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バンダイナムコエンターテインメントは、2月21日~23日の3日間、日本工学院アリーナにて、「アイドルマスター」シリーズのイベント「876 PRODUCTION FES.」(876プロフェス)を開催。本稿では22日に行われた「アイドルマスター ディアリースターズ」の声優陣3名が出演した「THE IDOLM@STER Dearly Stars -Dearly, Dearly MEETING !!!-」の模様をお届けする。

17年間の思いがここに――「アイドルマスター ディアリースターズ」声優陣3名が集結した「876プロフェス」DAY2レポートの画像

876プロフェスは、876プロに所属するアイドルユニット「vα-liv(ヴイアライヴ)」と「ディアリースターズ」による合同イベントとして行われたもの。22日に行われたのは、ゲーム「アイドルマスター ディアリースターズ」をテーマに、作中に登場するアイドルを演じる日高愛役の戸松遥さん、水谷絵理役の花澤香菜さん、秋月涼役の三瓶由布子さんが出演。トークをはじめ、朗読劇やライブステージを行った。

ちなみに「アイドルマスター ディアリースターズ」は、2009年9月にニンテンドーDS用ソフトとして発売。キャスト3人がそろったディアリースターズとしてのイベントは、2010年2月に数百名規模の都内イベント会場で行われた、関連CDのリリース記念シークレットイベント以来で、久々のキャスト集結となった。

大歓声とバースデーの祝福に包まれたオープニングや思い出を語るトーク

876プロのライバーアイドルとして活躍している、ヴイアライヴの3人が注意事項をアナウンスしつつ、イベントが開始。3人が姿を見せると、この光景を待ちわびた客席から、ライブイベントさながらの大歓声が飛び交い、その光景に驚いた様子。またゲームのプレイ経験について尋ねると、客席のほとんどが反応し、そして17年の時を経てイベントが開催されることも含めて、3人が喜びをあらわにしていた。

3人が自己紹介をするなかでは、涼が315プロダクションと兼任しており、「アイドルマスター SideM」のイベントなどにも出演している三瓶さんが、今回は“ディアリースターズの秋月涼役”として挨拶したことに、拍手がわく一幕も。また、くしくもキャスト3人がそろって2月生まれということもあり、冒頭ではアイドル3人が描かれたケーキが振る舞われ、お祝いムードに包まれていた。

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トークコーナーでは、まず「ディアリースターズ」の概要や発売当時のこと、事前募集した“プロデューサー”(※アイドルマスターシリーズのファンのこと)からの思い出などを紹介するパートとなり、ヴイアライヴのプロジェクトのプロデューサーを務める、バンダイナムコエンターテインメントの勝股春樹氏が登壇して進行した。ちなみに、発売が17年前ということで記憶などがあやふや……という状況のサポートにより登壇したのだが、当の勝股氏が入社する前のタイトルということで、ツッコミが入る一幕も。

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前述のように「ディアリースターズ」は、2009年9月に発売。当時は765プロダクション以外のアイドルを描いた作品として第1作目であること、プロデューサー視点ではなくアイドル視点で進行するアドベンチャーゲームであるなど、意欲的な作品であったことを説明する。

その背景として、携帯ゲーム機として展開されていたプレイステーションポータブル(PSP)とニンテンドーDS向けに開発することが決まっていたなか、当時のアイマスがニコニコ動画においてステージシーンが話題になっていたことを踏まえ、ストーリーとキャラクター性など別の魅力を打ち出していこうと、あえてアイドル自身の視点で描くアドベンチャーになったとし、PSP向けには従来のアイドルプロデュースゲームの流れをくんだ「アイドルマスターSP」、ニンテンドーDSにはアイドル視点で展開される「ディアリースターズ」という形でリリースしたという。

また、当時としてはニンテンドーDSにおけるスペックの限界に挑戦しつくして開発されたことも触れられ、キャストからも膨大なセリフを何カ月もかけて通いながら収録したことを明かしていた。

アイドルたちについても改めて紹介される。愛については公式キャッチコピーが「どんなことにもへこたれない、とつげき豆タンク!」とついているぐらいに、明るく元気いっぱいで、思い込んだら一直線というぐらいに猪突猛進な性格。声が非常に大きいのも特徴。

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絵理はもともと引きこもりで、「ELLIE」というハンドルネームで自作PVを公開するなどネットアイドルとして活動。消極的で、人前に出たり話したりするのも苦手だったが、活動していくうちに克服していくストーリーが展開される。

