日向坂46が、4月4日、5日の2日間に渡って〈7回目のひな誕祭 ~Welcome to HINATAZAKA ROCKESTRA~〉を神奈川・横浜スタジアムにて開催しました。
〈ひな誕祭〉は、日向坂46のデビュー日を祝う周年イベントで、同スタジアムで行うのはこれが4回目。イベント名に初めて副題が付された今回は、「ROCKESTRA」という言葉の通り、ロックとオーケストラが融合した生演奏が取り入れられた新鮮なライヴになりました。公式レポートでは、2日目の模様をお届けします。
[ライヴ・レポート]
開幕冒頭、メンバーの小坂菜緒がひとりでステージに登場。後方に控えたバンドに向かってタクトを振ると、演奏が始まった。エレキギターとブラス隊によるファンファーレに乗って入場してきたメンバーたちは、そのまま生演奏をバックに「世界にはThank you!が溢れている」を披露する。
続いて、疾走感あふれるアレンジで「One choice」をパフォーマンス。曲終わりで、センターを務めた山口陽世が「最後までぶちかませ!」と会場に呼びかけると、メンバーが花道やサブステージにまで広がって「愛はこっちのものだ 2025」を歌う。曲中には、藤嶌果歩が「カッコいいところも、かわいいところも、1秒たりとも見逃すんじゃねーぞー!」とあおるなど、メンバーが次々とマイクを取ってファンを盛り上げた。
ここで最初のMC。今回のために結成されたバンド「ザ・レインボーズ」を紹介しながら、キャプテンの高橋未来虹(※「高」は正しくははしごだか)が「生演奏っていう試みも私たち初めてなので、みなさんと一緒に楽しんでいければいいなって思います」と意気込みを語った。
そしてアリーナに赤いロンドンバスが登場。メンバーたちはバスに乗り込み、会場を一周しながら「君しか勝たん」を歌唱。アリーナやスタンド席のファンに手を振ったり、ポーズを決めたりしながら、コミュニケーションを取っていく。
続いて、メインステージ奥から登場した上村ひなのをセンターに「アザトカワイイ」をパフォーマンス。この上村の登場の仕方は、彼女のデビューの舞台にもなった2019年の〈日向坂46 デビューカウントダウンライブ!!〉における、自らの登場シーンをオマージュしたものだった。
次は金村美玖がソロダンスを披露。ダンスに定評のある金村のダイナミックなパフォーマンスからの流れで、彼女がセンターを務める楽曲「ってか」を歌う。曲中には特効の炎も上がり、屋外スタジアムの温度を一気に熱くした。
このパートの最後は、昨年加入した五期生の大野愛実がセンターを務める最新シングル表題曲「クリフハンガー」。髪を振り乱しながら激しいダンスを踊る。
MCでは、藤嶌果歩が音頭を取って「おひさま(日向坂46ファンの総称)、私を横浜デートに連れてって」企画を実施。普段はこうした告白系企画にからまない渡辺莉奈が、「私、小籠包が大好きなんだけど、一緒に食べに行かない?」と訴えると、ファンから「いいよー!」という声が上がった。最後に、先程「One choice」でセンターを務めた山口陽世が、「これからも日向坂、One choiceでお願いします」と言ってしめた。
ここからは期別曲のコーナー。五期生は、片山紗希を中心にたっぷりファンとコール練習してから「好きになるクレッシェンド」を披露。さらに、真夏を思わせるオフショルとデニムのコーディネートで登場した四期生が、「Surf’s up girl」を踊る。
続いてポップアップで勢いよく飛び出してきた三期生が、「青春ポップコーン」を歌唱。ポンポンを手に、後輩たちに負けない元気を見せた。
実は昨日、このステージで三期生の東名阪Zeppツアー開催がサプライズ発表され、4人は驚きの涙を流したばかり。日向坂46の新人たちによる伝統のイベント「おもてなし会」を唯一開催していなかった期だけに、嬉しさはひとしおのものだった。改めてツアーの告知をしてから、二期生につないだ。
二期生の金村美玖と小坂菜緒は、アコースティックの演奏をバックに「どっちが先に言う?」を歌唱。しっとりとした大人の雰囲気で会場を染めた。
さらに最新のユニット曲も披露。四期生の宮地すみれと渡辺莉奈による「恋と慣性の法則」では、ダンスが得意なふたりがクールなパフォーマンスで大舞台をロックする。
そして16thシングルひなた坂46の座長を務めた上村ひなのが、「ここにいるみんなと、配信を見ているみーんなで、心の中で手をつなぎませんか」と呼びかけ、「君と生きる」をパフォーマンス。会場を感動的な空気に包んだ。
その後のMCでは、昨年の「ひな誕祭」で初めてファンの前に立った五期生の大野愛実が、自身と似ていると言われる「ウーパールーパー」のものまねを1年ぶりに見せた。
