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【画像・写真4枚目】クマリデパート・葵ミヅキ「“かわいい”がまだ探り中で…」―プロデューサーの言葉に応えられなかったレコーディング室の闘い(撮影・小田アヤネ)
Photo By スポニチ

 新体制で新たなステージへと歩み始めたクマリデパート。その未来を担う新メンバーの一人、葵ミヅキが東京・越中島のスポーツニッポン新聞社でインタビューに応じた。オーディションに落ち続けた過去、デビュー後に直面した壁、そしてファンとの出会いの中で見つけた「自分の武器」。不器用ながらも、ひたむきに夢を追っている。(「推し面」取材班)

クマリデパート特集|全員独占ソロインタビューで「知られざる素顔」に迫る

 アニメ『アイカツ!』の世界に憧れ、いつしか自らもステージを目指していた。だが、現実は甘くない。「何回か受けたんですけど、上手くいかなくて」。レッスンに通いながらも届かない吉報に、「本当に(アイドルに)なれるのかな」と不安が心をよぎる。そんな時、一筋の光が差し込んだのがクマリデパートの新メンバーオーディションだった。レッスンで馴染みのあった楽曲が、背中をそっと押した。

 掴み取った合格。だが、本当の戦いはそこからだった。初ステージは「緊張しすぎてお客さんの顔が全然見ることができなくて」。パフォーマンス中はただ、目の前の光景が過ぎていく。しかし、MCでふと顔を上げた瞬間、目に飛び込んできたのはファンの温かい笑顔だった。「嬉しくて感極まってしまいました」。この景色を守りたい。ここから、ファンと共に成長していく物語が始まった。

 人生初のアイドル活動。それは、答えのない問いの連続でもあった。「どういうアイドルを目指したらいいのか、まだ探り中だったりして」。歌い方を変えようにも、その方法すら分からなくなる。迷いの暗闇の中で道標となったのは、またしてもファンの言葉だった。「特典会で『成長したね』とかを言ってくれるから、あ、成長を見せられているんだって思って安心できたりしています」。

 幼い頃から習ってきたダンスには自信があった。だが、歌を褒められる喜びは格別だ。「デビューしたての頃の映像を見返すと、自分でも成長できてるのが実感できて嬉しくなってます」。そして、最大のコンプレックスだった“笑顔”。「あまり好きではなかった」というその表情を、「幼くて良いね」とファンは受け入れてくれた。だから今、自分の笑顔を好きになれた。「みんなの言葉が自分の中で響いてる。大切にしていきたいです」。

 ファンが教えてくれた武器を手に、もう夢を語ることをためらわない。「オーディション中に豊洲PITにクマリデパートのライブを見に行ったことがあって。私も豊洲PITのステージに立てるくらいになりたいです」。一人ひとりの心に響くパフォーマンスを届けるために、挑戦は、まだ始まったばかりだ。

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