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「大人はなぜメイクするの?」——そんなイガリシノブさんの問いかけに、それぞれ思い思いの答えを考える子どもたち。2026年3月、代官山蔦屋書店で親子向けの「メ育」ワークショップが開催されました。

会場となったのは、代官山 蔦屋書店の全館フェア「SPRING SWING 2026」のイベントスペース。フェアのテーマ「ひかりをえらぶ、春。」にぴったりな明るくあたたかな雰囲気のなか、小学3〜5年生を中心とした子どもたちと保護者が参加しました。

「大人はなぜメイクするの?」に答えられますか?親子で学ぶ「メ育」@代官山 蔦屋書店で子どもたちはどう思った?【豪華コスメお土産つきイベント】_img0

 


「なぜメイクするのか」を、子どもたちと一緒に考える


メディアや現場で活躍しながら、子ども向けのメイク教育「メ育」にも力を注ぐイガリさん。渋谷区の中学校での出張授業をはじめ、男女問わずメイクを教えるその活動は、じわじわと広がりを見せています。

今回の授業も、まずは「なぜメイクするの?」という問いかけからスタート。子供達からは「楽しいから」「可愛くなりたいから」「気分が上がるから」「すっぴんとの切り替えが好きだから」などの答えが。保護者からは「若く見られたいから」「綺麗に見られたいから」という本音も。イガリさんはそれぞれの答えを丁寧に受け止めながら、こう伝えました。「遊びのメイクでもいい。でも『自分はなぜメイクするのか』を考える習慣を持ってほしいんです」。

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メイクを「なんとなく」ではなく「自分で選ぶもの」として捉える——それがメ育の出発点です。

キッズメイクの「4つのお約束」


実技に入る前に、イガリさんから「4つのお約束」が伝えられました。

ひとつ、先生の真似をして正しい塗り方と肌の守り方を学ぶこと。ふたつ、顔には「ふわふわタッチ」で優しく触れること。みっつ、道具の準備と片付けは自分でやること。そしてよっつ、メイクした日は必ずお風呂で落としてから寝ること。

どれも当たり前のようで、意外ときちんと教わる機会がないことばかり。子どもたちは真剣な顔でうなずきながら聞いていました。

 


まずは「顔と仲良くなる」ところから


実技に入る前に、ユニークなウォーミングアップがありました。サイコロを使ったゲームで、隣に座った子と「好きなキャラクター」「好きな歌」「名前の由来」を伝え合うというもの。名前の由来がわからない子は、後ろに座る保護者にこっそり聞きに行きます。あちこちで笑顔がこぼれ、会場がほんわかとした空気に包まれました。

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コミュニケーションゲームの後は、顔のパーツを一緒に確認。目、口、頬、肌……と挙げていくと、眉毛、鼻、まつげ、耳、ほくろ、涙袋まで、顔にはたくさんのパーツがあることに改めて気づきます。そして保護者と向き合って笑顔や変顔を作る場面も。子どもたちの表情を笑顔で見守る保護者の姿も、この授業ならではの光景でした。

シートマスクの「冷たい理由」、知っていましたか?


いよいよ実技スタート。最初のアイテムは、ルルルンのシートマスク。前髪をヘアピンで留めて、位置を合わせながらそっと顔に乗せます。

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「なんで冷たいの?」とイガリさんからのクイズ。「シートに含まれた水分が、お肌の熱を吸い取って逃がしてくれるから冷たく感じるんだよ」という答えに、「へえ〜」と声が上がりました。シートマスク1枚に含まれる化粧水の量は、ペットボトルのキャップ一杯よりもやや多い程度。そんな豆知識もさらっと交えながら、メイクの「なぜ」を楽しく学んでいきます。

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シートを外したあとはティッシュで軽く押さえ、メディプラスのゲルをワンプッシュ。残ったゲルは手や首にもなじませて、無駄なく使い切ります。