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涼は765プロダクションに所属する秋月律子のいとこで、ある理由から女性アイドルとしてデビューする。後にカミングアウトし、その後の展開において前述のように2つの事務所を兼任して活動している。性格は温厚でお人よし、物腰も柔らかいが頑固で熱血な一面も持っている。

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プロデューサーからのメッセージを紹介しつつ、キャストそれぞれがアイドルについても触れていった。愛については、戸松さんが収録時に10代であったことを振り返りつつ、新録セリフについて、愛としての大声の衰えない感じが変わらないと、花澤さんと三瓶さんがそろって感じたという。

絵理については、花澤さんが自身として地下アイドルを経験していたことから、ネットアイドルをしている絵理に近しさを感じたり、重ねて演じることもあったと振り返る。三瓶さんは、「ディアリースターズ」から始まった涼が、315プロのアイドルとして活動していくということにつながり、それがまたこうしてこのイベントであり、876プロの活動につながったことに感慨深さがあること、そして大切な存在とも語っていた。

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楽曲についても、投稿した内容に触れる形で印象が語られた、まずは、テーマ曲である「“HELLO!!”」については、3人がそろってディアリースターズを象徴する曲であり、言葉でもあると語りつつ、今聴くと歌声が若く感じるといったことでも同意していた。

愛のソロ曲「ALIVE」については、この曲は作中において愛の母であり、かつてトップアイドルとして活躍した日高舞のヒット曲という背景があるなか、戸松さんは曲の難度が高かったことがありつつも、愛が全力で魂を込めて歌う姿がグッとくるとして、自身としても舞の思いを背負って歌う愛を思いながら、必死で歌っていたと振り返る。

絵理のソロ曲「プリコグ」について、花澤さんは当時スタッフから、絵理の曲として知らされる前に何曲かを聴き、どれが好きかを質問されたところ、「プリコグ」を選んだという運命を感じるようなエピソードを明かす。

涼のソロ曲「Dazzling World」について、三瓶さんはボイス収録が進むなか、役に対しての理解が深まっていったところで、涼の男性ボーカルバージョンの必要性を感じて提案し、前述のようにハードの限界まで作りこんでいるなかでも、開発側が前向きにアイデアをくみ取ってくれたことを明かし、一緒にゲームを作っている感覚があったと振り返った。

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ニンテンドーDSの限界に挑んだ開発秘話と、開発陣からメッセージも

さらに当時の開発陣からのメッセージも寄せられ、キャストが代読する形で披露された。“ブンケイP”の愛称で親しまれた、プロデューサーを務めた田中ブンケイ氏からは、愛のキャッチコピーを決めたこと、“とつげき”をひらがなにしたのにこだわりがあったことに触れつつ、「ディアリースターズ」の目的は“アイマスの世界を広げること”とし、初めてアイマスに触れたのが「ディアリースターズ」という方にもたくさん会えたことなどといった思い出話が寄せられた。

ディレクターを務めた梶岡俊彦氏からは、キャスト3人のことについて触れられ、戸松さんについては、当時マネージャーから“自由奔放”と紹介されたことを思い出しつつ、とにかく元気でテンションが高い人にお願いしたかったという。花澤さんについては、愛が元気系なので、癒やし系キャラにしたくてウィスパーボイスが素敵な花澤さんにお願いしたという。そして最初に挨拶したときに感じた小悪魔っぽいところに、絵理のキャラクター性のピースがはまったと明かす。三瓶さんについては、オファーしたところ“かわいい女の子を演じる”と思った三瓶さんに詰め寄られたことを振り返りつつ、涼が男の子であることを説明して納得されたことを明かした。そして17年たった今でも、3人にお願いしてよかったと、感謝の言葉を送っていた。

キャラクターデザインを務めた田宮清高氏からは、同氏にとってアイマスのプロジェクトに関わったのは「ディアリースターズ」からで、当時プレッシャーに感じていたなか、田中氏と梶岡氏から「男の子を描いてほしい」と言われて戸惑ったことを明かす。

3人のなかでは涼からデザインを進め、優しい雰囲気と男性としても見える印象を出すことに悩んだ記憶があるという。愛は明るく元気な可愛い後輩キャラ、絵理はおとなしめでクールな美人な印象を持たせるようにデザインしたことを明かし、それぞれ特徴が出るように考えるのが大変だったが、今でもたくさんの方々に愛される「ディアリースターズ」に関われたことは幸運とメッセージを寄せた。

