東京・西浅草に店を構える「浅草コスメカフェ カナリヤ」は、「年齢や国籍、性別を問わず、誰もが気軽に集える場」を理念に掲げ、化粧品販売を中心に幅広いサービスを展開している。
店内では、化粧品だけでなく、コーヒーやオーガニックワインの提供、エステなども行っており、化粧品店の枠にとどまらない「ふらっと立ち寄って過ごせる場所」が特徴だ。
さらに、2024年には、外国人観光客が多い浅草という立地にあわせ、観光客向けの手荷物預かりサービスも開始した。同店の歴史や地域・顧客に寄り添った店づくりについて、2代目店主である袴田貴子氏に話を伺った。
舞台化粧の店として誕生し、
今では観光客も訪れる店へ
浅草コスメカフェ カナリヤは1955年に創業した。高度経済成長期の勢いに満ちた時代、周辺地域は当時「浅草芝崎町」と呼ばれ、華やかな浅草国際劇場を中心に映画と舞台文化が栄えていた。カナリヤはそこで舞台化粧の専門店として誕生し、踊り子や芸人の舞台メークを支える店として、浅草の芸能文化とともに歩み始めた。
