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皆さんお疲れ様です。

乃木坂46、4期生の林瑠奈です。

先日、大学を卒業いたしました。

瞬間と永遠が混ざり合う、これ以上ないくらいの4年間でした。

大学で映画を学んでいました。

それはもうクリエイティブで、そしてモラトリアムで、心が忙しくて仕方がなかった気がします。

目に見えないものに追われながら制作と向き合う時間は、
同時に自分のやっていることが正しいのかを確かめる時間でもあって

ふと、
私は何者かのように見えているだけで、
本当の私は何も成せていない、
私が一番何者でもないんだ、と気づいた時、
こんなに大好きな乃木坂46という自分の肩書きを初めてコンプレックスに感じました。

私が持っているものは全部乃木坂46の名の下にあって、それが無ければ持てていないもので、
私そのものを見れば何も持っていない、何も成せていない。
乃木坂46である自分と、大学生である自分との乖離に気持ちがついていかず、バランスが取れなくなった時期が確かにありました。

それでも、どちらの自分も本物だと、どちらの自分のことも認めたいと思えたのは、
応援してくださる皆さんと大学の友人や家族によるものが大きかったと思います。

入学して間もない頃、明らかに距離をとって座っていた私に声をかけてくれた子がいました。

急に目の前に座られて、なんだこいつって正直思ってしまって、自己紹介された後も、私は「知ってる」なんて言ってしまって。

誰とも関わらずに卒業するんだって勝手に思ってたから踏み込んできたことが衝撃すぎて、
私って最悪なんですよ、最悪の人見知り。

でもその出会いが、きっと私にとっては出会うべくして出会ったもので、そうだと信じていて、この先も一生離れることはないと思えるんです。

ガールミーツガール、これ以上ないくらいの出会いだったと思います。

本当に素敵で最高な同期たちに恵まれた日々でした。

ある時、たまたま街中で見かけた友達に私が声をかけようとしたら、「なんでおるん、行けっ!」って言われてしまって、人目につくことを気遣ってわざとあしらってくれたんだろうなとか、

卒業制作のロケハンにみんなで行った帰り、私が仕事現場に着くのがギリギリだと言っていたらわざわざ遠回りして送ってくれたり、

ライブで全国ツアーの日程が発表された時は、私が忙しくなるんじゃないかと心配で喜べなかったと言っていたり、

「歌番組見てるよ!」って送られてきた写真が、私じゃなくて全然別のアーティストさんで笑ったり、

あの子に出会わなければ出会わなかった音楽があって、この子に出会わなければ観なかった映画もあって、

私は人に影響されない堅い人間だと自分で思っていたけれど、沢山の人に出会って、一緒に映画を撮って、その日々が今の私を構成しているのだと、卒業式で同期の顔を見た時に実感しました。

楽しかったです。

出会えたことが奇跡でした。

そして、普段から支えてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

大学との両立で乃木坂での活動に影響があったときも、私の目指すことや信じるものを、そして何より私のことを信じてくれてありがとうございました。

どうでもいいような私の大学での話を、まるで家族みたいに笑って聞いてくれて、そんな存在がこんなにも沢山いるのだと感じるたび、乃木坂でよかったと思います。

それから母。

まさか大学へ行くとは思っていなかったでしょう。

自堕落な私が、人並みに整えられた生活を送れていたのは間違いなく母のおかげでした。

大学のことも乃木坂のことも一番に応援してくれていて、それでいて一番興味がなさそうにもしてくれていて、

この人も一緒にツアーを回っているのか?と感じた時も、

卒業制作で、私の作品以外のエキストラにも来てくれた時も、つい笑ってしまったけど、

特大の愛を向けてくれていたのだと思います。

本当にありがとうございます。

外界と内界の大きな波に揺らされ続けた4年

一瞬は永遠に、永遠は一瞬に感じました。

その一つ一つの光が、空気が、時間が、何一つ間違いではなかったと思いたい。

境界線は消えて、季節の輪郭は太く大きく変わりながらぼやけていく。

長い冬が終わった先にあるのはもう夏で、いつだって終わりを感じさせるんです。

これからは新しい夏が、私の知らない夏が始まります。

今年度もよろしくお願いします。

林瑠奈

『FOUR MINUTES -4分間のピアニスト-』

https://www.umegei.com/fourminutesjp/

ミュージカルに出演させていただくことになりました。

舞台の上に立つのは、ライブ以外では初めてになります。

きっと、新しい私に出会っていただける時間になると信じています。

どうか、よろしくお願いします。

きょうの一曲

「Peace」/ andymori

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