アンダーカバー(UNDERCOVER)の2026-27年秋冬ウィメンズコレクションを紹介。
日常着にアンダーカバー流の違和感を
2025年に続き、「but beautiful」をテーマに掲げ、2004-05年秋冬コレクションのアーカイブにオマージュを捧げる今季。上質な素材使いと着心地の良さを軸に据えながら、日常着の中にアンダーカバー流の違和感を忍ばせたコレクションを展開した。
テーマを象徴する歪みのあるパターンメイキングは今季も健在。ノーカラージャケットやチェスターコート、ブルゾンには、バックに大胆な曲線のステッチを配し、静かな違和感を生み出している。また、バッフルをゆがませたパファージャケットや、波打つようなピンタックを施したトラウザーズなど、アイテムが持つ個性を操作したウェアも目を引く。
こうした歪みの表現は、シャツやカーディガンといったオーセンティックなアイテムにも落とし込まれている。ハイネックカーディガンには大小異なるボタンを不規則に配置。前立てを閉じると独特の歪んだ表情が浮かび上がる。シャツはボタンの色をあえて変えることで、端正な仕立てにプレイフルなムードを加えた。
解体的なミリタリーウェア
解体的な要素を取り入れることで、親しみやすさを持たせたミリタリーウェアも印象的。布の端切れを接ぎ合わせたようなモッズコートは、切りっぱなしのほつれや引き攣れたステッチによって、手仕事の温もりを感じさせる仕上がりに。また、ピンクのMA-1は縫い代をあえて外側に出し、立体的な表情を演出。どこか隙のある佇まいが無骨な印象を和らげ、柔らかなムードを生み出している。
煌めきをちりばめたフラワージャケット
ブラックのレザーブルゾンやネイビーのウールコート、ブラウンのファージャケットといった重厚なカラーが並ぶ中で目に留まるのは、大胆なフラワー柄のブルゾンやジャケット。ジャカードで表現された奥行きのある花々に、スパンコールやビーズのきらめきをさりげなく散りばめ、日常にささやかな特別感を添えた。
ビューティフル・シューズとコラボレーション
ビューティフル・シューズ(BEAUTIFUL SHOES)とのコラボレーションシューズも登場。印象的なフラワーパターンをバレエシューズに落とし込み、内側にはボアをあしらった。華やかなアッパーデザインと、ころんと丸みをおびたフォルムのアンバランスさが、独特の魅力を放っている。




