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パンプキンシードオイルは、抜け毛予防や髪の成長につながる可能性があるという。

抜け毛の予防

2021年に『Journal of Cosmetic Dermatology』に掲載された研究では、女性型脱毛症に対してパンプキンシードオイルを外用した場合の効果が検証され、3カ月にわたり、FDA(米国食品医薬品局)承認の発毛治療薬であるミノキシジル5%フォームと比較したところ、有望な結果が示された。

こうした結果の背景には、フィトステロールの働きが関係していると指摘されている。コレステロールを下げる作用で知られるこの成分は、テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)へ変換する酵素、5αリダクターゼの働きを阻害する可能性があるという。過剰なDHTは男女ともに脱毛と関連しているため、「DHTを抑えることで、理論上は薄毛の進行を抑えられる可能性があります」とキャンプ医師は説明する。ただし、「裏付けは限定的で、小規模な臨床試験に基づくものが中心」であり、「個人差も大きい」と付け加える。

ニューヨークのトリコロジスト(髪と頭皮の専門家)であり、発毛の専門家であるシャブ・カスパラもこれに同意する。「小規模な臨床研究では有望な結果が示されていますが、医薬品のDHT阻害薬ほどの効果や再現性は期待できません。そのため、単独の対策というよりは補助的な手段として捉えるのが適切です」と話す。たとえばフィナステリドは、FDA承認のDHT阻害薬のひとつだ。

発毛促進

よく引用される2014年の研究では、男性型脱毛症の男性を対象に、パンプキンシードオイル400mgのサプリメントを24週間にわたって摂取した場合の影響が検証されている。パンプキンシードオイル群では、毛髪数が平均40%増加したのに対し、プラセボ群では10%の増加にとどまった。ただし、このサプリメントには他の成分も含まれており、パンプキンシードオイル単体の作用は明確にされていない点には留意が必要だ。カスパラはこの結果について「有望」としつつ、「より大規模な研究が必要」と指摘する。

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