SNSを見れば本当にたくさんの美容医療情報が流れてくる今。美肌、豊胸、ダイエット……実際のところどうなの?? というわけでViViが徹底取材。いいことも悪いことも丸ごとお届けします。情報化時代を制して賢く綺麗になりましょ!
美容業界人の信頼度絶大!
アヴェニュークリニックの
ドクターに気になること聞いてみた。
トラブル、カウンセリング、クリニック状況……。長年、美容医療業界を牽引し続けた日本の医師にリアルな現状聞いてきました。忖度なしでお答えいただきましょ〜!!
教えてくれるのは…

アヴェニュークリニック 理事長
寺島洋一先生
東京警察病院で研鑽を積み、2002年アヴェニュー六本木クリニック開院。卓越したセンスと確かな技術で一人一人がより美しくなる正しく安全な施術に定評あり。日本専門医機構認定形成外科専門医。
ViVi世代の経験者、激増
私がアヴェニュークリニックを始めた2002年頃は、美容意識がすごく高い一般の方、芸能人、水商売の方以外がいらっしゃることはほとんどなかったので、今のように一般の方がわんさか来るなんて想像もできなかった! 特にここ10年くらいは患者様が一気に増えた印象でViVi世代の方も激増しています。美容医療=高額、怪しいと思う方もだいぶ減ったように思います。
「やらなくていい施術を受けた」ことのトラブルが増!!
トラブルは加速度的に増えています。稚拙な技術によるトラブルは今も昔も変わらずあります。最近は、直美(※)が施術を行う。これは社会問題だと思う。私は自分で患者様に施術をしても問題ない技術が身につくまで10年かかりました。また、特に今、私のクリニックにはオペの合併症で来る方も多く、診察すると“なぜその施術をやった?”と思うケースが多数。不必要なこと、適用外な施術をしたことによるトラブルです。美容医療はやればやるほど美しくなるものでもない。まともな主治医が存在し、ちゃんと話を聞いてコミュニケーションを取って両者が納得した上で正しい施術を行えばトラブルはほぼ起こらないものです。
※直美(ちょくび)一般的な保険診療での経験を積まず直ぐに美容医療の施術を行う医師の動向。
大事なお顔。
“今ならお得だから”そんな理由でいじっていいの??
「これを受けるならあの施術もつけます」、「今なら安くなります」など言葉巧みに誘われて舞い上がって施術を受ける方がいますが、大事な容姿をそんな理由でギャンブルしていいのか? うまくいけばいいけど。「安くなりますよ」と言う時点で怪しいと思っていいかと。最近は、美容医療体験を公表し大金を稼いでいる発信をする方が増えていますし、SNSは類似情報がずっと流れてくる。それをチェックするうちにいいと思うのか、軽いノリで施術を受けて後悔している人をたくさん見ています。
ViVi世代は糸リフトよりニキビ治療
基本的にエイジング美容医療はViVi世代に不要です。UVカットと健康的な生活を送ることでエイジングケアすることのほうが大事。それよりもニキビ治療を。跡を完全に残さず治療するのは難しいので。二重整形など造形したら明らかに可愛くなるならやってもいいと思いますが18歳くらいまではダイナミックに変化して顔が完全に完成するのは22、23歳くらい。それまでに施術するのはあまりよくないんですよね。ちなみに、糸リフトに脂肪吸引、エラボトックスをセットで行うところがありますが、実は効果のほとんどはエラボトックスによるものということも。でも、エラボトックスだけだと商売にならない。いろいろあわせてどれが効いたかわからないけど小顔に見える、そういう儲けのためのトリックが存在することは事実。
安くて良い施術はある。
でも、医師に自信があれば高くなる
美容医療は自由診療なので価格は医師が決められる。素材のコストもあるが、医師は自分の技術をいくらで売るか。安くて上手なクリニックはあると思うが、そういうところは混むのである程度の価格でも患者様が来てくださるだろうと自信がつくと〝高くて良い施術〟に変わるはず。できたばかりのクリニックはほかに手段がないので価格競争に走りがち。その辺りの見極めをする賢い消費者も多いですよね。
