ヨガやバレエのレッスンウェア、アスレジャーの枠を超え、ランウェイや街中でも存在感を増すレギンス。スキーウェア由来のすっきりとした“フュゾー”タイプから、ややフレアなシルエットまで、快適さと美しさを兼ね備えたその魅力が、あらためて注目されている。
バルマン(BALMAIN)の2025-26年秋冬コレクションでは、レギンスを軸に据えたルックが多数登場。アトライン(ATLEIN)は、フュゾーをハイカットのボディやテイラリングと大胆に組み合わせ、レギンスの新たな可能性を際立たせた。

バルマン 2025-26年秋冬コレクション

アトライン 2025-26年秋冬コレクション
この流れに呼応するように、セレブリティの間でもレギンス人気が再燃中。ヴィクトリア・ベッカムは、フュゾーにポインテッドトゥのパンプスと構築的なテーラードジャケットを合わせ、“クワイエット・ラグジュアリー”を体現。一方、イリーナ・シェイクは、レギンスを黒のロングブーツと合わせ、シックにまとめている。

ヴィクトリア・ベッカム
Neil Mockford
イリーナ・シェイク
Ignat/Bauer-Griffin
さりげなく寒さ対策。レギンスという冬の味方
ファッション性が高まる一方で、レギンスは実用面でも頼れる存在だ。デニムやスラックスの下に一枚忍ばせれば、見た目には響かせることなく、しっかりと寒さを防いでくれる。
そこで注目したいのが、ユニクロ(UNIQLO)のヒートテックをはじめとする高機能インナー。ヒートテックは、体から発せられる水分を吸収して発熱する極細繊維を採用し、薄手でありながら安定した暖かさを叶える。一方、アウトドアブランドが展開するモデルには、ウィンタースポーツにも対応するタフな設計のものも多く、機能性と快適さを兼ね備えた選択肢が揃う。いまやこれらは、世界中で冬のワードローブに欠かせない定番となった。
重ね着による着膨れを回避しながら、氷点下の環境にも対応できる──そんな現実的なレイヤリングが、冬のおしゃれの自由度を静かに押し広げている。
