アイム メン(IM MEN)の2026年秋冬コレクションが、2026年1月22日(木)、フランス・パリにて発表された。テーマは「FORMLESS FORM」。
世界中のフォーマルウェアが醸す“ちゃんとしている”を探求
2025年秋冬シーズン、初めてパリでコレクションを発表したアイム メン。イッセイ ミヤケの創業者・三宅一生の「一枚の布」という考え方を男性の身体という視点から捉え、実用的・機能的な日常着を提案するブランドだ。
今季目を向けたのは、たった一枚の布の中に潜む“本質”。世界中のフォーマルウェアが、なぜ着用するだけで「ちゃんとしている感」が出るのか?フォーマルたらしめるのは胸元の空き具合?歴史的背景か?これらの問いを追求していった。また、品や美しさが香りや湯気のように立ち昇ってくるイメージを衣服に乗せて、ファブリックと身体との関係性を模索した。
テーラリングはもちろん、民族衣装を思わせる世界中のフォーマルウェアにも敬意を表した今シーズン。ジャケットやトレンチコートなどは、生地感たっぷりの襟元が特徴的。凛と背筋を正したくなる、そんな衝動をもたらしてくれそうだ。
中南米の民族衣装を彷彿とさせるのが、多数の布を重ね合わせたルック。淡いミントグリーンやブラックのコートは、前合わせが折り紙のように折り重なっている。また、カラーブロッキングが目を惹く複数のマフラーを組み合わせたピースも。単体で身体に巻き付けたり、繋ぎ合わせて巻き付けたり、身体の輪郭を消すようにして重ねており、温かなアティチュードを演出している。
一日の始まりにはすっと襟を正し、終わり際にはふと肩の力を抜く。その時間帯に見られる朝陽と夕焼けは、美しいグラデーションによって表現されている。繊細な染め技術により、色鮮やかにトレンチコートやスカーフと一体化するテーラードジャケット、うねるような袖が特徴のトップスなどを彩っている。