次のコーナー冒頭は、小坂菜緒の指揮でメンバーが楽器演奏を披露。高橋未来虹のクラリネット、高井俐香のヴァイオリンなど、それぞれが得意の楽器を担当し、そのままオーケストラアレンジで「ドレミソラシド」をパフォーマンスする。
続いて、正源司陽子&藤嶌果歩のWセンターで「永遠のソフィア」。情熱的な楽曲を鶴崎仁香のトランペットが盛り上げた。そのままの勢いで、「ガラス窓が汚れてる」。加入して一年の新星、大野愛実がセンターを務め、見事に楽曲の世界観を表現した。
ここで正源司陽子がエレキギターを持って登場。ロックスターらしく観客の歓声をあおり、ノイジーなギターを聴かせる。そしてメインステージとサブステージに分かれたメンバーたちが「My fans」をパフォーマンス。間奏では、センターの松尾桜を中心に気迫のこもったダンスで魅せた。
次は、四期生随一の盛り上げ曲「見たことない魔物」。センター藤嶌果歩の「この曲で一体感作ろうか」というあおりに応えて、ファンは横浜中に届きそうな大声でコールした。
さらに、高橋未来虹の「ぶち上げていくぞー!」という絶叫とともに、「あの娘にグイグイ」。大野愛実がMPCとボコーダーで演奏に華を添える。間奏では、高橋の音頭でファンがウェーブを作った。
メンバーによる演奏のラストを飾ったのは、金村美玖。バキバキのテンションでドラムを叩き、会場を圧倒する。そして正源司陽子がセンターを務める「君はハニーデュー」へ。間奏中に、金村を含むバンドメンバーを正源司が紹介していった。
本編最後を飾った曲は「ソンナコトナイヨ」。センターの小坂菜緒らメンバーは、はつらつとした笑顔で踊る。歌い終わりには、最近のライブで定番になりつつある地声での「ありがとうございました!」という挨拶でしめた。
アンコールは、大野愛実の歌声からスタート。ロンドンバスに乗り込んだメンバーたちが、「涙目の太陽」を歌唱し、声援を送ってくれたファンに手を振る。
改めてステージで挨拶を終えると、高橋未来虹の口から、実はセットリストの1曲目は「晴れバージョン」と「雨バージョン」を用意していたことが明かされた。グループ史上初の「大雨ライブ」になった昨日は、最初に「雨が降ったって」を披露したのだった。
そして「ひな誕祭」で恒例となった、ファンのコールの録音を行なう。ここで収録したファンのコールを、今後1年間、ライブ冒頭のOvertureで使用する。
最後の楽曲は「JOYFUL LOVE」。小坂の「今日この日の思い出を胸に、素敵な景色を一緒に作りましょう」という声を受けて、ファンがペンライトで虹色の光景を作り出す。間奏では、キャプテンの高橋がメンバーを代表してスピーチした。
「今年で、7回目を迎えるひな誕祭。その7年間の中には、いろんな物語がありましたが、どんな空模様でもどんな場所でも、私たちとおひさまのみなさんが出会えば、そこには最高の景色が広がっているんだなって、この2日間実感しました。
それぞれが強い光を放ち、どんどん成長していく五期生のみんな。そして、どんなことがあっても、その明るさを武器に前へ前へと突き進む、四期生のみんな。グループ愛にあふれていて、誰にでも、等しい優しさを与えられる、三期生のみんな。そして、グループの歴史を一番に背負って、ずっと先頭で引っ張り続けてくださる、二期生の2人。
こんなに素敵なメンバーと、そしておひさまのみなさんと、8年目、どんな道に進んでいくのか、私は今とってもわくわくしています。これからも、皆さんと私たちで、一緒にたくさんの夢を叶えていきたいです。これからも、日向坂46の応援をよろしくお願いします!」
歌い終わったメンバーは再びステージを降りるが、今日はここで終わらなかった。ダブルアンコール後、モニターに「ドキドキは、終わらない。」というメッセージが流れる。そして、17thシングルのタイトル「Kind of love」とフォーメーションがサプライズ発表された。
今回のフォーメーションでは、今やグループの屋台骨を支える三期生が全員選抜入り、さらに五期生の片山紗希が初選抜され、ファンは盛り上がる。そして四期生の藤嶌果歩が初めて単独センターを務めることが発表されると、会場は歓喜の声に包まれた。
そしてなんと、そのまま楽曲を初披露。「Kind of love」というタイトルの通り、愛の形を問う情熱的な楽曲で、ラテンのビートに乗ってメンバーは激しい踊りを繰り広げた。
最後に、この17thシングルが5月20日(水)に発売されることと、表題曲の選抜以外のメンバーで構成されるひなた坂46のライブが6月16日(火)、17日(水)に行なわれることが発表された。7回目の周年ライブは、ファンにとって嬉しいサプライズの連発で幕を閉じた。













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