
今春も桜花賞を予想した武元唯衣(カメラ・竹松 明季)
◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)
第86回桜花賞(12日、阪神)の枠順が9日、確定した。昨年の有馬記念で3連単13万円超を見事に的中させた櫻坂46の武元唯衣(24)が、今春のG1シリーズに合わせ、コラム「私に推させて!!♥」をスタート。2年連続的中を狙う牝馬3冠初戦は、歴代最多勝の武豊騎手(57)=栗東=が手綱を執るアランカール推し。7番枠のエピファネイア産駒に◎を打った。
お久しぶりです。櫻坂46の武元唯衣です。有馬記念は思い入れがあるミュージアムマイルと推し馬のコスモキュランダがワンツー。推しのカッコイイところをみんなと見ることができてすごくうれしかった~。バラエティー番組に出演した時も話題にしていただいたり、めちゃくちゃ反響がありましたよ(笑)。
私は今春にグループを卒業します。桜花賞当日は国立競技場(MUFGスタジアム)でライブがあり、メンバーと立つステージもあと少し。有終の美を飾りたい思いは競馬人と同じ。人生で一番といえるほど頑張っている最中です。
昨年、的中した桜花賞を今年も櫻坂の名前を背負って予想します。櫻坂が当てるからこそ、かっこいいと思う一番意識するレースですが、今年はすごく難しい…。悩みましたが本命はアランカールにします。前走のチューリップ賞は3着でしたが、後ろから行く馬には、しんどいスローペース。それでも僅差まで伸びてきて、まさに次につながる競馬でした。大阪杯をクロワデュノールで勝った斉藤崇厩舎の連続Vがありそうですし、久しぶりに桜花賞を勝つ武豊さんが見たい願望と、私がずっと好きなエピファネイアの産駒も推しポイントです!
安定した競馬をする強い子、ドリームコアが2番手です。クイーンCは進路が開いた瞬間にグイッと伸びてきて、やっぱり強いと思いました。昨年の覇者エンブロイダリーと同じローテというのも推し。これ以上、評価は下げられないです。
3番手のスターアニスは何といってもG1馬。どれだけ周りが強くても、自分の競馬ができる精神面の強さが見えますよね。松山さんがずっと乗り続けて知り尽くしているのもポイント。あとは吉田勝己さんの4頭出し【注】にも注目しています。
フェスティバルヒルは骨折明けですが、ファンタジーSが完璧。ここからは私情ガンガンですけど(笑)。お世話になったミュージアムマイルの半妹で、担当者は祖父の厩舎にいた厩務員さん。特別な感情が詰まっているので、推さないわけにはいかないですよね!
アイドル人生の終わりと、新しいスタートのタイミングで予想できることは、私にとってすごくありがたいお話。担当する春G1を多く当てられるように一生懸命頑張ります!
○…今回から新たに使用することになったコラム名「私に推させて!!♥」は、自身が提案した。実は、実家で行われた家族会議で母が出した案を採用。7年半のアイドル時代を「推してもらってきた人生」と振り返る武元は、“推し”という言葉自体が好き。自身の経歴とアイドルらしさを込める形となった。
◆武元の的中実績 スポーツ報知で2度目の予想となった昨春の桜花賞は3番人気のエンブロイダリーを本命に◎▲で馬単2000円をヒット。昨秋は5度の予想で古馬王道G13戦を全的中。最後の有馬記念は当日の1面予想で大当たり。本命のミュージアムマイルから2着に12番人気のコスモキュランダが入り、◎△▲で3連単13万1710円の高配当。愛称のちゅけもん、ちゅけから派生した「#ちゅ券」がSNS上でバズった。
◆武豊と桜花賞 過去32回騎乗し、【57119】で、勝率15・6%、連対率37・5%。5勝は歴代最多で、今回勝てば04年ダンスインザムード以来の22年ぶり。過去10年では9回騎乗し、17年リスグラシュー、20年レシステンシア、22年ウォーターナビレラでの2着3回がある。
◆チューリップ賞VTR 同じ舞台で行われた前走のトライアルは15頭立て。阪神JF5着以来のアランカールは1番人気に推された。前半800メートル48秒6―後半同45秒7のスローペースとなり、4コーナー10番手から上がり最速33秒0の末脚で大外を追い上げたが、首、首差の3着に敗れた。1着タイセイボーグ(その後、骨折が判明し離脱)は同8番手、2着ナムラコスモスは同3番手で、結果として位置取りの差が響いた。
◆武元 唯衣(たけもと・ゆい)2002年3月23日、滋賀県生まれ。24歳。18年にデビューし、20年10月から櫻坂46のメンバー。野球は巨人ファン。祖父が栗東の元調教師で、親戚には厩務員などの競馬関係者が多い。アイドルとして心がけてきたことは一生に一度の舞台でベストを出す本番での精神力。その経験から安定して力を発揮する馬は評価が高めと自己分析する。