五島列島出身のアーティストがいたら、おしえてください!
九州本土の西に位置する長崎県・五島列島の出身といえば、女優の川口春奈や幼少期に過ごした元欅坂46のメンバーの長濱ねるが知られていますが、歌手の脇田もなりもそのひとり。1995年1月28日に五島列島で生まれ、大阪で育ちました。
脇田は、2012年6月より大阪発のアーバン・ガールズ・コレクティヴ“Especia”(エスペシア)で音楽活動をスタート。近年、2020年にドージャ・キャット「セイ・ソー」の日本語カヴァーで世界的な脚光を浴びたインドネシアのレイニッチが、松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」のカヴァー動画を投稿したあたりからシティ・ポップ・ブームが再燃しましたが、Especiaはそのシティ・ポップ・ブームが到来する前に終わりを告げた“早すぎたグループ”として、メディアなどで語られることもしばしば。AORをはじめ、ファンク、ディスコ、ブラコン(ブラックコンテンポラリー)からヴェイパーウェイヴなどまでさまざまな要素を包含したアーバンな音楽性に加え、バブル期やY2Kなどのヴィジュアルやファッションを取り入れた作風は、J-POPのみならず海外でも増加したレトロ・カルチャー・スタイルを先駆けたものとして、カルト的に評されています。
そのEspeciaのリードヴォーカルとして冨永悠香(現・HALLCA)とともに人気を博していた脇田は、2016年にグループを離れると、同年9月よりソロキャリアを始動。11月に「IN THE CITY」でシングル・デビューを果たしました。ストック・エイトキン・ウォーターマン(SAW)サウンドを想起させるユーロビート風の「Boy Friend」(写真)やハウス界のレジェンドの福富幸宏プロデュースによるダンサブルなハウス・チューン「I’m with you」といったシングルを経て、翌2017年にデビュー・アルバム『I am ONLY』をリリース。以来、2023年の『UNI』までオリジナル・アルバム4作を発表しています。楽曲制作陣には前述の福富幸宏のほか、西寺郷太(NONA REEVES)、Dorian、一十三十一らが名を連ね、山下達郎フォロワーを自称するインドネシアのバンドのIkkubaru(イックバル)ともたびたび共演、2022年に2度目の出演となった韓国のイベント「THIS IS THE CITY LIFE」では入場規制となるなど、国内のみならず支持を獲得しています。
2023年末に入籍、2025年の出産で一時休止状態でしたが、2024年より参加している男女ツイン・ヴォーカル・バンドのYIKO(イコウ)のヴォーカル、Monariとして活動を継続。YIKOは、2024年12月に1st EP『YIKO』をリリースしています。
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