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朗読劇では、縁深いキャラクターたちもボイス付きで登場

朗読劇は「駆け抜けろ!ディアリーストーリーズ!!!」と題し、アイドル3人によるトーク&ライブ番組に出演するというシチュエーションで描かれた内容で、今のアイドル3人をはじめ、その3人を取り巻く作中に登場したキャラクターや、後輩であるヴイアライヴのメンバーたちも登場し、関係性も垣間見えるものとなっていた。

ストーリーのなかでは、愛が数々のCMに出演し人気を集めているのをはじめ、絵理は作曲やジャケットアートを手がけているほか、デジタルガジェットのレビューまで行っていること、涼は315プロの男性アイドルとして活動していることに触れられ、アイドルとして順調に活躍しているところが伺える。

ほかにも時折懐かしさを感じさせるセリフや、愛の「セーブしよー!」といった言葉が飛び出す場面も。また、バラエティ番組ということもあってか、アイドル3人に無茶ぶりのようなことをさせるコーナーもあり、そのなかでは、涼が律子のモノマネとして、律子の代表曲「いっぱいいっぱい」を歌っているときの様子まで披露し、笑いを誘う一幕も。

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なかでも、場内で歓声やざわつきが起きたところとしては、3人を取り巻くキャラクターが、ボイス付きで登場したこと。シルエット姿の876プロ社長である石川実はもとより、絵理のプロデューサーである尾崎玲子、ネットアイドルのサイネリア、日高舞、音楽プロデューサーの武田蒼一、涼のライバルアイドルの桜井夢子が姿を見せ、それぞれが「ディアリースターズ」の世界で活動していることが伺えるもの。とかく、朗読劇のシチュエーションにあわせた「いい番組だった、掛け値無しに」といった武田の代表的なセリフであったり、ヴイアライヴの上水流宇宙が去り際によく口にしている挨拶「バイアラ」を、サイネリアが口にしたところは、特に場内も沸いていた。

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さらにヴイアライヴのメンバーのみならず、涼が315プロで活動しているときに組んでいるユニット「F-LAGS」のメンバーである九十九一希と兜大吾も、電話でメッセージを届けるという形で登場。ある意味でオールスターかつ「ディアリースターズ」が広がった、その先にある世界が存分に味わえるものとなっていた。

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「“HELLO!!”」や3人のソロ曲も披露されたライブパート

イベントも終盤ということで、3人によるライブパートとなり、まずは「“HELLO!!”」から。3人揃って歌唱する光景を待ちわびた客席から、場内を揺らすぐらいの歓声とコールが響き渡るなかで、3人が楽しそうな雰囲気を醸し出しながら歌う。

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ここからは3人のソロ曲をフルバージョンで披露。まずは花澤さんによる「プリコグ」では、デジタルポップと表現できるようなエレクトリックな曲に、絵理としてのウイスパーボイスをのせて届けていく。特徴的なフレーズである「トゥルタラ・タッタッタ・リッタ」についても、客席から声があがり一緒に歌っているような光景も見受けられた。

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三瓶さんによる「Dazzling World」では、明るいポップソングを軽快に歌い進めると、2番では男性ボーカルバージョンとして歌唱。あえて大切なメッセージを伝えるようにセリフ調で歌う箇所もあり、涼としての思いを示すようなステージとなっていた。

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そして戸松さんは「ALIVE」を披露。多種多様な楽曲があるアイマスシリーズとして見ても屈指と言えるほどの壮大なバラードソングであるなか、戸松さんが愛としての歌声を響かせる。圧巻といえるそのステージは聴く人の心を揺さぶるもので、コンサートライトの手が止まって聴き入っている方も見受けられるほど。歌唱後は大きな拍手に包まれていた。

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「ALIVE」の余韻も強く残る雰囲気のなかで、キャスト3人がそれぞれ挨拶。花澤さんは水谷絵理としてステージに立てたことの喜びと感謝を伝える。三瓶さんは2人とステージに立てたこと、そして自身として積み重ねてきたものを出せたことの喜びと達成感を表し、感謝とともに、次の機会を希望する言葉が飛び出す場面も。

