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「リック・オウエンス(Rick Owens)」がパリファッションウィークで2026年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。今シーズンのタイトルは1月に発表したメンズコレクションと同じ「TOWER」。「Temple of Love, Tower of Light(愛の神殿、光の塔)」をテーマに、愛と希望、強さ、守護への祈りが込められた。

 冒頭に披露されたベアトップのドレスは、光沢のあるブルレザーやボイルドウール、スチールの5倍の強度を持つケブラー繊維といった素材のバリエーションを展開した。クロップド丈のジャケットは、同素材のロングベストとレイヤードすることで「タワー」のようなシルエットをつくる。素材には、トスカーナ産の牛革、やわらかなアルパカ、ボイルドウールを使用。山羊革を繋ぎ合わせたルックは、俳優で歌手のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)が晩年のキャバレー時代に着用していたスワンズダウン(白鳥の羽毛)コートを建築的に解釈して表現した。リック・オウエンスは「彼女の、道徳心と人工美が混ざり合った魅力、そして強い責任感と気概にいつも心を打たれるのです」と説明している。メンズコレクションと同様に、ハンドクロシェのニットトップスやマクラメのドレス、タフティングジャケットといったロンドンやパリのローカルクリエイターとのコラボレーションによるハンドメイドのテクニックを用いたアイテムも登場した。差し色となったヴィヴィッドな色彩のヘア&メイクは、ベルリンを拠点とするデジタルクリエイターのFIGA.LINKが手掛けた。

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