「ディオール(Dior)」が、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がクリエイティブ ディレクターに就任して2シーズン目の2026-27年秋冬コレクションを、パリのチュイルリー庭園で発表した。庭園内の池の周りと中央にプロムナードを設置し、パリの公園のアイコニックな緑のベンチが客席となった。
テーマは「パリの生活ならではの絶え間ないアイディアと日常の劇場性」。太陽光の下、1月に発表した2026年春夏オートクチュールコレクションとつながる自然と人工物の対話を、装いの芸術として描き出した。公園に咲く花々や生い茂る草木を、刺繍やプリント、繊細なテキスタイルの重なりで表現。メゾンの象徴的なバージャケットはさらにコンパクトになり、ボリュームのあるシフォンによって華やかなフォルムを描く。ラッフルのディテールがふんだんに用いられ、刺繍で装飾したジーンズなど、ワードローブをドラマティックに演出。日常の中でファッションが担う普遍的な役割が、自然豊かなパリの公園の存在とリンクした。