正しい施術は繰り返しても時間が経っても問題なし
組織や解剖学的な構造を破壊せず、この顔で生まれてきてもおかしくない範囲のオペであれば問題ありません。10回行う施術のうちの1つがおかしければバランスがおかしくなります。なので、美容医療をやればやるほど良くなるのは幻。ある程度の段階で止めることも大事。
自分が喜ぶのは当然のこと。
周りに“なんか可愛くなった?程度”で気づかれることが成功!
美容医療によって本人が喜ぶのは当然ですよね、喜んでいないなら成功とはいえないでしょう。ただ、ポイントはその変化を周囲がどう取るかだと思います。変化に気づかなくてもいいし、気づいても心地いいものにしておける、このバランスがキモ。久しぶりに会った友人に〝変わらないね〟って言われるのはすごくいいことなんですよ。逆に本人はニコニコ喜んでいるけど、周りは「えっ?」と驚いた変化はNG。特に男性は変化に鈍感な方が多いので気づかれるのはよっぽどのことかと。
カウンセラーは営業、オンライン診療は論外
私は医師が患者様と対面して何をどうすればうまくいくかを相談して決めていくことは医師の醍醐味だと思っています。どんなに施術を受けたがっていても必要なければ何もせずにお帰りいただきますし(苦笑)。これをカウンセラーが行うのは、カウンセリングではなく施術を売っているように思います。その制度は経営のため。カウンセラーがセールスしているとき、医師は別の仕事ができる、つまりコストをかけずに施術を売ることができるんです。やる必要のない施術をやったらうまくいくわけがない。それは当然クレームになります。そうするとクレーム対応係が出てくるところも。
内服薬も同様です。医師が患者様とカウンセリングし、検査をして安全で適用があると判断したなら処方していいと思いますが、オンライン診療で出すのは論外だと思います。低価格すぎたり、2、3年先のものまで処方したり、10本セットで安くしたりして売るのはどうかと。必要のない人へ処方して健康を害するのでは意味がない。本来、美容医療は最小限の費用投下&治療&リスクで最大限に患者様を喜ばせることが大事。
相性のいい医師に出会うのは本当に難しい。
生の情報、リアルな口コミを重視し、
冷静な判断、後悔のない状態で施術を受けること。
セカンドオピニオンもあり!!
自分に合う、自分にベストな施術、クリニック、医師と出会うのは難しいですよね。一番は生の情報、周りの人が発信する生の口コミをきちんと聞くこと。SNSは、意図的に作成されている情報も多く見られるので鵜呑みにするのは危険かと。それから、美容医療もセカンドオピニオンを求めたほうがいいですね。初めて行ってその場でやるのは避けたほうがいい。話も聞かずにパッと施術を受けるのは後悔のもと。美容医療はやってもやらなくてもいいこと。一度、冷静に考えて、本当に自分にとって必要なんだ、と感じたらやるべき。医者もクリニックも逃げません。あまり調べずに勢いでパッと受けて後々調べたら口コミが荒れてた……なんて絶対にダメです。よく調べて後悔のない状態で施術を。
美容医療でできること
そもそも美容医療とは?
美容医療は病気や怪我を治す目的ではなく見ためを良くする施術を行うことでより豊かに生きるためのもの。美容整形、美容外科手術、美容皮膚科、美容内科も含みます(アヴェニュークリニック理事長 寺島洋一先生)
美容医療主な4ジャンル
マシン系

©アヴェニュークリニック
美容医療のジャンルで一番大きな割合を占め、美肌メニューから痩身まで幅広い。医療脱毛もこの分野に含まれる。
主な施術
◼︎レーザー
◼︎光治療
◼︎ピーリング
◼︎高周波
◼︎導入
注入系

©アヴェニュークリニック
注射や点滴で製剤、成分を注入。注入箇所は多岐にわたり、何を注入するかによって効果は変わる。
主な施術
◼︎ボトックス
◼︎ヒアルロン酸
◼︎ベビーコラーゲン
◼︎プラセンタ点滴
◼︎水光注射
◼︎脂肪溶解注射
