中国時代劇ドラマ「逐玉:翡翠の君」に主演したチャン・リンホーのメイクについて、中国当局系のSNSアカウントが言及したことが大きな波紋を広げている。
中国時代劇ドラマ「逐玉:翡翠の君」に主演したチャン・リンホー(張凌赫)のメイクについて、中国当局系のSNSアカウントが言及したことが大きな波紋を広げている。
今春のヒット作となった「逐玉:翡翠の君」では、美丈夫の将軍をチャン・リンホーが演じたが、肌の白さやメイクでひときわ整ったビジュアルにより、一部のネットユーザーから「ファンデーション将軍」とやゆされる事態に。もともとは軽いジョークにすぎなかったが、話題の拡大とともに注目度が高まり、27日には中国人民解放軍が運営する微博(ウェイボー)アカウント「鈞正平」がこの話題を取り上げた。
同アカウントは投稿の中で「時代劇に登場する化粧をした将軍は、男性的な力強さを表現するという社会的責任を担いきれていない」と批判。また、「わが国は古来より、剛健な気概と血気あふれる美を尊んできたが、現在は一部の古代戦争を描く作品で、本来勇ましいはずの将軍像が変質している。過度に洗練され、意図的に美化され、中には化粧まで施されている」と指摘した。
さらに、このような描写は「社会一般の歴史認識から逸脱しており、真の軍人の気質とも大きくかけ離れている」とし、「軍人像に美顔加工を施すことで失われるのは単なるリアリティだけではない。質実剛健の精神そのものの弱体化だ」と強調した。
こうした主張は現在のドラマ作品における制作傾向への直接的な批判と受け止められ、「ファンデーション将軍」という話題をさらにエスカレートさせている。
著名な脚本家のワン・ハイリン(汪海林)はウェイボーで、「(チャン・リンホーの)ファンダムが『鈞正平』アカウントを攻撃しているのを見た」と言及し、この話題がエスカレートした場合、関連する審査が強化される可能性にも触れている。(Mathilda)
