ハイエンドとローエンドを融合させたヘア・アドーンメント(髪飾り)が登場。シャネル(CHANEL)では、ダフィーが数千本もの細いティンセルをヘアラインに施し、まるでホログラフィックな櫛跡のような効果を演出。一方で、セリーヌ(CELINE)では額に巻いたシンプルなコード一本でモダンな表情を作り上げた。
ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)では、ヘアアーティストのオリヴィエ・シャヴァルデルが数百本もの輝くアメピンを頭頂部に敷き詰め、耳元にはゴールドのジュエリーをプラス。また、今季最も多忙なアーティストの一人であるアンソニー・ターナーは、アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)でエルフのようなヘッドピースを披露した。彼はクロエ(CHLOÉ)でも、ジュエリーを編み込んだエクステンションを「髪に結びつけられた記憶」と呼んでいる。
ターナーはクロエで作り上げたヘアスタイルについて説明する。「クリエイティブ・ディレクターのシェミナ・カマリのインスピレーションは、世界と自分を発見する女性でした。ヘアは彼女の旅路を反映しており、クロエのジュエリーを飾った編み込みを加えました。それは彼女が旅先で見つけ、髪に結びつけた宝物を表現しています」
昨日の余韻をまとう「生っぽい」質感
ディオール(DIOR)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Alessandro Viero / Gorunway.com
ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)2026-27年秋冬コレクションより。
Photographed by Acielle / StyleDuMonde
パリファッションウィークの幕開けとなったディオール(DIOR)では、ピーター・フィリップスによれば、ジョナサン・アンダーソンがビューティルックに対して明確な意見を持っていたという。
「彼は、パリジェンヌが昨日のアイライナーやマスカラを少し残したままにしているような、さりげなく無造作でフレッシュなルックを求めていた」とフィリップスは語る。彼はディオールショウ オンステージ クレヨンの099ブラックを上まぶたの粘膜に引き、モデルに目をギュッと閉じさせることでこのルックを完成させた。
