時には、完全なシュルレアリスムとして。アントニオ マラス(ANTONIO MARRAS)では「妖精とカタツムリ」というテーマを捉えるため、メイクアップアーティストのリッキー・モランディンが、カタツムリの触角を想起させる角のようなエレメントを額に配置した。
ディーゼルでは、抽象的なペイントが顔に直接施された。インゲ・グログナードは、グレン・マーティンスのハイパークロマティックなビジョンを捉えるため、電撃的なシェードを使用。グレン・マーティンスはこの表現を、完璧なパーティーの翌朝を再構築した「色の嘔吐」と呼び、米版『VOGUE』エディターのルーク・リーチに対してこう語った。「鏡を見る時間なんてない。でも、ストリートに出れば最高にホットに見える。素晴らしい夜を過ごしたから、内側から輝きが溢れ出すのだ」
脱力系のローポニー
プラダ(PRADA)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Salvatore Dragone/Gorunway.com
フェンディ(FENDI)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Gianluca Carraro/Gorunway.com
ついに、ローポニーテールが主役に躍り出た。ニューヨークでもその兆しは見られたが、ミラノでグイド・パラオがそのスタイルを決定づけた。
プラダでは、コレクションのスカーフで結ばれた脱力感のあるポニーテールが登場。マリア・グラツィア・キウリによるフェンディのデビューでも、あえて浮き毛を残した同様のルックが見られた。マルニでは、トム・ライトが背中で浮いているようなテクスチャーを構築。これはデザイナーのメリル・ロッゲが自身の初コレクションで讃えたかった、メゾンのコードにある「ウェアラビリティ」というビジョンに呼応している。
メッセージを宿したリップ
ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Paolo Lanzi/spotlight
ジル サンダー(JIL SANDER)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Launchmetrics.com/spotlight
エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)2026-27年秋冬コレクションより。
Photo: Umberto Fratini/spotlight
