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ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)の2026年春夏コレクションを紹介。

LOSE YOUR SELF ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真1

“LOSE YOUR SELF”=「自我を捨てる」ことをテーマに据えた今シーズンのラッド ミュージシャンが提示するのは、「こうでなければならない」という固定概念を外した装い。「自分らしさ」「男性らしさ」「女性らしさ」といった数々の「~らしさ」にとらわれず、自由に服を選び取り、軽やかにまとえるようなウェアを揃えている。

繊細なレース ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真2

特に目を引くのは、繊細な透け感のレース刺繍をまとったアイテム。従来のファッションの文脈では、メンズウェアよりもウィメンズウェアに用いられることが多かった“レース”を全面に使ったブルゾンやフード付きシャツ、半袖シャツ、そしてスカートが、装いに柔らかなムードをもたらしている。

ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真37

たとえば白Tシャツとジーンズのベーシックな着こなしに、フード付きのレースシャツを羽織るとどこか浮遊感のある佇まいに。「SELF / LOSE」のロゴを前後に配したTシャツは、ボトムスの上にブラックレースのスカートを重ねて華やかさとともにシャープなアクセントを加えた。

スリット、リボン、フリルをプラス ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真41

この他にも、いわゆる「フェミニン」なディテールをフラットに取り込んだウェアが散見されている。ワイドパンツや細身のスラックスには深めのスリットを施し、脚をわずかに見せるようなデザインに。ゆったりとしたノーカラーのデニムジャケットやバンドカラーシャツのポケットにはリボンを加え、遊び心を加えた。

ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真31

ローズ柄のメッシュニットや、2025-26年秋冬コレクションに続いて登場するフリル付きのシャツもまた、静謐ながらエレガントなムードをまとっている。ドレッシーなウェアに用いられることの多いベロア素材を用いたトラックジャケットやパンツには、地の色とは対照的なカラーの染めを施して奥行きのある表情に。ベロア特有の光沢感に陰影を加え、艶に深みを与えることでカジュアルウェアにもなじむ風合いに仕上げている。

程よいゆとりと端正さの均衡 ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真19

シルエットは身体に程よく寄り添いつつ、ゆとりのある造形が採用されている。さらりとした質感のシャツや耳付きフーディーはボックスシルエットに仕立て、アクティブなパーカやMA-1は袖や身頃に分量を持たせて曲線的なラインを描き出している。

ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN) らしさ|写真33

また、ウールギャバジンやレザー調のジャージなどで仕立てたワイドパンツは生地のしなやかさを生かし、緩やかなドレープが出るように仕立てた。肩の力を抜いた気負わないムードと、端正さの絶妙な均衡が保たれているのが印象的だ。

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