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日向坂46の五期生、大野愛実(18)が、今月28日にリリースされる16枚目シングル「クリフハンガー」で初選抜、初センターに抜てきされた。25年3月に加入し、わずか10カ月ながら高い表現力を武器に大役を担う。「坂道の火曜日」初登場となるゴールデンルーキーが、同曲への思いや、目指すアイドル像を存分に語り尽くした。【寺本吏輝】

日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)

★背中押す手

センターを伝えられた際を「ワクワクが大きくて、光栄でした」と振り返った。加入前から大好きなグループで「センターを任せていただける事実がうれしかったです」と目を輝かせたという。一方、大好きだからこそ「足を引っ張ってしまうのでは、日向坂46の名前に泥を塗らないように…という不安もありました」と重圧も感じる。

それでも「不安と葛藤が人一倍あるポジションだと覚悟していました。私はそこで負けたくない。さまざまな面で成長するチャンスです」ときっぱり。プレッシャーも推進力に変え、力強く踏み出した。

先輩との関わりで「チーム日向坂46」を感じたことも大きな後押しとなった。特に印象深いのが小坂菜緒(23)と正源司陽子(18)の“手”。「おふたりが私の背中を押すという振り付けがあって、最初は手を添えるだけだったんですが、何度も踊っていくうちに背中を押す力がどんどん強くなっていきました。意識されていたか聞けていないんですけど、エネルギーを送ってくださっているんだと感じました」と笑顔で話した。

日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)

★リスペクト

頼もしい先輩を背に「その強さに負けないくらい、自分の意思で前に出ようという気持ちを表現したくて。これからパフォーマンスをする際、その瞬間にしかできない表情でパフォーマンスしたいと思います」とアピール。パワーも受け取り「自分と対峙(たいじ)する時間がすごく学びになって、自分にしかできない表現でセンターで踊りたいと思うようになりました」と、自分らしさを磨くことができた。

同曲は、恋愛をベースに葛藤を描く曲。「歌詞はラブソングに近いけど、私はこの曲を日向坂46の未来に重ね合わせて表現した部分が大きいです」。ミュージックビデオ(MV)では光と影の対比も描き「MVのテーマの1つ、『走る』ことは私が思う日向坂46のイメージそのものです。涙が出るくらい、息切れするくらい走る、全力を表現しました」と自信を見せた。「MVの後半には14人で真っ暗なトンネルを走って、その先に光があるというシーンがあって、この楽曲に欠かせない要素だと思います」と語った。

自身の魅力について「自分についてまだ知らないことが多いことが逆に魅力になっているのかな…」と考えつつ、「おひさま(ファンの総称)と一緒に大野愛実という人格を作っていけたらと思っています」と笑った。誰にも負けないのは「日向坂46への愛とリスペクト」と断言。

続けて「私、夢があって」と真っすぐなまなざしで切り出し、「日向坂46を擬人化したような人間になりたいんです」と大きな目標を掲げた。

日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)日向坂46の16枚目シングル「クリフハンガー」で初センターを務める大野愛実(撮影・宮地輝)

★感謝忘れず

「日向坂46が歩んできた軌跡が好きで。元々けやき坂46(ひらがなけやき)というグループから始まって、当時はファンとして、きっと反骨心もあるのだろうなと思っていました」という。グループの一員となったことで、改めて軌跡を見つめた。大事にしたいのは「コツコツ努力を重ねた先にあるハッピーなオーラ」で、「先輩方が歩んできた道を1歩1歩踏みしめて、これから進んでいきたいです」と意気込んだ。

憧れの世界に飛び込んでまもなく1年。「こんなにたくさんの感情に出会うんだって思っています。本当に感謝しています」と激動の日々にも感謝を忘れない。がむしゃらに挑んだ1年目を踏まえ、「ただ突っ走るだけじゃなくて、1つ1つを学びに変えて、どれだけ前に進むかという距離よりも、どれだけ自信や経験を得られるか、“質”で勝負したいと思っています」と見据えた。名実ともにグループの体現者へ、期待の新星から目が離せない。

◆大野愛実(おおの・まなみ)2007年(平19)5月5日、東京都生まれ。愛称「まなみん」など。今春放送のNHK連続ドラマ「ラジオスター」出演。153センチ。血液型B。

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