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ヒップホップアイドルユニット・lyrical school(リリカルスクール 通称・リリスク)が、4月19日(日)に恵比寿LIQUIDROOMで開催するワンマンライブをもって解散すると発表した。

解散に先立ち、4月には大阪と名古屋を巡るラストツアーを開催するほか、同月には福岡でのライブ出演も決定している。

アイドルラップの中心的グループ・lyrical school

lyrical schoolは、2010年に“清純派ヒップホップアイドル”というコンセプトで結成された「tengal6」を前身とするグループ。2012年に現在のグループ名へと改名した。

2016年にキングレコードからリリースしたメジャーデビューシングル「RUN and RUN」では、スマートフォンの画面をジャックするような縦型映像が大きな話題を呼んだ。

lyrical school「RUN and RUN」

その後、幾度かのメンバーチェンジを経て、2023年2月からはminanさん、sayoさん、tmrwさん、hanaさん、manaさん、malikさん、ryuyaさん、reinaさんによる男女混成8人組ユニットとして活動している。

なお、現在活動を休止しているメンバーのryuyaさんについては、引き続き本人と相談しながら、解散までの活動について検討していくという。

「新しい理想のアイドルのかたち」としてのlyrical school

今回の解散にあたって、プロデューサー・キムヤスヒロさんは公式サイトで、「最初は正直、『何か面白いことができそう』――そんな大学生の好奇心から始まったプロジェクトでした」と立ち上げ当初を振り返った。

また、新メンバー7名を迎えて以降の現体制での活動を「“新しい理想のアイドルのかたち”を作るためのチャレンジングなプロジェクト」とした上で、それを「“続けられる形”にまで落とし込み、守り切ることができませんでした」とコメント。

さらに「今振り返ると、『このまま続けていれば、いつか届くべき人たちにも届く』新鮮な着想からスタートしたはずの企画を、『このままのやり方では、届くはずの人にも届かない』時代遅れな手法や考え方で進めてしまったように思います」と、反省を述べた。

その上で、「気づいた時には、制作のクオリティとマネジメントを同時に高い水準で維持することが難しくなっていて、結果としてこれ以上続けていくことができない、という結論に至りました」と、解散に至った経緯を綴っている。

アイドルラップというジャンルのみならず、数多くのアイドルカルチャーに大きな影響を与えてきたlyrical school。4月19日の恵比寿LIQUIDROOMが、リリスクとしての最後のパフォーマンスとなる。

yam_nyam

タナカハルカ

武蔵野美術大学中退後、フリーのゲームライターとして執筆業を開始し、自身でもインディーゲームを開発。アイドルグループの運営スタッフやオーガナイザーとしても活動。2025年8月からKAI-YOUで編集/ライターとして従事。得意ジャンルは地下アイドル、インディーゲーム、モダンカートゥーンなど。著書に『海外ゲーム音楽ガイドブック ビデオゲームからたどる古今東西の音楽』(DU BOOKS)、『楽曲派アイドル・ガイドブック ももクロ以降のアイドルソング再考』(双葉社)がある。

ヒップホップアイドルユニット「lyrical school」解散 15年の活動に幕

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