トップニュース東京都、若手デザイナー16組を選出 パリ・ファッションウィークでの作品発表へ、2つのコンクールを同時開催
東京都主催のファッションコンクールで16組の若手デザイナーが選出され、パリでの作品発表など世界進出への支援が決定した。インクルーシブデザイン部門、東京都知事賞 大賞。(写真/ファッションコンクール「NFDT/SFDA」広報事務局提供)
東京都は3月29日、次世代のファッションデザイナーの発掘・育成を目的とした2つのコンクール、「Next Fashion Designer of Tokyo (NFDT)」および「Sustainable Fashion Design Award (SFDA)」の最終審査会を虎ノ門ヒルズで開催した。本イベントでは、35組の若手デザイナーがファッションショー形式で作品を披露。パリ・コレクションで活躍するデザイナーらによる審査と一般投票を経て、延べ16組の受賞者が決定した。
NFDTは都内在住・在学の学生を対象としたコンクールであり、SFDAは学生やアマチュアデザイナーを対象に、着物の生地などを活用した持続可能なファッションを提案するものだ。全4部門において、各部門の大賞1組と優秀賞2組に「東京都知事賞」が、また一般投票により「特別選抜賞」が各1組に授与された。
小池都知事による激励と豪華な審査員陣
最終審査会には、小池百合子東京都知事が出席した。小池知事は祝辞の中で、受賞者への祝意を表すとともに、「東京は世界に向けてのファッションの発信地であり、人材を育てる大切な場所。皆様が世界で羽ばたかれることを心から願っている」と激励の言葉を述べた。審査員には、東京藝術大学長の日比野克彦氏、ANREALAGE(アンリアレイジ)の森永邦彦氏、アーティストの篠原ともえ氏など、業界の第一線で活躍する15名が名を連ねた。
最大100万円の賞金と世界進出へのサポート
受賞した16組には、最大100万円の賞金が贈られるほか、ブランド立ち上げ支援や、パリ・ファッションウィーク期間中での作品発表サポートといった、世界を舞台に活躍するための育成プログラムが提供される。東京都は、東京をパリやミラノ、ニューヨーク、ロンドンと並ぶ「ファッションの拠点」とすることを目指し、今後も産業振興と人材育成を推進していく方針だ。
【受賞者一覧】
● NFDT 2026 受賞者
・フリー部門
大賞:大西洋太朗(エスモード・東京校)優秀賞:高橋紅梅(杉野服飾大学)、安田日航太朗(エスモード・東京校)特別選抜賞:高橋生樹(文化学園大学)
・インクルーシブデザイン部門
大賞:マックファーレン七海(文化服装学院)優秀賞:井上楓陽(東京モード学園)、若林唯(文化服装学院)特別選抜賞:若林唯(文化服装学院)
● SFDA 2026 受賞者
・ウェア部門
大賞:片柳由菜(東京デザインプレックス研究所)優秀賞:坂野瀬奈(一般応募)、西崎有那(文化服装学院)特別選抜賞:花野井瑠美(一般応募)
・ファッショングッズ部門
大賞:八木香菜子(多摩美術大学)優秀賞:東海林理見子(一般応募)、中田南(慶應義塾大学)特別選抜賞:東海林理見子(一般応募)
編集:小田菜々香
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