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【関連写真】NHK『Shrink -精神科医ヨワイ-』で精神科医役を務めた中村倫也

◆デビューして食べていけるのは10万人に1人の世界で奮闘
現在のK-POPブームの中で、若年層を中心に“推し活”を楽しむ人や、アイドルを目指す人は多い。

そうした中、元・音楽プロデューサー・吾妻潤(中村倫也)がNAZEのメンバーに言い放った「デビューして食っていけるのは、たった数組。つまり10万人に1人だ」という言葉は印象的であった。この厳しい世界では、14時間のレッスンは当たり前で、なおかつ努力自体が評価されることはほとんどない。

吾妻は「ほとんどの人間が若さを犠牲にして後悔することになる」「早めにやめて真面目に働け」とキムゴンに助言していたが、この言葉には彼への思い遣りがこもっている。

アイドルを目指す場合、10代から20代の貴重な時期を捧げる覚悟が必要だが、挫折した場合は人生の再設計を迫られる。近年は未経験からのキャリアチェンジのハードルが下がっているとはいえ、社会人経験が浅いと同世代との比較で不利になるケースは依然としてある。アイドルとして成功すれば、高収入を得られる可能性もあるが、アイドルの卵の段階でお金の必要に迫られれば、普通に働く方が現実的だ。

K-POP界で“残り物”の烙印を押され、どこへ売り込んでも門前払いされる日々を送るNAZEであるが、それぞれが悩みや苦労を抱えている。例えばキムゴンは、ギャンブル癖のある父と闘病中の母を心配し、ユウヤは人気グループ・TORINNER(トリナ―)のセンターである兄・リョウへのコンプレックスに苛まれている。

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