そして戸松さんは“日高愛役”と言えることの嬉しさを素直に語りつつ、以前サプライズ登場して以来(※2014年に開催された「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」)の出演で、そのときはひとりだけだったので、3人でステージに立つことが実現したことの喜びをあらわにしていた。そして、まだ歌っていない曲があることに触れつつ、また3人でのイベントや歌う機会を希望しつつ、お礼の言葉を送っていた。

イベントのラストナンバーとなったのは「ハッピース」。「“HELLO!!”」が収録されているCD「DREAM SYMPHONY 00」のカップリング曲であり、3人が歌うのは初めて。アイドル3人の仲の良さを詰め込んだようなポジティブな気持ちになれる楽曲であり、終始楽しそうな表情で歌う姿も印象的。ラストにゲームでの立ち絵をイメージするようなポーズを決めていたのも目を引いていた。

キャスト3人が挨拶をして降壇したあと、イベント翌日となる23日には、ディアリースターズのアイドル3人とヴイアライヴの3人による876プロ合同ライブ「Dearly Stars×vα-liv LIVE -UNDER ONE SKY !!!!!!-」が控えていることもあり、それに向けたアイドルたちの意気込みが語られるトークが繰り広げられ、期待感も高まるなかで締めくくった。

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率直な感想を言うならば、奇跡のイベントと思えるもの。17年前にリリースされたゲームで、リメイクも行われず1作のみ。展開としても外側から見れば止まっていたと表現しても差し支えない状況も続き、オープンな形での個別イベントも今回が初めてというぐらいに行われてはいなかったため、まさかこのタイミングでキャストが集うイベントが行われるとは思わなかったのが正直なところだ。

それでも降って湧いたようなものではなく、アイマスシリーズが20年間アクティブな形で展開が継続されたことに加え、シリーズのなかで何かの形でもアイドル3人が姿を見せる機会や、ライブで楽曲が他のキャストでも歌われる機会があったほか、涼が315プロと兼務という形で登場しつづけたこと、そしてヴイアライヴが876プロ所属として存在感を示したこと、そしてこれらに携わるさまざまな方々の思いがつながって876プロフェスとなり、このオールキャストミーティングにつながったからこその奇跡と感じている。

内容としても、17年間の思いがキャストからも来場したプロデューサーからも詰まったと感じられるトークに、アイドル3人だけでなく取り巻くキャラクターも含めたディアリースターズの世界の今を感じさせる朗読劇、そして初めて目にするという方も多かったであろうことが推察できるキャストによるライブステージと、17年間の時間を埋めるような感覚になれるもの。それでいて、確かな熱量の高さも実感できるもので、キャスト陣も語っていたように、新たな展開や次の機会を願いたいと思えるようなステージとなってた。

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また私事で恐縮だが、筆者がこのイベントを奇跡と感じているのは、開催されたことのみならず、「ディアリースターズ」のキャスト発表の場であり、戸松さんと花澤さんもステージに姿を見せた、2009年7月開催の「THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR’S!!」東京公演であったり、前述した2010年2月開催の関連CDのシークレットイベントの場にいて記事を書いていたゆえ、そのときの光景も思い出せるものであり、個別イベントとして開催されることも、3人がそろって歌うことも、そして客席一面に広がるコンサートライトや歓声があがる光景が見られたことも全て奇跡と思えた次第で、とても感慨深かったということは付記しておきたい。

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876プロフェスは3日間の全公演ともに、イベントの模様を期間限定でアーカイブ配信。この「THE IDOLM@STER Dearly Stars -Dearly, Dearly MEETING !!!-」に関しては、3月2日18時~3月16日23時59分までの配信を予定している。他の公演を含め詳細は876プロフェス特設サイトまで。

「THE IDOLM@STER 20th Anniversary 876 PRODUCTION FES.」特設サイト
https://idolmaster-official.jp/va-liv/event/876profes

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本業はお堅い会社の会社員。かつてはテクノロジー&ビジネス情報メディアの硬派(自称)なIT系編集記者であったにもかかわらず、ゲームエンタメ担当としてこれまで特定のキャラにスポットをあてたゲーム記事や、キャラコンテンツのライブイベント記事を書き続け、特に「アイドルマスター」と「ラブライブ!」シリーズは、10年以上にわたってあわせて100本以上を執筆。諸般の事情により、副業ゲームエンタメライターとして寄稿も行うことに。 アイマス歴は、アーケード版ロケテスト1回目からのプレーヤー。

X(旧Twitter):https://x.com/310kazuya

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