2026年の今、デニムにおいて“これ一択”という決定的なトレンドは、もはや存在しないと言っていいだろう。たとえば2013年のスキニージーンズのように、ひとつのシルエットを皆がこぞって選んでいた時代は過去の話だ。実際にUK版『VOGUE』のオフィスを見渡しても、ダメージ加工のリーバイス(LEVI’S®)「501®」から、大胆な装飾をほどこしたバギータイプ、さらにはバレルレッグまで、さまざまなジーンズが共存している。
とはいえ、ここ数シーズンでより存在感を増しているのが90年代スタイル。ダイアナ妃やジュリア・ロバーツが愛用したクラシックなストレートレッグや、キャロリン・ベセット=ケネディのスタイルを象徴するクロップド丈のブーツカットが、再び熱い視線を浴びている。ここでは、冬から春へと季節が移り変わる今こそ選びたい、5つのシルエットを紹介する。
シガレットジーンズ
90年代後半、『Law & Order』(1990)の撮影現場でシガレットジーンズを着用するジュリア・ロバーツ。
Ron Galella/Getty Images
ニューヨークの街を颯爽と歩く、シガレットジーンズ姿のダコタ・ジョンソン。
TheStewartofNY
まず注目したいのが、シガレットジーンズ。1998年のジュリアが履いていたような、すっと落ちるストレートシルエットは、どんなワードローブにもすんなりと馴染む。ダコタ・ジョンソンからアレクサ・チャン、リリー=ローズ・デップまで、今多くのファッショニスタに選ばれているこのスタイルは、ストリートで確実な存在感を放っている。
ブーツカットジーンズ
クロップド丈のブーツカットジーンズを履くキャロリン・ベセット=ケネディ。

カウボーイムード全開のベラ・ハディッド。
Gotham/Getty Images
