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ミュベール(MUVEIL)の2026年プレフォールコレクションが発表された。テーマは“ William Merrell Vories ”。

建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識を落とし込んで ミュベール 2026年プレフォールコレクション - 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識|写真1

来日後、日本に根差した暮らしの中で数々の建築を生み出した建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ。山の上ホテルをはじめ、教会や名門大学の講堂などの建築で知られ、事業面においてはメンソレータムを日本に広く普及させた人物だ。彼によるアール・デコの意匠を取り入れた建築物は、日本の風土に寄り添い、街並みに溶け込みながらも、確かな存在感を放っている。

ミュベールの2026年プレフォールコレクションでは、そんなウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識に着想。彼の建築物のように、クラシックでマニッシュな佇まいに、日本で再解釈された西洋のロマンティックな要素を重ねたルックを提案する。

繊細なアネモネ&スイートピー刺繍 ミュベール 2026年プレフォールコレクション - 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識|写真4

目を引くのは、随所に散りばめられた花々のモチーフ。明治初期に日本へもたらされたとされる花、スイートピーやアネモネをモチーフとしている。手刺繍により丁寧にあしらわれたニットウェアの数々が、軽やかなムードを添える。

ミュベール 2026年プレフォールコレクション - 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識|写真13

同じくフラワーモチーフとして、ローズバッドモチーフのオリジナルプリントがお目見え。ヴィンテージのクロスペーパーを想起させるプリントは、光でかすれたようなタッチで仕上げているのが特徴。スポーティーなMA-1やハーフパンツに採用し、可憐でありながらもタフな表情に仕上げている。

光を取り入れるチュールやレース ミュベール 2026年プレフォールコレクション - 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識|写真14

エンブロイダリーレースを通じて、ヴォーリズが大切にした光の取り入れ方を表現しているのもポイント。美しく光を通す、ハリ感のあるチュール素材をタイトスカートに重ねている。窓辺に揺れるレースカーテンを思わせる、ひだのディテールが特徴だ。また、上部のシアー部分で横線、タイトスカート部分の生地でストライプ模様を採用しており、上下が重なることでチェック柄に見えるように仕立てた。

ミュベール 2026年プレフォールコレクション - 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの美意識|写真15

ミュベールで人気のアニマルモチーフも健在。今季は、明治初期に日本にやってきたセントバーナード、ジャックラッセルテリア、メインクーンといった動物たちを表現した。毛並みを再現したもっこりふわふわなアップリケ刺繍が、ニットカーディガンやセットアップを可愛らしく彩る。

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