腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回はライター/エディターの長谷川 剛さんが「ロンジン」の『ロンジン スピリット パイロット』を選びました!
選者:ライター/エディター 長谷川 剛 パイロットウォッチの魅力を盛り込んだ、大人の万能時計!?
大人としては、ココゾの時はやっぱりエレガントな勝負時計がマストです。しかし同時に、日常のスタイルに幅広くマッチする万能時計も、手に入れておきたいもの。
その意味で、航空時計に範を取りながらモダンに洗練されたロンジン スピリット パイロットは、現代生活に必要な要素をスマートに揃えた一本です。
39mm径とやや小振りなラウンド型ケースには、ポリッシュとサテンを取り混ぜた巧みな仕上げが。この声高には主張しない品格が、腕元をさり気なく格上げしてくれるのですね。
ただし、端正なアラビアンインデックスやマットブラック文字盤、夜光を配したペン型時分針など、パイロットウォッチの力強いディテールにより、男っぽいエッジを兼備するのも魅力。
つまり、ほどよく男らしくラギッドでありながら、大人の装いに柔軟に対応する一本なのです。トラッドな雰囲気が、ジャケットやブレザーはもちろん、ワークなブルゾンに革ジャンまで、全般にバッチリとハマります。
「時計のトラッド要素を網羅しているところが素晴らしい」(長谷川)
ロンジン スピリット パイロットには、メタルブレスレットやブラウンカーフバンド等のバリエーションが存在しますが、個人的にはオリーブカラーのラバーストラップモデルを選びたいところ。
なぜなら本モデルがもつミリタリーな雰囲気をより一層高めてくれるから。時計自体は非常にオーソドックスゆえ、オリーブストラップをチョイスすることで、いつものカジュアルスタイルにマッチしつつも、ほんのり男らしさが引き立てられるのです。
また、肝心の中身も「CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」(公式認定クロノメーター)の自動巻きムーブメントを搭載。COSCが認定する高精度で、現代生活をしっかりフォローする優れた信頼性を保持します。
それを可能たらしめるひとつのポイントが、シリコン製のヒゲゼンマイでしょう。シリコンは非磁性に加え、軽量性・耐摩耗性など、メタルにはないメリットを数多く備える新時代の素材。多くの可能性をもつだけに、各時計会社がこぞって研究を続けています。
なおロンジン、そしてブレゲやティソ等、スウォッチグループではシリコンパーツを実践投入済みで、製造体制やノウハウにおいても一日の長があるのです。
