新潟県三条市にある「コスメティックハウス ミズノ」は、商店街の小さな化粧品店として創業した後、市街地再開発に伴い、中心市街地と郊外のショッピングセンターに出店し、30年にわたって営業を続けてきた。しかし、2025年にショッピングセンターが閉鎖され、同店は路面店への移転を決断することになった。
通常、ショッピングセンターのテナントから路面店への移転はハードルが高く、集客面でも不安が伴うが、同店では店舗を拡大し個室ルームも備えたことで、質の高い接客やサービスを提供できる環境を整えた。さらに、個性豊かな化粧品ブランドやインナービューティの提案を通じて、地域客に寄り添う専門店としての地位を築いている。
これまでの歩みや路面店に転換してからの工夫について話を伺った。
SC閉鎖から4カ月、顧客離れを
防いだ路面店へのスピード移転
新潟県三条市に店舗を構える「コスメティックハウス ミズノ」は、1959年に商店街の約6坪の小さな店舗として創業した。当初はハンドバッグなどの小物を扱っていたが、時代の変化とともに主力を化粧品へと移し、化粧品専門店としての基盤を築いていった。
