場したのは、乃木坂46の4期生、筒井あやめ。白のチェック柄ワンピースに黒のヴェールという、甘くもどこか幻想的な装いでランウェイに現れた。

ランウェイに姿を現した瞬間、その場がパッと華やぐようなオーラを放っていた。纏ったのは、白を基調としたチェック柄のロングワンピース。胸元のフリルやふんわりとした袖が、誰が見ても「可愛い」と思わず声が漏れてしまうような、王道のガーリーなデザインだ。

そこに、今回のスタイリングの鍵となる黒いヴェールを大胆にオン。あどけないチェック柄のワンピースに、ダークな黒のヴェールが重なることで、彼女自身の持つ透明感がより際立ち、まるで絵本の中から抜け出してきたような、儚くて愛らしい「現代のお姫様」が完成していた。

ランウェイを歩く彼女の姿には、ただただ純粋な可愛さが溢れている。楽しそうに観客と目を合わせ、手に持った白い袋を大切そうに抱える仕草ひとつひとつが、見ているこちらまで幸せな気分にさせてくれるから不思議だ。
ステージの先端へたどり着くと、彼女はとびきりの笑顔で会場を見渡した。そして、手にしていた袋を客席へ向かって、ふわりと優しく投げ入れた。それはただのプレゼントではなく、彼女が持つ天性の愛らしさと、「可愛い」という魔法そのものを観客に届けるような、とびきりハッピーなパフォーマンス。

袋が客席へ舞い、会場中が筒井あやめの放つ優しく温かい空気に包まれていく。ただそこに立つだけで、その場の空気を「可愛い」一色に染め上げてしまう。彼女の持つ、飾らない天性のアイドル性が、最高に輝いたステージとなった。

【金川紗耶 (An MILLE)】

An MILLEのドーリーな世界観に金川紗耶が登場した。淡いミントグリーンのロングワンピースを纏った彼女が姿を現すと、会場の雰囲気は一気に爽やかで、どこか初夏を感じさせるような清涼感に包まれた。

今回、金川が纏ったのは、淡いミントグリーンが目を引くロングワンピースだ。胸元には繊細な刺繍があしらわれ、歩くたびに揺れるティアードシルエットが、彼女の持つ大人びた表情と絶妙なバランスで調和している。
重たくなりがちなロング丈も、この明るく澄んだ色味と、肩周りの軽やかなデザインのおかげで、圧倒的に軽やかで春らしい印象だ。甘いデザインを大人っぽく着こなす彼女のセンスが光り、まさに「洗練されたガーリー」という言葉がぴったりのスタイル。上品なヘアアクセサリーと合わせて、ブランドが提案する新しいフェミニンを見事に体現していた。

ステージを歩く金川の姿には、モデルとしての矜持が宿っていた。ランウェイ中盤、まっすぐと客席を見つめるその眼差しには、観客を惹きつけて離さない圧倒的な強さと、プロフェッショナルな美しさが同居している。

ステージ先端へたどり着くと、彼女は手に持っていたバニティバッグを両手で大切そうに抱え、カメラに向けてふわりと微笑んだ。その一瞬、会場全体が彼女の放つ柔らかい空気感に包まれ、時間が止まったかのような感覚に陥る。ただそこに立っているだけで、周りの景色さえも彼女色に染めてしまうような、強烈な求心力だ。

An MILLEが掲げる甘く上品な世界観を、圧倒的なビジュアルと洗練された佇まいで仕上げた、このステージにおける特別な存在感を放っていた。
■ ARTIST LIVE:乃木坂46
ファッションショーの合間、会場の空気が一変する。アーティストライブの口火を切ったのは乃木坂46だ。トップバッターとして彼女たちが登場した瞬間、会場のペンライトが一斉に輝き出し、最高潮の熱気が広がった。

ライブの幕開けを飾ったのは『Same numbers』。大人びた雰囲気で会場を惹きつけ、乃木坂46の持つ研ぎ澄まされた世界観へ観客を一気に引きずり込む。そこから続く『帰り道は遠回りしたくなる』では、乃木坂らしい儚さを湛えながらも、一歩を踏み出す強い意志がメロディに重なる。ただ明るいだけではない、彼女たちにしか表現できない、切なさと前向きさが共存するあの空気感が、会場を独特の多幸感で包み込んでいった。

そして圧巻だったのは、新曲『最後に階段を駆け上がったのはいつだ?』。清楚なイメージを突き抜けるような力強いダンスとエネルギーで、観客を完全に圧倒した。トップバッターとして、会場のボルテージを一段も二段も引き上げる、鮮烈なステージだった。

限られたセットリストの中には、乃木坂46が大切に守り抜いてきた上品な美学と、今まさに進化を遂げようとする力強い眼差しが共存していた。彼女たちがアーティストライブの口火を切ったことで、会場の空気は一瞬にして洗練された熱を帯び、この日のステージ全体が確かな高揚感に包まれたのは言うまでもない。その圧倒的なステージが残した余韻は、ファッションの祭典を駆け抜けるモデルたちの背中を上品に押し、会場全体を期待感という名の熱狂で満たしていった。

【INFO】
Rakuten GirlsAward 公式サイト:https://girls-award.com/
rienda:https://www.ec-store.net/sws/pages/concept_rienda.aspx
evelyn:https://evelyn.tokyo.jp/
GRAPEFRUIT MOON:https://shop.grapefruitmoon.jp/
An MILLE:https://anmille.tokyo/
Daniel Wellington:https://jp.danielwellington.com/
MONO-MART:https://www.instagram.com/monomart_style/
【感想】

今回のGirlsAwardを取材して、ただひたすらに圧倒されたのは、ファッションとアイドルという二つの世界が融合した瞬間の、あのエネルギーの爆発力です。アーティストライブの口火を乃木坂46が切り、その熱量が会場を満たしたまま、今度はモデルとしてメンバーたちがランウェイを歩く。
彼女たちが一歩踏み出すたびに、先ほどまでライブで魅せていた表情とはまた違う、プロフェッショナルな美しさが光っていました。ただ「可愛い服を着て歩く」だけじゃない。彼女たちがこれまで培ってきた物語や、ステージに懸けるひたむきな熱量が、一歩一歩の足取りにそのまま重なって会場に伝わっていたのが印象的でした。そのたびに会場の空気が塗り替えられ、見ているこちらの心まで洗われるような、そんな気持ちになりました!
「もっと彼女たちのことを知りたい、見届けたい」。そう思わせてくれる強い引力に満ちた最高の祭典。この場所で彼女たちが輝く姿を見ることができたことは、学生リポーターとしての私にとって、一生忘れられない宝物のような体験になりました。
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:加藤美羽(早稲田大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/
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