日焼け止めは「見えない帽子」


続いては日焼け止めの使い方。「SPFってなに?」「PAって?」——聞き慣れない言葉も、イガリさんの説明でするすると頭に入ってきます。SPFはUVBという「すぐ赤くなる紫外線」を防ぐ指標、PAはUVAという「じわじわ変化させる紫外線」を防ぐ指標。ハワイや沖縄など強い日差しの下ではSPF50・PA++++を選ぶといいそう。

塗り方も丁寧に教えてもらいました。三本指でおでこ、あご、鼻の三か所にスタンプのように置いてから、「ありがとう」という気持ちでやさしく押さえてなじませます。首の後ろや髪の分け目、唇も忘れずに。強くこすらず、やさしい心持ちで仕上げることが大切だと繰り返し伝えられました。

指でトントン、ハイライト&シェーディング


日焼け止めの後は、いよいよメイクの核心ともいえるハイライトとシェーディングへ。

ハイライトは光を集めて、ツヤ感や立体感を出すアイテム。鼻の付け根(鼻根)には横方向にしっかりめに、鼻先にはトントンと軽く、そして鼻筋でさらっとつなぐのが今どきのやり方だそう。おでこは眉間から上方向・左右へ広げるように乗せると、顔の中心に光が集まって明るい印象になります。

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シェーディングはその逆で、影を作って凹凸を演出するもの。鼻の硬い骨の両側(中央から約5mmほど外側)にトントンと入れますが、「黒くなるほどやり過ぎはNG。薄めに、が正解」とイガリさん。あごの先には下から軽く「キュッ」と入れるだけ。外に広げると不自然になってしまうので、あくまでも中心にとどめるのがコツです。

赤リップは「しっかり塗り」で元気よく


リップは今回、赤を使った「しっかり塗り」に挑戦。「リップは色だけじゃなくて、気分を乗せるものでもあるんだよ」とイガリさん。今回のテーマは「元気にいきたい気分」です。

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スティックは1〜2mmだけ繰り出し、上唇側からグイグイと塗っていきます。中指と人差し指でトントンとなじませたら、手はすぐにティッシュで拭くのが鉄則。はみ出してしまったときは、メディプラスのジェルを浸した濡れ綿棒で優しく拭き取ります。「乾いた綿棒で拭うと、かえって広がっちゃうからダメ」というプロならではのテクニックに、保護者たちも「知らなかった!」という反応。

今どきのチークは何が違う?


チークは昔の「外側に広げる」スタイルから、今は「内側中心」に変わっています。目尻の横と口角を結んだラインの内側にだけ、ポンポンと乗せるのが現代風。左右同じ位置に入れることで、バランスよく仕上がります。

アイラインは目尻だけに入れる練習を。まず手の甲で線と点の感覚をつかんでから、鏡を少し下から覗き込んで目尻に「スーッ」と引いて、上側を「チョン」と足すだけ。「失敗してもいい、それが練習だよ」というイガリさんの言葉に背中を押されながら、みんな真剣に挑戦していました。アイシャドウは目の先に少し足したり涙袋に使ったりするだけで、ぐっと可愛らしい印象になるそう。

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そしてこの日のクライマックスともいえたのが、子どもたちが今日習った技術をお母さんに施す時間。おそるおそる日焼け止めを塗ったり、チークをのせたりしながら、どの親子も笑顔でいっぱい。会場がいちばん盛り上がった瞬間でした。

「メイクしたら、落とすのは義務」


楽しいことばかりではなく、大切なことも。「メイクした日は必ずお風呂に入って、クレンジングで落としてから寝ること。特にマスカラを落とし忘れると、お肌がとても傷つくよ」というイガリさんの言葉は、子どもたちが一番真剣な顔で聞いていた瞬間でした。今回配布されたメイク落としを自宅で使ってみることが、今日の大切な「宿題」のひとつです。

