声優・アーティストとして第一線で活躍しながら、徹底した美容研究とリアルな発信で“声優界の美容番長”としても注目を集める小倉 唯さん。今回はこれまで積み重ねてきたセルフメイクの遍歴をクローズアップします。試行錯誤を重ねた10代、迷いながらもアップデートを続けた20代、そして今——そのリアルな変遷を、思い出のエピソードとともにお届け。
【写真】声優・小倉 唯さん、中学生時代から現在までのメイク遍歴
「今の“可愛い私”をつくっているのは、これまでのメイクの失敗や発見の積み重ね。鏡と向き合ってきた時間の分だけ成長して、少しずつ自分を好きになれた気がします。私のメイク変遷が、みなさんの“キレイ”のヒントになったら嬉しいです」。(小倉さん、以下同)
①【中学生/12~15歳】桐谷美玲さんに憧れて。雑誌を片手に鏡と格闘した日々
「13〜14歳頃に声優のお仕事を始め、セルフメイクをする機会が増えたことをきっかけに、本格的にメイクを勉強し始めました。事務所の先輩やマネージャーさんに基礎を教わり、姉からコスメをもらいながら毎日練習。当時はまだSNSがなく、ファッション誌『Seventeen』が私の教科書でした。プロセスを一から真似して、独学で研究していたんです。
当時、桐谷美玲さんの猫っぽく跳ね上げたアイラインが流行っていました。それを再現したくて、お小遣いをキャンメイクなどのプチプラコスメに注ぎ込んでいました(笑)」。
②【高校生/15~18歳】デパコスデビュー。コレクター気質が本格化!
「高校生になってからは、もっと自分のメイク技術を磨きたいという気持ちが強くなって、メイク熱が一気に加速しました。マジョリカ マジョルカのマスカラにハマったり、RMKのベースメイクをライン使いしてみたり。今思えば、ちょっとませた高校生でしたね(笑)。
プチプラもデパコスも関係なく“いいもの”を集めたくなって、コスメ収集が完全に趣味になったのもこの頃。今と比べると、メイクはもう少しナチュラル寄りだったと思います」。
③【2013年/18歳】メイクが濃すぎて迷走。引き算を覚えた転機
「若気の至りというか……この頃はかなり濃いメイクが好きでした。特に“目を大きく見せたい!”という気持ちが強くて、ライブではアイラインを思いきり濃くしたり、つけまつ毛をメイクさんにお願いして足してもらったり。
自分では満足していたんですけど、プロデューサーの方に『今日ちょっとメイク濃くない?』と指摘されて。周りのメイクさんやスタッフさんまで巻き込んで『そうかなあ?』『気のせいじゃない?』なんて言いながらごまかしていました(笑)。
でも、だんだん自分でも『あれ、ちょっとやりすぎかも?』と思うようになって。あの迷走があったからこそ、“引き算”の大切さに気づけたんだと思います」。
④【大学生/18歳~22歳】外資ブランドにも開眼。アメブロでコスメ紹介もスタート
「大学生になると、ディオールなどの外資ブランドや、アディクションといった憧れブランドにも挑戦するようになりました。少しクセのある色や質感が好きだったんです。あと、アメブロでコスメレビューも書き始めました。この写真はボルドーメイクをしているときのもので、工程を細かく紹介していました。
発信することで『もっと研究したい!』という気持ちがどんどん強くなって、自分なりの正解探しがますます楽しくなっていった時期ですね」。
⑤【2020年/25歳】コロナ禍、おうち時間に個人YouTubeをスタート
「コロナ禍でお仕事が制限されておうち時間が増えたタイミングに、“何か発信できたらいいな”と思って始めました。リクエストの多かった地雷系メイクに挑戦してみたり、すっぴん風のオフィスメイクを紹介したり。本数自体はそれほど多くないのですが、カメラの前でコスメについて語る時間がとにかく楽しくて、気づけば止まらなくなっていました。
視聴者の方からリアルな反応をいただけることで、自分のメイクもどんどんブラッシュアップされていった気がします」。