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「鏡が綺麗じゃないと、顔も綺麗じゃなくなっちゃう」


授業の終わりには、使った鏡やメイク道具をひとつひとつ丁寧に拭いて片付ける時間も。「鏡が綺麗じゃないと顔も綺麗じゃなくなっちゃう」というイガリさんの言葉とともに、子どもたちは自分で使ったものを確認しながら、ていねいに拭き上げていました。道具を大切にすることも、メ育の大切な一部です。

会場の外では代官山ビューティーピクニックも同時開催。無料のサンプル配布もあり、ワークショップ参加者以外も楽しめるにぎやかな一日となりました。

「自分のひかりを見つける」、その第一歩


参加した子どもたちからは「楽しかった」「メイクの楽しさを知れた」という声が次々と聞かれました。最後にイガリさんが伝えたのは、「学校などメイクが禁止されている場所ではルールをきちんと守って、楽しめる場所で思いきり活用してね」という言葉。メイクとの正しい付き合い方を、自分で考えて選んでいく——その力を育てることこそが、メ育のゴールなのだと改めて感じさせられました。

「メイクは、自分を好きになるためのツール。でも正しく使わないと、大切な肌を傷つけてしまう」。楽しさと知識を同時に手渡すことで、子どもたちが自分なりの「ひかり」を見つけていく。そのための2時間が、代官山の春の日差しのなかで、あたたかく幕を閉じました。

豪華コスメお土産つき! 

親子で参加・わたしの“ひかり”を見つける「メ育」レッスン 

produced by イガリシノブ × ampule

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●4/29(水・祝)二子玉川 蔦屋書店 2階 SHARELOUNGE内イベントスペースA

>>お申込みはこちらから

大人気メイクアップアーティスト・イガリシノブさんが手掛けるメ育(包括的メイクアップ教育)。

『わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本』は、綺麗にメイクをするための方法やコツを学ぶことだけでなく、皮膚科医・プロのヘアメイク・ネイリストが監修した、自分の顔や体を大切にしながら楽しくメイクを使って自分らしさを表現することを学ぶためのコンテンツとして話題になりました。

今回は、代官山 蔦屋書店で開催する「SPRING SWING 2026」という全館フェアのテーマ“ひかりをえらぶ、春。”に合わせ、メ育のコンテンツのつまった書籍の内容を、親子で楽しみながら学べるワークショップイベントを開催いたします。

 

メイクをすることで、どんなふうに自分をもっと好きになれるか、

お子様・保護者さま、みんなが安心して自分だけのひかりを見つけることができるように教えてもらいます。

当日は、イガリシノブさんが直接メイク方法を教えてくださり、さらには豪華コスメお土産も!みんながそれぞれ違うことを大切にして、素肌を守りながら、自分に合ったメイクの方法を学びませんか?

 

■豪華コスメお土産セットに入るアイテム一覧

親子で使えるシートマスク、リップやチーク、アイシャドウやハイライト等のメイクアップアイテム

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〈書籍紹介〉

『わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本』著:イガリシノブ

¥2090(税込)

講談社

Amazonはこちら>>

楽天ブックスはこちら>>

ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブがメイクに挑戦する小学生を親御さん目線で応援!

・小学生がメイクって……いいの?

・肌あれ、トラブルは大丈夫?

・どこまでOKしていいもの?

…….とお困りのお母さん、お父さんをサポート! 子どものやる気は否定せず、うまく見守る方法を考えました。

・自信がついてチャレンジしたくなる

・自分と違う人の良いところを見つける

……といった、メイクの魔法は自分にもまわりにもいいことがいっぱい! メイクで一番大切な「落とし方」「スキンケア」は皮膚科医・エステティシャンが監修。小学生に大流行中のネイルチップ。爪を傷めない楽しみ方はネイリストがサポート。


写真/大内カオリ

取材・文/岡部のぞみ

 

 

前回記事「【イガリシノブさん広尾中学&松濤中学”メ育”授業レポート】「大切なのは自分で選ぶこと」メイクが育む「自分らしさ」」>>

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